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活性酸素のがんへの影響は?

公開日: : 最終更新日:2016/08/09 がん


活性酸素(かっせいさんそ)というのは、言葉のとおり活性化した酸素のことです。
私たち人間の体のなかで生み出されており、強力な酸化作用があります。

活性酸素には良い面と悪い面がありますが、まずは良い面をご紹介しましょう。
細菌が私たち人間の体内に侵入してきた際には、血液中にある白血球が戦ってくれます。
細菌と白血球が戦闘する際、活性酸素は細菌を駆逐するために使用されます。

上記のような良い面があるため、活性酸素は増加するほどいいと思う人もいるでしょうが、実は違います。
活性酸素には悪い面もあると述べましたが、過剰な活性酸素は体に害になるのです。
たとえば、活性酸素には前述したように強力な酸化作用がありますが、体のなかに存在しているたんぱく質を酸化させてしまい、このことが老化の進行を助長します。
また、活性酸素は血管の老化の原因にもなり、動脈硬化や心筋梗塞といった病気を引き起こすリスクを上昇させてしまうともいわれています。
ほかにも活性酸素の悪い面にあてはまるようなことがあり、活性酸素はがんとも関係があります。
がんは細胞のコピーミスが原因で引き起こされるわけですが、活性酸素によってこの問題が誘発されてしまいます。

以上のような特徴が活性酸素にはあるわけですが、40代になると増加しやすくなるといわれています。
人間には活性酸素を取り除くSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)やカタラーゼといった抗酸化酵素があるのですが、40歳以降になると生み出される量が減少していき、活性酸素による影響を受けやすくなってしまいます。
すでに述べたように活性酸素によって細胞のコピーミスが誘発されるため、抗酸化酵素が少なく活性酸素が優位な状態になっていると、がんを発症しやすくなってしまうと考えることが可能です。

加齢で増加しやすくなる活性酸素でがんを招いてしまうのを防止するには、複数の効果的とされている方法があります。
抗酸化作用のある成分が含まれている抗酸化食品を摂る、たばこをやめる、適正飲酒にする、適度な有酸素運動を行なう、ストレスをためない・解消する、過度に紫外線や放射線を浴びないといったものがあげられます。

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