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手根管症候群を詳しく:原因・症状・検査・治療など

公開日: : 最終更新日:2018/09/08 神経

手根管症候群とは

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)とは、手根管という手首のトンネル部分を通る正中神経(せいちゅうしんけい)が、なんらかの原因で圧迫されることにより、指先にしびれや痛みといった症状が出現する病気で、1900年ごろより報告されはじめ、1960年代にアメリカ人医師のジョージ・ファレン氏によって病理学的に解明されました。

手根管とは、骨と手根靭帯(しゅこんじんたい)で囲まれた手首部分のトンネル状の空間のことです。この手根管の中には手や指先を動かすための正中神経と9本の腱が通っています。

正中神経とは、肘の全面から指の付け根にかけて通っている神経で、腕、手首、手のひら、指先の動きや感覚を司っています。
とくに指先は、親指から薬指の動きや感覚を司っており、指先の繊細な作業に大きく関係していることから精密な神経とも呼ばれています。

また、正中神経と並走して手根管の中を通っている腱は1本1本が膜で覆われ、またそれぞれが滑膜(かつまく)という膜で連結されています。
しかし、なんらかの原因によって腱を覆う膜や滑膜に炎症が発生すると、炎症部分がはれて厚くなり、並走している正中神経を圧迫します。

正中神経が圧迫されると本来の機能を果たせず、親指から薬指にかけてしびれや痛み、指先がうまく動かせず繊細な作業ができないなどの症状が出現する手根管症候群が引き起こされます。

手根管症候群を発症する原因としては、外傷性や手首の酷使、人工透析、女性ホルモン、他疾患などをあげることができます。

外傷性とは、怪我や交通事故による手首の骨折や脱臼、強い圧迫、深い切創(せっそう)などによって手根管部分が損傷・変形し、正中神経を圧迫することが原因となって発症するものです。

手首の酷使は、手首を繰り返し曲げ伸ばす、握る・伸ばす・物を運ぶといった動作など、手首を酷使する仕事やスポーツをすることによって正中神経を圧迫することが原因となって発症します。

人工透析は、透析時にたんぱく質の一種であるアミロイドが手根管に蓄積・沈着し、正中神経を圧迫することが原因となって発症します。

女性ホルモンは、分泌量が乱れることで手首の腱がむくむことで正中神経を圧迫するほか、神経がもろくなることが原因となって発症します。
またガングリオンという良性腫瘤や関節リウマチなど他の疾患が原因となって発症する場合もあります。

こういった発症原因により手根管症候群は、男性よりも女性の発症率が3倍も高く、妊娠している方や出産期の方、更年期の方など主に30~60歳の方の発症率が高いという特徴があります。

また、手首を酷使するスポーツや仕事をしている方、過去に手首を骨折したことがある方、長期にわたり人工透析を受けている方などの発症率も高いという特徴があります。

実際に手根管症候群を発症すると、手にしびれや痛み、筋委縮といった症状が現れます。
しびれはまず人差し指と中指に現れ、その後、親指や薬指へとひろがっていきます。
また、症状が進行するにつれて、手のひらや肘へもひろがるほか、痛みも現れはじめます。

さらに症状が進行すると、母指球(ぼしきゅう)という親指の付け根の膨らんだ部分に筋委縮の症状が現れ、膨らみがしぼんでやせていき、物をつまむ、ボタンをかけるといった日常生活で行なう細かい作業がしにくくなります。

手根管症候群は、初期段階で適切な治療をほどこすことで症状を改善させることができますが、そのためには検査によって確定診断を下す必要があります。

検査は主に視診・触診、神経伝導検査、緒音波検査、MRI検査などを行ないますが、多くの場合は触診・視診、神経伝導検査によって確定診断を下すことができます。
検査によって確定診断が下ると、基本的に保存療法を行ないます。

保存療法では、手首を器具で固定するスプリント療法を行ないますが、しびれや痛みが改善しない場合はステロイド内服薬を服用するほか、手根管部分にステロイド薬を注入する薬物療法を行ないます。

保存療法では十分な効果が得られない場合には、正中神経を圧迫している腱を切開して症状を改善させる関節鏡下手根管開放術(かんせつきょうかしゅこんかんかいほうじゅつ)や手根管開放手術といった外科療法を行ないます。
手根管症候群は、治療と同時に再発を防ぐための予防を行なうことも重要です。

主な予防法は、手を温める、手を振る、指・手・腕のストレッチ、マッサージなどで、日常生活の中で簡単に行なうことができ、日ごろからこうした予防法を実践することで再発だけでなく発症そのものを予防することもできます。

ただし、手根管症候群を発症した場合に適切な治療をほどこさずに放置すると、日常生活に支障をきたすようになるため、少しでも異変を感じた場合はできるだけ早く医療機関で受診するようにしましょう。

手根管症候群の原因

手根管症候群は、手首部分の手根管というトンネル状の管の中を通る正中神経が圧迫されることによって発症します。

正中神経を圧迫する原因としては、外傷性や手首の酷使、人工透析、女性ホルモン、他疾患によって引き起こされる場合などをあげることができます。

外傷性

手根管症候群は過去に怪我や交通事故などで、手首の骨の骨折や強い圧迫、脱臼、深い切創といった損傷を受けたことが原因となって発症する場合があります。

これは手根管部分が損傷を受けることで変形し、正中神経が損傷や圧迫を受けることが発症の原因となります。

手首の酷使

手根管症候群は、手首を酷使するスポーツや仕事をしている方の発症率が高いという特徴があります。

手首を繰り返し曲げ伸ばす、握る・押す・物を運ぶといった動作を長時間続ける、十分な動作空間を確保できない限られたスペースの中で仕事をする、肘・手首・手のひらが固い面や角に当たったまま作業を繰り返す、不自然な姿勢で作業を繰り返す、寒い場所で作業を行なうなど、日ごろからこういった環境下で手首を酷使すると正中神経が圧迫されて、手根管症候群を発症します。

人工透析

手根管症候群は、長期にわたり人工透析を受けている方の発症率が高いという特徴があります。

人工透析とは、血液中に蓄積された余分な成分を人工的に取り除いて、その後、体内へと再び戻す治療法ですが、透析時にたんぱく質の一種であるアミロイドが体内に蓄積される場合があります。

このアミロイドが手根管に蓄積・沈着すると正中神経が圧迫され、手根管症候群を発症します。

女性ホルモン

手根管症候群は女性、とくに妊娠している方や出産期の方、更年期の方など30~60歳の方の発症率が高いという特徴があります。
妊娠している方、出産期の方、更年期の方は女性ホルモンの分泌量が乱れやすく、女性ホルモンの分泌量の乱れによって引き起こされる手首の腱のむくみや、神経がもろくなる易損性亢進(いそんせいこうしん)が発症の原因と考えられています。

他疾患

手根管症候群は、ガングリオンという手首や手の甲に発生する良性腫瘍(りょうせいしゅよう)や、関節リウマチ(かんせつりうまち)などの炎症性疾患、糖尿病(とうにょうびょう)、甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)といった他疾患が原因となって発症する場合があります。

手根管症候群の症状

手根管症候群を発症するとしびれ、痛み、筋委縮といった症状が手に現れます。

しびれ

手根管症候群の最も特徴的な症状が、手のしびれです。
ただし、手全体がしびれるわけではありません。

手根管症候群は、正中神経が圧迫されることが原因となって発症しますが、正中神経は親指から薬指までの動きや感覚を司っているため、しびれも親指の外側からから薬指の外側までにしか現れません。

ちなみに、薬指の外側とは親指側のことをさします。

手のしびれははじめに人差し指と中指に現れ、その後、親指や薬指へとひろがっていきます。
さらに進行すると、手のひらや肘へとひろがっていきます。

こういったしびれの症状は、就寝中の夜間や明け方に強く現れやすく、就寝中に目を覚ましてしまうケースが少なくありません。

また、しびれが現れた際に手を振る、指を曲げ伸ばすといった動作を行なうことで、緩和する場合があります。

痛み

手根管症候群を発症すると、はじめにしびれの症状が現れますが、症状が進行するとしびれに加えて痛みも現れます。

痛みはしびれと同じく、就寝中の夜間や明け方に強く現れやすく、指先だけでなく手のひらや手首から肘にかけて現れる場合もあります。

筋委縮

手根管症候群を発症後、症状が進行するにつれて筋委縮の症状が現れます。
筋委縮とは筋力が低下して、筋肉そのものが委縮することです。

手根管症候群の場合、母指球という親指の付け根の膨らんだ部分に筋委縮を引き起こし、徐々に膨らみがしぼんでやせていきます。

母指球が筋委縮を引き起こすと、親指とそのほかの指を向かい合わせる対立運動(たいりつうんどう)という動作がしにくくなります。

対立運動とは物をつまむ、ボタンをかける、箸(はし)を使うなど、日常生活に欠かせない細かい作業に必要な動作であり、母指球の筋委縮によって対立運動がしにくくなると、日常生活に支障をきたすようになります。

手根管症候群の検査・診断

手根管症候群の検査では、主に視診・触診、神経伝導検査、超音波検査やMRI検査などの画像検査を行ないます。

視診・触診

手根管症候群の検査では、はじめに視診と触診を行い、発症の有無を確認します。
視診では、手の筋肉に異常が現れていないかを確認し、触診では指に触れた際に感覚異常がないかを確認します。

また、視診・触診では診断において役立つチネル徴候(ちょうこう)、ダルカン徴候、ファーレン徴候が現れているかどうかも確認します。

チネル徴候とは、手首の手根管部分をハンマーなどで叩いた際にしびれや痛みを感じることで、ダルカン徴候とは、手首の手根管部分を指で押すとしびれや痛みを感じること、ファーレン徴候とは、手首を曲げた状態で1分ほど放置しておくとしびれや痛みを感じることです。

神経伝導検査

神経伝導検査とは、体の表面から体の内側の神経に電気刺激を与え、電気信号の伝達速度や強度を測定する検査方法で、手根管症候群では確定診断を下すために行ないます。

神経伝導検査では、皮膚の2ヵ所に針を刺し、針の先から電気刺激を与えます。

神経は筋肉と接続しており、神経が電気信号を伝えることによって筋肉を動かすことができますが、手根管症候群を発症している場合、手根管部分で電気信号の伝達速度が低下し、筋肉に反応が現れるまでの時間が長くかかります。

超音波検査

超音波検査とは、超音波を発する特殊な機械を使用し、体の内部へと超音波を発し、跳ね返ってきた波を画像化することで体内の様子を確認することができる画像検査の一種です。

手根管症候群は、ガングリオンという手首や手の甲に発生する良性腫瘍や、関節リウマチなどの炎症性疾患が原因となって発症する場合があり、超音波検査を行なうことによって腫瘍や炎症の有無を確認することができます。

MRI検査

MRI検査とは、磁力を使って体の内部を輪切り状に撮影する画像検査の一種です。

MRI検査は超音波検査と同じく、手根管症候群の発症原因となるガングリオンや炎症の有無を確認することができます。

手根管症候群の治療・予防

手根管症候群の治療は、基本的に保存療法を行なうことになります。
保存療法では、固定器具を使い安静にするほか、痛みを緩和させるために薬物を使用することになる場合もあります。

保存療法で症状が改善しない場合には、関節鏡下手根管開放術や手根管開放手術といった外科療法を行なうことになります。

スプリント療法

スプリント療法とは、手根管症候群の保存療法として行なわれている治療法です。

主に痛みの症状があまり現れていない軽症の方に対して行なわれる治療法で、強い痛みが現れている方や重症の方に対しては行なわれません。

実際の治療では、スプリントやシーネという器具で手首を固定し、安静に保ちます。

ステロイド内服薬

ステロイド内服薬とは、手根管症候群の薬物療法で使用されている薬物の一種です。
ステロイド内服薬は、手根管症候群を発症したすべての方に対して使用しますが、感染症(かんせんしょう)や消化性潰瘍(しょうかせいかいよう)、糖尿病(とうにょうびょう)、結核性疾患(けっかくせいしっかん)、精神疾患(せいしんしっかん)を患っている方には慎重に使用する必要があります。

ステロイド内服薬は、しびれや痛みといった症状を緩和させる作用に優れており、即効性を発揮します。
ステロイド内服薬を実際に使用する場合は、2週間ほど投与し、治療効果を確認します。

また、副作用として血中糖度が上昇して糖尿病を引き起こして頻尿(ひんにょう)や倦怠感(けんたいかん)、ノドの渇きといった症状が現れるほか、長期にわたって使用すると、骨密度が低下して骨粗しょう症(こつそしょうしょう)を引き起こします。

そのほかにも、胃酸の分泌や消化管運動が促進されて胃潰瘍(いかいよう)や出血を引き起こし、吐き気、嘔吐(おうと)、胃の痛みといった症状や、感染症を引き起こして発熱や咳(せき)、息切れ、ノドの痛み、下痢、腹痛といった症状、不眠や不安症状、多幸感(たこうかん)といった精神症状が現れる場合もあります。

ステロイド手根管注入

ステロイド手根管注入とは、しびれや痛みといった症状を緩和させる作用に優れたステロイド薬を、手根管に直接注入することで炎症を抑える治療法です。

ステロイド手根管注入は、手根管症候群を発症したすべての方に対して行なわれますが、消化性潰瘍や糖尿病、感染症、結核性疾患、精神疾患を患っている方には慎重に行なう必要があります。

ステロイド手根管注入は即効性があり、ステロイド内服薬と比べて長期間の治療効果が期待できます。
実際に手根管にステロイドを注入する場合は、投与量を徐々に減らしながら10~14日間ほど投与します。

ただし、ステロイド手根管注入は、手根管にステロイド薬を注射で注入する際に、神経を誤って損傷させてしまうリスクがあるほか、副作用として不眠や多幸感、不安といった精神症状や、骨密度低下による骨粗しょう症、肺炎(はいえん)やインフルエンザ、結核などの感染症、感染症に伴う発熱、倦怠感、ノドの痛み、下痢、腹痛、胃酸分泌や消化管運動の促進による胃潰瘍や出血、胃の痛み、吐き気、嘔吐といった消化器障害、糖尿病、糖尿病に伴う頻尿、倦怠感、ノドの渇きといった症状を引き起こす場合があります。

関節鏡下手根管開放術(内視鏡的手根横靭帯切開法)

関節鏡下手根管開放術とは、内視鏡的手根横靭帯切開法(ないしきょうてきしゅこんおうじんたいせっかいほう)とも呼ばれる手根管症候群の外科療法の一種です。

関節鏡下手根管開放術は、発症原因となっている正中神経を圧迫している靭帯を、内視鏡で観察しながら切開して圧迫を解消する治療法で、主に保存療法の効果が十分に得られない方に対して行なわれています。

実際に手術を行なう際には局所麻酔をほどこし、手首と手のひら下部の2ヵ所の皮膚を1cmほど切開し、それぞれの穴から内視鏡やナイフを挿入して正中神経を圧迫している靭帯を切開します。

手術自体は数十分で終了し、保存療法では緩和できなかったしびれや痛みを確実に緩和させることができます。

また、内視鏡を使って手術を行なうため、切開する幅が小さく、術後に固定器具を使用する必要がないほか、傷跡が目立たないというメリットなどがあります。

ただし、副作用として、手術時に正中神経を損傷して術後にしびれや痛みなどの症状が残る場合があるほか、手術部位周辺の血管を損傷することで、血液が袋状にたまって膨れあがる血腫(けっしゅ)、手術部位に負担がかかった際の疼痛(とうつう)、手術部位に細菌が侵入することで感染症を引き起こし、発熱や手術部位の痛み、膿(うみ)といった症状を引き起こす場合があります。

手根管開放手術(直視下手根横靭帯切開法)

手根管開放手術とは、直視下手根横靭帯切開法(ちょくしかしゅこんおうじんたいせっかいほう)とも呼ばれる、手根管症候群の外科療法の一種です。

手根管開放手術は、発症原因となっている正中神経を圧迫している靭帯を、直視による手術によって圧迫を解消する治療法で、主に保存療法の効果が十分に得られない方に対して行なわれています。

実際に手術を行なう際には、局所麻酔をほどこしたあとに手根管部分を1cmほど切開し、直接目で確かめながら靭帯を切開して圧迫を解消します。

手術自体は数十分で終了し、正中神経への圧迫を直接取り除くことで、しびれや痛みなどの症状を確実に緩和させることができます。
また、手根管開放手術は関節鏡下手根管開放術と比べて、手術時に正中神経を損傷するリスクが少ないというメリットがあります。

ただし、手術時に正中神経を損傷した場合にはしびれや痛みが残るほか、副作用としてとして手術部位に負担をかけた際の疼痛、手術部位周辺の血管を損傷することで血液が袋状にたまってはれあがる血腫、手術部位が感染症を引き起こすことによる発熱や痛み、膿といった症状が現れる場合があります。

手根管症候群はステロイド薬を使った薬物療法を行なったあとに再発した場合、基本的に外科療法を行なうことになります。

また、外科療法を行なったことにより、しびれや痛みの症状が緩和されたとしても、手術部位に癒着(ゆちゃく)を生じると正中神経が再び圧迫され、しびれや痛みの症状がまた現れる場合があります。

そのため、薬物療法や外科療法を行なったあとは再発しないように、日常生活において予防に取り組むことが重要です。

予防には手を温める、手を振る、指・手・腕のストレッチ、マッサージなどが効果的で、こうした日常生活の中でできる予防法を行なうことで、手根管症候群の発症そのものを予防することにもつながります。

手を温める

手の筋肉が冷えている場合に手を動かすと、筋肉への負荷が大きくなり、腱を損傷しやすくなります。

そこで、仕事や家事など手を動かす作業をはじめる際は手を湯につけるなど、手を温めてからはじめるようにしましょう。

手を振る

手を振ることは、手や手首の筋肉のこりを柔らかくほぐす効果があります。
そのため、手や手首を酷使する作業の合間やあとに、手が濡れた際に水滴を振り落とすように数回手を振るようにしましょう。

指・手・腕のストレッチ

手根管症候群の発症に大きく関係している正中神経は、指先や手のひら、手首、腕の動きや感覚を担っています。
そのため、指先や手、手首、腕の筋肉をリラックスさせることが予防につながります。

そこで、手のひらを大きくひろげては力を抜くというストレッチや、机に手のひらをついて指の付け根部分をゆっくり反らすストレッチ、指と指のあいだの股を1本ずつひろげるストレッチ、手のひらを上にして腕を伸ばし、もう片方の手で手のひらをゆっくり反らすストレッチなどを行ないましょう。

マッサージ

手や手首を酷使したあとは、筋肉をほぐすためのマッサージを行ないましょう。
ただし、強い力でマッサージを行なうと筋肉に負担をかけてしまうため、軽い力で行なうことが重要です。

手根管症候群は、初期段階で適切な治療をほどこすことで症状を改善させることができますが、放置して症状が悪化してしまえば日常生活に支障をきたすようになります。

そのため、日ごろから手や手首を酷使しないように気をつけるとともに、少しでも異変を感じた場合はできるだけ早く医療機関で受診し、早期発見・早期治療につなげましょう。

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