*

臨床検査>生理機能検査でわかる事

公開日: : 検査・健康診断・人間ドッグ


臨床検査とは身体の状態を調べる検査のことで、例えばお腹が痛い場合、何故お腹が痛いのかどうか調べる必要があります。
症状の原因を探すために臨床検査は行われます。

その他にも病気の進行具合も分かりますし、治療効果の確認にも用いられます。
臨床検査ではこのようにデータとして病気の情報を入手することが出来るのです。
ですから臨床検査は病院の様々な場所で活躍している検査なのです。

臨床検査には大きく分けて2種類あり、心電図の様に患者の身体を直接調べることを生理機能検査と呼び、また採尿検査や血液検査の様に患者から採取したものを検査するのが検体検査と呼ばれるものです。

ここでは、臨床検査の中で、生理機能検査について詳しくご紹介しています。
参考になれば幸いです。

熱画像検査とは

熱画像検査と言ってもピンとこない方も多いでしょう。
しかし、サーモグラフィと言えばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
皮膚の表面の温度を測る検査のことです。
熱い部分が赤く、冷たい部分が青く映るテレビなどで見かけることも多い、あれです。
検査時間は30分程度ですが、検査部位を部屋の温度に慣れさせるために15分程度さらしておく必要があります。
手の平なら問題ありませんが例えば足を測定する場合は靴下を脱いで待たなくてはなりません。

検査による痛みは全くありませんが、冷却負荷を行う場合は痛みを感じる事があるでしょう。
検査前はなるべく日常の状態を保つ必要があり、運動や入浴は避けます。
また飲酒や喫煙も行わない方が良いでしょう。
マニュキアは落としておく必要があります。

この検査によって冷え症や血流を測定していくことが可能になります。
熱と言う形で現われた異常をしっかり把握し、または異様に熱が無い場合も同様です。
皮膚温度の回復などを調べるために冷却措置を行う場合があり、こういった場合は時間が掛かることもあります。
レイノー症候群、閉塞性動脈硬化症、バージャー病など温度によって見つけることの出来る病気があります。

これらを検査するとともに、その進行度合いも検査する事になります。
冷えは冷え性だけでなく多くの病気が潜んでいる可能性が高いのです。
たかが冷えではなく、冷えは万病のもとと言われるように、気が付かないういに進行sている病気がある可能性があるのです。

磁気共鳴画像検査とは

磁気共鳴画像検査と言われてもピンとこない人は多いでしょう。
ではこのように言った場合どうでしょうか。
MagneticResonanseImaging、つまりMRI検査のことを日本語では磁気共鳴画像検査と言います。

MRIを今まで受けたことがある人や名前を聞いたことがある人はこれで、どのような検査なのか分かってくることでしょう。
磁気共鳴画像検査では磁石と電波を使い、原子の状態を画像にするのです。
ベッドに眠る形でトンネルの様なものに入り、撮影されるのを待ちます。
痛みやかゆみなどは一切感じる事がありません。

これによって体内の病巣や異常を読みとることが出来るのです。
MRIでは血液の流れている場所やそうでない場所は確認出来ますので、血管が病気に犯されていないかどうかも分かります。
MRIは痛みは全くありませんが検査中は動いてはいけないと言うことになります。

MRIでは一つの写真を作成するのに5分程度掛かりますが、その間に動いてしまうとしっかりと写真を撮影する事が出来なくなるのです。
また体内に金属が入っている場合、磁気の影響を受けますから、最初に申し出て置く必要があります。
このように時間が掛かりますがノイズの少ない高品質の画像が取れます。

そのため正確な診断が出来、さらに広範囲を一度に取ることが出来ます。
脳の出血など細かな部分もしっかり行うことが出来ますので、小さく発見しにくし疾患も見つけることが出来ます。
そのためレントゲンやエックス線での撮影後に、詳しく検査する際に用いられることがあるのです。

超音波検査

超音波検査は身体の色々な箇所に用いられることがあります。
大抵は内臓系の疾患が疑われる場合に用いられますが、一体超音波とはどのようなものなのでしょう。
超音波とは人間の耳には聞こえない高い音のことです。
超音波検査ではその音の跳ね返りによって画像を映し出します。

超音波検査ではよく白黒の写真が用いられますが、これが超音波の映し出している映像なのです。
そこに何があるのかをしっかりと判断するのに利用されます。
つまり超音波は振動によって映像を映し出しますから異物や腫瘍を発見することに適しているのです。
超音波検査は検査する場所も選びませんし、苦痛を伴いません。

また事前の準備も必要ありませんから様々な場所で用いられます。
しかし超音波検査の短所として視野が狭いことや経験と知識が必要になるということが言えます。
これによって超音波検査は複数の検査と併用される事があります。

しかし超音波検査によって分かりえることも非常に多く、大切な検査であると言えます。
またその手軽さから病変のチェックにも有効的であると考えられています。
またミリ単位で画像を確認することも可能ですから細かな観察も行えます。

人体には全く影響を及ぼさないので、放射線医療で問題になる人体への影響とは無関係で考える必要がありません。
そのため妊娠している患者のために用いられることもあるのです。
超音波検査は安心して行うことが出来ます。
白黒で分かりにくいと感じるかもしれませんが、医師にとって必要な情報は読みとれています。

呼吸機能検査

呼吸器の検査では肺や胸部、及び心臓の異常を調べる事が出来ます。
胸部エックス線検査は呼吸機能検査の一つで、撮影することによって異常を発見できます。
胸部エックス線検査で分かるのは肺結核や肺がん、肺気腫です。
また呼吸機能検査ではありますが大動脈硬化症など循環器の疾患を発見出来る場合もあります。

呼吸機能検査と呼ぶ場合一般的には呼吸能力を測定する検査のことを指します。
肺活量を調べる検査と言えば、ピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年齢と体重を考慮し、肺活量を調べます。

肺の換気の障害は無いのか調べるのが目的です。
肺の弾力性の低下、呼吸運動の障害、気道の状態をチェックしたり肺気腫であるかどうか調べることも出来ます。
正しく検査をうけ、自分の能力を知ることが大切です。
これにより重大な疾患が見つからないのに検査結果が芳しくない場合などは、しっかりと生活を見直すことが大切です。

定期的な検査が好ましいと言われている検査の一つで、健康状態のチェックとしても行うことが出来ます。
呼吸機能は死ぬまでずっと利用する大切な役割を持った器官ですから、しっかり検査を受けておきましょう。

呼吸器系の検査は肺に異常を感じている時だけでなく、内臓系の疾患の場合にも用いられることがあります。
これは肺活量の低下が肺だけと関係しているわけではないことと関係しているのです。
検査を受ける際はしっかりと正しく受けましょう。

眼底写真検査

眼底検査では緑内障や動脈硬化などの目の異変に気が付くことが出来ます。
眼底検査は特殊な機械によって目を覗きこむ事によって行われます。

これにより黒目の奥をのぞくことが出来るようになり、異常を察知出来るようになるのです。
この検査で失明につながる病気をいち早く見つけることが可能です。
眼底写真検査は眼科の診察において用いられることが多い検査です。
この検査をすることによって多くの病気を早期発見できると言えます。

眼底の検査ではありますが眼だけではなく全身の異常を察知することが出来るとも言えるのです。
例えば心筋梗塞や脳梗塞の危険性を判断することが出来るのです。
病気は早期発見出来れば症状の進行を食い止めることも可能なのですから、しっかりと検査を受けておきましょう。

最近では眼底写真検査は人間ドックでも用いられるようになってきました。
それだけ重要視されている検査と言うことなのです。
自覚症状のないまま進行してしまう病気を未然に防ぐことが出来ることからも、積極的に行われる検査であると言えるでしょう。
眼底検査では眼底検査でしか見ることが出来ないものがあります。

眼底写真検査では検査内容を写真に出来ることからも病気の進行度合いの確認や治療内容の確認に用いることが出来ます。
眼底写真検査で撮影した写真を詳しく見ることによって早期的な病気を確認出来ることもあるのです。
目の検査だからと軽くあしらわず、しっかり受けるべき検査です。

脳波検査

脳はその活動において微弱な電波を出しています。
これをキャッチし診断するのが脳波検査と呼ばれるものです。
脳波検査ではどのような事が分かるのでしょうか。

けいれんを起こした時に、または意識障害を見つけようとする時などに有効です。
またてんかんや脳腫瘍の発見にも役立ちます。
脳死判定は脳波を計測することによって行われています。

脳波検査はCT検査とMRI検査の組み合わせによって診断されます。
この二つを組み合わせることによってほとんどの異常は発見されると言えるのです。
ですから脳波検査が行われることはそう頻繁なものではありません。
しかしてんかんや意識障害においては脳波検査はとても重要な検査になるのです。

脳波検査は30分程度と比較的短時間で終えることが出来ます。
脳波検査は何らかの異常を掴むことは出来ますが、それは複数の検査結果と併用して診断されていくものです。
脳波結果だけで診断結果が付くことはまずあり得ません。
ですから、脳波検査は他の検査と一緒になっていると考えるのがいいでしょう。

脳波検査は密室で行われ、脳の波長を検査されます。
脳波検査は補助的に行われるもので現在は補助的な役割が非常に大きい検査なのです。

しかし、補助的に利用されることによってより具体的に脳の病気や疾患が見つかる可能性は大きいです。
しっかりと検査内容を確認し、検査を受けるようにしましょう。
そうすることによって検査の結果はよい判断材料となるので、多面的に検査しましょう。

心臓系検査

生理機能検査の一つに心臓系検査があります。
これはその名の通り心臓に異常が無いか調べる検査になります。

心臓検査の基本は心電図です。
心電図での検査は不整脈の発見が出来ます。
心臓はリズムカルに脈を打っていますが、不整脈ではこのリズムに異変が起こっている状態を言います。

この検査は手足や胸に器械を付けることによって脈を計測するものです。
そのため痛みはなく脈を記録する時間も数分で済みます。
これにより心臓が正しく脈を打てているのかを計測します。

また運動負荷心電図というものも存在し、これは狭心症の方に用いられます。
心臓は運動することによって鼓動が高まったりします。
狭心症の方は運動を行うことによって不正が現われるので運動をした後で心電図を行うものです。
心臓に負担を掛けて行いますが、診断度は高くなります。

心臓超音波検査も心臓系検査の一つでこれは心臓の大きさや心臓の動き方が見えます。
心臓の大きさによっても診断出来ることがあるため心臓が弱っていないか確認することも可能です。

その他にもCTえんさやMRIといった検査もあります。
これらはどれも心臓に異常が無いのか確認するための検査で心臓の疾患はこういった検査を組み合わせることによって分かります。
心臓系検査はこのように生理機能検査として行われます。
また心臓の特性上、繰り返し検査を受ける必要がある場合もあります。
心臓系検査には痛みを伴うものはほとんどないので安心してください。

関連記事

尿酸値の検査の方法や判定基準

尿酸の測定検査の基準値やわかる事 尿酸値の測定検査とは 尿酸とは、プリン体という物質が分解し

記事を読む

PET検査の費用・流れ・解る事など詳細説明

PET検査とは、がん検査の一種です。 がん細胞が、ブドウ糖を正常な細胞より多く取り込む仕組みを

記事を読む

耳の検査でわかる事

聴力検査でわかる事 『聴力検査』というのは、その名の通り「音がどの程度まで聞こえているのか」と

記事を読む

糖尿病の検査の方法や基準値

尿中ケトン体の測定検査の基準値やわかる事 尿中ケトン体の測定検査とは 尿中ケトン体検査は、主

記事を読む

心電図検査でわかる事

家庭用心電図記憶装置でわかる事 家庭用心電図記憶装置は、自分で心電図検査を行うことができる、家

記事を読む

血管連続撮影の概要の費用・流れ・解る事など詳細説明

血管連続撮影(血管撮影検査)とは、血管や流れる血の様子を確認し、病気による変化や血管の狭窄(狭ま

記事を読む

放射線治療の費用・流れ・解る事など詳細説明

放射線治療とは、手術による外科療法、抗がん剤による化学療法と並ぶがん治療の3つのうちの一つです。

記事を読む

放射線検査と妊娠・出産・子供への影響についてのまとめ

妊娠して放射線の検査を受けました。影響は? 妊娠中の体はもう一つの命を宿しているわけですから、

記事を読む

尿検査でわかる事

尿沈渣検査の基準値やわかる事 『尿沈渣(にょうちんさ)』というのは、尿を遠心分離機にかけた後で

記事を読む

骨塩定量の概要の費用・流れ・解る事など詳細説明

ごく微量のX線を当てて、骨に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの量を測定する検査です

記事を読む

no image
食道がんを詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

食道がん(しょくどうがん)とは、消化器官の一種である食道に形成される悪性腫瘍のこと

no image
期外収縮を詳細に:原因,症状,検査,治療など

期外収縮とは 期外収縮(きがいしゅうしゅく)は不整脈(ふせいみゃく)の一種

no image
副腎がんを詳細に:原因,症状,検査,治療,予後など

副腎(ふくじん)がんとは、副腎に発生する悪性腫瘍(しゅよう)のことです。 そ

薬疹を詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

薬疹とは(概要) 薬疹(やくしん)とは皮膚の病気の一種であり、薬剤によって症状が

no image
副甲状腺機能低下症を詳細に:原因,症状,検査,治療など

副甲状腺機能低下症とは 副甲状腺機能低下症(ふくこうじょうせんきのうていかし

→もっと見る

PAGE TOP ↑