*

「風邪は万病のもと」と言われるのは何故?

公開日: : 最終更新日:2015/09/17 肺・気管支の病気


ことわざに「風邪は万病のもと」とあり、見聞きしたことがある人も多いでしょう。

ただ、どうしてこのようにいわれているのか、理由まではご存じないという人もいるのではないでしょうか。

ここではなぜ、風邪は万病のもとといわれているのかを解説しますので、興味がある人は以下の内容をご確認ください。

1個目の理由

一口に風邪といっても、さまざまな種類の症状が引き起こされることがあるのは、このページをチェックしているアナタもご理解いただけていると思います。

しかしながら、風邪の諸症状というのは、風邪に特有のものではありません。

風邪と同様の症状を起こす病気は数多くあり、なかには命にかかわるようなものまであります。

具体例を挙げますと、悪性腫瘍、急性肝炎、急性腎炎、血液疾患などといったものがあり、風邪にソックリな初期症状を引き起こします。

このように、数多くの病気の症状が風邪に似ているために、万病のもとといわれているのです。

2個目の理由

この理由のほうが納得していただきやすいと思いますが、風邪はたくさんの病気に発展する危険性があります。

風邪をひいてこじらせてしまうと、二次感染といって肺炎、気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎などが起こり得ますし、アレルギーを起こした場合にはアレルギー性鼻炎や気管支喘息などを招くことにもなりかねません。

注意しなければいけないこと

風邪は万病のもとといわれる理由は以上の2個ですが、コワイのは風邪と自分で決め付けてしまうことです。

また、風邪と自己判断したあと、長引いているのに「風邪ぐらいで病院にかかりたくない」といって我慢をするのも良くありません。

実際には風邪ではない別の病気が隠れているのを見逃してしまったり、二次感染をしてしまったりする危険性があるからです。

風邪の場合は1週間ほどで治る場合が多いので、長引くようであれば別の病気を疑ったり、二次感染を防いだりすることを目的に、病院へ行くことが大切といえるでしょう。

まとめ

●「風邪は万病のもと」といわれる理由は、別のたくさんの病気(万病)が似た症状を引き起こすこと、別のたくさんの病気(万病)に発展する恐れがあることの2個。

●風邪はたいてい1週間ほどで回復する。

長引く場合はほかの病気の可能性があるだけでなく、二次感染のリスクがあるため、病院で受診をすることが大切。

関連記事

インフルエンザ・風邪と肺炎の違いと関連はあるのか?

症状が似ている風邪、インフルエンザ、肺炎ですが、どういった点が違うのでしょうか。 また、これら

記事を読む

肺動脈性肺高血圧症を詳細に:原因,症状,検査,治療など

肺動脈性肺高血圧症とは 人間が生命を維持するには、息をして大気中の酸素を肺から体内に取り込

記事を読む

肺寄生虫症を詳しく:原因・症状・検査・治療など

肺寄生虫症とは 肺寄生虫症(はいきせいちゅうしょう)とは、肺に寄生虫が侵入することによって起こ

記事を読む

気胸の症状・種類・検査・治療

こちらでは、気胸という病気についてご紹介しています。 その名前すら、今まで聞いたことが無い方も

記事を読む

最も気をつけたい子供の肺炎とお年寄りの肺炎

子供の肺炎 肺炎は大人だけがなるものではなく、子供もなる恐れのある病気なのです。 ある程度大

記事を読む

市販の風邪薬の択び方

風邪をひいた 際、病院に行かずにまずは市販薬を使用するという人が少なくありません。 決し

記事を読む

風邪をひくと熱や鼻水、くしゃみは何故出るのかな?

風邪をひくとどうして熱や鼻水、くしゃみが出るのでしょうか。 ここでは理由を解説しますので、

記事を読む

マイコプラズマ肺炎の原因・症状・治療

マイコプラズマ肺炎とは マイコプラズマ肺炎(まいこぷらずまはいえん)とは、マイコプラズマという

記事を読む

肺炎の検査と治療について

肺炎かもしれない場合の検査には何があるのか、どういった治療が行われるのかについて解説していきます

記事を読む

閉塞性肺炎の原因・症状・検査・治療

閉塞性肺炎(へいそくせいはいえん)とは、気道の閉塞した状態に陥ることで引き起こされる肺炎の一種で

記事を読む

網膜芽細胞腫を詳しく:原因・症状・検査・治療など

網膜芽細胞腫とは 網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)とは、眼球(がんきゅう)の内

ウィルソン病(先天性銅代謝異常症)を詳しく:原因・症状・検査・治療など

ウィルソン病(先天性銅代謝異常症)とは ウィルソン病(うぃるそんびょう)とは、先天的

線維筋痛症を詳しく:原因・症状・検査・治療など

線維筋痛症とは 線維筋痛症(せんいきんつうしょう)とは、全身の激しい痛みとこわばりが

乳児ビタミンK欠乏性出血症を詳しく:原因・症状・検査・治療など

乳児ビタミンK欠乏性出血症とは 乳児ビタミンK欠乏性出血症(にゅうじびたみんけーけつ

肛門狭窄を詳しく:原因・症状・検査・治療など

肛門狭窄とは 肛門狭窄(こうもんきょうさく)とは、種々の原因によって肛門が狭まる病気

→もっと見る

PAGE TOP ↑