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椎間板ヘルニアを詳しく:原因,症状,診断,治療,手術,予防

公開日: : 最終更新日:2015/08/06 骨・関節の病気

人体の構造と椎間板ヘルニア

人間の神経には、体の各部位から痛い・熱いなどの知覚情報を脳へ伝達する知覚神経と、脳からの指令を各部位に伝達する運動神経の2つがあります。
脊柱を構成する腰椎は5つあり、上から第一腰椎・第二腰椎と呼ばれます。
神経は5つの腰椎が縦方向に連結している管のなかにあります。
第二腰椎より下部の神経は縦方向に並んでおり、脊髄馬尾という名前で呼ばれています。
脊髄馬尾神経は各腰椎で左右一対ずつに分かれています。

5つある腰椎は複数の靱帯や椎間板というクッション性のある組織に連結しています。
椎間板は高いクッション性を保持していて、腰椎を支えるだけでなく、腰椎の可動性を高めています。

椎間板は外縁を形作る線維輪と、中心に見られるやわらかな髄核によって構成されています。
椎間板のなかの線維輪が弱体化して膨隆する、あるいは線維輪が絶たれて内部の髄核が飛び出て近辺の神経を刺激する状態を腰椎椎間板ヘルニアと言います。

ただし、この状態になってもなんらかの自覚症状がすぐにあらわれるとは限りません。
症状がずっとあらわれない状態で、自然消滅もしくは縮小することも少なからずあります。
自覚症状は違和感から激しい痛みまで、さまざまなものがあります。
少しでも気になることがあるなら、医師に相談して原因を明らかにしたほうがいいでしょう。

また、椎間板ヘルニアは頸から腰のどこにおいても生じます。
しかし、その多くは腰に集中していることがわかっています。

椎間板の破壊については、原因はいろいろあると言われています。
椎間板ヘルニアを発症する年齢は50代が圧倒的に多く、10代や70歳以降ではほとんど見られません。
椎間板ヘルニアの発症者は男性のほうが多いと言われています。

腰痛のほとんどは原因が特定できず、特定できるなかのごくわずかが椎間板ヘルニアだと言われています。
また、椎間板ヘルニアというと手術が必要だとイメージをもつ人は多いですが、手術が必要なほど深刻な症状があらわれるのはこのなかでもごく少数とされています。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアは生じた場所によって、あらわれる症状にちがいが見られます。
また、椎間板ヘルニアは髄核の突出によって起こりますが、突出の程度とどれくらい症状があらわれるかはあまり関係ありません。
ひどい症状があらわれているのに突出はそれほどでもないこともあれば、それとは逆のことも起こりえます。

腰椎の椎間板ヘルニアは、いわゆるぎっくり腰のようなもので腰をひねった際にひどい痛みが生じるといった状態となります。
強い痛みによってしばらくは体の自由がききませんが、多くは2~3週間ほどである程度収まって慢性化します。
また、なんとなく手足のしびれや腰の鈍痛を感じて、時間の経過とともに消失し、またあらわれるといったような、慢性型で発症することもあります。

どちらのタイプも腰痛とともに、おしりの片側、太ももの後方、膝から足首までの外側、つま先まで激しい痛みが生じる座骨神経痛が引き起こされるケースがあります。
椎間板ヘルニアによって引き起こされる座骨神経痛では、排便時やくしゃみ、せきなどのタイミングで痛みが強くなることが多いとされています。
痛み以外にも、知覚障害や脱力感、しびれといった症状が見られることもあります。
また、ものにつまずくことが増えたり、腱反射がにぶくなったりすることも確認されています。
筋力の低下や萎縮が症状としてあらわれるケースもあるようです。

椎間板ヘルニアは腰だけでなく、頸椎で生じることがあります。
左右どちらかの腕に痛みが生じ、脱力感やしびれなどの症状がともなうことがほとんどです。
また、首の後方に痛みが生じるため、首が自由に動かせなくなることもあります。

髄核が後方中央に突出してしまった場合は、神経根よりも脊髄が圧迫されやすくなります。
そのため、しびれを感じる箇所も足ではなく、胸から腕にかけてしびれるようになります。
その影響で歩行が困難となり、階段をのぼったり降りたりするときによろけてしまうことが多々あります。

椎間板ヘルニアの診断

腰椎椎間板ヘルニアの診断では、主に画像検査と神経学的検査の2種類が実施されるのが一般的です。
画像検査はX線検査だと椎間板ヘルニアを発見できないため、CTやMRIを用いて患部を中心に調べていきます。

ただし、画像検査によって椎間板ヘルニアが認められたとしても、痛みなどの症状に直結するわけではありません。
画像検査以外の検査結果を踏まえたうえで、腰痛の原因がどういったものなのか判断していく必要があります。
画像検査のみで椎間板ヘルニアだと診断された場合は、信頼性に問題があると言えます。
画像検査によって大きなヘルニアが認められた場合のほうが、自然に消失しやすいという報告もあります。
意味のない手術をしないためにも、はじめにきちんと原因を特定することが大切です。
そのためには、各種検査が可能な医療機関を受診する必要があるでしょう。

神経学的検査では、安静にしている状態で感覚や筋力になんらかの問題がないかを確かめていきます。
患部だけでなく全身をくまなく診察することで、腰痛の原因が特定されやすくなります。
それぞれの筋肉の働きを確かめてから、皮膚の感覚に問題がないか確かめていきます。
この検査を行うことで、筋力低下や麻痺がないか確認することができます。
膝頭を軽くたたいて、手足の協調運動や反射に問題がないか見ていく検査も行われます。
検査は、10~15分程度で終了します。

基本的な検査を行い、より詳細な状態を調べる必要がある場合は追加で検査が行われます。
神経根造影や椎間板造影、脊髄造影、血液検査、尿検査などを行って、こまかく調べていくことになります。
椎間板ヘルニアの場合は尿検査や血液検査で異常が認められないので、なんらかの異常がある場合はほかの疾患の可能性が高まります。

手術をするときなどは、ヘルニアが生じている位置と状態をより正確に把握する必要があります。
その場合は、脊髄腔にヨード製剤を入れて撮影する特別なX線検査が実施されます。

椎間板ヘルニアの治療法1

椎間板ヘルニアは、突出した髄核によって神経が圧迫されること、神経根やそのまわりが炎症状態となることが要因と考えられています。
症状が強く出ている急性期は、まずは椎間板ヘルニアによって起こる痛みに対処する必要があります。
そのため、消炎鎮痛薬を用いて痛みを軽減させ、安静にすることが求められます。

安静にしていれば1~2週間で炎症は落ち着き、痛みは軽減することがほとんどです。
しかし、炎症状態が一時的に回復しても、椎間板ヘルニアが根本的に完治したわけではありません。
そのため、引きつづき治療は必要となります。

椎間板ヘルニアによる痛みが軽減されたら、根本的な改善のための治療法が試されます。
そのひとつが牽引療法で、脊柱をひっぱって伸ばしていくという方法です。
骨盤部分にベルトをかけて引っ張っていきます。
脊柱が牽引されることで、飛び出した髄核が正常な位置に戻りやすくなります。
また、引っ張ったり伸ばしたりすることで、腰を支える筋肉の緊張状態を緩和させる効果もあると言われています。
患者の体重によって牽引時間は違いますが、15~20分程度行うことが多いでしょう。
ただし、一定期間の牽引は効果があると言われていますが、長期間に及ぶ場合は症状の慢性化を招く可能性があります。
そのため、この治療方法をいつまで行うかは、医師と相談して決める必要があります。

治療の一環として、温熱療法が用いられることがあります。
温熱療法によって患部を温めると、周辺の筋肉の緊張状態をとってほぐすことができます。
さらに、椎間板ヘルニアが生じてる箇所の血行を促進することで炎症状態を改善できると言われています。
ホットパックやマイクロウェイブなどを用いて行われますが、自宅などでぬるめのお湯に入浴するだけでも同じような効果をえることができます。
炎症状態がひどい場合は温めることでさらに悪化する場合もあるので、必ず医師の指示にしたがって行うことが大切です。

椎間板ヘルニアの治療法2

椎間板ヘルニアの治療では、理学療法という方法が用いられることがあります。
理学療法は椎間板ヘルニアの慢性期に用いられる療法で、腰痛の緩和を目的に行われます。
整形外科をはじめとして、整体や接骨院、カイロプラクティックなどで受けることができます。
リハビリなどでも用いられる方法で、治療によってどの程度回復するかは人によって異なります。
数回行ってみて、症状が緩和されるようならつづけてもいいでしょう。

理学療法のひとつがマッサージです。
マッサージには筋肉のこりを改善して血行を促進する作用があるため、痛みが軽減されるという効果が期待できます。
ただし、腰痛の直接的原因が椎間板ヘルニアの場合は、これだけで完治することはありません。
あくまでも痛みへの対処療法だと理解して、取り入れる必要があります。

針治療は針を体の各部位に刺すことで刺激を与えるという方法です。
椎間板ヘルニアが発生する場所は体の深部のため、マッサージと同様に針だけでは根本的に完治させることはむずかしいでしょう。
ただし、針は筋肉のこわばりをとる効果があるので、筋肉がかたまって骨や神経の位置が固定されて痛みが抜けないといったケースに有効だと言われています。

低周波治療も、椎間板ヘルニアの治療で用いられる方法です。
低周波治療はパルスと呼ばれる生体電流に似たものを流すことで、神経機能の回復をサポートするというものです。
痛みという感覚は患部から脳にむかって信号として伝達されます。
その感覚よりも早いスピードでパルスを流すことで、痛みの信号を遮断することができます。
そのため、高い鎮痛効果が期待できるのです。

理学療法は基本的には、神経根症状と軽度の脊髄症状が見られる人が行うものです。
こういった人が理学療法を取り入れると、3ヶ月程度で回復に向かうと言われています。
一定期間通院することになりますが、体への負担が比較的少ない方法が多いので、検討してみるといいでしょう。

椎間板ヘルニアの薬物療法

椎間板ヘルニアが発症してしばらくは、腰などの激しい痛みに苦しむことになります。
その痛みを軽減させるために行われるのが、薬物療法です。

薬を服用することで、痛みを抑えて炎症状態をやわらげていきます。
主に用いられるのが、筋弛緩剤や非ステロイド性の抗炎薬などです。

痛みが生じると筋肉が弛緩して固まりやすくなるので、筋弛緩剤を服用してそれを抑制していきます。
筋弛緩剤は優れた効果を発揮すると言われていますが、その反面多くの副作用が起こる可能性があります。
そのため、使用に際しては医師による正確な判断が求められます。
特に高齢者は使用を避けたほうがいいとの意見も多いので、より慎重に判断しなければいけないでしょう。

椎間板ヘルニアの治療に用いられることが多いのが、ミオナールという薬剤です。
筋肉をほぐす作用があるため、血行を改善させることができます。
腰や足の痛みの軽減にも効果的だと言われています。
痛みを軽減させる薬はいくつかありますが、そのなかでもミオナールはとくに効き目が穏やかなものです。

薬物療法で用いられることが多いのは内服薬ですが、座剤や塗り薬、湿布薬などが用いられる場合もあります。
湿布薬のモーラスは腰痛シップとしてよく知られているインドメタシンと同じ効果が認められています。
モーラスには体内で生成される発痛増強物質であるプロスタグランジンを抑える作用があります。
椎間板ヘルニアはもちろん、変形性関節症や腱鞘炎などさまざまな症状を改善するために用いられている湿布薬です。
モーラスは内服液もありますが、一般的には外用薬が用いられます。

一般的な薬剤で痛みが軽減されない場合は、神経性疼痛緩和薬やオピオイド鎮痛薬などを服用することになります。
神経性疼痛緩和薬は痛みを伝達する物質を抑制する、オピオイド鎮痛薬は脳や脊髄に働きかけるといった作用があります。
これらの薬は、痛みが緩和されにくかった患者にも有効だと言われています。

椎間板ヘルニアと神経ブロック

薬物療法などをつづけても期待された効果があらわれない場合は、神経ブロックという方法が検討されます。
神経ブロックは痛みの根源である圧迫された神経の働きを抑制するというもので、抗炎症剤や局所麻酔などが用いられます。

神経ブロックを行うときには、あらかじめ画像診断をしておくことになります。
MRIでヘルニアが見られる箇所やサイズ、神経がどれほど圧迫されているかを確認します。
患者が感じる痛みやしびれといった症状が、実際の画像で圧迫が見られる神経と関係しているのかを調べて、発生箇所を絞りこんでいきます。

神経ブロックのひとつである仙骨硬膜外ブロックは、仙骨の下方にある孔に注射針を差し込んで、馬尾神経を囲む硬膜の外側に局所麻酔とステロイド薬を入れていきます。
痛み止めの効果が高いため、歩けずに運ばれてきた人でもこの処置だけで痛みが改善される場合があります。
診察室で実施可能な方法なので、初診時に行われるケースもよくあります。

仙骨硬膜外ブロックで痛みが改善されない場合は、選択的神経根ブロックが行われます。
この治療ではX線透視装置を用いて、腰椎を観察しながら障害が起こっている神経根に直接針を刺します。
そして、刺した針から局所麻酔とステロイド薬を入れ込んでいきます。
1度の神経ブロックで効果がつづかないようなら、数週間ほど経ってから再び実施されます。
何度か行っても効果が得られない場合は、手術が検討されることになります。

選択的神経根ブロックは治療と同時に診断を目的に実施されるケースもあります。
神経根に針がさわった直後には、足に痛みが走ります。
このとき感じた痛みが普段の痛みと同じ場所で、そのあと症状が認められないのなら、その神経根に問題があることがはっきります。
椎間板ヘルニアが2つの場所に見られ、どちらが現在の症状に影響しているかわからない場合にもこの方法は有効と言えます。
場所をしっかり特定できれば、その後の治療も行いやすくなります。

椎間板ヘルニアの手術1

さまざまな治療を試しても椎間板ヘルニアによる症状が改善せず、痛みやしびれが継続することがあります。
そんな場合に行われるのが、切開手術という方法です。
また、幾度もぎっくり腰が再発している場合などにも、切開手術が行われることもあります。

椎間板ヘルニアの治療で行われる手術は、主に「直視下」「顕微鏡下」「内視鏡下」などが挙げられます。
これらは症状が出ているところをどんな方法で確認しながら手術するかというちがいだけで、突出したヘルニア部分を除去するということは共通しています。

直視下や顕微鏡下などの手術は、背中をおよそ10㎝切開して、ヘルニアがある箇所までメスを進めます。
このとき、靱帯や筋肉、脊髄、神経根などは避けなければいけません。
しかし、手術器具が神経根や脊髄などに触れて、後遺症が生じてしまうリスクは存在します。

また、これらの手術は全身麻酔をした後に実施するので、透析を受けている人、糖尿病や心臓病を患っている人などは危険性が高まってしまいます。
メスを入れた大きな手術のため、手術が済んでから1週間ほどは安静が求められます。
その後1ヶ月ほどは入院やリハビリをすることになるので、日常生活への支障は大きいと言えるでしょう。
特にお年寄りは手術はもちろん、リハビリなどの負担も小さくありません。

直視下手術を実施すると、手術が済んでから普段の生活を取り戻すまでかなりかかると言えます。
また、背中にくっきりと傷跡が残ってしまうのも、人によっては気になることでしょう。
これらの手術の多くは椎間板ヘルニアを除去するだけですが、ヘルニアが大きい場合や同じ椎間板で幾度も手術をしている場合などは脊椎固定術が行われることもあります。

また、経皮的椎間板摘出術と呼ばれる、局所麻酔をして小さく切開する方法がとられる場合があります。
この方法は切開する箇所が小さく済みますが、ほかの手術に比べると有効性に欠けると言われています。
そのため、慎重な検討が必要となります。

椎間板ヘルニアの手術2

椎間板ヘルニアの手術方法はいくつかありますが、そのひとつが内視鏡下での手術です。
この手術方法は背中を3~4㎝程度切開し、手術のために用いられる内視鏡を入れて手術をしていくというものです。

内視鏡下で行われる手術のメリットとしては、切開する箇所が小さいことが挙げられます。
切開箇所が小さいために、出血も最小限に抑えることができる安全性の高い手術と言えます。

ただし、この方法は確かな技能と経験がなければできないものなので、すべての医師が実施可能とは限りません。
また、どんな椎間板ヘルニアであっても内視鏡下手術ができるというわけではないので要注意です。
内視鏡下手術をするつもりでいても、実際に患部を見てから直視下手術にかえられるということもありえるのです。

どの手術でもそうですが、手術を行ったとしてもいずれ椎間板が再び突出して、椎間板ヘルニアが再び発症する可能性はあります。
飛び出たヘルニアを大幅に削ると、椎間板のクッション性がなくなってしまうということも頭に入れておく必要があります。
そうすると腰に痛みが生じることもあるので、どの方法であっても手術は慎重に検討しなければいけないのです。

近年、椎間板ヘルニアの治療のなかで特に注目されているのがレーザーを用いた方法です。
レーザーを利用した治療法はレーザーによる組織蒸散を活用したもので、「経皮的レーザー椎間板(随核)減圧術」と呼ばれています。

腰椎と腰椎の間から飛び出してしまった椎間板による圧迫を緩和するために、椎間板自体に針を刺します。
そして、レーザーを照射していき、椎間板のなかにごく小さな空洞をつくります。
ここでできた空洞はしばらくすると収縮していくので、椎間板ヘルニアによる脊髄と神経の圧迫が改善されます。
この方法は全身麻酔は用いずに、局所麻酔をして背中に針を刺して照射していきます。
そのため、切開をともなう手術などと比べて、患者への負担が少なくて済むのです。

椎間板ヘルニアの予防

椎間板は腰椎と腰椎の間にあり、クッションのような働きをしています。
若いときには問題ありませんが、加齢の影響でこのクッション性は少しずつ失われていきます。
そして、少しの衝撃で椎間板内部の髄核が突出して神経が圧迫されて、椎間板ヘルニアとなってしまうのです。

老化は防ぎようがありませんが、加齢を少しでも遅らせることができれば椎間板ヘルニアは予防することができます。
その方法のひとつが、カルシウムの補給です。
カルシウムが十分にとれていないと、骨が弱くなってささいな衝撃でもダメージを受けてしまいます。
椎間板でも同じで、カルシウムが不足しているとちょっとした衝撃でも神経を圧迫するようなダメージを負ってしまいます。

また、椎間板ヘルニアを予防するためには、日頃の動作や行動にも注意を向ける必要があります。
人間は自分の体重を支えるというだけでもかなりの負荷をおっていて、普通に生活しているだけでも椎間板のクッション性は失われていっていると言っても過言ではありません。
そのうえで、さらに同じ姿勢をとり続けたり、急な動きを続けていると、クッション性はますます失われてしまいます。

また、同じ姿勢を長時間続けていると椎間板に圧力がかかり続けることになり、血行も悪化してしまいます。
デスクワークや長時間のドライブなどをする場合は、適度に体を動かすようにして圧力を分散するようにしましょう。
軽いストレッチやウォーキングなどを行うだけでも、椎間板周辺の血行がよくなり、負荷による影響が改善されやすくなります。

同様に、椎間板に負担がかかるような動作は極力避けることも大切な予防方法です。
たとえば、中腰の姿勢で重いものを持ち上げようとすると、椎間板に大きな負荷がかかって椎間板ヘルニアの発症リスクが高まります。
猫背や体のゆがみなどの姿勢の悪さも、椎間板には悪影響を及ぼします。
正しい姿勢を維持できるよう、日頃から心がけることが大切だと言えるでしょう。

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