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過敏性腸症候群の原因・症状・治療などのまとめ

公開日: : 最終更新日:2017/05/31 腸の病気

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)とは、医療機関での検査で炎症やポリープといったはっきりとした問題が発見されないにもかかわらず、慢性的なお腹の痛みを伴う下痢あるいは便秘の症状が引き起こされて、排便を行なうと痛みが軽減されるのが特徴的な病気です。

過去には過敏性大腸(かびんせいだいちょう)という呼び名が使用されていましたが、小腸を入れた腸全体の機能異常があることが解明されてきたため、現在の過敏性過敏性腸症候群という名称が使用されるようになりました。

過敏性腸症候群は先進国で多発している病気であり、日本国内では10~15%の有病率で、消化器科へ行く患者の3分の1の割合を占めている、悩まされている人の多い病気です。

どの程度の歳の人に多いのかといいますと、過敏性症候群全体では20歳代~40歳代の人の割合が高くなっており、50歳代~60歳代と年齢の高まりとともに有症率は低くなっています。

男女別ではどちらのほうが多いのか、この点が気になっている人もいるでしょうが、男性と女性とでは女性のほうが過敏性腸症候群を患っている人の人口が多いです。

そのほか、過敏性腸症候群という病気には、便通の状態に応じて主に便秘型、下痢型、便秘と下痢を繰り返し起こす交代型の3タイプが存在しています。

男性の場合には下痢型の過敏性腸症候群を引き起こしている人の割合が高くなっており、女性の場合には便秘型の過敏性腸症候群を引き起こしている人の割合が高くなっています。

なお、過敏性腸症候群は医療機関で診療が行なわれており、消化器科、胃腸科、心療内科、メンタルクリニックなどで対応しているところが多数あります。

過敏性腸症候群の原因

この病気では3種類の問題(消化管運動異常、消化管知覚過敏、心理的異常)が認められますが、なぜこうした問題が出現するのか、本当の理由は現状において解明されていません。

ただ、過敏性腸症候群を起こしている人のなかには腸に細菌、ウイルス、寄生虫といった病原体が感染し、いろいろな消化器症状が出現する病気である感染性腸炎(かんせんせいちょうえん)のあとに過敏性腸症候群の症状が起こることがわかっており、なんらかの免疫異常が関係しているのではないかという見方がされています。

そのほか、過敏性腸症候群の症状をひどくする主な原因というのがあり、主にストレスによってこの病気の症状が悪化するというのが特徴の一つです。

不安・緊張によるストレス

過敏性腸症候群と診断されていない、健康上の目立った異常がない人でも、不安や緊張を感じた際に突然お腹の痛みに襲われたり便意でトイレに駆け込みたくなったりすることはあるものです。

しかしながら、頻度が高い場合には過敏性腸症候群を疑ったほうがよく、1年程度の長期にわたってこの問題に悩まされている場合にはこの病気を起こしている可能性があります。

脳と腸には密接な繋がりがあり、脳に強いストレスがかかると腸のぜん動運動にまで影響がおよび、お腹を下してしまったり、お通じが悪くなってしまったりというお腹の症状が引き起こされることがあります。

また、こういった苦痛や不安感が原因となって、脳にさらなるストレスがかかるという負のサイクルが形成されてしまうというのも、過敏性腸症候群のやっかいなところです。

過労・睡眠不足・食習慣によるストレス

ハードな仕事、十分に寝ていないという問題で体の疲労があったり、食事が不規則な日々を過ごしていたりすると、体にストレスがかかります。
このストレスによって腸のぜん動運動に異常が起こってしまいます。

たとえば、腸の活動が過度に活発になってしまって下痢の症状を引き起こしたり、反対に腸の活動が異常に鈍くなって便秘の症状が引き起こしたりするというわけです。

過敏性腸症候群の症状

この病気には主に3タイプが存在します。
下痢型、便秘型、交代型という名称であり、排便の状態・引き起こされる症状に違いがあります。

過敏性腸症候群(下痢型)の症状

急激なお腹の痛みと便を排泄したくなる状態におちいり、水状の便が1日あたり3回以上は出ます。
下痢型の過敏性腸症候群は、女性に比べて男性に起こっている割合が高い病型です。

突然、便意に襲われてしまうことに不安を感じ、職場や学校に通うなどの外出が困難な状態になってしまう人もいます。
また、こうした不安がさらなる過敏性腸症候群の悪化を招くという悪循環におちいってしまう原因になりかねません。

過敏性腸症候群(便秘型)の症状

便を排泄する回数が減少し、1週間あたり3回以下になっている場合には便秘型の過敏性腸症候群を起こしている疑いがあります。
腸管のけいれんにより便が停滞し、便の排泄時にはお腹の痛みがあり、強くいきまないと排便することができない場合が多いです。

また、便が出たとしてもうさぎのフンのようなと表現される、かたくコロコロとした便であるケースが多く、残便感の症状を自覚することも多々あります。
なお、この便秘型の過敏性腸症候群は、女性と比較すると男性に引き起こされている割合は低くなっています。

過敏性腸症候群(交代型)の症状

下痢型の過敏性腸症候群の症状と、便秘型の過敏性腸症候群の症状がかわるがわる引き起こされるのがこの病型です。

数日ごとに下痢型、便秘型の症状を繰り返していくのが交代型の過敏性腸症候群です。
なお、交代型の過敏性腸症候群は混合型と呼ばれていることもあります。

そのほか、過敏性腸症候群にはガス型や分類不能型という呼称が使用されている病型も存在します。
病型が異なるということで、引き起こされる症状もやはり同じではありません。

過敏性腸症候群(ガス型)の症状

ガス型の過敏性腸症候群ではお腹が張り、おならが出る頻度が高くなります。

普通、人前でおならをしないようにコントロールすることが可能ですが、ひどいガス型の過敏性腸症候群では無自覚にガスやニオイがもれるようになってしまいます。

おなら恐怖症などの呼称が使用されることもあり、あがり症(対人恐怖症)の一種としてみなされることもあります。

過敏性腸症候群(分類不能型)の症状

下痢型、便秘型、交代型といった、すべてのタイプの過敏性腸症候群に該当しないものが、この分類不能型の過敏性腸症候群として取り扱われています。

過敏性腸症候群は医療機関の検査で炎症やポリープなどの病気が発見されず、診察を受けた本人の自覚症状で医師が診断を下す病気であることから、上記の病型に分類することが不可能なケースも出てきます。

また、このことこそが、過敏性腸「症候群」といわれているゆえんの一つでもあるといわれています。
症候群というのは病気の名称に準じて使用される医学用語であり、はっきりとした原因はわからないものの、いつも決まっていくつかの症状が伴って引き起こされる異常のことをいいます。

そのほかの過敏性腸症候群の症状

腸と関係のある症状以外に起こる、過敏性腸症候群の症状があります。
主なものとしては頭痛、倦怠感(けんたいかん)、不安、不眠、発汗(はっかん)といったものをあげることが可能です。

過敏性腸症候群の自己チェック

以下10項目に何個あてはまるものがあるか確認してみてください。
3項目以上該当する場合には、過敏性腸症候群を起こしている疑いがあります。

1. 腹痛は便を出すことによって楽になる
2. お腹の痛みがあり、水様便(水のような便)が出る下痢症状が引き起こされることがある
3. お腹の痛みがあり、強くいきまないと排便できないような便秘症状がよく起こっている
4. 1日あたり3回以上、お腹を下してしまうことが多い
5. 1週間に3回以下の排便回数になっていることが多い
6. お腹が下したりお通じが悪くなったりの症状が繰り返し起こることがよくある
7. 緊張や不安感によって腹部の痛みの症状が出ることがよくある
8. 腹部の張りを感じることがよくある
9. 排便後に残便感(便が出しきれていない感じ)の症状がある
10. 仕事に行くときに限ってお腹の不調が起こる

過敏性腸症候群の検査・診断

過敏性腸症候群の診療科は?

自覚症状をチェックしてみて、ひょっとすると自分は過敏性腸症候群かもしれないと思った人もいるのではないでしょうか?

その場合に何科に相談に行けばいいのか疑問に感じる人もいるでしょうが、この病気の診療は「過敏性症候群とは」の項目で述べたとおり、消化器科、胃腸科、心療内科、メンタルクリニックなどで行なわれています。

ただ複数の診療科があるということで、最初に行くにはどこがベストなのか、相談に行く病院のことで迷いが生じてしまう人もいるはずです。
この点に関してですが、お腹の痛みやお腹を下す症状、お通じが悪い症状に長く悩まされているようであれば、消化器科で詳しく検査・診断を受けるのが無難といえるでしょう。

なにを調べる?

過敏性腸症候群は下痢・便秘といった症状が繰り返し出ているにもかかわらず、炎症や腫瘍(しゅよう)などの異常が存在しないというのが大きな特徴の一つです。

血便、発熱、体重低下などの症状が起こっている場合には、潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)、感染性腸疾患(かんせんせいちょうしっかん)、クローン病(くろーんびょう)など、過敏性腸症候群とは別の病気を引き起こしていないか突き止める必要があります。

検査方法としては血液検査のほか、血便を確認する便潜血検査2日法、腹部や臓器の様子を確認する腹部単純X線検査・腹部超音波検査(エコー検査)、大腸の形態、大腸粘膜の状態、炎症・腫瘤(しゅりゅう)があるかどうか詳細に調べることを目的として、肛門からバリウムと空気の注入を行なう注腸X線(レントゲン)検査、内視鏡の挿入を行なってする全大腸内視鏡検査、摂取したものが便として出ていくまでの通過状態のほか、大腸の形態・運動状態などをX線(レントゲン)で確認する経口大腸造影検査などが医療機関では行なわれています。

なお、こうした検査は病院に行くと全部受けるというわけではありません。
別の病気を引き起こしている疑いがある場合に、必要に応じて適切な検査方法が選択されるという形になります。

なお、過敏性腸症候群はストレスが悪化する原因になっていることがわかっており、心身症としての側面もあります。
そのため、過敏性腸症候群と診断するために性格テストや心理テストなどの方法が選択されるケースも少なくありません。

過敏性腸症候群の診断基準は?

国際的な診断基準として使用されているローマ基準というものがあります。
過去3ヶ月のあいだに、月に3日以上腹痛や腹部不快感の症状が繰り返し起こっており、

1.便の排泄によって腹痛などの症状が軽減される
2.発症時に排便回数の違いが認められる
3.発症時に便の形状(見た目)の違いが認められる

この1~3のうち2個以上あてはまっていることとローマ基準では定められています。
この基準によって定められている基準を満たしている場合には、過敏性腸症候群と診断が下される形になります。

なお、ローマ基準の日本語訳では、過敏性腸症候群の病名の注意書きに半年以上前から症状が起こっており、最近3ヶ月間は前述した基準をクリアしていることという記述があります。

また、腹部不快感の症状にも注意書きがあり、痛みと表現されない不快な感覚のことを指して腹部不快感と呼ぶという記載があります。
診断基準は病院側で採用されているものですので、患者側としてはあまり気にする必要はありません。

なにか準備して行ったほうがいい?

病院へ行くと問診が行なわれるのが普通で、どういう症状がどのように出ているのか、どういった場合に症状が出るのか、過去の病歴にはなにがあるのか、食事の内容やストレスなどどういう生活を送っているのか、服用中の薬の有無や使用している場合は薬の種類や量などが質問されます。

急な質問に対し正確に回答できる人、できない人がいますので、不安がある人は過敏性腸症候群と関係がありそうな自分の状態をメモなどにまとめておいて病院に持参するとよいでしょう。

また、使用している薬がある人はお薬手帳などがあったほうがいいですし、直近で受けた健康診断の結果がある人も、持参したほうが診察がスムーズに進みます。

過敏性腸症候群の治療

日本消化器学会の治療ガイドラインによる過敏性腸症候群の治療は、最初に食事や生活習慣の見直しと共に、消化器機能をよくする薬を使った治療を行ないます。

この方法で効果がうまく出ない人に対しては、引き起こされている症状にストレスや心理的問題が関わっているかを考慮し、関わりがあるケースでは抗うつ薬や抗不安薬などを使用する方法が選択されます。

薬物治療がうまくいかなかった場合には、心理療法を取り入れることが検討されます。

食事療法

過敏性腸症候群の症状をひどくしてしまう多量のアルコールやコーヒー、香辛料、脂っこいものなどをひかえることが大切です。
また、下痢型と便秘型の両方に効果的な食物繊維は意欲的に補給したい栄養成分です。
3食を同じ時間にとる、暴飲暴食をしないことも大切です。

運動療法

体操、散歩などの適度な運動を習慣化すると、過敏性腸症候群の人にはよい影響があります。
腸の働きを整えることに繋がるほか、気分転換やストレスの発散にも効果的です。

薬物療法

乳酸菌の増加による腸内環境改善効果が期待できる乳酸菌製剤、消化管の活動を活発にする・または抑制する消化管運動調整薬、腸の異常な運動を抑制してお腹の痛みを緩和する抗コリン薬などが使用されています。

便秘型の過敏性腸症候群や交代型の過敏性腸症候群に対しては、状態に応じて腸の動きを活発にして便のかたさを軽くする下剤、便の水分を取り込んで固めたり、便を膨張させたりすることで便通を改善する高分子重合体製剤を併用することになります。

また下痢型の過敏性腸症候群の治療ではセロトニン5HT3受容体拮抗薬が取り扱われるようになっています。
これは脳よりストレス信号が発信されて、腸のなかで過度にセロトニンが出たとしても、腸の運動異常や痛みが生じにくくなるという作用が期待できる薬です。

そのほか、ストレスが関係している人に対しては、不安や焦りを緩和する効果が期待できる抗不安薬、気持ちの落ち込みや抑うつ症状を楽にする効果が見込める抗うつ薬が使用されているほか、心療内科などで心理療法(カウンセリング)が選択されるケースもあります。

心理療法

薬物治療が効かないようなケースでは、心理療法の選択が検討される形になります。

共通の問題に直面している人が集い、参加者が各自、自分のことを語ることを通して行なわれる集団療法、暗示にかかりやすい催眠状態にし、心の問題をなくしたり、行動パターンを直したりする催眠療法、自分の情緒に多大な影響を与える人物(家族・パートナーなど)に焦点をあてて、感情を指標に患者の周囲の状況に変化を生み出す対人関係療法、現実の受け止めかたや物事の捉えかたである認知にアプローチすることにより、ストレスに適切に対処することが可能な心の状態へと導いていく認知行動療法などが医療機関での治療として行なわれています。

過敏性腸症候群の予防・対処法

ストレスケア

過敏性腸症候群はストレスとの関わりが深い病気です。
いまはストレス社会と呼ばれており、まったくストレスを受けることなく生活を送ることはほぼ不可能といえますが、過敏性腸症候群の対策としてはストレスを放置しないことが大切です。

日々の生活のなかで趣味を楽しむなどの息抜きの時間を確保したり、適度な運動を習慣化したりしてうまくストレスをコントロールしましょう。

なお、ストレス発散のために暴飲暴食をする人がいますが、肥満や肥満による生活習慣病、摂食障害、アルコールの多飲による肝障害やアルコール依存症など、別の問題を招くことになりかねません。

暴飲暴食に限らず、不健康な方法でのストレス発散をしてはいけません。

食習慣を見直す

食事が不規則な生活を送っていると、体がストレスを感じて腸のぜん動運動の異常を招く原因になります。

可能な限り決まった時間に1日3食をとるという、規則正しい食習慣を確立しましょう。
規則正しく食事をとる生活を送っていると、体のリズムが整う効果が得られます。

十分に睡眠・休息をとる

過労や寝不足による体の疲労はストレスの原因となり、腸のぜん動運動の異常による下痢・便秘を起こすことになりかねません。

毎朝同じ時間に起きて体のリズムを整えることが大切です。
寝不足でツライ場合には、日光にあたるとすっきり目覚めることが可能です。

いまは忙しく十分な睡眠時間を確保することができない人が多いですが、短時間でも深く良質な睡眠を得ることができるよう、自分に合った枕や布団を使用するなど、睡眠環境を見直してみるのも過敏性腸症候群の対策として効果的です。

市販薬を使用する

すぐにでも病院へ行きたいけれど、仕事が忙しいなどの理由で病院に行く時間を確保できないという人もいるでしょう。

そのような人は、医療機関で受診するまでのあいだ、症状を緩和する効果が期待できる市販薬を取り入れてみるというのも一つの手です。
どの市販薬も過敏性腸症候群を完治させるようなものではない点に注意が必要ですが、有用なものとして下痢止め薬、便秘薬があります。

出ている症状に応じて、薬剤師に相談して最適なものを選択しましょう。
そのほか、医師によって過敏性症候群と診断された人だけが使用を認められている薬があります。

再発症状改善薬(要指導医薬品)がこれにあたり、過敏性腸症候群専用の薬剤で、この病気によって引き起こされるお腹が痛くなる症状やお腹を下してしまう症状、お通じが悪くなる症状のすべてを軽減する効果が望めます。
なお、すべての医薬品には副作用を起こすリスクがあります。

使用時にはどのような副作用があるのかを確認し、眠気やめまいのような症状が起こる薬の場合、薬が効いているあいだ、車の運転や危険が伴う仕事をしている人はとくに気をつけなければいけません。

また、用法用量は薬によって異なりますので、確認して正しく薬を使っていくことも、市販薬による健康被害を防ぐためには大切といえるでしょう。

過敏性腸症候群と代替医療

代替医療(だいたいいりょう)とは、通常医療の代わりに行なわれる医療のことをいいます。
数多くの種類が代替医療として存在していますが、一部だけあげるとマッサージ、カイロプラクティック、リフレクソロジー、ハーブ、自然食品、鍼(はり)、瞑想(めいそう)、気功、ホメオパシーなどがあります。

過敏性腸症候群にこうした代替医療が効果的なのかどうかに関してですが、日本消化器学会の治療ガイドラインでは、研究論文の存在はあるものの、有効と断言することはできないとのことです。

このようにいわれるとまったく意味がないのかと受け止める人も少なくないでしょうが、有効であること自体が証明されているものが一切ないわけではありません。
一例としてプロバイオティクスという、腸内細菌のバランスを整えて健康によい影響を与えてくれるビフィズス菌をはじめとする善玉菌や、善玉菌が配合されている食品は、過敏性腸症候群の症状改善に効果的と考えられています。

安く手に入り、副作用の心配が基本的にないため、経済的・身体的負担が軽く、プロバイオティクスは医療機関での治療で導入されるようにもなっています。
そのほか、ペパーミントオイルに過敏性腸症候群への有効性が期待できるというデータもあります。

このオイルには筋弛緩(しかん)作用があるとされており、お腹の痛みやお腹の張りを緩和するのによいという見方がされています。
なお、治療効果が立証されている過敏性腸症候群の代替医療は限られているものの、治療効果を得ることが目的ではなく、ストレスのコントロールのために利用する分には十分に意味があるものは多いです。

過敏性腸症候群はストレスによって悪化することがわかっているため、代替医療でストレスを解消することは、過敏性腸症候群の症状がひどくなることを防ぐことに繋がる可能性があります。

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