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ノロウイルス感染症を詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

公開日: : 最終更新日:2017/06/25 感染症

ノロウイルス感染症とは

ノロウイルス感染症(のろういるすかんせんしょう)とは、ノロウイルスによって引き起こされる感染性胃腸炎で、ウイルス性の食中毒でもあります。
ノロウイルスは人間の腸管、河川、沿岸海域、牡蠣(かき)などの二枚貝に分布しており、直径約30,000分の1mmの小型のウイルスです。

カリシウイルスというウイルスの仲間であり、人から人へとうつったり、集団感染を起こしたりするほか、アルコールなどの消毒薬が効きにくく、10~100個の少ない量で感染が成立する、強力な感染力を有しています。

かつて米国のオハイオ州、ノーウォークという名称の町にある小学校で急性胃腸炎が集団で起こり、その患者の糞便から発見されたため、ノーウォークウイルスと呼ばれていたことがあり、そのあとは電子顕微鏡の進化によりウイルスにより形態が明確になったことにより、小型球形ウイルスという呼称が使用されていました。

ノロウイルスという名称が使用されるようになったのが2002年のことです。
日本国内でのノロウイルスによる食中毒のピークは例年12月と1月ですが、発生自体は1年中、全国的に報告されています。
ピーク時期以外でも11月、2月と3月は発生件数が多いため、警戒が必要です。

感染し、1~2日の潜伏期間を経て発症した場合の主症状は吐き気、嘔吐(おうと)、下痢であり、多くの場合は2~3日で軽快し、経過は比較的良好です。

ただし、抵抗力の低下した高齢者は脱水症状や体力の消耗で重篤な状態におちいり、最悪の場合には命を落としてしまう恐れもあります。

また、感染しても発症しないことがあるほか、症状回復後もしばらくのあいだノロウイルスは体内に残っており、糞便中に混入している形で体外へと排出され続けるのが特徴です。

ノロウイルス感染症の原因

汚染された貝類

主な感染源として汚染された貝類をあげることができます。
とくに牡蠣が感染源となることはよく知られていることです。

牡蠣をはじめとする二枚貝はプランクトンと一緒にノロウイルスを摂取し、中腸腺(ちゅうちょうせん)にためこんでいます。

ノロウイルスがためこまれている貝類を十分に加熱することなく食べた場合、人間の小腸内に入り込んで感染してしまいます。

ノロウイルスが増殖することが可能なのは人間の小腸上皮細胞(じょうひさいぼう)内のみです。
人間の体のなかで増殖したウイルスは糞便と一緒に排泄されてしまいます。

糞便は下水処理場で浄化、塩素処理が行なわれたのちに河川へと流されるわけですが、ノロウイルスは水の消毒で使用されている通常の塩素濃度では死滅しません。

そのため、感染力を失わないまま海水中を漂って牡蠣などの貝類に感染し、汚染された貝類を生食した人間に感染するというサイクルができてしまいます。

汚染された水

過去に汚染された井戸水によって、ノロウイルス感染症が集団発生したケースがあります。

水道水の水質基準程度の次亜塩素酸ナトリウムの濃度ではノロウイルスの力を失わせることは不可能であり、対処が困難であるとされています。

二次的感染

ノロウイルスの感染者が、手洗いが不十分なまま調理を行なうことによって食品が汚染されてしまい、その食品を摂取した人が感染してしまうリスクがあります。

家庭のほか飲食店、宿泊施設など、このパターンでの感染は多くの場所で起こり得ることです。

また、ノロウイルスに汚染された糞便や嘔吐物の処理を行なったあと、接触した手に付着したウイルスや不適切な処理で残留したウイルスが口から入り込んだ場合にもノロウイルスに感染してしまう原因となります。

ノロウイルス感染症の感染経路

接触感染、飛沫感染、空気感染、経口感染の4種類の感染経路がノロウイルス感染症にはあります。
接触感染は、ウイルスが混入した食品、糞便や嘔吐物に触った手を介して感染するものであり、飛沫感染は嘔吐物などからの飛沫を吸い込んで感染するものです。

空気感染は下痢便や嘔吐物の処理が不適切であったために残留したウイルスを含んでいる小粒子が空気中に舞い上がり、それを吸い込んで感染するものです。

また、経口感染はウイルスが含まれた飲食物、嘔吐物などからの飛沫、空気中に舞い上がったウイルスを含む小粒子の吸入によってノロウイルスに感染してしまうことになります。

ノロウイルス感染症の症状

潜伏期間

ノロウイルス感染症は、感染が成立した瞬間に症状を起こすわけではありません。
潜伏期間を経て、症状が出現するようになります。
この点はほかの種類の食中毒を引き起こす菌と共通していることです。

どのぐらいの時間が発症までにかかるのかといいますが、10数時間~数日かかることが多いです。
平均では感染後1~2日間でノロウイルス感染症の症状が出現するようになります。

発症期間

潜伏期間が短いノロウイルス感染症ですが、発症期間も短いです。
症状が持続する時間は数時間~数日間であり、平均では潜伏期間と同じ1~2日間が発症期間です。

元々なにか別の病気にかかっていたり、著しく体力が落ちているなどの事情がない限り、重症化して長期の入院を余儀なくされるようなことはまずありません。

吐き気・嘔吐

突然、強い吐き気・嘔吐を起こしてしまいます。
ノロウイルスは小腸の上皮細胞内で増殖し、胃腸の運動機能を悪化させて吐き気、嘔吐の症状を引き起こします。

吐き気や嘔吐の症状による嘔吐物にはノロウイルスが混じっており、処理の行いかたには十分に注意しなければいけません。

窒息(ちっそく)

ごくまれに起こる症状ではありますが、警戒しなければいけない症状です。

ノロウイルス感染症ではすでに述べたように嘔吐の症状が起こりますが、嘔吐物がのどに詰まってしまうことによって窒息するリスクがあります。

下痢

水のような便を意味する水様便が、ノロウイルス感染症で出現する下痢の症状です。

血便になることは基本的になく、回数はひどい下痢症状だと10回以上になるケースもありますが、通常は2~3回しか起こりません。
激しい下痢や嘔吐の症状による脱水症状には十分に注意しなければいけません。

腹痛

突然、激しいお腹の痛みに襲われて、下痢の症状が引き起こされます。
ただ、成人の場合は激しい下痢、嘔吐の症状が出現しないことがあり、吐き気や腹部膨満(ぼうまん)感という、お腹の張りを感じる程度の症状になるケースが少なくありません。

発熱

熱が上がる症状が出現することもあります。
ただし、高熱になるということは基本的になく、37~38℃程度までしか上昇しないことが多いです。

そのほかの症状

人によっては上記の症状以外に、頭が痛くなる、寒気がする、だるくなる、筋肉痛がする、のどが痛むといった症状が出現したりすることがあります。

たくさんの症状が起こり得る感染症であり、症状によっては単なる風邪と間違ってしまうこともあるでしょう。

回復後でも油断は禁物

症状が回復したあとも7~14日間、まれにひと月という長期間にわたって、ノロウイルスは糞便中に存在しています。

このことが原因となって二次感染を引き起こすリスクがあるというのが、ノロウイルスのやっかいな特徴の一つといえるでしょう。

感染しても発症しないケースがある

感染はしても発症はしないことを不顕性(ふけんせい)感染といいます。

本人が感染していることを自覚していないだけでなく、まわりの家族なども本人が健康そうな見た目をしているため、自分やまわりが対策をとることができず、感染が拡大していってしまう恐れがあります。

一度経験すると二度と感染・発症しない?

病気のなかには一度感染すると抗体を獲得することにより、二度と感染しないものがあります。
ノロウイルス感染症の場合にはどうかといいますと、このようなタイプの病気ではありません。

一度経験すれば二度となることがない感染症ではなく、条件が整えばまた感染が成立し、症状が出現するようになります。

ノロウイルス感染症の検査・診断

何科に行く?

「ノロウイルス感染症かな?」という疑いがある場合に、何科の病院へ行けばいいのでしょうか。
このようなことを疑問に感じる人は少なくありません。

突然の嘔吐や下痢などの症状が出現し、ノロウイルス感染症を発症したと思った場合には、内科、消化器内科へ行くとよいでしょう。
子どもの場合には小児科へ連れて行ってあげればOKです。

どういう検査方法がある?

ノロウイルス感染症を調べることを目的とした検査の一つとして「迅速(じんそく)検査」という方法があります。
「ノロウイルス抗原検査」ともいって、糞便中のノロウイルスの検出を行なうことが可能な方法です。

結果が早く出るという強みがありますが、精度は100%ではなく、ノロウイルスに感染しているにもかかわらず、結果が陰性と出てしまうことがあります。

また、健康保険の適用は3歳未満または65歳以上の人で、医療機関の医師が医学的に必要と判断した場合に限定して、保険適用となります。
検査対象外の人で希望する場合には全額自己負担となり、医療機関によりますが2,000~5,000円程度の費用が発生します。
受けたい人は、事前に迅速検査に対応しているかどうかを確認したうえで受診しましょう。

どうやって診断する?

問診、診察、周囲の感染状況などを総合的にみて、ノロウイルスが原因で感染症を起こしていると推定して診断がなされていることが多いです。

いつ・なにを食べたまたは飲んだのか、家族などまわりに同じ症状が出現している人がいないかといった、ノロウイルス感染症と関係がありそうな情報はメモなどにまとめて病院へ行くとよいでしょう。

こうした情報はスムーズな診察の助けとなります。

昨日の昼に牡蠣を生食した、家族内に同じ症状が出現しているといった情報があると、ノロウイルス感染症を起こしているということが強く疑われることになります。

ノロウイルス感染症の治療

ノロウイルスに対する特効薬は存在しない!

現状において、ノロウイルス感染症の特効薬といえるような抗ウイルス薬は開発されていません。
抗生物質(抗菌薬)が効果を発揮せず、別のウイルス性胃腸炎との共通点として、薬剤で治すことが不可能です。

過度な心配は無用!

特効薬がないといわれると「重症化したらどうしよう…」と、途端に不安に感じてしまう人がいますが、過剰に心配になる必要はありません。
たしかにノロウイルスに効く特効薬は存在しませんし、またウイルスは変異が激しく薬の開発が難しいとされています。

しかしながら、ノロウイルス感染症は平均で1~2日間という短期間で自然に軽快する病気です。
脱水症状による重症化には警戒する必要はありますが、安静にしていればじきによくなります。

病院での対応は?

医療機関に行った場合の治療方法は、対症療法が基本です。

脱水症状の対策としての水分補給を行ない、とくに乳幼児や高齢者に対しては点滴が選択されることがあります。
また、腸内にせい息しているウイルスの排出を進めるため、これを阻害してしまう下痢止め薬は基本的に使用されません。

使用されたとしても腸の動きを抑制しない薬剤であり、あとは痛み止め、整腸剤、吐き気や嘔吐の症状を楽にするための鎮吐(ちんと)薬などが使用されることがあります。

ワクチンはない!

激しい下痢や嘔吐などの症状に苦しめられたくないと、普通は誰もが思うはずです。
「インフルエンザのようにワクチンがあればいいのに…」と思った人もいることでしょう。

たしかにあれば予防効果が発揮されていいのですが、現状においてノロウイルス感染症のワクチンはありません。
ほかの方法で未然に防げる可能性を高めていくことしかできないという状況です。

食事の摂りかた

強く症状が出ているあいだは無理に食事を摂るようなことはしません。
まず重要なのは脱水症状の回避であり、経口補水液などを使用して水分補給を行ないます。
状態が落ち着いて空腹感があり、食事を摂ることが可能であれば、少ない量で回数を増やした食事を基本とします。
消化のよいおかゆなどを食べることからはじめ、少しずつ通常の食事へと戻していくことが大切です。

ノロウイルス感染症の予防

食品を加熱する

ノロウイルス感染症は牡蠣をはじめとする二枚貝などを生で食べた場合に感染し、発症することがとくに多いです。

流行時期だけでなく、日ごろから食材を十分に加熱して食べることを習慣にすることが、ノロウイルス感染症の予防につながります。

中心部85~90℃で1分半以上、火を通すことが必要といわれていますので、目安にしてみることをおすすめします。

生食をしない

加熱をすれば100%、ノロウイルス感染症を防ぐことが可能なわけではありません。
できる限り感染してしまうリスクをなくしたいと思う人は、牡蠣の生食をしない、井戸水を飲まないという具合に、感染源になり得るものを徹底して摂取しないというのも効果的です。

どうしても牡蠣を食べたいというような場合には、前述したように十分な過熱を行なう、たとえばカキフライにしたり、ボイル牡蠣にしたりといった形で食べたほうがよいでしょう。

調理器具を熱湯消毒する

ノロウイルス感染症の原因となる貝類の調理を行なったあとは、包丁やまな板などの調理器具をすぐに熱湯消毒しましょう。
また、貝類を調理する器具とほかの食品を調理する器具をわけるというのも、ノロウイルス感染症を防ぐためには意味のあることです。

調理台・調理器具の殺菌をする

次亜塩素酸ナトリウムの使用や加熱を行なう方法があります。
調理器具などを洗剤などを使ってよく洗ったあと、塩素濃度200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭く、包丁やまな板、食器、タオルなどは85℃以上で1分間以上の加熱を行なうのが効果的です。

症状がある人は調理をしない

嘔吐や下痢などのノロウイルス感染症の症状がある人は、食品の取り扱いをしないに越したことはありません。
調理をすることにより食品が汚染されてしまい、感染を拡大させてしまうリスクがあるためです。

手洗い・うがいをする

帰宅してすぐの手洗い・うがいのほか、調理時、配膳時、食事の前、トイレのあと、糞便・嘔吐物の処理後の手洗いは必ず行ないましょう。

調理時には十分な加熱を行なっても、汚染された食品をすでに手で触っていて、加熱した食品にその手で触ることにより感染するリスクがあります。
家庭でもこのミスには注意しなければいけませんが、とくに飲食業などに従事している人は注意しなければいけません。

手洗いを行なう際には、リングなど装着しているアクセサリー類を外し、よく石けんを泡立てて、ブラシなどを使い手指をきれいにするのがおすすめです。
すすぎは温水・流水でしっかりと行ない、清潔なタオルかペーパータオルで濡れた手を拭きます。

物の共用を避ける

タオルを例に説明しますが、手洗いを十分に行なったとしても、ウイルスが残存しているリスクがあります。

ノロウイルス感染症になっている人が、ウイルスが付着した手でタオルを使用した場合、別の人がそのタオルを使用することによりノロウイルスがうつってしまうことになります。

このようにノロウイルス感染症を起こしている本人以外も使用するものは、極力別々のものを使用することが大切です。

タオルに関していえば、患者と家族が別々のタオルを使用する以外に、ペーパータオルを使用する方法も感染してしまう危険性を低くすることにつながるでしょう。

嘔吐物・糞便を適切に処理する

まず、処理のためのガウン(エプロン)、使い捨てのマスクと手袋、拭き取り用の紙ペーパーや新聞紙など、次亜塩素酸ナトリウムを用意します。

糞便、嘔吐物を紙ペーパーなどで静かに拭き取り、床を塩素濃度約200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭いたあと、さらに床の水拭きを行ないます。
おむつはすぐに閉じて糞便などを覆ってしまうことが大切です。

拭き取りやおむつ交換で使った紙ペーパー、手袋などはビニール袋に密閉した状態にして捨てますが、袋のなかに塩素濃度約1,000ppmの次亜塩素酸ナトリウムを投入するとよりよいです。

ウイルスは乾燥すると空気中を漂い、吸い込むと感染成立となる恐れがあるため、嘔吐物・糞便は乾かないうちにスピーディに処理し、処理が完了したあとはウイルスを外に追い出すよう空気の流れに気をつけながら空気の入れ換えをしっかりと行ないましょう。

嘔吐物や糞便が衣類、リネンに付着した場合には、処理を行なう人はガウンまたはエプロン、使い捨てのマスクと手袋を用意します。

汚れた衣類やリネン類の嘔吐物、糞便を除去し、洗剤を投入した水のなかで静かにもみ洗いを行ないます。
下洗いを行なった衣類やリネンの消毒は85℃以上で1分間以上の熱水洗濯が望ましいのですが、これを行なうことが可能な洗濯機がない人は、次亜塩素酸ナトリウムの使用も効果的です。

また、下洗いを行なった場所は塩素濃度約200ppmを使用して消毒を行なったあと、洗剤を使用してきれいにしておく必要があります。
すすぎはしっかりと行ない、高温の乾燥機などを組み合わせるとノロウイルスを撃退する効果が高まります。

また、汚れたのが布団などですぐに洗うことが不可能なケースもあるでしょう。
この場合には十分に乾燥させて、スチームアイロンや布団乾燥機を使用するのが有効です。

感染者が使った食器類を消毒する

とくに大勢の食事の調理や配食などを行なう場所では気をつけなくてはいけません。

ノロウイルス感染症を引き起こしている人が使った食器類や嘔吐物が付着した食器類を片付ける際には、使い終わったあとすぐに次亜塩素酸ナトリウム液に浸す形で対処するとよいでしょう。

また、食器などの下洗いを行なったり、感染者が吐いたあとにうがいをしたところにも、塩素濃度約200ppmの次亜塩素酸ナトリウムを使用して消毒を行なったあと、洗剤できれいにします。

環境の消毒をする

ノロウイルスはドアノブ、電気のスイッチ、階段の手すりなど、感染者が接触する場所でも検出されます。
また、カーテンで検出されることもあるため注意が必要です。

こうした環境の消毒も次亜塩素酸ナトリウムなどによる消毒が効果的ですが、金属腐食性があるため、消毒したあとは薬剤をしっかりと拭き取る必要があります。

入浴は避ける

ノロウイルス感染症を引き起こしている人は、お風呂に入ることは避けたほうがいいです。

どうしてもという場合には一番あとに入り、お風呂を使い終わったあとには浴槽や浴室内を消毒剤や除菌剤を使って掃除しておくことが大切です。

症状回復後も対策を継続する

症状が回復したあとも、7~14日間、まれにひと月は糞便中にウイルスを排出し続けることになります。
手洗いやトイレを使い終わったあとのウイルス除去のような対策は回復後も徹底して行ないましょう。

効果のない殺菌消毒方法

間違った対策に関して説明しておきますが、エタノール入りの消毒剤、逆性石けん(塩化ベンザルコニウム)を使用して殺菌消毒する方法は合っていると思いますか?

実はこれらのものを使った対策は誤りで、ノロウイルスをやっつける効果は発揮してくれません。

ノロウイルスの力を完全に失わせるためには、前述した次亜塩素酸ナトリウムの使用や加熱による方法を選択する必要があります。
なお、次亜塩素酸ナトリウムは人体に使用することは不可能なため、手指などの体の消毒を目的に使用することは絶対にやめましょう。

調理器具や汚れた場所の消毒を行なうことのみを目的に、次亜塩素酸系ナトリウムは使用してください。
次亜塩素酸系ナトリウムは家庭用の次亜塩素酸系ナトリウム配合の塩素系漂白剤を使用する方法もあります。

使用の際には濃度が高いほどよいというわけではなく、適切な濃度で使用しなければ十分な有効性は発揮されないため、指示通りに使用しましょう。

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