*

実は、DHA・EPAの摂取不足な日本人

公開日: : 最終更新日:2016/09/28 DHA・EPA


日本では古くから魚を食べる習慣がありましたが、最近は魚をほとんど食べないという人が増えています。
国民ひとりあたりの1日の魚介類と肉類の摂取量を見ると、魚介類は少しずつ消費量が減っており、肉類はほとんど横ばいに推移しています。
平成18年にははじめて、肉類の摂取量が魚介類を上回ったことが確認されています。
特に若い世代は魚よりも肉を好む傾向にあり、魚不足が懸念されています。

その理由としては、食文化の欧米化が進むにつれて日本人の嗜好が変化したことが挙げられます。
ほかにも、流通の発達や調理が便利になったこと、外食する機会が増えたことなども影響していると言われています。
特にファストフードやコンビニが昔と比べて多くなったことで手軽さが増し、外食する人は多くいます。
家庭の食料支出額がどの程度変化していたかを確認すると、調理食品や外食の割合が少しずつ増えていること、一方で家庭での調理が減少していることがはっきりとわかります。
また、調理食品が多く登場したことで、特に若い人が調理が大変な魚から遠ざかってしまったということも理由に含まれるでしょう。

特に下ごしらえに手間がかかる青魚は、摂取量が少なくなっていると言われています。
以前はサバやイカ、アジなどが食卓に並ぶことが多かったですが、最近では鮭やマグロなどのほうが選ばれることが多いようです。
魚を購入する際は切り身や干物、刺身などが選ばれ、一尾で販売されているサバやアジなどは敬遠されがちというのが理由として挙げられます。

こういったさまざまな変化によって、日本人がDHAやEPAの摂取量は昔と比べて少なくなったと考えられます。
日本では生活習慣病を発症する人が増えていますが、それも一因だと推測できます。
DHAやEPAは加齢黄斑変性症や脳梗塞、冠動脈疾患を予防する働きをもつこともわかっており、厚生労働省でも摂取をすすめています。
病気の予防のためにも、魚を積極的に摂るようにすることが大切です。

関連記事

DHA・EPAの一日の摂取量の適量は?

魚などに含まれるEPAやDHAは、人間の活動に欠かせない大切な栄養素です。 そのため、普段の食

記事を読む

魚には水銀が含まれている?

魚はEPAやDHAをはじめとして、わたしたちの健康に必要な栄養素をたくさん含む食材です。 しか

記事を読む

DHA・EPAサプリ、乳児の脳の発達には有効な報告も有る

DHAは摂取しても知能が高くなるという確証があるわけではありません。 しかし、授乳中の女性がD

記事を読む

AOZA(アオザ)の効果・効能・口コミは?

DHA&EPA+ビタミンDとは、AJINOMOTO健康基盤食品のサプリメント(ソフトカプセルタイ

記事を読む

オメガ3系とオメガ6系のバランスが肝心

脂肪にはさまざまな種類があることが知られています。 人間が体内で合成することができず、食事から

記事を読む

DHAやEPAに期待できる主な効果や効能

視力回復 網膜には外から得た視覚情報を正常に脳に認識させる作用があります。 網膜はさまざまな

記事を読む

魚とDHA・EPAサプリメント効果は同じ?

DHAとEPAは体にいいですが、毎日コンスタントに魚を食べるというのはむずかしいという人は多いで

記事を読む

魚を積極的に食べてもらいたいものです

昔から日本の食卓には魚が欠かせず、寿司や刺身など生で魚を食べる日本特有の食文化を築いてきました。

記事を読む

過剰摂取の心配は?副作用は?

魚に多く含まれるEPAやDHAは体にさまざまな効果をもたらすことが知られています。 しかし、い

記事を読む

ナットウキナーゼ&DHA・EPAセットの効果・効能・口コミは?

ナットウキナーゼ&DHA・EPAセットとは、小林製薬株式会社より発売されたソフトカプセルタイプの

記事を読む

アルツハイマー病を詳細に:原因,症状,検査,治療など

アルツハイマー病とは アルツハイマー病(あるつはいまーびょう)とは認知症(にんち

肺寄生虫症を詳しく:原因・症状・検査・治療など

肺寄生虫症とは 肺寄生虫症(はいきせいちゅうしょう)とは、肺に寄生虫が侵入することに

尿路結石を詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

尿路結石とは 尿は腎臓で生成されており、腎臓のなかにある腎盂(じんう)と呼ばれる

カンジダ性おむつ皮膚炎(乳児寄生菌性紅斑)とは

カンジダ性おむつ皮膚炎(乳児寄生菌性紅斑)とは 赤ちゃんが着けているおむつに覆われた

ロタウイルス下痢症を詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

★ロタウイルス下痢症とは ロタウイルス下痢症(ろたういるすげりしょう)とは、ロタ

→もっと見る

PAGE TOP ↑