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最も気をつけたい子供の肺炎とお年寄りの肺炎

公開日: : 最終更新日:2015/04/30 肺・気管支の病気, 肺炎

子供の肺炎

肺炎は大人だけがなるものではなく、子供もなる恐れのある病気なのです。
ある程度大きな子供で、肺炎以外に病気のない子供なら早期の適切な治療で十分に回復しますが、3ヶ月頃までの乳児は命を落とす危険性があります。
子供に起こりやすい肺炎について取り上げていきますので、参考にしてください。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎はウイルス性の肺炎に分類されており、5~10歳ぐらいの子供に多いため注意が必要です。
原因は咳やくしゃみなどで起こる飛沫感染です。
高熱や咳などの症状がありますが、比較的軽いケースが多いのが特徴です。
なお、熱は1週間程度下がらないこともあり、咳も同様になかなか治りません。
また、咳に関しては次第に痰が絡むものへと変化していくのが特徴といえます。

細菌性肺炎

肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、溶連菌(ようれんきん)におかされることで発症します。
風邪をこじらせたり、インフルエンザが悪化することで肺炎に移行することがあるのです。
マイコプラズマ肺炎とは異なり、重症化しやすい点が厄介なところです。
場合によっては呼吸困難の症状を引き起こすことがあるため、注意が必要といえるでしょう。

クラミジア肺炎

母子感染により起こる肺炎ですが、母親がクラミジアに感染している場合、子供にも起こってしまうのです。
熱はあまり高くなりませんが、咳の症状が次第に悪化していくのと、呼吸困難に陥る可能性があります。

子供の肺炎の検査・治療

子供が肺炎を引き起こしているかどうかは、X線検査、血液検査、培養検査、抗体検査で調べます。
これらの検査で炎症の程度、原因などを見極めるのです。
肺炎と診断されたら治療を受けることになりますが、細菌感染に対しては抗生物質を、呼吸困難の症状には酸素補給を、栄養摂取のためには輸液を行います。
膿胸(のうきょう)や気胸(ききょう)になることもありますが、この場合には膿や空気をチューブを挿入することで排出しなくてはいけません。

お年寄りの肺炎

肺炎は以前から多くの人に起こる病気でしたが、近年では遂に日本人の死因トップ3に入るほどになりました。
この肺炎による死亡者の割合は、ほとんどが高齢者となっています。
ここではお年寄りの肺炎について取り上げていきますので、参考にしてください。

お年寄りの肺炎に見られる3つの特徴

高齢者に引き起こされる肺炎の一つ目の特徴としては、肺炎に感染しやすいことが挙げられます。
高齢者は若い人に比べ体力や病気に対する免疫力が衰えているため、肺炎を引き起こしやすいのです。
二つ目の特徴としては、これといった症状が起こらないケースが多いことが挙げられます。
これにより肺炎であることがわかることが遅れてしまい、重症化しやすいのがネックです。
三つ目は、悪化しやすいことです。
特に糖尿病や心臓病などの病気を抱えている人の場合、急速に肺炎が進行してしまう恐れがあるでしょう。

誤嚥性肺炎に注意

たとえば何か食べ物を摂った際、普通は食べ物と唾液は食道を通るのですが、間違って気管に入ることがあります。
この食べ物や唾液に細菌などが混入し、肺にいってしまうことで炎症を生じた場合、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)となるわけです。
食べ物を例にとりましたが、実際には口内に生息している細菌や異物の誤嚥によっても肺炎を発症するケースがあるので注意が必要です。
入れ歯のお手入れをしっかりしていない、歯周病を引き起こしているお年よりは特に、口内に生息する菌が多くなりがちです。

お年寄りの肺炎を予防する方法

高齢者に起こる肺炎の予防方法としては、誤嚥に気をつけたり口内を清潔に保つことのほか、生活習慣の改善に取り組むことが効果的です。
また、喫煙をしている人ややめ、持病がある人は治療を受けることが大切です。
そのほか、予防接種を受ける予防方法もあります。
肺炎球菌ワクチンといいますが、接種することで予防効果が見込めるほか、仮に発症した場合でも重症化することを防ぐ効果が期待できます。

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