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同時接種と混合ワクチンについて

公開日: : 最終更新日:2015/12/16 予防接種・ワクチン


乳幼児などに予防接種を受けさせたい場合、気になるのは接種のスケジュールです。
乳幼児期からかかりやすい、防ぐことが望ましい感染症などの場合、期間をあけている間に感染してしまい、重症になってしまう危険もあります。
そのような場合に有効なのが同時接種と呼ばれるものです。
同時接種では一度の通院で複数のワクチンを接種することができます。

同時接種の内容

同時接種では、一つのワクチンを注射したあと、その場所から約2.5cm離れた場所に別の注射をします。
つまり、一度の通院で受ける注射の本数が増えてしまい、子供が泣くことなどで不安になる人が多いのですが、乳幼児を抱えての通院の負担をできるだけ減らす、乳幼児が感染症にかかるリスクをできるだけ早く防ぐという点で大きなメリットがあります。
保護者が希望をすれば、単独の予防接種を受けることは可能ですが、例えば住んでいる地域で感染症が流行し、危機が迫っているときでも「次回の接種を受けれるまであけなければならない期間」は接種を受けることができず、そのあいだ待たなければなりません。
生まれたばかりで抗体をもたない乳幼児にとって、その状態は大人より危険な状態となります。

同時接種の安全性

同時接種の歴史は10年以上ありますが、同時接種が直接の原因となって危険な状態となった例はありません。
日本だけではなく、世界中で受けられている予防接種の種類であり、乳幼児を病気から守るために有効な手段です。
デメリットとして考えられるのは一度の注射の本数が増え、泣いてしまうことですが、それを可哀想に思って実際の感染症にかかってしまったのでは大変です。
抗体を持たない乳幼児の場合、感染症によって症状が重くなったり、後遺症が残ってしまったりといったリスクを考えるようにしてみましょう。

同時接種と混合ワクチンの違い

混合ワクチンは、1本の注射の中に数種のワクチンが入っているものです。
このため注射の本数は1本で済みます。
数種のワクチンの接種が一度の来院で可能なので、広い意味で捉えれば同時接種の一種とも言えるでしょう。
混合ワクチンは注射による痛みなどの不安を軽減するために開発されたものです。

同時接種はどこの病院でも受けられる?

現在の日本では、全国どこの病院でも同時接種が受けられるという環境ではありません。
医師同士の認識の違いや、安全性に関する間違った情報、保護者への説明の手間などがもとで同時接種を実施していない病院もあります。
しかしながら、10年の世界中の歴史の中で安全性は証明されていますし、同時接種が可能な病院であれば候補として考えてみるのが良いでしょう。

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