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赤面恐怖の特徴や症状、治療・予防などについて

公開日: : 精神・心の病


たくさんの人がいるなかで自分の意見を述べたり、目上の人と話したりするときに緊張して顔が赤くなってしまうことがあります。

赤面恐怖は、こういった場面で顔が赤くならないように過剰に意識するせいで、かえって赤面してしまうことを言います。

赤面と同時に、発汗や呼吸の乱れなどが起こることも多々あります。

さらに、赤面していることを他人に知られないように、人と接するのを避けようとすることもあり、日常生活への影響は少なくありません。

赤面恐怖は顔が赤くなる現象そのものよりも、それに伴って生じる精神的な痛手が苦痛に感じる人が多いと言われています。

悪化するとうつ病のきっかけとなることもあるので、ひとりで悩まずできるだけ早く医師に相談するなどして対処する必要があります。

赤面恐怖に悩む人の多くは、他人からの視線を意識しすぎていると言われています。

他人の視線を感じたら深呼吸を繰り返して精神を安定させるなど、赤面恐怖を改善するための工夫は自分でもできます。

最初はむずかしいかもしれませんが、つづけていくうちに上手に自分をコントロールして、赤面恐怖を感じにくくすることができるでしょう。

病院で赤面恐怖を改善する場合は、一般的には心理療法と薬物療法の両面からアプローチします。

心理療法では、他人と接するときにまわりの視線を意識しすぎないよう意識を変えていきます。

カウンセリングを重ねたり、リラックスできる呼吸法を訓練したりして、赤面恐怖の改善へとつなげていきます。

赤面恐怖の治療では神経の高ぶりを抑制したり精神を安定させたりする、精神薬が用いられます。

ただし、赤面恐怖の治療では薬物療法はあくまでも治療のサポートとして位置づけられることが多いようです。

赤面恐怖を克服するためには、意識を変えることが大切なので、薬物療法よりも心理療法の方が重要視されているのです。

薬の力をうまく借りながら、問題を根本的に解決していくことが大切だといえるでしょう。

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