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風邪に似た病気の特徴や対処法をまとめました

公開日: : 最終更新日:2015/12/01 肺・気管支の病気

インフルエンザ

一般的に、風邪はさまざまなウイルスによって起こります。
普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみなどの症状が引き起こされるのが特徴で、全身症状が出ることは多くありません。
とくに、鼻の症状が出る風邪は、ライノウイルスやコロナウイルスというありふれたウイルスによって引き起こされますが、重篤な症状になることはまれで、ゆっくり休養していれば数日から1週間ほどで回復します。

インフルエンザの原因や症状

一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされます。
38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が出て、鼻水や咳などの呼吸器症状もみられます。
また、嘔吐や下痢などの消化器症状が出ることも多いです。
1~3日の潜伏期間を経て、急激に発症するのが特徴です。
症状の程度・持続期間は、流行ウイルスの種類、患者の年齢、過去にかかった病気の種類などによってさまざまですが、合併症がない場合、1週間~10日で軽快します。
インフルエンザは、子供や高齢者、免疫が低下している人で、脳炎や肺炎を合併することがあり、風邪と違って注意が必要です。

インフルエンザは、A・B・C型ウイルスがありますが、臨床的に問題になるのはA・B型です。
このウイルスが大きく変化すると、新型インフルエンザウイルスと呼ばれます。
2009年には、豚由来の新型インフルエンザが出現し、世界中で大流行しました。

インフルエンザとわかったら、学校や会社などは休みましょう

喉や鼻の分泌物をぬぐってインフルエンザの抗原検出キットを使えば、10~15分で判定することができ、同時にウイルスの型もわかります。
インフルエンザとわかったら、学校や会社などを休み、人が集まるところを避けて、他人に感染させないように気をつけて治療します。
なぜなら、インフルエンザは、咳やくしゃみの際に出る小さな水滴(飛沫)が主な感染経路だからです。
家族や学校のクラスメートなど、日常的に一緒にいる機会の多い人のあいだでは、飛沫感染を防ぐのは実際には難しいため、感染者はできるだけ人との接触を避けたほうがよいでしょう。
現在の学校保健安全法では、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱したあと2日(幼児にあっては3日)まで」を出席停止期間としています。

インフルエンザの予防

予防にはマスクも有効ですが、感染者自身がマスクをして飛沫を出さないようにするほうが、感染を抑える効果は高いといわれています。
うがい、石鹸による手洗いは、ウイルスを物理的に除去するために有効であり、また、アルコールもインフルエンザウイルスを消毒する効果は高いです。

インフルエンザの予防には、ワクチンも有効だと言われています。ワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合に沛炎や脳炎などが出る重症化の防止に有効だと報告されています。
糖尿病などの持病のある人や高齢者、乳幼児はインフルエンザワクチンの接種を積極的に受けたほうがいいといわれています。
また、インフルエンザワクチンは、接種してから2週間後から5ヶ月程度が有効期間といわれているので、予防に十分な効果得るためには、毎年接種する必要があります。

インフルエンザウイルスをやっつける

インフルエンザウイルスをやっつけるには、抗菌剤ではなく抗ウイルス薬が用いられます。
タミフル、リレンザなどの抗ウイルス薬は、インフルエンザの症状が出はじめてからの時間や症状によって異なるため、使用の有無は医師の判断によります。
抗インフルエンザウイルス薬は、症状が出てから48時間以内に使用を開始すると、発熱期間は1~2日短縮され、鼻や喉から出るウイルスの量も減ります。
発症して48時間以降ですと、十分な効果は期待できません。
効果的な使用のために、用法、用量、服用日数を守ることが大切です。

もっとも大切なのは安静と十分な睡眠です

ただし、インフルエンザにかかると、肺炎球菌などの細菌にも感染しやすくなっているため、細菌とウイルスの両方に感染することで起こる気管支炎や肺炎などの合併症に対する治療や予防のために、抗菌剤が用いられる場合はあります。
しかしながら、インフルエンザの治療のほとんどは対症療法であり、もっとも大切なのは安静にして十分な睡眠をとることです。
お茶やスポーツドリンクなどで十分に補給し、暖房に加えて加湿器を使用して部屋を快適な温度に保ちましょう。
食欲がないときは無理に食べる必要はありませんが、食べられるなら消化のよいものをゆっくり摂りましょう。

また、子供や未成年者の場合、インフルエンザになると、急に走りだす、部屋から飛びだすなどの異常な行動をとることがあります。
自宅で療養する場合は、少なくとも発症から2日間は、子供や未成年者が一人にならないように配慮してください。

気管支炎

気管支の粘膜にウイルスや細菌が付着し、痰をともなう咳が見られる状態を、一般に気管支炎と言います。
気管支炎は、気管支に症状の中心がある病気の総称です。
かぜが鼻などの上気道におこるのに対して区別します。

急性気管支炎の原因や症状

急性気管支炎と慢性気管支炎があり、急性気管支炎は、ほとんどがかぜと同じウイルスによって起こります。
ウイルス以外の微生物では、マイコプラズマやクラミジア、細菌では百日咳菌が原因となります。
ほとんどが鼻の症状と一緒に現れ、発熱、咳、痰がみられます。
首や背中のこわばり、肩こり、手足の筋肉痛や関節痛、下痢や嘔吐をともなう場合もあります。
肺炎と区別する場合には、胸部にレントゲンを撮ります。

急性気管支炎の治療

治療としては、咳止めの薬、痰を除く薬、消炎薬などが使われますが、基本的に風邪と同じ対症療法で、休養をとり、消化のよいものを食べて休んで回復を待ちます。
喉の痛みが激しくて食事が取れなくても、水分はきちんと摂るようにしましょう。

ウイルス感染だけでは大量の痰が出ることはまれですが、弱っている粘膜に細菌が二次感染すると、黄色の痰が大量にでます。
この場合は、咳止めを用いると痰が出なくてかえって苦しくなることがあるので、咳止めは控えましょう。
部屋を暖かく保ち、加湿器を用いて湿度をあげると、呼吸が楽になります。

急性気管支炎の予防

気管支炎は、インフルエンザと合併する場合があり、インフルエンザを防ぐにはワクチンが有効ですが、気管支炎全体を防ぐワクチンはありません。
人ごみに行かなければならない場合は、マスクを着用しましょう。
マスクは病原体を侵入させないようにするとともに、体温を上げ、喉を保湿する効果もあります。
うがいは効果的ですが、殺菌剤の入ったうがい薬を多用すると、かえって喉の粘膜を傷める結果になりますので、気をつけましょう。

長引く時は、ぜひ検査して下さい

慢性気管支炎は、2年以上の長期にわたり痰をともなった咳が1年のうち少なくとも3カ月以上続く場合をいいます。
感染症だけではなく、大気汚染、アレルギー、喫煙などが原因でも起こります。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)や結核や肺がんといった病気が隠れている場合もあるので、長期間にわたって咳や痰が続く場合には、病院で検査をしてもらったほうがよいでしょう。

咽頭炎

咽頭とは、鼻や口の奥にある部分で、咽頭扁桃や口蓋扁桃、口蓋垂などがあります。
口を開けて鏡をみると正面にある部分で、いわゆる「のど」の部分です。
咽頭炎は、この「のど」に炎症が起こることで、いわゆる「のどかぜ」です。
ただし、口蓋扁桃に強い炎症がある場合は、扁桃炎として区別します。
「のど」は自分で見える部分を上咽頭、見えない奥の部分を下咽頭と区別します。
上咽頭炎は咽頭炎の一種ですが、区別されて説明されることがあります。

咽頭炎の原因や症状

急性咽頭炎は、アデノウイルスやコクサッキーウイルスなどのウイルスや、溶連菌などの細菌による感染が一般的な原因です。
慢性咽頭炎は、急性咽頭炎が治りきらなかったり、お酒やタバコが慢性的に咽頭を刺激することで咳や痰が出る場合です。
そのほか、咽頭特殊感染症といって、クラミジア、梅毒トレポネネーマ、結核菌、ジフテリア菌などの特殊な病原体が原因で起こる病気もあります。

急性咽頭炎では、喉の痛みが急激にあらわれ、そのほか全身の倦怠感、頭痛、発熱などを伴います。
喉に白い膿や粉がついたようになる場合もあります。
溶連菌感染が原因だと、舌にぶつぶつが出たり全身に発疹があらわれたりすることがあり、猩紅熱(しょうこうねつ)と呼ばれることもあります。
急性咽頭炎では喉が赤くなるため、比較的簡単に診断されます。
コクサッキーウイルスの感染による咽頭炎では、喉に水ぶくれやそれが破れたような病変がみられます。
これをヘルパンギーナと呼びます。
急性咽頭炎の場合は、発熱、喉の痛み、ものを飲みこむときののどの痛み、全身倦怠感が出ます。
耳まで痛い感覚があることもあります。

咽頭炎の治療や注意点

のどの炎症にはルゴール液の塗布が有効ですが、風邪と同じで、休養し、しっかり睡眠をとることが何よりも大切です。
飲みこむときに痛みを感じるので、刺激の強い味付けのものや、すっぱいものは避け、消化のよいスープやおかゆなどを食べます。
うがいは有効ですが、うがい薬の使いすぎはかえってよくありません。効くと思って、指定以上の濃い濃度のうがい薬も喉をかえって傷めることになります。
水さえも飲み込めないような激しい痛みの場合には、医療機関で点滴をする場合もあります。
咽頭炎が発症しているときは、タバコやアルコールは禁止です。
基本的に、咽頭炎の治療は、喉の痛みをとる対症療法が中心となります。
黄色い痰がでる場合は、細菌による二次感染の疑いがありますので、抗菌剤が有効です。

咽頭結膜炎

咽頭結膜炎は、アデノウイルス3型というウイルスによって引き起こされます。
6月から10月に流行し、ピークは7~8月です。
プールの水を介して流行するので、プール熱とも呼ばれています。

咽頭結膜炎の原因や症状

頭痛、食欲不振、倦怠感といった症状に加えて、喉の痛み、結膜炎、38度以上の発熱が主な症状です。
発熱は、5日以上も続くことがあります。
結膜炎を起こすと、目が充血したり目やにが出たり、涙が止まらなくなるなどの症状が、まず片目からはじまり、次に両目にうつります。
目が真っ赤になるので心配になりますが、失明することはありません。
幼児や学童といった子供がかかりやすいという特徴があります。

咽頭炎にかかったら

喉のぬぐい液からウイルス抗原を検出するキットがあるため、医師の診断によって咽頭結膜炎かどうかがわかります。
咳やくしゃみなどの飛沫感染だけでなく、患者のタオルや食器の共用によっても感染します。
アデノウイルスは感染力が非常に強いため、流行時には石鹸による手洗い、うがいの励行とともに、タオルの共用は避け、プールから上がったあとにはシャワーとうがいでえいせい衛生を保ちます。
ただし、眼を水道水で洗うのは逆効果との説がありますので、ごしごしこすって洗うのは良くありません。
ウイルスは発症してから7日~14日間、喉から排出され、30日間ぐらいは便から排出され続けるため、トイレのあとやおむつ替えなどでは十分注意する必要があります。
学校保健法では、症状がなくなったのち2日を経過するまで登校できません。

咽頭炎の治療や注意点

アデノウイルスの特効薬はなく、咽頭結膜炎の治療は対症療法が中心になります。
安静と十分な睡眠で免疫力が落ちないようにすることと、脱水を防ぐための水分補給が大切です。
解熱剤を使用しても、時間が経つとまた発熱するため、自然と治るのを待ちます。
下痢などの症状がない場合は、喉の痛みがあるので冷たくてのどごしのよい飲料などがいいでしょう。
喉の痛みでものが飲み込みにくいため、固くない食物(プリンやゼリーなど)が食べやすいです。
眼の症状がひどい場合は眼科の受診が必要な場合もあります。
抗菌剤や抗ヒスタミン剤、ステロイドなどが入った目薬を使います。

クループ症候群

クループ症候群とは、上気道という声を出すための声帯や喉の中心が、ウイルスや細菌に感染して炎症を起こす病気です。
ジフテリアによってもクループ症候群が起こりますが、予防接種の効果によって、2000年以降ではジフテリアは発症していません。
一般に、炎症によって気道が腫れて、狭くなってしまうため、呼吸がゼイゼイ言ったり、呼吸困難を引き起こしたりすることもあります。

クループ症候群にかかるのは、3ヶ月~5歳ぐらいの子供がほとんどで、2歳以下の子供の発症が最も多くなります。
成長するに従って気道が発育すると、繰り返してクループ症候群にかかっている場合でも、軽快してかかりにくくなっていきます。
クループ症候群のうち、急性咽頭蓋炎は、6歳までの子供に多くみられ、大人が発症することもあります。

クループ症候群の原因や症状

クループ症候群は、風邪の症状からはじまります。
1~2日程度で、38度~40度の熱が出て、そのあと、犬の遠吠えのようなケンケンいう咳が出ます。
咳は数日間は続きますが、一週間程度で軽快することが多いです。
原因としては、ウイルスによるものでは、パラインフルエンザが最も多く、全体の75%の原因を占めています。
細菌が原因となる場合は、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)に注意が必要です。
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)を原因とすると、急性咽頭蓋炎を発症することが多く、急に喉がはれて気道がつまり、ひどい場合には窒息する場合があります。
特に乳幼児では、この菌が原因で肺炎、敗血症、髄膜炎などの重篤な病気を引き起こすことがありますが、この病気を防ぐワクチンが有効だとされています。

クループ症候群にかかったら

クループ症候群は、喉の奥の声が出るあたりに炎症が起きているのですが、そのあたりはとても敏感な部分で、外気や刺激のあるニオイによって咳が出やすくなっています。
部屋を暖かに保ち、加湿することが有効です。
寝るときは、背中にクッションなどをはさみ、上半身を高くすることで呼吸が楽になります。
クループ症候群には、特効薬はなく、とにかく安静にすることが大切です。
赤ちゃんや小さな子どもの場合には、泣いたり怒ったりして声を出すと悪化するので、泣かせないようにします。
軽症の場合は一週間程度で軽快します。

クループ症候群の治療や注意点

医療機関を受診した場合は、喉のはれを抑える薬を吸入したり、ステロイドを内服したりするよう指導されます。
加えて、細菌が原因の場合は抗菌剤を使います。
急性咽頭蓋炎の場合は、ほとんどが入院治療になり、場合によっては気管に管を通したり気管を切開することもあります。
クループ症候群そのものは、細菌やウイルスによって引き起こされるので、人から人に感染することもありますが、原因となるウイルスは風邪を含む様々な感染症を引き起こすために、感染しても、かならずしもクループ症候群が引き起こされるということではありません。

肺炎

肺炎は、肺に炎症が起こる感染症です。
風邪では、主に鼻などの上気道を中心に症状が出るのに対し、肺炎は、胸の部分の肺に炎症が起こることで区別します。
がん、心臓病、脳卒中についで、日本人の死因の第4位を占めます。
65歳以上の高齢者、糖尿病や心臓病などの持病をもっている人、乳幼児などは肺炎にかかりやすく、注意が必要です。
細菌やウイルスなどの病原微生物が、呼吸とともに体内に取り込まれても、健康な状態であれば、体に備わっている防衛機能が働いて、そういったものを外に出す働きがあります。
しかし、加齢やストレスなどの原因で免疫力が低下していると、病原微生物の力が勝ってしまい、肺炎になります。

肺炎の原因や症状

肺炎は、原因とされる病原微生物の種類や、患者が感染した場所、肺のどの部分に炎症が起こっているかによって分類されますが、私たちにとってありふれたものは、日常生活(病院の外)で肺炎になった場合の「市中肺炎(しちゅうはいえん)」です。
症状としては、38度以上の高熱が一週間以上続き、咳や痰が出ます。
胸が痛くなったり、呼吸が苦しい、息切れ、脈が速くなるなどの症状が顕著です。
ただし、高齢者の場合は、熱が出なかったり、普段より元気がなかったり、食欲が不振であるだけでも肺炎になっている可能性がありますので、周りの家族が注意してあげる必要があります。

肺炎かどうか調べる検査では、レントゲン撮影、血液検査、痰の検査、尿検査などが行われます。
医師が聴診器で胸の音を聞くと、肺炎の場合は特徴ある音が出ますので、診断の基本になります。
肺炎の原因となる病原微生物は、インフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは異なります)、肺炎球菌、マイコプラズマ、クラミジアなどがありますが、最も多いのは肺炎球菌が原因で起こる肺炎です。

肺炎の治療や予防

原因になっている病原微生物に合わせて、抗菌剤がもちいられます。
現在では、薬を飲んで在宅で治療できることも多くなっています。
肺炎球菌は、ワクチンが有効だとされており、65歳以上の高齢者や持病がある人、養護施設などに入居している人は、接種すると重篤な肺炎にかかるのを防ぐことができます。
ワクチンは自費治療ですが、自治体によっては、高齢者向けの接種費用の補助がある場合もあります。
もちろん予防として、ワクチンだけに頼るのではなく、普段から免疫力を上げておくために、規則正しい生活や十分な休養をとること、感染を防ぐために手洗い・うがいの励行、禁煙などが必要です。

肺炎自体は、一年中を通して見られる病気ですが、インフルエンザや風邪などにかかったあと、咳などで喉や気管が荒れていたり、抵抗力が落ちていたりすると、肺炎を引き起こす細菌にも感染してしまうことはあります。
また、高齢者は、物を飲み込む能力が弱っているため、本来胃に行くべき食べ物や唾液などが肺に入り、肺炎を引き起こすこともあります。
これを誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)といいます。
できるだけ寝たきりの状態を避けて上半身を起こした状態を保つとともに、歯磨きやうがいで口の中を清潔に保ちましょう。

肺炎は、早期発見・早期治療が重要な病気です。
高熱や咳が続いたり黄色い痰が出る場合には、肺炎が疑われますので、早めに医療機関を受診するほうが良いでしょう。

肺炎の薬物療法の注意点

肺炎の治療は抗菌薬による薬物療法が中心ですが、抗菌薬は症状が治まったあとも菌が死滅するまできちんと飲む必要があります。
途中で治療をやめると、症状がぶり返してかえって重症化したり、薬が効きにくい菌(耐性菌)が増加することもあります。
自己判断で薬を減らしたり、飲むのをやめるのではなく、医師が治療の終わりを確認するまで、きちんと服薬することが重要です。
もし、薬を飲んで気分が悪くなったりした場合には、医師にそのことを伝えて指示を仰いでください。
抗菌剤以外には、痰を出やすくする薬なども用いられます。

治療の基本は、安静と保温、そして水分補給です。
高熱と食欲不振が続くと、水分の摂取がむずかしくなりますので、こまめに飲みやすい飲料をとるようにし、脱水症状にならないように気をつけます。
入院が必要な場合でも、基本的な治療方法や抗菌剤による薬物療法は同じですが、呼吸困難をきたした場合は人工呼吸器が必要になることもあります。

肺炎のより詳しい情報はこちらをご覧下さい

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