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統合失調症の色々なタイプについてのまとめ

公開日: : 精神・心の病

妄想型

統合失調症のタイプに妄想型があります。
世界的に見ると一番統合失調症の中でも多いタイプとされています。
破瓜型に比べて比較的遅くに30、40代に発症することが多いです。
統合失調症の妄想型は妄想が主な症状で、妄想のことを除けば統合失調症とは分からないという特徴があります。
思考の型は乱れていないので、言われなければ統合失調症と分からない場合もあります。
しかし、妄想は体系的な形を取りますし、強い支配力がありますので、社会生活が困難になります。
誰かが小声で話しているといった、ちょっとしたことでも、妄想して解釈してしまいます。
普通、ゆっくり発症するのではなく、急激な発症がみられます。
妄想の中には、被害妄想と誇大妄想があります。
幻覚や幻聴を伴うこともあり、その場合、「盗聴器が仕掛けられている」といったりする妄想とか、怒りが抑えられないという症状がでます。
比較的抗精神病薬が効きやすく、他の統合失調症に比べて治療がしやすいタイプです。

破瓜型

統合失調症のタイプに破瓜型があります。
統合失調症のタイプでも一番多いのが破瓜型で、15歳から25歳くらいの若い時に発症することが多いです。
破瓜とは瓜を縦に二つに割った時に、8の字が二つできることから女性の16歳を意味するようになりました。
思春期ということです。
破瓜型には、何をするか分からない予測がつきにくいという特徴があります。
統合失調症の破瓜型は思考に障害が生じ、感情の欠損、また、意欲がなくなるといった症状が見られます。
統合失調症のタイプでも破瓜型は、日本人によくあるタイプということができます。
まず、初期症状は喜怒哀楽がなくなり、学校に行くことができなくなり、外との接触を避けるようになります。
周りからは、疲れているように見られます。
このときの症状は自閉症とよく似ています。
やがて、症状が進行し妄想を抱いたり、思考が乱れることによって、表面に一層現れるようになります。
治りが比較的悪いといわれます。

緊張型

統合失調症のタイプとして緊張型がありますが、20歳から30歳にかけて発症することが多いです。
幻覚や幻聴を伴う場合が多いです。
また、過大なストレスやショックの後で、発症することが多いです。
統合失調症の緊張型は単なる過度の緊張とは異なり、興奮や昏迷状態に陥ります。
興奮状態では、特に興奮する理由があるわけではないのに、大声を上げたり、走り回ったり、壁に体を打ち付けたりします。
昏迷状態では、呼びかけても一切体を動かしません。
しかし、記憶はあります。
昏迷と興奮の各状態を繰り返すこともよく見られます。
統合失調症の緊張型は比較的薬の効きがいいので、薬を飲んだ後、正常に戻るケースが多いです。
症状は激しく、分かりやすいですが、直りも早いです。
緊張型の症状には拒絶する症状もあり、入浴や着替えを頑として拒絶します。
また、同じ動作を繰り返したり、他の人のする動作を機械的に繰り返すという症状も見られることがあります。

残遺型

統合失調症のタイプに残遺型があります。
統合失調症の治療を続けてきて、幻覚や妄想がなくなってきていますが、感情が貧困状態で、気力、意欲がなく社会復帰がまだ難しい状態です。
統合失調症には、日本人に多く幻聴を伴う破瓜型、妄想が主に現れる妄想型、興奮状態や昏迷状態が繰り返される緊張型に分けられますが、それらの各症状を治療していくうちに、幻覚症状、妄想が収まっていきます。
ほとんど見られなくなっている、あるいは少なくなってきている状態で、そのときに残る症状は、感情のなさ、無気力です。
この時期は、統合失調症が収まってきている状態ですが、用心を必要とする時期です。
一つの症状が治まっていても、他の症状が出始めることがあるからです。
この時期に、定期的な薬を急にやめるなどして、再び悪化することもよくありますから、注意が要ります。
それで、統合失調症でも残遺型は他と少し異なるタイプの症状と言えます。
どのタイプの症状も、完治に向け残遺型をたどっていきます。

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