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蠕虫症の原因・症状・感染経路・治療・予防・検査など

公開日: : 最終更新日:2016/02/07 感染症, 寄生虫症


蠕虫症というのは蠕虫と呼ばれる寄生虫に寄生されることで発症します。

これはどういった病気なのでしょうか。

蠕虫症の症状

感染しても、症状があらわれないことがほとんどです。

発症するとせきや発熱、腹部や胸部の不快感などの症状がみられます。

悪化すると腸閉塞や下痢が引き起こされる場合もあります。

蠕虫症はどの程度の寄生虫に侵入されるか、どれくらいの期間保持しているか、寄生される部位などによって、症状は変わってきます。

また、寄生された人の体調や状態によっても、症状はちがってくるでしょう。

蠕虫症の原因

蠕虫症は蠕虫に寄生されることで発症します。

一般的な寄生虫はごく小さなものですが、人間に感染すると分裂して増えていきます。

そして細胞を破壊、有害物質を放出して人間に悪影響を及ぼします。

しかし、蠕虫類は多細胞生物に分類され、比較的大きいのが特徴です。

蠕虫は大便がしみこんだ土壌と皮膚が接触したときに感染しますが、そのほとんどは食べ物を介して感染にいたります。

汚染された土壌で収穫された農産物を、生の状態で口にすることで感染するのです。

虫卵や幼虫が人間もしくは動物の体のなかに入り込むと、成虫になったり幼虫のまま次の宿主に食される機会を待ったりするものがいます。

しかし一般的な寄生虫とはちがって、その個体数は減ることはあっても増殖することはないとされています。

蠕虫症の治療

蠕虫症の治療は駆除薬を用いて、進めていくのが一般的です。

ワクチンなどは開発されていないので、食事前にはしっかり手洗いをするなどの予防が有効です。

また、生の野菜によって感染することもあるので、加熱することも大切です。

未加熱のまま野菜を食べる場合は、流水でていねいに洗うようにしましょう。

大便で汚染されている可能性がある土地に行く場合は、裸足で歩くのはよくありません。

土と皮膚が接触しないように、十分に気をつけましょう。

熱帯の発展途上国では蔓延していることがあるので、気をつける必要があります。

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