*

ワクチンの副反応について

公開日: : 最終更新日:2015/12/24 予防接種・ワクチン


ワクチンを予防接種にて体内に入れると、まれに具合が悪くなることがあります。
これを副反応と言い、ほとんどは予防接種を受けたあとに影響がでることはありませんが、体が弱い人だったり、小さな子どもだったりするとこのような反応を見せることがあります。

ワクチンは毒素を弱めた病原体

予防接種で使われるワクチンは病気を治すための薬ではなく、防ぎたい病気の病原体を利用してつくられているものです。
仕組みとしては、病気に打ち勝つための抗体をつくるために、弱いレベルの病原体を利用し、実際の病気にかかる前に体内に抗体をつくってしまうというものです。

まれにその病気の諸症状が出る場合がある

予防接種を受けたあとに、受けたワクチンの病気の症状が出る場合もあります。
発熱、体の痒みや赤みなどさまざまなものがありますが、これは体が順調に病原体に反応している証拠なので、あまり慌てないようにしましょう。

予防接種後に具合が悪くなった場合

予防接種後に具合が悪くなってしまうと不安になりますが、このことからわかるのは「実際の病気にかかったら症状が重くなる体質である」ということです。
予防接種用のワクチンは毒素を弱めている状態なので、その状態で体が反応するのはその病気にとても弱いということでもあります。
予防接種を受けずに、万が一病気にかかってしまった場合、危険な状態になりやすい体質であるほど副反応が出やすいとも考えられます。
ただし、予防接種後に何らかの異常があらわれた場合には、すみやかに医師の診察を受けるようにしてください。

過去にあった副反応

現在では研究が重ねられ、予防接種のワクチンには危険がありません。
予防接種後に何らかの不具合があったケースを調べると、危険な副反応ではなかった場合や、予防接種とは直接関係のないことが原因である場合がほとんどです。
過去には、生ワクチンでポリオを予防する際にポリオにかかってしまうという重大なデメリットが懸念されたことがありますが、現在ではポリオ用のワクチンは不活性ワクチンになり、ワクチンが原因で病気にかかる危険性はなくなっています。

関連記事

不活化ポリオワクチン(IPV)について詳しく説明しています

不活化ポリオワクチン(IPV)は、ポリオウイルスにより発症する急性灰白髄炎、別名ポリオのワクチン

記事を読む

三種混合ワクチン(DPT)について詳しく説明しています

三種混合ワクチン(DPT)とは、ジフテリア、百日咳、破傷風の混合ワクチンのことです。それぞれの病

記事を読む

定期接種と任意接種とは

予防接種の種類にはおおまかにわけて「定期接種」と「任意接種」があります。 これら2つはわけられ

記事を読む

違う種類のワクチンを接種する際の接種間隔

予防接種のワクチンは、それぞれ予防できる病気に違いがあります。 そのため、予防したい病気が多い

記事を読む

B型肝炎ワクチンについて詳しく説明しています

B型肝炎ワクチンはB型肝炎のワクチンであり、日本では任意での接種となりますが、WHOでは全ての子

記事を読む

なぜ予防接種を受けるの?

予防接種はなぜ受けることが推奨されているのでしょうか。 感染症には、かかった人の年齢や体力、免

記事を読む

A型肝炎ワクチンについて詳しく説明しています

A型肝炎ワクチンは、A型肝炎ウイルスに対する免疫をつけるワクチンであり、病気の予防に役立つのはも

記事を読む

予防接種とは

予防接種とは、何らかのワクチンを注射することを指します。 ワクチン開発のための薄めた病原体を体

記事を読む

日本脳炎ワクチンについて詳しく説明しています

日本脳炎ワクチンは、日本脳炎に対するワクチンです。かつては年間1000人程度の患者が発生していま

記事を読む

小児肺炎球菌ワクチンについて詳しく説明しています

小児肺炎球菌ワクチンとは、肺炎レンサ球菌による感染症に対するワクチンです。肺炎レンサ球菌は、乳幼

記事を読む

アレルギーを詳しくご紹介!

体内に侵入してきた異物(抗原)に排除するしくみを免疫(防御機能)といいますが、この

乾癬について

乾癬という病気は、皮膚の免疫異常で発症する膠原病(自己免疫疾患)のひとつであることが解って

花粉症について

こちらでは、花粉症対策に関する様々な情報をお伝えしています。今や国民病とも言えるほ

アトピー性皮膚炎について

日本皮膚科学会ガイドラインでは、「アトピー性皮膚炎とは表皮、なかでも角層の異常に起

リウマチ(関節リウマチ)について

ここでは、「関節リウマチ」について詳しくご説明しています。 関節リウマチはその発

→もっと見る

PAGE TOP ↑