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アルコール性肝炎の原因・症状・治療・予防とは

公開日: : 最終更新日:2015/07/17 肝臓の病気, お酒・アルコール


アルコールの大量摂取が体に悪影響を及ぼしてしまうことは、改めて説明するほどでもないでしょう。
そして、肝臓に負担がかかっていることも、お酒が好きな方であれば十分承知しているはずです。
アルコールが原因で引き起こされてしまう肝炎は、アルコール性肝炎と呼ばれています。
飲酒によって、まずはアルコール性脂肪肝となり、さらに飲酒を続けることで、肝炎へと至り、肝臓の状態をどんどん悪化させていってしまいます。
また、厄介なのが、肝炎ウイルスに感染して同時にウイルス性肝炎も患ってしまう場合です。
こうなってしまうと、症状の悪化は早まり、肝硬変、肝臓がんなどの大きなトラブルへと進行していってしまいます。
お酒を飲むこと自体が完全に毒というわけではなく、あくまでも問題なのは、大量飲酒ということです。
どの程度の飲酒が大量飲酒となるかは人それぞれですので一概にはいえません。
性別や年齢によっても異なりますし、体質によっても大きく異なります。
「みんなと同じくらい飲んでるだけだから大丈夫」という考えは通用しません。
お酒を嗜む方は、一度医師に相談して自身のアルコール適正などを調べてもらい、お酒の量を調整すると良いでしょう。
そして、お酒の量を少しずつ減らし、完全に経つことができればなお良いでしょう。

アルコール性肝炎の症状とは

お酒の大量摂取によって引き起こされてしまう肝障害が、アルコール性肝炎です。
その症状は、倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸、下痢などがあります。
また、腹部の痛みや肝臓の圧痛も感じてしまいます。
適度なお酒が蓄積して症状があらわれてしまうことはありませんが、大量にお酒を飲み続けていると、肝臓にダメージを徐々に蓄積させていき、やがて体の異常を感じはじめ、発症となってしまいます。
はじめは特に目立った症状が無いため、気が付いたころにはかなり悪くなっており、時には日常生活に支障をきたすほどにもなってしまいます。
アルコール性肝炎が悪化すれば肝硬変へと至ります。
さらに、糖尿病といった生活習慣病を患ってしまうことも大きな問題となってしまいます。
そうなってしまった場合、大きく生活習慣を見直し、糖尿病の治療も同時に行なわなければいけなくなります。
アルコール性肝炎は、ウイルス感染による肝炎とは異なり自身で防ぐことができるにも関わらず、近年ではその患者数を増す一方となっています。
大抵の方は、「自分は大丈夫」「これくらいなら問題ないだろう」という考えを持っており、一度肝臓に問題を抱えなければ、考えを改めないことが増加の一因となっています。

アルコール性肝炎の治療や予防

アルコール性肝炎と診断されてしまった場合は、節酒ではなく禁酒することが重要です。
簡単に思えることですが、お酒に依存している方には非常に大変なことです。
場合によっては精神科にも相談して依存性を無くす努力が必要です。
アルコール性肝炎は、禁酒することにより発症原因の元を経つことができ、症状を改善することができます。
つまり、直そうと思えば簡単に直すことができるので、ウイルス性肝炎などに比べたら危険性は高くありません。
ただし、禁酒に精神的苦痛を感じ、ストレスを溜めてしまうと体に害を成してしまいます。
別の病気を発症してしまう恐れすらあります。
また、ストレスは自身の性格や対人関係にも影響してしまいます。
いざ禁酒となった際にこのようなストレスを感じないためにも、健康であるうちにお酒を少しずつ減らして節酒に努め、いざ禁酒が必要となった場合にも、きっぱりとお酒を断つことができるくらいの心構えにしておく必要があるのです。
どのくらいお酒の量から正常か、どのくらいであれば異常かは判断することは難しいです。
人それぞれ体質が異なるため、はっきりと数値で表すことはできないと思われます。
そのため、節酒を試みる際は、一度自身のアルコール適正量を調べてもらうと良いでしょう。

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