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アテローム血栓性脳梗塞とは・・・原因や症状などのまとめ

公開日: : 頭・脳・神経の病気, 脳卒中, 脳梗塞

動脈

アテローム血栓性脳梗塞とは

「アテローム」とは「粉瘤」などとも呼ばれ、角質や皮脂が袋状の嚢腫に溜まっている腫瘍のことをいいます。
アテロームは血管の内部にも蓄積されることがあり、そこで動脈硬化が起こっていると動脈の壁に沈着してしまいます。
そのことによって動脈の内部がせまくなり、その影響で脳の血流に障害を起こすものがアテローム血栓性脳梗塞です。
血管を原因とする脳の病気であるのです。
首の左右にある頸動脈において血栓が発生し、脳の血管まで流れていって詰まることが原因になっている脳梗塞についても、アテローム血栓性脳梗塞として分類されています。
もっとも発症しているタイミングは睡眠中であり、アテローム血栓性脳梗塞の症状は血栓が生じている場所によって異なっています。
症例として数が多いものは顔の片側だけ、あるいは手足を動かしにくくなる麻痺症状や片側だけの視界がなくなってしまうというほか、失語症も挙げられます。
相手が話していることは聞こえていながら理解することができない、自分の言いたいことをうまく言葉にすることができないといった場合があります。
そのほか吐き気や嘔吐、めまい、自分のイメージしている発音によって話すことができなくなる構音障害も起こりがちです。
また、アテローム血栓性脳梗塞では一過性脳虚血発作が起こりやすくなっていて、症状は発症しても一過性のものとして24時間以内に治まることが多くなっています。
しかしながら一過性脳虚血発作が起これば、1ヶ月以内に脳梗塞が発症することも多いため、症状が確認されたならば早期の治療が必要とされます。

アテローム血栓性脳梗塞の原因

アテローム血栓性脳梗塞は脳の病気であり、発症する原因についてはコレステロールなどが動脈の壁に沈着していることによって、血流を妨げていることが大きく関係しています。
そもそも脳梗塞の原因としては高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病が密接にかかわっています。
動脈にはいつも血液が流れていて、その内膜にも常に負荷がかかっています。
そのために、傷つきやすくなっているのです。
高血圧という状態ですと血液の流れは正常な場合よりも早くなっているため、血管の内膜へかかる圧力も強くなっています。
血管が傷ついていれば、それを補うために血小板が血栓をつくります。
しかしながら血栓が存在することによって、動脈の血管内はスペースがせばまってしまいます。
結果的には、血液が詰まってしまう原因になるのです。
また、高脂血症は血液中にコレステロールが増えている状態であり、アテロームが発生しやすくなっていてさらには大きくなっていき、やはり血流を妨げることになります。
糖尿病は血糖値の高い状態であり、動脈硬化が起こりやすいことからアテロームも溜まりやすく、やがて破裂すれば血栓ができる原因になります。
生活習慣病を発症しやすい体質は遺伝もするため、家族に脳梗塞を発症した人がいれば自分の可能性も考慮しなければなりません。
お酒の飲みすぎもまた高血圧や中性脂肪の増加をうながすため、動脈硬化の原因になり得ます。
喫煙も動脈硬化の原因になり、生活習慣病の症状を悪化させるものとなります。

アテローム血栓性脳梗塞の症状や発作

アテローム血栓性脳梗塞は、動脈硬化を原因として発症する脳の病気です。
広くいえば脳機能に突然の異常が起こる脳卒中として分類されるものであり、そのうちの脳梗塞に区分される疾患のひとつです。
脳梗塞では共通して脳の血管が詰まっていて、アテローム血栓性脳梗塞では動脈硬化が起こっています。
動脈硬化はそもそも糖尿病や高血圧、いわゆる悪玉コレステロールや中性脂肪の数値が高いか善玉コレステロールの数値が低い脂質異常症などといった生活習慣病のほか、喫煙や飲酒などの習慣もきっかけになっています。
粘性のある血液が動脈を傷つけることで、血管壁が厚くなっていっているのです。
いったん動脈硬化が起これば、その部分が元に戻ることはありません。
その血管では内側に血の塊ができやすくなり、厚さを増した血管壁は壊れやすくなります。
血流も悪くなることで、血栓ができやすくなります。
脳の血流が止まってしまえば、脳の組織は死んでしまいます。
アテローム血栓性脳梗塞には発作の前兆があり、ここで発症に気がつけば予後が大きく変わります。
片腕だけの力が抜ける、歩きにくくなって片側へ倒れそうになる、瞬間的に視野が狭くなるか暗くなる、口元がしびれるなどの症状が現れるのですが、すぐに治まってしまうため現実には見過ごされがちです。
発症してしまえば、3ヶ月のうちに4%から20%の人は脳梗塞を起こします。
3ヶ月のうちといっても、実際にはほぼ半数が前兆から48時間以内の発症につながっています。

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