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脳梗塞急性期の初期診断について

公開日: : 頭・脳・神経の病気, 脳卒中, 脳梗塞

診察
脳梗塞という状態では脳の血管が細くなって血液のめぐりも悪くなっているか、血管が詰まって血液も流れなくなってしまっていて、そのために脳の組織が壊死してしまいます。

一時的な脳梗塞によって血流が悪くなり、すぐに回復する発作である一過性脳虚血発作についても関係しています。

かつて脳梗塞に対しては治療が確立されていなかったため、経験的な方法に頼るしかありませんでした。

状況を変えたものは診断機器の進歩であり、よりくわしく状態を把握することができるようになったことから病型別に治療することもできるようになってきています。

チーム医療によって、急性期の治療や合併症に関するコントロールがなされます。

脳梗塞は症状の継続にもとづき、おもに3種類の病型に分類されています。

大きくは心原性脳塞栓症とアテローム血栓性梗塞、ラクナ梗塞であり、その他に24時間以内で症状がなくなる一過性脳虚血発作、症状が現れていない状態で検査によって発見される無症候性脳梗塞というものもあります。

脳梗塞急性期の初期診断が行われる前にはまず、脳卒中急性期についての初期診断が確定している必要もあります。

脳卒中以外の疾患であるかどうかを鑑別し、脳卒中であれば基本病型である脳梗塞、脳出血、くも膜下出血のいずれかということについて診断します。

病歴についてのヒアリングと診察の結果として脳卒中である可能性が高ければ頭部CT、一般臨床検査などが行われます。

結果として脳梗塞であれば、その病型について診断します。

この段階ではさらに頭部MRI検査や脳血管、心臓などの精密検査も行われます。

それを受けて、最終的な治療方針が決定されることになるのです。

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