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乳房肥大症を詳しく:原因・症状・検査・治療など

公開日: : 最終更新日:2018/10/18 女性に多い病気

乳房肥大症とは

小児乳房肥大症(しょうににゅうぼうひだいしょう)

小児乳房肥大症とは、思春期が到来する前のこどもの乳房が過度に発達する病気です。

思春期乳房肥大症、真性乳腺肥大症

思春期が到来するにあたって、男子の乳房が過度に発達する病気です。
左右の一方に起こることもあれば、両方に起こることもあります。

乳房下垂症(にゅうぼうかすいしょう)

年月を経ることによる乳腺の変化によって乳房の形を維持できなくなり、ヘチマのように垂れ下がった状態です。

乳房肥大症の原因

小児乳房肥大症

性腺(せいせん)、副腎(ふくじん)などに起こる病気の症状として、乳房肥大症が起こることがあります。

病気の治療目的で使った薬剤の副作用として、乳房肥大症を招くこともあります。
そのほか、乳房肥大症には原因がはっきりしないものもあります。

思春期乳房肥大症、真性乳腺肥大症

思春期にはたくさんの性ステロイドホルモンが出ます。
精巣(せいそう)でも女性ホルモンの一種であるエストロゲンは出ます。
そのため、女子でなくとも乳腺の肥大が起こることがあります。

乳房下垂症

妊娠授乳期には乳腺が一番発達して乳房が大きくなりますが、授乳を行なわなくなることによって乳腺はしだいに萎縮(いしゅく)していきます。

その後、それまで活発だった乳腺の細胞が少しずつ減少していって、結合組織や脂肪に置き換わっていくことにより、形を維持できなくなり垂れ下がった状態になります。

乳房肥大症の症状

小児乳房肥大症

乳房肥大症は、思春期を迎える前であるにもかかわらず、乳房が発達することによって起こります。

思春期乳房肥大症、真性乳腺肥大症

思春期の男子で乳輪の下にしこりが生じます。
痛みの症状が出現することもあります。

乳房下垂症

こどもを産み、授乳を行なう経験を積むことによって、徐々に形の変化が目立ってくるようになります。

乳房肥大症の検査・診断

小児乳房肥大症

乳房肥大症かもしれないと思った場合には、小児科へ行けば対応してくれます。
また、内科へ行くのも選択肢のひとつです。
医療機関では、視診(ししん)や触診(しょくしん)、エコーで乳腺の存在を調べます。

エコー検査は超音波検査ともいって、人間に聞こえない高い周波数の超音波を体にあてることにより、その反射を映像化して体内の内部の状態を調べることができる、画像検査法のひとつです。

ほかには血液検査をすることによって、ホルモンの問題の有無を調べます。

思春期乳房肥大症、真性乳腺肥大症

視診、触診、エコーで乳腺肥大が起こっていることがわかれば、この病気と診断が下されます。

乳房下垂症

視診、触診で乳房下垂症が起こっていることはわかります。
エコー検査や乳腺のX線(エックスせん)検査によって乳腺が脂肪に変わっていれば、このことが乳房肥大症を起こしていることを決定づける要素になります。

乳房肥大症の治療

小児乳房肥大症

乳房肥大症が性腺や副腎などの病気で起こっているか、病気の治療目的で使っている薬剤の副作用として起こっている場合に関しては、原因の対策をします。

原因がはっきりしない乳房肥大症に対しては経過観察をすることになります。

思春期を迎えることによって、まわりのこどもとの胸の大きさに違いがなくなってきます。
それに伴って、本人も意識しなくなります。

思春期乳房肥大症、真性乳腺肥大症

たいていの場合、数ヶ月間が経過すれば自然によくなります。
真性乳腺肥大症では、成人を迎えたあとにも乳腺のはれといった症状が持続するため、切除を行なうことになる場合があります。

乳房下垂症

乳房下垂症という名前で呼ばれてはいますが、生理現象で治療は不要です。
年月を経ることで自然に起こることと割り切ることができれば、ほうっておいてまったく問題ありません。

見た目の美しさを気にすることであれば、バストアップなどを行なう方法がありますが、保険適用ではない点に注意が必要です。

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