*

糖尿病:アルコールの影響は?

公開日: : 最終更新日:2015/09/03 お酒・アルコール


生活習慣病の一種である糖尿病は、ひとたび発症すると完治が難しく、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害といった合併症、脳卒中や心筋梗塞を招くリスクがあり、最悪の場合には命を落とすことにもなりかねない、恐ろしい病気です。

この糖尿病を予防・改善するには、アルコールを制限することが大切です。

理由を以下にまとめていますので、糖尿病対策をしたい、この病気とお酒の関係が気になるという人は内容をチェックしてみてください。

アルコールで血糖値は高まる?

お酒に含まれているアルコールが直接、血糖値を上昇させることはありません。

しかしながら、肝臓の中に存在するグリコーゲンがブドウ糖に処理されるのをアルコールが助長してしまい、その結果として血糖値が高まってしまいます。

アルコール飲料に含まれている糖質に要注意

お酒には糖質が含まれているものがあり、これが血糖値を上げてしまいます。

焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ジンといったお酒には糖質が含まれていませんが、ビール、日本酒、ワイン、梅酒などのお酒には糖質が含まれています。

糖質が含まれていないお酒であれば飲んでもいいのかと思った人もいるかもしれませんが、前述したようにアルコールがグリコーゲンがブドウ糖に分解されるのを促してしまい、血糖値が高まってしまいますので、飲まないに越したことはありません。

なお、いまは糖質オフ、糖質0といったアルコール類が販売されていますが、厳密にいうとごく微量には含まれていますので、血糖値に影響が及ばないと考えるのは危険です。

低血糖が起こる恐れがある

アルコールで血糖値が上昇するのかしないのかという問題だけに注目してしまいがちですが、低血糖の原因にもなる点には注意しなくてはいけません。

低血糖が起こると昏睡状態に陥ってしまい、最悪の場合には命を落とすことにもなりかねません。

とりわけ食べ物を口にしないでお酒を飲む人、インスリン注射や経口血糖降下剤などを使用している人は低血糖の発作が起こる可能性が高いため注意が必要です。

血糖コントロールが成り立たなくなる

アルコールは血糖値に影響すると述べましたが、ほかにも肝臓やすい臓を悪くしたり、食欲が増したりしてしまいます。

その結果、糖尿病治療中の血糖コントロールが上手くいかなくなってしまうという問題があります。

血糖コントロールが良好でない場合、合併症を起こすリスクが増大してしまい、とくにアルコールの影響で神経障害が引き起こされやすくなってしまいますので、やはりアルコールは摂取しないに越したことはありません。

関連記事

睡眠:アルコールの影響は?

人間の体に対しさまざまな影響を及ぼすことがわかっているアルコールですが、眠りとの関わりもあります

記事を読む

二日酔いになった翌朝に是非おススメの解消対策

翌朝の二日酔い解消におススメの朝食 酒量が多かったり、飲み過ぎたつもりはなくても体調が悪かった

記事を読む

メタボリックシンドローム:アルコールの影響は?

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満プラス高脂血症、高血圧、高血糖の中の2個以上が合併した

記事を読む

アルコール性肝炎の原因・症状・治療・予防とは

アルコールの大量摂取が体に悪影響を及ぼしてしまうことは、改めて説明するほどでもないでしょう。

記事を読む

胃・食道:アルコールの影響は?

アルコールを摂取することにより、さまざまな胃・食道のトラブルを招く危険性があることがわかっていま

記事を読む

循環器疾患:アルコールの影響は?

一口に循環器疾患といっても、心筋梗塞、心不全、不整脈、脳梗塞、脳出血、高血圧、閉塞性動脈硬化症と

記事を読む

貧血:アルコールの影響は?

アルコールを摂取することと貧血には少なからず関係があります。 以下に詳細をまとめていますの

記事を読む

ノ・ミカタの効果や特徴、配合成分

https://kenko.karada555.info/wp-content/uploads/20

記事を読む

「琉球ウコン【しまのや】」の効果や特徴、配合成分、体験談や口コミ情報

「琉球ウコン【しまのや】」とは、株式会社しまのやより発売されたタブレットタイプのウコン加工食品で

記事を読む

「レバーザイム」の効果や特徴、配合成分、体験談や口コミ情報

「レバーザイム」とは、株式会社アドバンより発売されたサプリメント商品(ソフトカプセルタイプ)です

記事を読む

乳房肥大症を詳しく:原因・症状・検査・治療など

乳房肥大症とは 小児乳房肥大症(しょうににゅうぼうひだいしょう) 小児乳房肥大症と

機能性子宮出血を詳しく:原因・症状・検査・治療など

機能性子宮出血とは 生理時以外に性器から出血することを不正出血(ふせいしゅっけつ)と

腸結核を詳しく:原因・症状・検査・治療など

腸結核とは 腸結核(ちょうけっかく)とは、細菌の一種である結核菌(けっかくきん)が腸

腎臓の役割

腎臓について 腎臓(じんぞう)は腰のあたりの背中側に、左右に1個ずつある臓器です。

加齢黄斑変性を詳しく:原因・症状・検査・治療など

加齢黄斑変性とは 年齢が高まると、体のさまざまな部位に病気が起こってくることがありま

→もっと見る

PAGE TOP ↑