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脳出血(脳溢血)の外科手術とは・・・

開頭手術

脳出血、脳溢血には、治療法のひとつとして開頭手術が行われています。
脳出血では脳の血管が切れて、血腫ができています。
その血腫を取り除くために、手術が行われるのです。
開頭手術では頭蓋骨の一部が切り開かれて、血腫を取り除きます。
そして、出血した血管を止血することが目的です。
開頭手術が行われるのは脳出血のうち被殻出血、小脳出血、皮質下出血が起こっている場合です。
血腫の場所や大きさによってかかる時間も異なりますが、平均的に2時間から3時間が必要とされます。
頭蓋骨を切り開くという大きな手術になりますから、患者さんにかかる負担もかなり大きなものになります。
ですから体力が低下している人、高齢者については開頭手術を行うことができません。
しかしながら、医師が血腫を直接目で見て取り除くことができますから、確実性は高い手術です。
また、手術中に細い血管から出血することもありますが、開頭手術であればすぐに出血を止めることができますから、出血している中でも行うことはできます。
手術が終わって2週間から4週間は入院し、患者さんの状態が安定してから退院することが可能です。
その後は後遺症が起こっている場合など、患者さんの状況に応じてリハビリテーションなどを受けることになります。

吸引手術

脳出血、脳溢血のような危険な疾患に対しては、すぐに的確な処置が行われなければなりません。
患者さんの体力や年齢などに応じて、手術するか薬物治療が行われるかが決まります。
手術の術式としては開頭手術があるものの、行うことが難しい患者さんに対しては、血腫を吸い出す吸引手術が行われます。
吸引手術では手術用のフレームで頭を固定し、頭蓋骨に穴を開けます。
その穴から細い管を入れて、血腫を吸い出します。
脳の内部で血腫ができている位置を確認するためには、CTが用いられます。
CTによる検査で血腫の中心を特定した上で、穴を開けて吸い出すということになります。
吸引手術では頭蓋骨に穴を開けるというだけですから、切り開くことはありません。
麻酔も全身麻酔ではなく部分麻酔によって行われますから、患者さんにかかる負担も少なくなります。
ですから、脳幹出血や高齢であっても行うことができるものになっています。
手術が行われてから傷が回復するまでも短い時間になりますから、すぐにリハビリテーションを始めることも可能です。
ただし、吸引手術は出血した部分の止血が済んでいなければ行うことができません。
手術中に出血があると、止血も難しくなります。
吸引手術にかかる手術時間はおよそ1時間であり、その後の入院期間は2週間から3週間程度となります。
傷口が回復すれば抜糸となり、患者さんの状態が安定していれば退院となります。

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