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パニック障害の原因・症状・治療法など

公開日: : 精神・心の病


ここでは、心の病の中のパニック障害について詳しくご説明しています。
心は、周囲の環境から大きな影響を受け形成されていきます。
特に幼少期の体験は人間形成に大きくかかわっているといわれます。
先天的に持って生まれた脳の機能に、後天的な養育環境・ストレス・トラウマなどが影響し、心の病が生じてくるということができます。
これらの情報でパニック障害の症状が多少でも改善できれば幸いです。

パニック障害について…

パニック障害とは、ある日突然、理由も無く激しい不安に襲われ、パニック発作(突然襲ってくる強い恐怖感)が生じ、同時に動悸や呼吸困難などの自立神経症状を起こし、日常生活に支障をきたす症状を言います。
このような症状が起こって、病院で検査をしても身体の異常は見つかりません。
従来は不安神経症の一部に含めて扱われてきましたが、そのまとまった病像の特徴から、独立した病気として扱われるようになり、特別な原因やきっかけなしに急性に発症し、パニック発作を繰り返すことや、不安のため一人での外出や乗り物に乗ることが困難になること(広場恐怖)、薬がよく効くことなどが特徴です。
パニック障害は誰にでも起こり得ますが、20~30代の女性に比較的多く見られます。

パニック障害の症状について…

パニック発作には、具体的に次のような症状があります。
・激しい動悸・呼吸困難、窒息感・胸痛・吐き気、震え、胸痛、発汗・めまい、ふらつき・手足がふるえる、手足がしびれる・冷や汗が出る・恐怖を伴う強い不安感・自分をコントロールできない、気が変になることに対する恐怖・死ぬのではないかという不安通常、パニック発作は数分から10分ほどでピークに達して、急速に治まります。
しかし、徐々に不安感が増していき、ピークに達するまで1時間以上かかる場合もあります。
心臓発作などを疑って、発作に見舞われた人が、病院で心電図などの検査をしますが結果は何の異常も現れない。
これが典型的なパニック発作です。

パニック障害の原因について…

パニック障害では、初めてパニック発作を起こしてから1ヵ月以内に、同じ発作を数回繰り返すことが多いです。
原因はまだよくわかっていませんが、体の異変を知らせる信号となる物質の脳内ノルアドレナリン系の過敏・過活動、あるいはセロトニン系の機能不全など、脳機能異常説が有力です。
パニック障害の患者さんは、乳酸、炭酸ガス、カフェインなどに過敏で、発作が誘発されやすいことがわかっています。
過労、睡眠不足、かぜなどの身体的な悪条件や、日常生活上のストレスなど、非特異的な要因も、発症や発作の誘因になることが知られています。
パニック障害の人は、二酸化炭素や乳酸で発作が起こりやすいことがわかってきました。
これをもとにしてパニック発作の解明が進んでいます。

パニック障害の治療について…

パニック発作にはSSRI(SelectiveSerotoninReuptakeInhibitors:セロトニン選択性取り込み阻害薬)や抗不安薬が用いられます。
それと同時に、発作を起こす心理的な問題を理解するための精神療法としてパニック発作に対する認知療法、広場恐怖に対する行動療法も非常に効果があります。
パニック発作は薬物でほとんど治りますが、予期不安や広場恐怖はそののちまで残ることが多く、これには認知行動療法を併用する必要があります。
うつ病が合併した場合は、休養と抗うつ薬療法が必要で、うつ病の治療に準じます。

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