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癌細胞は常に生まれているらしい

公開日: : 最終更新日:2016/08/19 がん


がん細胞はがんを発症する人の体内でしか発生しない。
このように思っている人は少なくありません。
しかしながら、この認識は誤りです。
がん細胞というのは、がんを引き起こす人の体内でのみ発生するわけではありません。

がん細胞が発生する原因は細胞のコピーミスであり、この問題は誰の体内でも日々起こっているのです。
人間には60兆個や100兆個の細胞があるといわれています。
そしてこの細胞は日々生まれ変わっているわけですが、新たに細胞が生み出される過程でコピーミスが起こってしまいます。
さらにコピーミスが起こるのは決してまれな話ではなく、細胞のミスコピーによって生み出されてしまうがん細胞の数は、1日あたり数千個にもなるといわれています。

しかしながら、毎日生み出されているがん細胞の除去・処理を行ってくれるものがあります。
それはなにかといいますと、高いと病気をしにくくなるということで有名な免疫力です。
免疫力が十分にあるとがん細胞が増殖する速度よりがん細胞を除去・処理する速度のほうが勝っているため、がん細胞はなくなりがんが引き起こされずに済みます。

ただし、免疫力は加齢やストレスなどにより低下します。
免疫力が落ちるとがん細胞の除去・処理能力が低下することを意味しています。
つまり、免疫力が低下することは、発がん率が上昇することを意味しているというわけです。

自分の家はがん家系ではないため大丈夫と思っている人もいるでしょうが、実際には上記のように誰の体内でもがん細胞は生み出されています。
自分だけはがんにならないと思っている人もまた多いでしょうが、現在は日本人の2人に1人ががん患者になっている時代です。
免疫力は生活習慣との関わりが深く、食事、運動、睡眠、ストレスなどの見直しを行なうことにより、能力の低下を防いだり、高めたりすることが可能です。
逆に生活習慣が乱れていると、若くても免疫力は低くなってしまいます。
不摂生をしていたせいで2人に1人のがん患者になりたくないという人は、生活習慣の見直しを行ないましょう。

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