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更年期障害の原因・症状や検査・治療・サプリなどのまとめ

公開日: : 最終更新日:2017/05/31 女性に多い病気

閉経を迎える頃になると女性のホルモンバランスは変化し、心身のさまざまな不調があらわれるようになります。
この体調不良のことを更年期障害といいますが、多くの女性が悩まされています。
ただ、経験していない人は具体的に更年期障害とはなんなのか、症状は、原因はといった具合に知らないことが多いという人は少なくありません。

単なる一時的な体調不良と捉えている人もいますが、更年期障害と思っていたら命に関わる深刻な病気だったなど、決して軽視することができない病気なのです。
また、一時的な不調と認識している人のなかには、時期が過ぎるまで我慢するしかないと思っている人もいるかもしれません。

更年期障害は治療をおこなえる不調であり、病院で適切な治療を受ければ楽になることができるのです。
そのほか、従来は女性特有のものとして扱われていた更年期障害ですが、現在は男性にも起こるということで注目を集めています。

このサイトでは、こういった更年期障害に関するあらゆる情報を掲載し、深く理解するために役立つコンテンツが盛りだくさんとなっていますので、
今後の参考してお役に立てていただければ幸いです。

更年期障害とは

更年期障害とは、なんとなくイメージはできるものの、具体的にどういう状態を指すのか理解していないという人も少なくないでしょう。

まず、女性は閉経を迎える前後数年間を更年期といいますが、人によって時期は異なるものの、40歳以降に卵巣機能の低下が著しくなります。
この卵巣機能の低下が原因となって、ここから分泌がおこなわれている女性ホルモンのエストロゲンが少なくなります。

エストロゲンの分泌量が減少することにより、ホルモンバランスが崩壊してしまうというトラブルが起こるのです。
そして、ホルモンバランスが崩壊することによってどういった自体を招くのかといいますと、自律神経の調節機能がおかしくなります。

ホルモンバランスの崩壊により自律神経が乱れてしまうことにより、ほてり、のぼせ、冷えといった身体的症状やイライラ、不安、抑うつといった精神的症状など、実に多種多様の症状が引き起こされてしまいます。
以上のような、閉経を迎えるあたりに招く女性ホルモンの分泌量減少、ホルモンバランス、自律神経の乱れ、そしてこれらが原因で引き起こされる心身の不調のことを更年期障害というのです。

なお、更年期障害はだれにでも一様に同じ不調が引き起こされるわけではありません。
個々人の性格によっても程度は異なりますし、ストレスを溜め込んでいることでも程度がひどくなるのです。

つまり、その人の精神的な部分によっても状態の良し悪しは変わってくることになります。
また、前述した症状のうち、どれか1種類だけの症状が起こるというわけではなく、通常は複数の症状が併発している状態になるケースが多いです。

そのほか、毎日同じ状態というわけでもなく、症状が軽い日もあれば、重い日もあるというのが特徴といえるでしょう。

なお、以前は更年期障害というと女性特有の不調と認識されていましたが、いまは中高年の男性ホルモン、テストステロンの分泌量が減少することで起こる男性更年期障害もあることがわかっています。

更年期障害の原因

一般的に、多くの女性は50歳あたりになると閉経を迎えることになります。
この閉経をはさむ45~55歳の時期のことを更年期といいます。
実際に閉経を迎える年齢は前後しますので、早い人だと40歳代の前半に更年期を迎える人もいます。

この時期に起こる心身の不調に更年期障害がありますが、どういったことが原因で引き起こされるのか、疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
このことに関し、前述した時期を迎えると、卵巣の機能の低下が著しくなります。
40歳あたりから卵巣機能低下が起こると同時に、女性ホルモン(卵胞ホルモン)のエストロゲンの分泌量も著しく減少してしまうのです。

エストロゲンが分泌される量が少なくなると、この女性ホルモンによりコントロールされていたカラダのいろいろな機能が障害されてしまいます。
そのほか、エストロゲンが足りない状態に陥ると、そのことを察知した脳が卵巣へとエストロゲンを分泌するよう命令を送ることになります。

ただ、この指令どおりにエストロゲンの不足が十分にカバーされることはなく、それどころか興奮を招いてしまうこととなり、自律神経の調整機能に異常が起こることになってしまうのです。
その結果、身体的な症状や精神的な症状が引き起こされるようになり、体調不良に陥ってしまうというわけです。

以上のことをまとめると、更年期の卵巣機能低下、女性ホルモンのエストロゲンの減少、自律神経の乱れが原因となって、更年期障害を発症することになるということができるでしょう。
なお、こういった心身の不調というのは多少なりともこの時期の女性には多くみられるものですが、ごく軽度のものでは更年期障害として扱われ、治療を要するものではありません。

更年期障害と判断が下されて治療が必要になるケースでは、日常生活に支障をきたすレベルのものが多く、このような場合には治療を受ける必要性があるといえるでしょう。
いずれにせよ、更年期障害と思われる体調不良で悩んでいる人は、治療が可能なものですので我慢するのではなく、医療機関に相談してみることをおすすめします。

更年期障害の主な症状

多汗

閉経前後の約10年間のことを更年期といい、この時期に起こる心身の不調のことを更年期障害と呼びます。
実にさまざまな症状が引き起こされ、人によっては複数の症状に悩まされることも少なくありません。

主な更年期障害の症状の一つとしては、多汗を挙げることができます。
だれでも大なり小なり汗をかくものですが、多感は汗をかかなくてはいけない状態でないにも関わらず、大量の発汗が認められるのが特徴です。
いいかたは悪いですが、病的に汗をかく症状のことを多汗と呼び、通常の発汗とは区別されているわけです。

更年期障害の症状として引き起こされる場合の原因ですが、更年期には女性ホルモンの減少が著しくなります。
女性ホルモンの減少は卵巣機能の低下により起こり、さらには自律神経の乱れへと発展してしまいます。

この自律神経の乱れにより多汗の症状が引き起こされてしまうというのが、更年期障害で起こる多汗症状の特徴です。
また、更年期障害の多汗は、ほてりやのぼせといったホットフラッシュ症状の一つとして分類されています。

なお、多汗の症状は、別のトラブルを招く引き金になりかねないという点に注意が必要です。
どういった問題が起こるのかといいますと、多汗により汗疹の症状を招くリスクが増大してしまうのです。

汗の量が多くなると汗腺の詰まりを起こしやすくなるのですが、そうなると詰まりを起こしたところの周辺組織を刺激し、赤いブツブツが多数発生するようになります。
これが汗疹なのですが、強いかゆみを伴うのが大きな特徴です。

このかゆみも更年期障害で起こりやすい症状の一つなのですが、原因としてはほかに乾燥を挙げることができます。
汗疹によるかゆみだけでなく、乾燥によるかゆみにも気をつけなくてはいけません。

なお、日常生活でおこなえる対策としては、多量の汗をかいた際にはすぐに処理することが大切です。
乾いたタオルではなく濡れタオルを使用して汗をふくと、汗だけでなく雑菌も一緒に取り除くことができます。

生理不順

更年期障害の症状というより、更年期を迎える頃になると多いのが生理不順です。
更年期は閉経前後の10年間のことを意味しており、閉経後には生理がなくなりますので、生理不順は閉経前に起こるのが特徴といえます。

40~45歳頃からの10年間が更年期にあたりますが、40歳を過ぎたあたりから女性の体には大きな変化が起こります。
更年期には女性ホルモンのエストロゲンのバランスが急激に変わり、これが原因となって生理不順の症状が引き起こされてしまうのです。

女性ホルモンの著しい減少がはじまると、閉経を迎えるまでのあいだに出血量が減少するほか、月経の日数も短期間に変化します。
さらに月経の頻度が高くなってしまうというのも、更年期の生理不順の特徴といえるでしょう。
そして、45歳あたりの年齢に差し掛かると、今度は月経の頻度が低くなってしまいます。

どの程度の頻度になるのかは個人差がありますが、2ヶ月に1回、もっと遅い人だと3ヶ月に1回しか生理がこないようになってしまうのです。
また、以前は日数が短くなっていた月経が、今度は長引くようになってしまうのも、この時期の生理不順の特徴といえるでしょう。

更年期における生理不順は、以上のような流れを経て、最後には閉経を迎える形になります。
なお、更年期の生理不順というのは、年齢の高まりによる女性ホルモンの減少だけが原因ではありません。

ほかにも複数の原因があるため、くれぐれも注意しなくてはいけないでしょう。
どういうものが挙げられるのかといいますと、まずは精神的ストレスがあります。
ストレスによってもホルモンバランスが乱れてしまい、生理不順の症状が起こってしまいます。

また、ストレスで眠れなくなる人がいますが、不眠症状によってもホルモンバランスの崩壊、生理不順の原因となります。
そのほか、女性に多い悩みとして冷えがありますが、この症状も女性ホルモンの分泌に悪影響を及ぼします。

冷え対策をしないままにしておくと生理不順につながるだけでなく、より冷えがひどくなるという悪循環に陥りかねません。

肌のかゆみ・乾燥

更年期障害の主な症状としては、肌のかゆみ・乾燥を挙げることができます。
この2種類の症状ですが、実は密接なつながりがあるのです。
まず、更年期障害でなくとも、肌というのは加齢により老化が進行してしまうという特徴があります。

皮脂腺や汗腺の機能低下が起こり、肌の保湿能力がダウンして、カサカサしやすくなります。
これが乾燥の症状ですが、とりわけ更年期を迎える頃になると女性ホルモンのエストロゲンが減少し、肌の乾燥を招きやすくなってしまうのです。

この乾燥がきっかけとなって、かゆみの症状が引き起こされてしまい、かけばかくほどかゆみは増幅し、ひどい人だと夜も眠れません。
睡眠が阻害されるとより乾燥はひどくなり、さらなるかゆみを招くという負のサイクルに陥ってしまいます。

なお、元々乾燥肌だという人は、そうでない人より更年期障害による乾燥やかゆみがひどくなりやすいため注意が必要といえるでしょう。
それから、更年期障害ではとくに体を動かしているわけでもないのに発汗がみとめられることがあります。

この汗も厄介なものであり、発汗量が多いと汗が出る場所に詰まりを起こしてしまいます。
これにより周辺組織に刺激が加わってしまい、かゆみの症状が引き起こされるケースもあるのです。

なお、近頃は男性の更年期障害があるということで注目を集めていますが、乾燥やかゆみの症状は男性にも起こり得るものなのです。

女性の更年期障害では女性ホルモンの分泌量が減少し、肌の乾燥を招くといいましたが、男性の更年期障害の場合には男性ホルモンの分泌量が減少することで、乾燥の症状を招いてしまうという特徴があります。

男性の場合は還暦を迎えるあたりから男性ホルモンの分泌量が減少し、皮脂腺の機能低下を招いてしまうために肌が乾燥しやすくなってしまうのです。
また、男性の場合も肌が乾燥した状態になってしまうことによって、かゆみの症状が引き起こされてしまうのが特徴となっています。

肩こり・腰痛

更年期障害になりますと、身体的・精神的な不調をもたらす症状がいろいろと引き起こされる可能性があります。
とりわけ悩まされている症状として多いものの一つとして、肩こりを挙げることができます。

肩まわりの筋肉の鈍痛、不快感が肩こりの特徴ですが、どうして更年期障害により引き起こされてしまうのでしょうか。
まず、更年期障害になると卵巣機能の低下や女性ホルモンの分泌量減少が著しい状態に陥っています。

こうした状態が自律神経の乱れを招くわけですが、それが肩こりにつながってしまうのです。
そのほか、更年期障害の主な症状の一つとして冷えを挙げることもできますが、冷えによっても自律神経の乱れがひどくなってしまい、肩こりがひどくなる原因になってしまいます。

さらに、更年期障害の人はとりわけ精神的ストレスが溜め込んだ状態になりやすいのですが、ストレスからくる肩こりというのもあるのです。
そして、肩こり以外に更年期障害の人に引き起こされやすい代表的な症状としては、腰痛を挙げることもできます。

腰痛は文字通り腰の痛みを伴う症状のことをいいますが、体を動かしているときにだけ感じるという人もいれば、安静にしているにもかかわらず痛みが起こるという人もいます。
また、痛みの程度にも個人差があり、少しだけ痛むという人もいれば、立っているだけでもつらいという人もいるのです。

更年期障害で起こる腰痛の場合、原因は肩こりの場合と同様に卵巣機能低下による女性ホルモンの分泌量減少、そしてこれらが引き金となって起こる自律神経の乱れといわれています。
自律神経に乱れが生じることにより腰のあたりの筋肉の緊張状態が継続し、凝り固まってしまうために痛みが引き起こされるのです。

なお、肩こりや腰痛というのは、ご存知の人も多いでしょうが、更年期障害の人特有の症状というわけではありません。
更年期だからと思って我慢していたら、実は別の病気が隠れていたということにならないよう、肩や腰の不調がある場合は病院を受診しましょう。

頭痛・めまい・耳鳴り

更年期障害で実にさまざまな身体的・精神的症状が引き起こされます。
複数種類の症状が併発することも珍しくありませんが、多くの人に引き起こされている症状の一つとしては、頭痛を挙げることができます。

頭痛には二次性頭痛といってくも膜下出血や脳腫瘍といった病気が原因となっているものもありますが、更年期障害が原因で起こっているものはこれ以外の頭痛であることがほとんどです。
更年期障害の場合には、機能性頭痛といいまして、偏頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛であるケースが多くなっています。

慢性的であったり、一時的であったりと、症状のあらわれかたに個人差があるほか、嘔吐するほどであったり、そこまでではなかったりと頭痛の程度は人によって異なります。
なお、症状に対してはトリプタン系の薬剤や解熱鎮痛薬、漢方薬などが使用されるのが一般的です。

次にめまいの症状ですが、平衡感覚が失われてしまいフラフラ・ふわふわしたり、頭がクラクラするほか、目の前が一瞬暗転する立ちくらみのような症状が起こったり、グルグルと目が回っているような状態に陥るのが特徴です。

フラフラするのは動揺性めまいといって、床や地面が揺れているといった感覚に陥ります。
それから、ふわふわするのは浮動性めまいと呼び、足元がおぼつかないような感覚をおぼえるのが特徴です。

グルグル目が回るのは回転性めまいといい、目の前の景色が回転するようにみえるため、立っているのが困難になったり、三半規管に異常を起こして嘔吐してしまうこともあります。
これらは全て女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、自律神経の調節が上手くいかなくなることが原因で起こってしまいます。

そして耳鳴りの症状ですが、周囲で実際には音がしていないのに、キーンなどの音が聞こえてしまうのが特徴です。

耳鳴りは通常耳の病気で起こるというイメージがあるでしょうが、自律神経の乱れが原因となって起こることもあります。
更年期障害でも自律神経の調節機能が障害されてしまうため、耳鳴りの症状が引き起こされるのです。

動悸・息切れ・疲労感・倦怠感

40歳以降になると卵巣機能の低下と共に女性ホルモンのエストロゲンが減少し、自律神経が乱れて心身の不調を招く女性が多くなります。
これを更年期障害といいますが、症状としては身体的なものと精神的なものに大別されます。

身体的症状だけみてもさまざまなものがありますが、代表的な症状としては動悸や息切れ、疲労感や倦怠感を挙げることができます。
まず動悸から説明していきますが、通常時より心臓の鼓動が速く・強くなるほか、脈拍のリズムがおかしくなるのが特徴の症状です。

動悸の症状は発作的に起こるのが特徴であり、原因としては更年期障害の原因でもある女性ホルモンのエストロゲンの減少が挙げられます。
次に息切れの症状ですが、呼吸が荒く激しくなったり、息苦しくなったりするのが特徴の症状です。

もっと大袈裟にわかりやすくいうと、全力疾走をしたあとのような状態に陥るのが息切れの特徴といえるでしょう。
動悸の症状と同様に更年期障害の女性ホルモン減少、自律神経の乱れから息切れの症状が引き起こされてしまうのです。

また、この女性ホルモンのエストロゲンの減少や自律神経の乱れからくるのは、疲労感や倦怠感に関しても同様です。
更年期障害における疲労感は、日頃感じる疲れよりひどく、慢性的だというのが特徴です。
なんだかこの頃やけに疲れているといった場合、実はその影に更年期障害が潜んでいたということは少なくありません。

次に倦怠感ですが、これは体がだるくなる症状のことをいいます。休息をとっているのにだるさが抜けない、安静にしている状態でもだるいというのが、更年期障害の場合には往々にしてあります。

疲労感からくるだるさもあるので、両方一緒に症状が引き起こされてしまうと、体が重苦しくきついと感じます。
ほかにもさまざまな症状が更年期障害では引き起こされますが、動悸・息切れ・疲労感・倦怠感には以上のような特徴があります。

なかには見過ごしやすいものもありますが、別の重大な病気を引き起こしている危険性もありますので、症状を自覚したら病院で調べてもらうことが大切です。

ほてり・のぼせ・冷え

更年期障害になると、心身のさまざまな症状が引き起こされるようになります。
一度に複数の症状に悩まされる人も少なくありませんが、代表的な更年期障害の症状としてはほてり、のぼせ、冷えを挙げることができます。

まずほてりですが、強い熱感が一時的にではなく慢性的に起こるのが更年期障害のケースでの特徴です。
更年期障害では自律神経の調節機能が上手くいかず、血管が広がった状態になりやすいため、ほてりの症状が起こってしまうのです。
なお、ほてりは頭や顔以外の部位に熱感が起こるのが特徴です。

次にのぼせですが、簡単にいうとほてりの頭・顔版であるといっていいでしょう。
更年期障害による自律神経の乱れにより、血管の拡張作用がもたらされやすくなっているため、頭や顔面が慢性的に熱くなるのが特徴です。

とくに顔が突発的に熱くなり、背中や首に発汗がみとめられる症状のことをホットフラッシュといいます。
なお、ほてりやのぼせといった体に異常な熱感をおぼえるような症状で、ホットフラッシュが起こるのは、更年期障害の比較的初期の段階であることが一般的です。

それから、ほてりやのぼせのようなカーッと体が熱くなる症状が引き起こされる人もいれば、反対に冷えの症状に悩まされるという人も少なくありません。
更年期障害では女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減少し、ホルモンバランスの乱れを招いているのですが、これにより血行不良を起こしたり、卵巣機能低下を招いたりしているのです。

こういったことが原因で冷えの症状が起こってしまうわけですが、睡眠時には夏場でも厚着をしたり、靴下を履いたりしないとよく休めないという人も少なくありません。

また、更年期障害による冷えは膀胱炎の原因になってしまうこともあります。冷えが引き金となって水分代謝が低下し、排尿困難となって膀胱炎を発症してしまうのです。
なお、膀胱炎になると排尿時に痛みを伴うほか、尿意を催しやすくなる、残尿感が残るといった症状が引き起こされます。

更年期障害の検査

ほてりやのぼせ、多汗、冷えといった身体的症状、イライラ、不安、憂鬱といった精神的症状を自覚している人はいないでしょうか。
とりわけ40~50歳代の人は更年期を迎えており、閉経前後の期間でもあるため、もしかしたら更年期障害かもしれないと思っている人もいるはずです。

人によっては一度に複数の症状に悩まされることも珍しくなく、日常生活に支障をきたすほど症状の程度がひどいこともあるため、病院を受診しようかと検討している人もいることでしょう。
しかしながら、一体どういう検査をするのか、心配でしかたがなく、検査に行くのを躊躇っているという人もいるかもしれません。

ここでは更年期障害の検査方法を紹介しますので、どういうことをするのか事前に把握することで、安心感を持って病院へと行くための情報としてお役立てください。
まず、病院へいくと問診がおこなわれるのが一般的です。

問診では生理の状態だけでなく、日頃からどういう症状を自覚しているのか、さらには持病や病気の既往歴、いま置かれている環境でストレスがかかっていないかといった、多岐にわたることの確認がおこなわれます。
その結果、更年期障害の疑いがあると判断された場合には、より詳しい検査が選択されることになるでしょう。

主な検査方法としては血液中のホルモンを調べる検査、膣内の潤いを調べる検査、女性特有の病気がないか調べる検査、超音波検査やX線検査がおこなわれるケースもあります。

これらの検査を受けた結果、別の病気になっておらず、更年期障害の条件を満たしている場合には、診断が下されることになるのです。
基本的に患者に大きな負担がかかるような検査はおこなわれませんので、心配しないで診てもらいましょう。

なお、どこにいけば更年期障害の検査を受けられるのか、疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
診療科は婦人科で、更年期障害の検査に対応してもらえますので、お住まいの地域にないか探していってみるとよいでしょう。

更年期が始まる年齢とは

よく更年期、更年期とはいいますが、なんとなく中高年の世代のどこかからはじまるというイメージは持っていても、具体的にいつからはじまるのかご存知ないという人は少なくありません。

更年期のはじまる年齢に関してですが、一般的には閉経を挟んだ10年間のことをいいます。
とりわけ閉経を迎える人が多いのは50歳なので、45歳あたりから55歳ぐらいまでの年齢のことを更年期というのです。

したがって、一般的に更年期がはじまる年齢は45歳ぐらいからと認識しておくとよいでしょう。
なお、この時期を迎えるにあたり、30代の終盤から40歳代のはじめから、女性のカラダには大きな変化があらわれます。

このあたりの時期から卵巣機能の低下が激しくなり、女性ホルモンの分泌量の減少が著しくなってしまうのです。
卵巣機能低下や女性ホルモン減少により自律神経が乱れてしまい起こるのが更年期障害ですが、閉経と共にいつ自分に襲い掛かってくるのかとヒヤヒヤしている人は多いのではないでしょうか。

更年期に関して、自覚する人が多いのは月経異常です。
閉経を迎える予兆として、生理のサイクルが早くなったり、遅くなったりといった具合に、周期が不規則になってしまうことがよくあります。

また、生理の日数に関しても、通常より短くなったり、長くなったりと、閉経を迎える頃になるととにかく安定しません。
経血に関しても量が少なくなったり、多くなったりと、一定しない人が多いのです。
もしもこういう変調に気付いた場合には、そろそろ閉経を迎えるかもしれないと思っておいていいでしょう。

ただし、こうした不調は子宮がんをはじめとする別の病気により引き起こされている恐れもありますので、自己判断をするのではなく検査を受けることが大切です。
また、閉経迎える時期に差し掛かると、ほてり、のぼせ、冷え、多汗、不眠、イライラ、動悸といった心身の不調が起こるようになりますが、その場合には更年期障害を疑い、病院を受診してください。

更年期障害と似た病気は?

更年期障害と似た特徴を有している病気が、実はいろいろあります。
主なものを紹介していきますが、まずはバセドウ病が挙げられます。
バセドウも更年期障害のように多汗、倦怠感、イライラといった心身の不調が起こり、更年期障害と重複した症状がみとめられるケースが多々あります。

そのためしばしば更年期障害と間違われがちなのですが、異なる点も複数あるのです。
たとえば、更年期障害で起こる症状の一つに抑うつがありますが、バセドウ病の場合は躁状態になり、間逆の特徴を示します。

また、疲労感の症状に関しても、更年期障害の場合はこれが原因で運動する気すら起こらないこともあるほどですが、バセドウ病の場合は運動しないと落ち着かない状態になるのです。
そのほか、更年期障害だと食欲不振に陥りますが、バセドウ病だと食欲旺盛になるという特徴もあります。

バセドウ病以外の似た病気としては、子宮がんや子宮筋腫といった婦人科系の病気を挙げることもできます。
更年期を迎える頃になると月経異常の症状がみとめられるようになりますが、更年期障害だと思い込んでいたところ、同様の症状を示す子宮がんや子宮筋腫などの病気だったというケースがあるのです。

また、更年期障害の代表的な症状でもあるほてりやのぼせ、冷え、月経異常は、甲状腺機能障害でも引き起こされるため、これと間違われることも少なくありません。
メニエール病も更年期障害と似ている部分があり、めまいや耳鳴りの症状が両者共に引き起こされるため、間違えないようにしなくてはいけないでしょう。

それから、生活習慣病に分類されている糖尿病や高血圧にも、更年期障害と共通している症状があらわれます。
糖尿病の場合は疲労感やのどの渇きなどが更年期障害と一緒であり、高血圧症ではほてり、のぼせ、頭痛、めまい、耳鳴り、肩こりなど、かなり同じ症状が起こるため、間違って認識しやすいのが特徴です。

そのほか、更年期障害の抑うつだと思ったらうつ病にかかっていたというケースもあります。
少しでもおかしいと感じたら更年期障害と決め付けるのではなく、病院でどんな異常なのかしっかり診断してもらうことが適切な治療と回復につながります。

男性の更年期障害

更年期障害はホルモンバランスの崩壊が招く心身の不調のことをいい、自律神経失調症の一種として分類されています。
従来は女性特有のものとして扱われていましたが、この頃では男性の更年期障害もあるということで、一般にも認知されてきているところです。

閉経という決定的なイベントは男性の場合はないものの、症状に関しては女性の更年期障害と概ね共通しています。
ただ、男性に特有の症状も引き起こされるのが特徴で、性機能減退、性欲低下、ED(勃起不全)は男性の更年期障害で一番招きたくないものです。

ほかにも男性の更年期障害でみとめられる症状としては、疲労感、倦怠感、神経質、うつ、不眠、めまい、筋力の衰退化、集中力低下といったものが挙げられます。
症状の度合いに関しては女性のものと同様に個人差があり、若干気になる程度という人もいれば、日常生活にかなりの支障をきたしてしまう人までさまざまです。

女性の更年期障害は女性ホルモンの分泌量が減少することで起こりますが、男性にどうして起こるのか、閉経があるわけでもないのにと疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
男性の場合の原因は男性ホルモンのテストステロンが減少してしまうことにより、更年期障害を発症してしまうのが特徴です。

20~30歳代で男性ホルモンは最高潮に達しますが、そのあと40歳代の後半頃になると次第に減少していくことになります。
ただ、女性の場合とは異なり、一様に急激に男性ホルモンが減少していくわけではありません。
減少量や減少スピードには個人差があるのです。

加齢も男性ホルモン減少の一因となりますが、ストレスを多く溜め込んでいる人ほど減少量や減少速度が上昇するとされています。
ただの加齢による衰えや体調不良だと思って我慢してしまいがちですが、症状を自覚した場合には病院にいって適切な治療を受けることが大切です。

なお、食事や運動、禁煙や禁酒、ストレス解消といった生活習慣の改善に取り組むことによっても、男性の更年期障害が改善されることがあります。

更年期障害の治療

心理療法とは

更年期障害は卵巣機能低下による女性ホルモン減少が引き金となって自律神経がおかされてしまい、バランスが崩れることで身体的・精神的なさまざまな症状が引き起こされます。
主に40歳代半ばから一般に閉経を迎える人が多い50歳を挟む10年間が更年期といわれますが、心身の不調に対しては病院での治療が受けられます。

ホルモン補充療法をはじめいろいろな治療法がありますが、精神的症状が強い場合には心理療法が効果的です。
イライラ、不安、不眠、憂鬱といった具合に、更年期障害ではさまざまな精神的症状が引き起こされる可能性があり、人によっては複数併発することも珍しくありません。

診療科は心療内科や精神科、神経科などが適していますが、いきなりいくのは躊躇われるという人は、まず婦人科や更年期外来での治療を受けた上で、受診の必要性があるといわれた場合にいくとよいでしょう。
心理療法でどのようなことをおこなうのか、疑問や不安に感じている人もいるでしょうが、主なものとしてはカウンセリングを挙げることができます。

カウンセリングは面接療法ともいいますが、ほかの心理療法としては心理テストや性格テスト、催眠療法、自律訓練法といったものがおこなわれることも少なくありません。
なお、更年期障害かもしれないと思っていたらうつ病であったり、合併していたということもあり得ます。
また、精神的な症状が強いなど、患者の状態によっては薬剤を使っての治療が選択されることもあります。

たとえば、更年期障害で不眠の症状がある場合には、睡眠薬を使用することでよく眠れるようにする方法がとられることがありますし、不安や緊張が強い人に対しては、精神安定剤が選択され、使用することによって精神的な安心感やリラックスが得られるという効果が期待できるでしょう。

抑うつ症状がひどい人に対しては、抗うつ薬が選択されることとなります。
抗うつ薬というと副作用が強いというイメージがある人もいるでしょうが、この頃の薬は副作用が少ないものも出てきており、安全に使えるようになっているのです。

ホルモン薬(ホルモン補充療法)

更年期障害の代表的な治療法の一つに、ホルモン薬を使用したホルモン補充療法があります。
果たしてこれは一体どういう治療法なのか、早速解説していくことにします。
まず、更年期障害の女性というのは、女性ホルモンが著しく減少した状態に陥っています。

そのために自律神経に乱れが生じ、心身のさまざまな不調が引き起こされているわけですが、ホルモン補充療法では減少した女性ホルモンを薬として投与することにより、不足分をカバーすることが狙いです。

ホルモン薬を投与することで女性ホルモンの減少した分が穴埋めされると、閉経を迎える前のカラダと一緒の状態になりますので、更年期障害の症状が軽減される効果が得られるのです。
また、女性ホルモンというのはバランスが重要で、卵胞ホルモンのエストロゲンだけを投与するわけではありません。

一緒に黄体ホルモンであるプロゲステロンの投与もおこなわれることになるのです。
これをしなければ女性特有のがんのリスクが増大してしまうため、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの薬が併用されることになっています。

なお、ホルモン補充療法では女性ホルモンの不足補い、ほてり、多汗、息切れ、動悸、イライラ、憂鬱、不眠といった身体的・精神的なさまざまな症状が緩和されるという効果が期待できるわけですが、ほかにも望める効果があるのです。

女性は更年期に差し掛かると女性ホルモンの減少が著しくなりますが、これは更年期障害のリスクだけでなく、骨粗しょう症のリスク増大にもつながっています。
したがって、ホルモン補充療法を受けることにより、骨粗しょう症の予防効果としても一役買ってくれることになるのです。

なお、ホルモン補充療法は内服薬といって飲み薬で出される場合と、パッチ剤や湿布剤といった貼り薬という形で出される場合とがあります。
薬の効果が出ているあいだは閉経前と同じ状態にはなりますが、生理がくるということはありません。

また、冷えの症状や不眠の症状がひどい人だと効き具合が悪いことがあり、そのような人に対しては睡眠薬や漢方薬と一緒にホルモン薬を使用するよう指示がある場合が多いです。

自律神経調整薬

更年期障害の治療法としては、薬物療法を挙げることができますが、病院で治療を受けると人によっては自律神経調整薬が処方されるケースがあります。
この自律神経調整薬ですが、果たしてどのような特徴を持つのでしょうか。

まず、更年期障害は卵巣機能低下により女性ホルモンの分泌量が著しく減少することで、自律神経が乱れ、心身のさまざまな不調を起こす状態をいいます。
自律神経の乱れというのは交感神経と副交感神経のバランスが狂ってしまっている状態を指しますが、このバランスを整えるために自律神経調整薬が使用されることになるのです。

自律神経調整薬は脳の視床下部、大脳辺縁系のように自律神経の中枢として機能しているところに直接作用し、自律神経の機能を調整する効果が期待できます。
この薬により、ほてり、発汗、動悸、手足の冷えといった更年期障害の人によく引き起こされる症状が緩和することがあるのです。

また、更年期障害を起こすような年齢になってくると、肩こりの症状に悩まされる人が少なくありません。
肩こりによりめまいが誘発されて、高血圧の状態に陥る人がいるのですが、かなり高い数値を示すため、脳卒中が引き起こされるのではないかという緊張感からさらに交感神経が昂り、症状が重くなることがあるのです。

こういった更年期の肩こりからくる高血圧に対し、降圧剤で対処しようとすると、降圧剤の血管拡張作用により更年期障害の症状である頭痛、ほてり、動悸といった症状の悪化が懸念されます。
更年期障害の一症状としても肩こりは引き起こされますが、自律神経調整薬はこういった症状に対しても有効に作用するケースがあるのです。

なお、自律神経調整薬が使用されるケースですが、まだ閉経にいたっておらず、女性ホルモンの減少も激しくないのに心身の不調が起こっている場合に使われることがあります。
また、副作用のあるホルモン補充流法を受けたくない場合に選択されたり、ホルモン補充療法と一緒に自律神経調整薬を使った治療がおこなわれることもあるでしょう。

更年期障害の人に使用される自律神経調整薬の副作用は一般に少ないといわれていますが、睡魔に襲われたり、お通じが悪くなる、お腹を下す、吐いてしまうといったことがまれに発生します。

漢方薬

更年期障害の主な治療法のなかには、漢方薬を使ったものがあります。既に効能があることは知られるところとなっており、更年期障害の症状に悩まされている人たちのあいだで人気を集めています。

まず、漢方薬を使った治療ですが、西洋薬を使った治療とは特徴がまるで違うということを把握しておいたほうがよいでしょう。
漢方薬では更年期障害が起こっている人の症状に着目し、状態をみて気、血、水という概念で不調の原因を探り、個々人に合った生薬の組み合わせでバランスを整えることを目指します。

気、血、水の3種類の概念が漢方にはあるといいましたが、更年期障害の場合はそのなかで気と血のバランスが悪くなっているのが特徴的です。
たとえば血のバランスが悪い状態をお血(おけつ)と呼びますが、更年期障害の症状にあてはまると頭痛、冷え、肩こりといったものが挙げられます。

さらにお血の状態に陥っていると気のバランスも悪いことが往々にしてありますが、これを気逆(きぎゃく)と呼びます。
更年期障害の症状では、のぼせ、多汗、イライラといったものが気逆に該当します。

更年期障害ではお血と気逆が一緒に起こっていると考えられますが、ほかにも血虚(けっきょ)や気虚(ききょ)のような血や気の失調もみとめられるのです。
血虚とは血液が足りない状態のことをいい、不眠、乾燥、爪のヒビ割れ、抜け毛といった更年期の症状が該当し、活力が足りない状態を指す気虚は疲労感、倦怠感、風を患いやすいといった更年期症状があてはまります。

漢方薬を使った治療法では、こうした症状に対応し調子を整えるための生薬が配合されて、処方される形になるのです。
なお、漢方薬を使った治療法のメリットは、西洋薬を使用する場合より副作用が起こりにくいこと、ホルモン補充療法で功を奏しにくいさまざまな愁訴に対応可能なことが挙げられます。

漢方薬は漢方専門店にいって相談するか、病院で漢方治療を受けるといった選択肢があります。
ただ、全ての病院で対応しているわけではありませんので、事前の確認は必要でしょう。

更年期障害に有効なサプリメント

こちらでは、更年期障害に有効なサプリメントをご紹介してます。
サプリメントの効果・効能を知って上手に利用して症状の緩和などにお役立て下さい。

●サプリメントを上手に摂る為の注意事項
・サプリメントの過剰摂取に注意してください。商品に記載されている用法、容量を守って飲んでください。
・サプリと薬の組合せで薬の薬効が強まったり、逆に薄らいだりする事があります。薬を飲んでいる場合は、担当医に相談してから飲んでください。

合わせてご覧下さい

更年期障害を改善する有効なサプリメントを数多くまとめています。
他にも
   ・・・ビタミンの効果・効能 >ビタミンE
   ・・・ビタミンの効果・効能 >ビタミンB6
   ・・・「和漢のきもち」の効果・効能・口コミ
など更年期障害に有効とされるものがございます。
宜しければ合わせてご覧下さいませ。

イソフラボン

イソフラボンは大豆イソフラボンとも呼ばれているとおり、大豆の胚芽に多く食まれている植物成分です。
イソフラボン自体が、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするということで、注目を集めているのですが、更年期障害や乳がん、骨粗鬆症などの女性疾患に対して有効であるとされ、研究が進められています。

更年期障害は、女性ホルモンの分泌が減少することで引き起こされる症状ですので、エストロゲンと似ているイソフラボンを摂取することで、女性ホルモンのバランスを保ちやすくなるというわけです。

その結果、更年期障害特有である、のぼせ、ほてり、発汗、冷え性、憂うつ感、イライラ、記憶力や判断力の低下、全身の倦怠感などの症状を改善することにつながります。
また、女性ホルモンの分泌が減少すると、骨の中のカルシウムがどんどん溶け出してしまい、その結果、骨粗鬆症にもなりやすくなってしまいます。

これを抑えるためにも、イソフラボンは有効なのです。更年期障害の治療法としては、直接エストロゲンを投与する方法もあるのですが、それでは副作用の可能性もあるため、代わりにイソフラボンが使われているようです。

イソフラボンは、当然ながら大豆製品、特に発酵大豆食品である味噌や醤油に多く含まれています。もちろんサプリメントも多数ありますので、食事だけでは足りない分を補う意味で、摂取してみてはいかがでしょうか。

ギンコライド

ギンコライドとは、イチョウの若木の根や葉に含まれる香り成分の一種で、血流を改善する効果があると言われています。
抗酸化作用が強いため、動脈硬化や血栓を予防する働きもあり、ヨーロッパでは脳血管性痴呆やアルツハイマーの医薬品にも使われているそうです。

女性ホルモンの分泌を促す作用もあるため、更年期障害の症状を抑えるのにも有効です。
ただし、ギンコライド単独でというよりは、イチョウ葉エキスの中の成分として注目されることのほうが多いので、実際にはイチョウ葉エキスのサプリメントを探すことになります。

成分表示を確認して、ギンコライドが十分に含まれたイチョウ葉エキスのサプリメントを見つけるようにしてみてください。なお、ギンコライドは、地球上でイチョウ葉にしか含まれていない成分と言われています。

また、イチョウ葉エキスは頭がよくなるサプリメントとも言われ、先程もお話したとおり、痴呆やアルツハイマーにも有効なのですが、健康な人がイチョウ葉エキスを摂ると、記憶力が向上するというデータもあるようです。

その他、めまいや耳鳴りを改善する効果も認められており、このあたりは更年期障害とも関連性があるのかも知れません。
また、手足のしびれを治すという効果もありますので、幅広い効果が期待できるといえるでしょう。

チェストツリー

チェストツリーといえば、ヨーロッパでは昔から、女性の体内リズムを調節するハーブとして愛用されてきたもので、別名チェストベリー呼ばれるものもあるようです。
チェストツリーには、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌を促して、ホルモンバランスを保つ作用があることがわかっていて、ドイツではハーブとしてではなく、医薬品として使われているといいます。

では、何に効果的かというと、まず筆頭にあげられるのが更年期障害。
更年期障害は、女性ホルモンの減少が原因ですから、女性ホルモンの一種であるプロゲステロンの分泌を促すチェストツリーは、まさにドンピシャリの効果を持っていると言えます。

その他、生理不順や子宮筋腫、子宮内膜炎、神経過敏、不安、イライラなど、ホルモンバランスの乱れからくる女性特有の様々な症状に効果が認められています。

チェストツリーは、元々ハーブですから、ハーブティーとして飲まれることが多く、1日の中のリラックスタイムとしてお茶を楽しめば、心の余裕もでき、更年期障害の症状も抑えられ、一石二鳥といえるでしょう。
ですが、もっと手軽にチェストツリーを摂りたいという方には、やはりサプリメントがオススメです。

更年期障害など、ホルモンバランスの崩れが原因で起こる症状はつらいもの。
それを我慢して過ごすより、更年期障害に効果的とされているチェストツリーを
試してみてはいかがでしょうか。

発芽玄米 玄米胚芽油

発芽玄米と、その胚芽から抽出された玄米胚芽油には、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル、脂肪酸、食物繊維などが豊富に含まれていて、それだけでも栄養バランスを保てる完全食品といえます。

発芽玄米に含まれている有効成分の筆頭といえば、ギャバで、これには精神を安定させたり、不安を緩和させる効果があると言われています。
また、血糖値や血圧を下げる働きも見逃せません。
また、ガンマーオリザノールという成分も含まれていて、これが更年期障害にも有効だと言われています。

自律神経に働きかけるため、頭痛やのぼせ、めまいや倦怠感などを抑えてくれるのです。
その他に、食物繊維を豊富に含んでいるため、便秘の改善やダイエットにも効果があり、腸内の余分なコレステロールや脂肪、糖分も吸収してくれます。

さらには、糖尿病食としても向いていると言われているなど、まさに効果満点の完全食品なのですが、消化が悪いため、よく噛んで食べる必要があります。
その意味では、サプリメントで摂取する方が手軽で簡単だといえるでしょう。

また、サプリメント以外に、シリアルや粉末製品も出ているようです。
いずれにしても、身体にいいことは間違いのないものですから、積極的に摂っていきたい栄養素の一つですね。

発芽玄米のより詳しい話は・・・発芽玄米の効果・効能や特徴・摂り方 でどうぞ

フェヌグリーク(コロハ)

フェヌグリークはマメ科の植物で、東南アジアでは昔から、フェヌグリークの種が食用や薬用として用いられてきました。
日本では、コロハという名前で、カレーの香料として使われています。フェヌグリークに含まれているサポニンはジオスゲニンとも呼ばれていて、黄体ホルモンと同じ作用を持っています。

黄体ホルモン自体は、服用しても腸で吸収され、さらに肝臓で分解されてしまうため、その代わりに黄体ホルモン類似物質であるジオスゲニンが使われてきました。
黄体ホルモンは言うまでもなく女性ホルモンですから、それに近いジオスゲニンは婦人病の治療などにも用いられ、現在でも欧米では、バストアップや母乳の促進、さらに更年期障害の症状を緩和するためにも、幅広く使われています。

フェヌグリークは植物ですので、本来は煎じたものを飲むのですが、これも手軽に摂取できるようにサプリメントが出ています。
ただし、元々マメ科の植物ですので、豆アレルギーのある方は避けてください。

また、欧米では、バストアップや母乳の促進のために用いられているのですが、日本では、まだその効果は正式に認められていないようです。
ですから、妊娠中や授乳中の方は服用を避けた方が良いでしょう。
気になる場合は、医師と相談の上、判断してみてください。

プラセンタ

プラセンタとは、胎盤という意味の言葉です。数年前から、健康食品や化粧品でよく聞く名前ですので、ご存知のかたも多いことでしょう。
ですが、健康食品や化粧品で言われているプラセンタは、胎盤そのものではなく、胎盤から成長因子や栄養素などを抽出したプラセンタ抽出物のことです。

では、なぜプラセンタがそれほどまでに注目を集めるのかというと、胎盤が受精卵が赤ちゃんになるまで成長する舞台であり、言わば生命力の宝庫といえるほどのパワーを秘めているからです。

これまでの研究によると、プラセンタには、ただの栄養成分だけでなく、細胞の分裂を最適にコントロールする成分が含まれていることが明らかにされています。
これが成長因子と呼ばれているものなのですが、この成分のお陰で、胎児が驚異的な成長を遂げていると言われているのです。

近年では、このような有効成分を安全に抽出できる技術も発達してきて、美肌や若返り効果、血行や代謝機能の促進、ホルモンバランスを整えることによる更年期障害の緩和など、幅広く活用されています。

もちろん、効果的なサプリメントも販売されていますから、これらの効果を手軽に実感することができるでしょう。
また、副作用もほぼないと言われているので、その点でも安心です。

プラセンタのより詳しい話は・・・プラセンタの効果・効能や特徴・摂り方 でどうぞ

ブラックコホシュ

ブラックコホシュというハーブをご存知でしょうか?
このブラックコホシュは、アメリカ先住民に古くから愛用されてきたもので、穏やかな効力を持つ植物ホルモンを含んでいます。ブラックコホシュには、フィトエストロゲンという成分が含まれているのですが、これが体内で女性ホルモンと似たような働きをし、女性ホルモンの乱れを整えることで、更年期障害にも効果があると言われています。

アメリカでは、レッドクローバーと共に、更年期障害にもっとも効果の高いハーブとして知られているのです。
更年期障害は、女性ホルモンの減少が原因なのですが、ブラックコホシュに含まれるフィトエストロゲンが、急速に失われていく女性ホルモンを補い、それによって、つらい更年期の症状を緩和すると考えられています。

なにより、ハーブという自然のものですから、体にもやさしいですし、自然とともに生きてきたアメリカ先住民が愛用していたというところからも、安心感を持つことができると思います。
また、ハーブ先進国と言われている、ドイツの公的機関でも認められていますから、その安全性は、言わば折り紙つき。

添加物や化合物が含まれていないサプリメントも出ていますので、更年期でお悩みの方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

レッドクローバー

レッドクローバーは、ヨーロッパでは古くからハーブとして愛用されているもので、日本では、ムラサキツメクサやアカツメクサと呼ばれている植物です。
このレッドクローバーには、女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用を持つ、イソフラボンを多く含まれていて、これが更年期障害に効果的ではないかと注目されているのです。

イソフラボンといえば、大豆イソフラボンが有名ですね。
レッドクローバーのイソフラボンと、大豆イソフラボンを比較すると、やや違いがあるようです。
大豆イソフラボンの場合、グリコシド型と呼ばれるもので、腸内環境によって吸収率が左右されるという性質を持っています。

それに対してレッドクローバーイソフラボンは、腸内環境には左右されにくく、吸収率も高いのです。
そのため、より高い効果が期待できるのではないかと言われています。
更年期障害は、女性ホルモンの減少が原因ですから、その代わりとなるイソフラボンがより吸収しやすい形で摂取できるのなら嬉しいですよね。

また、イソフラボンは、女性ホルモンの欠乏を補うだけでなく、過剰に分泌している場合は抑える働きもするため、女性ホルモン過剰が原因となる乳がんの予防にも有効だとされています。
このように、女性特有の症状に有効なレッドクローバーですから、サプリメントで手軽に摂取してみてはいかがでしょうか。

ローヤルゼリー

ローヤルゼリーといえば、女王バチの栄養源として有名なもので、はちみつの高級なものと思っている方もいらっしゃいますが、成分を見ると、はちみつとローヤルゼリーは全く違うものと考えたほうが良さそうです。

ローヤルゼリーは、滋養強壮や肉体疲労の改善、美容効果など、幅広い効果効能がありますが、更年期障害の症状を軽減するという報告もされています。
更年期障害の原因を簡単に言うと、女性ホルモンの分泌量が減少するからなのですが、ローヤルゼリーには、その女性ホルモンの分泌を促す作用があります。

そのため、ローヤルゼリーを摂取すると、ホルモンの変化(減少)が緩やかになり、更年期の辛い症状が和らぐというわけなのです。
また、ローヤルゼリーに含まれているアセチルコリンには、自律神経のバランスを整える効果もあるため、更年期特有の、のぼせ、ほてり、めまい、イライラなどの症状を抑えることもできます。

ローヤルゼリーのサプリメントも各種発売されていますので、手軽に摂取することができますね。
ただし、一日の摂取量の目安は、生ローヤルゼリーに換算して500~2000㎎ぐらいと言われています。

ですから、成分表示をしっかり見て、濃度などを確認しておいてください。
ローヤルゼリーが入っていても、あまりにも含有量が少なければ、当然ながら十分な効果は期待できません。

目先の値段などに惑わされず、本当に効果的なものを選ぶよう、注意しましょう。

ローヤルゼリーのより詳しい話は・・・ローヤルゼリーの効果・効能や特徴・摂り方 でどうぞ

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