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たんぱく質・アミノ酸の効果・効能・特徴・含まれる食品のまとめ

公開日: : 健康食品・サプリ

タンパク質とは…

お肉などの脂肪、お米などの炭水化物と並んで3大栄養素とも呼ばれるのがこのタンパク質。
体をつくる上で大事な栄養素なのですが、一部は自然と私たちの体が生成してくれています。
しかし、それだけでは足りず、食事やサプリなどで大概から摂取しなければならないのも特徴ですね。 筋トレなどに効果的なプロテインも、主成分はタンパク質なのです!
そうするとなんとなーくタンパク質が私たちの体つくりに1役買ってくれていることがわかりますよね。 さきほどタンパク質は1部体内で生成されると言いましたが、実はタンパク質にはいくつか種類があるんです。
主にお豆などから取れるタンパク質は植物性、お魚やお肉から取れるものは動物性タンパク質というように、摂取する食材によって種類が異なっています。
種類が違うからにはもちろんどちらか一方ばかり摂取するのではなく、バランス良く摂取することが大事になってきます。

アミノ酸とは…

アミノ酸○○配合!などという宣伝をよく見かけると思います。しかし、そもそもアミノ酸とは何なのか。あなたはご存知ですか?
実は、先ほど説明したタンパク質を形成している小さな小さな成分のことをアミノ酸と言うのです。 動物性タンパク質、植物性タンパク質という2つの種類も、細かく細かく見ていくとアミノ酸で作られているんですよ。
あなたも一度は見たことがあるかと思いますが、らせん状に組み合わさったDNAとよばれるものも、このアミノ酸で出来ています。 こうなると、どれだけ小さな成分の話をしているか分かっていただけますでしょうか。
逆に、そのアミノ酸が連なっているDNAの長さや順序によってどんなタンパク質なのかを見分けることもできるんですよ。 私たちの体を作ってくれているタンパク質、そのタンパク質を形成するアミノ酸。
とても壮大な話な気がしてしまうかもしれませんが大丈夫。 私たちの体のことなのですから、少し勉強すればすぐにあなたの生活に活かすことができるはずです。
一緒に頑張っていきましょう!

必須アミノ酸と非必須アミノ酸とは

さて、アミノ酸はタンパク質を形成する要素であり、いくつかの種類があるということは前回触れました。
今回はそのアミノ酸を2つの大きなグループにわけることができるというお話をします。
まず、その大きなグループの名前は「必須アミノ酸」「非必須アミノ酸」といいます。 名前のニュアンスでなんとなくわかってもらえるでしょうか?
必須アミノ酸というのはタンパク質を形成する20種類のアミノ酸のうち、自身の体内で生成することのできないアミノ酸になります。
これは、前回お肉、お魚などを取ることによって生成できるというお話をしましたよね。
その必須アミノ酸は全部で9種類。「イソロイシン」「ロイシン」「リジン」「メチオニン」「フェニルアラニン」「スレオニン」「トリプトファン」「バリン」「ヒステジン」。
この9種類が必須アミノ酸であり、私たちの体つくりを手伝ってくれているということです。
それぞれの特質、効果などは徐々に触れていきますが、これから何度か登場する名前ですので、覚えておいてくださいね。
さて、その必須アミノ酸の対極にある非必須アミノ酸。
こちらは体内で生成することのできるアミノ酸ですので放っておいても体が作ってくれています。
ですが、体を作ってくれる大事なものですので、けっして必要のないアミノ酸ということではないんですよ?
「アラニン」「アルギニン」「グルタミン酸」「アスパラギン酸」「ブロリン」「グルタミン」「システイン」「チロシン」「グリシン」「セリン」「アスパラギン」
非必須アミノ酸の上記11種類と必須アミノ酸9種類をあわせてタンパク質は形成されているわけです。

βカゾモルフィン

前述の「CPP(カゼインホスホペプチド)」と同様、牛乳を飲んだ際に摂取することのできる「カゼイン」というタンパク質が体内で分解される過程で分泌される成分。
それが「βカゾモルフィン」です。
主な効果はは鎮静作用で精神を安定させ、インスリンを増加させることで血糖値の上昇を防ぎ、食物が小腸内にとどまる時間を長くすることによって栄養分の消化吸収率を上げる作用や免疫作用などが確認されています。
これも「CPP(カゼインホスホペプチド)」と同様に牛乳が苦手な方はサプリなどで補って頂きたいのですが、「CPP(カゼインホスホペプチド)」とは違い特保指定の成分ではありません。
できる限り牛乳や生クリームから摂取できるよう心がけましょう。
ちなみに、この「βカゾモルフィン」が発見された経緯としては、母乳やミルクを飲んだ乳児がすぐにすやすやと眠ることに着目した研究の結果なのです。
現在でも精神を安定させる効果とともに、苦痛をやわらげる効果、インスリンを増加させて血糖値の上昇を防ぐ効果、腸からの宋養成分の吸収をよくする効果などが認められています。
また、最近では免疫作用に深く開与することも明らかになり、抗がん物質としても期待されています。
上記の話を聞いてピンと来る方もいるかもしれませんが、カルシウムが足りないと怒りっぽくなるというのはこの鎮痛効果を生み出す「βカゾモルフィン」が足りないことにより引き起こされる現象と思ってもいいかもしれません。
ただし、「βカゾモルフィン」は牛乳を飲むことによって得られる成分ですので、イライラを抑えるには牛乳を飲め!ということになりますね。

CPP(カゼインホスホペプチド)

「CPP(カゼインホスホペプチド)」(以下、CPP)とは貧血、骨粗鬆症への予防などで知られる成分です。
私たちが牛乳を飲むと牛乳のタンパク質であるところの「カゼイン」を摂取することになるのですが、このとき体内でそれが消化される際にこのCPPが生成されます。
そもそもカルシウムは体に吸収させるのが少し難しい成分です。
ですので、私たちの体内で水に溶けやすく吸収されやすい状態へ変化させてあげなければいけません。
特に骨粉や卵殻などのカルシウムはことさら水には溶けませんので、カルシウムが腸管から吸収されるには水に溶ける状態で、小腸内に存在することが必要です。
その作業を手伝うのがこのCPPです。
カルシウムや鉄と結合し、水に溶けやすい複合体に変化し、体内への吸収を促進し、結果体への吸収を助けてくれるのです。
つまり、CPPとカルシウムは一連托生ということですね。
また、細かな効果としては閉経後の女性に多く見られる骨粗鬆症への予防や改善、さらには女性に多い軽度の貧血の改善。
もちろん、カルシウムを摂取することに直結するので骨折者の回復の手助けにもなります。
以上の効果から近年では特定保健用食品などにも採用され、このCPPが配合されたサプリが多く販売されています。
ですので、元々カルシウムが不足しがちな民族として日本人は有名ですが、その他にも牛乳や生クリームが苦手な方はこのサプリを上手く利用していただければと思います。

アスパラギン酸

名前のとおりアスパラガスなどに多く含まれる栄養素です。
「アスパラギン酸」の効果は窒素代謝やエネルギー代謝、尿の合成の促進と、人体に関する排出を手助けしてくれているアミノ酸です。
尿の排泄を行なった後、アンモニアが体内に残ってしまい、循環系に入ると毒性を発揮しますが、「アスパラギン酸」がこの体内のアンモニアを排除し、私たちの中枢神経を守ってくれているのです。
また、疲労に対する抵抗力向上にも効果があるとされていて、スタミナが増すとも言われていることから、スポーツ選手などが積極的に摂取しているそうです。
この効果を利用してドリンク剤などにも使用されているんですよ。
また、マグネシウム、カルシウム、カリウムなど私たちの体に必要な栄養を運ぶ作用も持っています。
そんなアスパラギン酸ですが、体内で合成されるアミノ酸なのです。
このアスパラギン酸が多く含まれているのはアスパラガス以外にも豆類やサトウキビがあり、これを摂取することでアスパラギン酸アミノフェラーゼという酵素が反応して合成されているのです。
多く含まれている食材には発芽しかけているもやしなども挙げられますので、身近な存在ともいえますね。
ただし、このアスパラギン酸は熱に弱い性質もあるので、加熱のしすぎには注意しましょう。
このアミノ酸に関する過剰摂取は現在報告されていませんが、元々が尿の合成促進などの効果ですので、あまり摂取するとおトイレが近くなってしまうかもしれませんね。
何事もほどほどに、です。
ただし、スタミナ増強にも一役買っていますので、みなさんも意識して摂取してみるといいかもしれません。

アルギニン

こちらも近年よく耳にするアミノ酸ですが、その効果はアミノ酸の中でもかなり幅広く、若返り効果もあると注目されています。
いわゆるアンチエンジング効果と言われるもので「若返り」「美肌」「肥満改善」「育毛」「老化予防」「長寿」に効果があるとされています。
その他にも生活習慣病のメタボや糖尿病、動脈硬化やED、不妊症、認知症や骨粗鬆症、高血圧などの予防にもなると注目されています。
「アルギニン」が多く含まれている食材はきゅうり、大豆、落花生、ごま、くるみ、鶏肉などが挙げられます。
前述したようにED、不妊症にも効果があるとされ、性機能の改善にも一役かってくれるアミノ酸なのです。
このアミノ酸を過剰摂取してしまうと皮膚が厚くなり、関節の肥大や骨の奇形など成長に悪影響を及ぼします。
特に子どもの成長ではこれが重要で、巨人症などのおそれも出てきてしまいます。
大人にも下痢や肌荒れなどの影響もありますので過剰な摂取には要注意です。
この「アルギニン」体内でも微量ではありますが合成されるアミノ酸です。
しかし、それだけでは不足してしまうため、体外摂取を必要とする準必須アミノ酸とも言われています。
このことも頭に入れて正しく摂取することができれば若返りや健やかな成長につながりますので覚えておいてくださいね。
疱疹のできている人や精神分裂症の人には悪影響があるとされていますので、当てはまる方が摂取する場合は十分に注意してくださいね。

イソロイシン

イソロイシンはアミノ酸の種類の中でも聞きなれない成分ではないでしょうか。
ですがこのイソロイシン、アスリートにとってはとてつもなく重要な栄養素なのです。
そのように言うとなんとなくどんな作用のあるアミノ酸かわかりますね。
そう、筋肉や神経をつかさどる栄養素なのです。
その他、体の成長や血管の拡張、肝機能の向上などでも知られている健康に直結するアミノ酸です。
また、疲労回復系アミノ酸とも言われ、運動時のエネルギー補給にも適しており、さらには脳の疲労まで軽減するというすばらしいものなんです。
上記のような効果はアスリートだけではなく、私たちの日常生活でも大変重要な役割を担ってくれていることがわかると思います。
そんなイソロイシンを効率的に摂取できるのが大豆、鶏肉、チーズ、鮭などです。
しかしこれは必須アミノ酸ですので、サプリなどで過剰に摂取すると体調不良の原因にもなりますので気をつけましょう。
イソロイシンの他に「ロイシン」や「バリン」といった必須アミノ酸に関してはどれが多すぎても体調不良などに繋がる可能性があります。
では、なぜこの3種類なのか。
それは、この3つの成分に共通している”構造”にカギがあります。
この構造を「分岐鎖」と呼ぶのですが、「イソロイシン」「ロイシン」「バリン」は分岐鎖アミノ酸(BCAA)とも呼ばれています。
このことから、分岐鎖アミノ酸をバランス用とることが大事になってくるわけです。
そのためにはそれぞれのアミノ酸はなるだけそれぞれの成分を含む色々な食材から摂取し、偏らないようにするのが良いでしょう。

カゼイン

みなさんも一度は見たことがあると思いますが、ホットミルクを作る際に温めた影響で出来てしまう膜。
これが「カゼイン」なのです。
このことからわかるように、「カゼイン」は牛乳の成分のうち80%を占めるタンパク質のことを言います。
牛乳が高栄養価な飲み物であるように、「カゼイン」も非常に栄養価の高いタンパク質なのです。
まずはカルシウムの吸収をよくする働き、整腸作用、消化促進、免疫力の向上、血圧抑制などの効果があるとされています。
ただし、牛乳アレルギーの方はこの「カゼイン」が原因物質ともされていますので、牛乳以外から摂取する場合には気をつけましょう。
牛乳が白く見えるのにもこのタンパク質が関係しており、大きく言うと雲が白く見えることと同じことが牛乳でもおこっているわけです。
少し話がそれました。
人の体調に関して非常にたくさんの効果を持つタンパク質ですが、プロテインとしても有名でアスリートなどが好んでサプリや粉末によって摂取しています。
過剰摂取による人体への影響は報告されていませんが、昔は「牛乳をたくさん飲むと大きくなれる」などと言われていました。
しかし、最近では前述したようにカルシウムとの結合が優秀なため、成長する要素より骨を丈夫にする要素の方が先行していまい、結果固くなった骨では身長も伸びるはずもなく、逆効果だとされています。
こうしたことから適量というのが大事であって、効果があるといって過剰摂取するものではないということですね。

カルニチン

これもまた聞き慣れない成分かと思いますが、非常に良い効果を私たちにもたらしてくれています。
「カルニチン」もアミノ酸の一種ですが、良くに筋肉に多く含まれています。
その理由は、私たちの脂肪酸をミトコンドリアに運搬し、燃焼を促すことが主な効果となります。
上記のことからダイエット効果を見込めるアミノ酸なのです。
このアミノ酸を摂取することにより、運動したときのエネルギー消費を高めたり、その代わりに筋肉の疲労を軽減してくれたりします。
また、このアミノ酸自体に燃焼効果とは別に体重増加を抑える働きもありますので、一粒でなんども美味しいアミノ酸というわけです。
心臓などの働きを改善する効果も知られていますが、困ったことに加齢によりこの成分が体内合成が現象していきます。
そのため、加齢による疲れや肥満が加速してしまうわけです。
また、この「カルニチン」が現象したままになると慢性疲労症候群という病気になったりもします。
赤肉、鳥肉、魚、乳製品などに多く含まれているので、多く含まれている食材やサプリを意識して摂取することによってその心配も軽減されるでしょう。
以前お話した「リジン」と「メチオニン」が「カルニチン」を作る上で重要な働きをしてくれますので、復習しつつ正しい知識で摂取してくださいね。
ただし、妊婦や成長期の子どもの過剰摂取はオススメできませんので、あしからず。
妊婦以外の女性に関してはダイエット効果もあるころから、サプリなどが注目されているアミノ酸ということは覚えていってくださいね。

ギャバ

[何度か精神を安定させてくれるものや、ストレス対策になるというアミノ酸をご紹介してきましたが、「ギャバ」もその1つです。
ちなみに、ギャバとは正式表記でGABAなのですが、これは「Gamma Amino Butyric Acid」の略となっています。
先程も言いましたが、ギャバは精神的な部分の助けになるアミノ酸です。
主に脳や脊髄で「抑制性の神経伝達物質」として働いています。
この働きにより興奮を鎮めたり、リラックスをもたらしたりする役割を果たしているのです。
リラックス効果に関してはこれを「抗ストレス作用」と言い、ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて、リラックス状態をもたらすことを指します。
現代ではこのストレスを感じる要因も多く、それを和らげる為には体内で生成させる「ギャバ」だけでは不足しがちだったりします。
また、加齢により体内での合成も減少していきます。
目安としては50mg前後を食事やサプリなので摂取したいところです。
さて、この「ギャバ」を食品から摂取するのであれば、発芽玄米が一番と言われて言います。
その他にも、トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの野菜や果物、漬物、キムチなどの一部の発酵食品に、ギャバが多く含まれています。
ストレス社会と言われてひさしい世の中ですので、健康に過ごすにはストレス対策も重要です。
普段の生活から摂取しやすいアミノ酸でもありますので、ぜひみなさんも意識してみてくださいね。

グリシニン

前項の中でいくつか大豆に含まれるアミノ酸に関して書いてきましたが、この「グリシニン」もその1つです。
こちらはタンパク質ですので、より大きなくくりにはなりますが、実はこの「グリシニン」は大豆のタンパク質のうち50%を占める成分なのです。
体にいいとされる大豆の50%を占めているわけですから、当然良質のタンパク質であり、低カロリー、低コレステロールと夢のようなタンパク質なのです。
また、大豆が「畑の肉」と呼ばれる所以ですが、一般的に穀物や野菜にはタンパク質が少なく、必須アミノ酸を正しく摂取することが難しくなります。
しかし、大豆などの豆類は例外で、良質なタンパク質を多く含むことから、動物性のタンパク質である肉などを摂取するのと同等のタンパク質を摂取できるということなのです。
さらに、肉を多く摂取することにより血中コレステロールが増えてしまうわけですが、前述したように大豆はその血中コレステロールを抑えてくれる作用もあるのです。
まさに大地の恵みというわけですね。
前項にあります「リジン」や「トリプトファン」も多く含みますので、積極的に摂取したい食材ですよね。
「グリシニン」も良質なことから過剰摂取による中毒性などは報告されておらず、ガンガン摂取していただきたいタンパク質になります。
もし、大豆が苦手だという方がいたとしても安心してください。
特保に指定された健康食品から「グリシニン」を含むものもあるそうですの、自分にあったものを口にしてくださいね。

グルテンペプチド

別名「エクソンフィン」とも呼ばれている「グルテンペプチド」ですが、その効果は痛みをやわらげる鎮痛効果や血圧を低下させる効果、胃液分泌をおさえたり胃のぜんどうを抑制するなど様々です。
主に人体に良い影響を与えてくれる線分なのですが、その他にも食事の摂取量を増加させる効果などもあげられます。
この「グルテンペプチド」が減少すると、潰瘍などの痛みを伴う症状の改善ができなかったり、血圧、血糖値が安定しないなどの可能性があります。
つまり、この成分も体の調整に非常に重要な役割を持っているということですね。
この成分は小麦粉の中にあるグルテンから作られますので、麺類などから摂取し、人体で合成することができます。
もう少し具体的にお話すると、この「グルテンペプチド」もタンパク質になるわけですが、この成分が小麦に含まれるグルテンと加水分解されてペプチドになったもので、10種類の鎮痛効果をもったアミノ酸として生まれ変わっているということです。
副作用もなく、医療薬品に使用されるなど研究が今でも続けられている成分になります。
また、麺類などから摂取するのが良いよ前述しましたが、うどんであれば比較的にカロリーも低く、最近ではチェーン店などの影響から様々な食べ方が浸透していますので、楽しく正しく摂取できると思います。
「グルテンペプチド」には食欲増加の効果もありますので、風邪などで食欲不足になっている方はうどんなどを食べるとお腹に優しいとよく言われますが、この成分が食欲増加につながり、栄養を確保する方向に改善できるのも理由の1つと言っていいでしょう。

コラーゲン

すでに市民権を得ているといっても過言ではないタンパク質ですが、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「コラーゲン」を摂取すると肌がきれいになる。
これが多くの人のイメージではないでしょうか。
実際に「コラーゲン」には細胞と細胞を結合する働きや、老廃物を提出する働きがありますので、肌のかさつきなどには効果があるといわれています。
このコラーゲンは年齢により体内で作られる数が減少していきます。
実際の年齢としては25歳ごろからとされており、このコラーゲンが減少すると細胞と細胞の結合が弱まり、肌のたるみなどの影響が出てくるのです。
肌ばかりに注目されがちなタンパク質ですが、「コラーゲン」は体の様々な場所に存在しており、内臓、骨、関節、髪もその例外ではありません。
今挙げた部位だけでも「コラーゲン」が減少すると内臓機能の低下、骨粗鬆症、関節炎、白髪、抜け毛などの影響が見られます。
これだけの影響が出るのも当然で、人間の体の60%は水だということを知っている方は多いかと思いますが、「コラーゲン」は体の6%を占めているのです。
これだけ比重の多いタンパク質が減少するとどうなるか、と考えていただければ納得していただけるのではないでしょうか。
近年ではサプリなどで良く見かけるようになりましたが、正しい摂取方法とは言えないでしょう。
本来であれば食べ物を食べて、その結果栄養が分解されて「コラーゲン」を摂取しているわけですが、この分解の過程を無視することができるのがサプリなのです。
本来の体の作用を無視した方法で摂取すると、人の体はそれに慣れてしまい、それこそ食事からはコラーゲンが摂取できなくなってしまうかもしれません。
そうならないように、食物からも摂取し、補助薬としてサプリを服用するのが効果的とも言われています。
正しい方法で摂取し、あなたもアンチエイジングしましょう!

タウリン

こちらもまた耳馴染みなアミノ酸ではないでしょうか。
ご存知の方も多いかと思いますが、「タウリン」は主に肝機能に作用する効果が注目されています。
こちらも非必須アミノ酸ですので、積極的に体外から摂取する必要はありません
「タウリン配合」と謳っている製品にはアルコール分解を促す効果が望めるということです。
さて、ではなぜアルコールを分解を促す必要があるのか。
アルコールは体内に入ると、いったん肝臓内で「アセトアルデヒド」に分解され、さらに酵素によって再び分解されます。
この分解作業が肝臓に多大な負担をかけてしまうのです。
その分解にかかる時間を短縮することができれば、人体への影響も少ないというわけですね。
この「タウリン」は主に魚介類や貝類に多く含まれており、お酒によく合う肴として挙げられる理由の1つかもしれませんね。
また、イカやタコ、カキに含まれているタウリンは血中の「悪玉コレステロール」を除去し、血液をサラサラにしてくれます。
こうすることによって体の新陳代謝が活発になり、ダイエットにもつながると注目されています。
「タウリン」を過剰摂取することによるデメリットは特にありませんが、体に吸収できない分は尿として排出されてしまうので過剰に摂取することに意味はありません。
ちなみに「タウリン1000mg配合」という製品があった場合は1gの「タウリン」が配合されているということになります。
体に必要な「タウリン」は15g程度とされているので、過剰摂取もなかなかに難しいということがわかっていただけるでしょうか。
また、高血圧の改善する他、やむくみ、動悸、息切れを改善する効果もあるとされていますので、注目され続けているアミノ酸でもあります。

グルコサミン

近年非常に聞きなれたアミノ酸ではないでしょうか。
代表的な効果としては「腰の痛みに効く」「関節の動きをなめらかにする」などが挙げられてるこの成分。
実はカニやエビなどの甲殻類から多く摂取することができ、最近ではサプリも多く登場していますので手に取りやすい成分にもなりました。
本来は人の軟骨、爪、靭帯、などに存在するアミノ酸で、軟骨細胞を形成する成分なのですが、現代人の悩みである運動不足や加齢、肥満からおこる軟骨の再生不良がおこった際に新陳代謝を上げ、回復に効果があるとされていることから注目が集まったのがそもそもの始まりになります。
また、グルコサミンを摂取することでコンドロイチンやヒアルロンサンなどと言ったさらに耳馴染みのある成分の原料ともなります。
その他、免疫力向上、がん、炎症などの予防にもなります。
一時的に摂取する場合には非常に優秀な成分なのですが、長期的に摂取する場合には高血糖、高血圧、血中コレステロールなどの影響により糖尿病や高血圧症を引き起こす可能性もありますので上記の気になる症状がある場合に一時的にサプリなどで補うのが良いでしょう。
また、軟骨再生能力が比較的高い若い人に関してはこれらを経口摂取することで過剰摂取となり、逆に機能が低下してしまう恐れもありますので注意してください。
エビやカニなどの甲殻類から摂取することができると前述しましたが、その他にも山芋やオクラなどのネバネバしたものからも摂取できますし、ウナギなど一般的に元気が出るとされている食材には含まれていることが多いので、そうした食材に注目してみるのも楽しいかもしれませんね。

グルタミン酸

「チロシン」や「フェニルアラニン」以外にも人間の脳や神経に関係するアミノ酸は多く存在します。
「グルタミン酸」もその1つであり、非必須アミノ酸ですので、通常の生活を送っていれば体外摂取を必要としないアミノ酸です。
効果にかんしては脳機能の活性化とストレスへの抵抗力向上。
大きくとらえてしまえば「チロシン」と非常によく似た効果を持っています。
しかし、このグルタミンは脳内のストレス物質である「アンモニア」に特に反応するもので、この「アンモニア」を尿として排出したり、「グルタミン」へ変換させることでストレスを軽減してくれています。
この効果から痴呆症の予防や精神分裂病にも効果があるとされています。
このグルタミンを多く含む食材は昆布などのうまみ成分の他にごま、アーモンドから取り入れることができます。
ただし、このうまみ成分が関係してることにより、私たちの日常生活でこの「グルタミン酸」は過剰摂取気味になってしまうのです。
多くの化学調味料にはこの「グルタミン酸」が含まれており、基本的には大目にとってしまうことはあっても欠乏することはないアミノ酸になります。
もし健康目的で摂取したい場合も、分量に注意を払い、アーモンドなどの食品から摂取するのがよいでしょう。
また、このグルタミン酸を過剰摂取してしまうと不眠や頭痛、のぼせや手足のしびれなどの症状がでることもありますので、化学調味料の取りすぎとサプリでの補給はほどほどにしましょうね。
ただし、ストレス軽減の他にはアルコール依存症への改善なども含まれていますので正しく摂取すると非常に健康的なアミノ酸というわけです。

シスチン

アミノ酸はよく筋肉などを作る作用が注目されますが、シチスンは髪や皮膚を作ってくれるケラチンというタンパク質に多く含まれています。
活性酸素を除去する作用や治癒の促進をする作用があり、髪を作る要素なだけに抜け毛対策にも一役かってくれる重要なアミノ酸なのです。
活性酸素の除去に関してはいわゆる解毒作用に分類され、「シチスン」が体内で代謝されるとイオウを出し、ほかの物質と反応することで有毒金属や喫煙、飲酒などによって発生する活性酸素を除去してくれるのです。
また、治癒の促進効果からある程度の量を摂取することによってX線や放射線から体を守ってくれるということも研究によりわかっています。
この「シチスン」は牛肉、小麦粉、さけ、羊肉などから施主することができます。
また、過剰摂取することによってこれ単体が毒性を持つこともわかっていますので、気を付けましょう。
前述したようにX線から体を守ってくれるということや皮膚を作る作用があることから、日焼けによる紫外線にも効果があり、皮膚がんの予防にもなります。
また、別のところでは女性にはシチスンは耳なじみのある成分かもしれません。
なにせ、皮膚を作ることから美白効果も期待され、化粧剤などにも採用されているからです。
ただ、最大の効果としては抜け毛などの予防で毛根を強くするなどの効果もあるとされていますので、食による育毛をお考えの方はもう少し詳しく調べてみるのもいいかもしれません。

スレオニン

「スレオニン」は肝臓を守る栄養素です。
飲みすぎや食べ過ぎによっておこる肝臓の脂肪蓄積を防止し脂肪肝を予防する働きをしてくれます。
脂肪肝とは最近よく名前を聞くようになった中性脂肪が肝臓に蓄積してしまう症状のことで、私たちの腕や足がそうであるように脂肪がついた場所は運動機能が低下してしまいます。
肝臓もそれは例外ではなく、脂肪の固まった肝臓は肝硬変と言われる病気にまで派生してしまう恐れがあるのです。
それを予防してくれるアミノ酸というだけでも大変重要なものだと思えますよね。
しかし、効果はこれだけではなく、体の成長を促進する効果も含んでいます。
実は必須アミノ酸の中では最後に発見されたアミノ酸なのですが、その効果は非常に重要なのです。
この「スレオニン」が不足することによって成長不良もそうですが、食欲不振、貧血などを招いてしまいます。
「スレオニン」が多く含まれている食材は卵、七面鳥、ゼラチン、スキムミルクなどですが、ゼラチンや卵から摂取するのが基本となるのではないでしょうか。
新陳代謝を促進したり、胃炎の改善などの効果もありますので、非常に体にやさしい成分と言えます。
この成分を利用して穀類の栄養強化も近年では頻繁に行われているそうです。
どのように強化しているかというと、穀類(特に白米)に含まれている「スレオニン」は消化吸収が悪いといわれているため、外部からの刺激として「スレオニン」を含む肥料で育てたりすることで効果を高めているそうです。

チロシン

必須アミノ酸である「フェニルアラニン」が脳内麻薬を合成するアミノ酸であることは前項でも触れましたが、「チロシン」にも同じような効果があります。
ただし、「フェニルアラニン」とは違い、こちらは非必須アミノ酸ですので、体内で合成することが可能なのです。
神経細胞や神経細胞間の情報伝達物質となるのがこの「チロシン」なのですが、特に「ドーパミン」の材料になることが有名で、脳の活動を活性化してくれます。
その効果により記憶力や注意力を向上させ、ストレスの処理をコントロールしてくれます。
最近ではうつ病患者が増大しており、その一因はこの「チロシン」が低下していることがあげられています。
その際にはサプリなどで摂取することで神経の疲れや気分を転換させ、「やる気」を出すのに一役かってくれるのです。
その他には「チロシン」によって「ドーパ」が合成され、それが「ドーパキノン」になることで「メラミン」を作ることも知られています。
また、子どもの頃には成長障害や精神機能の発達遅延がみられることもあるそうですので、チーズやたらこ、かつおぶしなど普段の食生活からしっかり摂取するようにしましょう。
「チロシン」を過剰摂取することでの具体的な悪影響は挙げられていませんが、摂取することでメラミンが合成されてしまいます。
結果、肌にシミができてしまう場合もありますので、サプリなどで過剰に摂取するのは避けた方がいいでしょう。
精神的な疲れを感じる際にはサプリなどで補うのが良いでしょう。

トリプトファン

前項の「フェニルアラニン」はアドレナリンなど日常生活に関係する成分を作ってくれる成分でしたが、「トリプトファン」は私たちの睡眠を守ってくれている成分なのです。
「トリプトファン」が生成する成分には「ビタミンB6」「マグネシウム」「ナイアシン」の他に「セロトニン」というものが挙げられます。
この「セロトニン」は脳内の松果体(しょうかたい)を通ることで「メラトニン」に変換されます。
これが私たちの睡眠リズムを作る1つの要素になっています。
つまり、この「トリプトファン」が不足することによって睡眠障害をおこす恐れがあり、睡眠が十分に取れなければ精神的に不安定になるなどの症状をおこす恐れもあります。
「トリプトファン」は牛乳やチーズなどの乳製品や種実類、大豆、豚レバー、きな粉などから摂取できますが、その量はごくわずかです。
かと言って過剰に摂取してしまと前項で触れた肝硬変を招く恐れがあります。
つまり、過剰摂取は「スレオニン」の活動を妨げてしまうわけです。
「セロトニン」は睡眠改善の他に精神安定、鎮静や偏頭痛にも効果があるとされています。
主に脳に作用する効果ですので、集中力が続かない方や緊張しやすい方にはこの物質が足りていない恐れもあるそうです。
女性の月経前のイライラにも効果があるとわかっていますので、お肉やお魚はもちろんのこと、ヘルシーな大豆製品を摂取することで「トリプトファン」をうまく活用してくださいね。

バリン

分岐鎖アミノ酸に関しては「ロイシン」「イソロイシン」について前項でお話してきましたが、今回は最後の1つである「バリン」についてお話します。
「イソロイシン」がエネルギー源となり、「ロイシン」が調整を行う。
そして「バリン」はその2つの要素を合わせたような働きをしてくれます。
具体的には運動などのエネルギー源となり、その代謝により発生した血中窒素の濃度を整えてくれるのです。
筋肉には多くの窒素が含まれていて、この窒素のバランスによって人の筋肉が衰退したり成長したりするのです。
もちろんバランスがプラスになれば成長し、マイナスになれば衰退するといった具合です。
これもその他と同様、過剰摂取をすると免疫力の低下、心臓、肝臓などへの負担が大きくなるのでバランスよく摂取しましょう。
そんな「バリン」を多く含む食材は子牛肉、ドライミルク、レバーなどです。
ただ、あくまでも多く含む食材ですので、日常生活でしっかりとご飯を食べていれば不足することはありませんのでご安心んください。
分岐鎖アミノ酸の中では最も多く市販のサプリが販売されています。
過剰に摂取しなければそれだけ効能が認められているアミノ酸でもありますので、ぜひ注目してくださいね。
余談ですが、紙巻タバコに含まれる添加物としても採用されている場合があります。
その添加の目的は不明です。
ですので、タバコを吸うことによって体内に摂取できるということでもないので、気を付けましょう。

ヒスチジン

「ヒスチジン」という名前は比較的知られているのではないでしょうか。
特に女性の方にはダイエット効果があるとされ、色々なメディアで取り上げられたこともあります。
主な効能は関節炎の症状緩和から脂肪分解の促進まで様々。
ストレス軽減や記憶力の向上なども挙げられます。
ダイエットに関して、ヒスチジンを摂取してそれが脳内にアミノ酸として入るとヒスタミンという物質に変換され、これが食欲を抑える働きをしてくれるのです。
このヒスチジンは「マグロ」「サバ」「サンマ」「イワシ」「ハマチ」など私たちが普段口にしやすい魚から摂取することができます。
魚は栄養価が高いとされていますが、こういったアミノ酸を摂取できることもその要因の1つというわけですね。
また、前述したように記憶学習の向上も見られますので、お子様などには積極的に食べさせてあげたい食品ですよね。
一方、ヒスチジンを過剰摂取することによって喘息やアトピー症状がひどくなる可能性もあります。
こうした症状のある方は少し控えた方が良い食材ともいえます。
ただ、メリットはこどもだけではなく大人にもしっかりとありますので、ご家族みんなで正しく摂取してくださいね。
また、この「ヒスチジン」は大人になると自然と体内で合成されますが、こどもの頃は合成できないアミノ酸になります。
必須アミノ酸ではありませんが、上記の理由からお子様がいらっしゃるご家庭では意識して摂取するのが良いでしょう。

フェニルアラニン

前項で触れたうつ病に関してはこの「フェニルアラニン」も有効な成分と言われています。
理由は脳内麻薬であるドーパミンやノルアドレナリン、アドレナリンの材料になる成分だからです。
アメリカではすでに抗うつ剤としての実績もあるそうです。
さて、ドーパミンやアドレナリンなどはみなさんもお耳にしたことのある成分でしょう。
よく長距離マラソンなどを続けるとアドレナリンが分泌され、疲労があるにも関わらず走ることが気持ちよくなるという話があります。
また、大きなけがをした際にもこの成分が分泌されます。
アドレナリンの分泌により痛みなどを和らげることで一時的ではありますが私たちの体を守ってくれているのです。
そのアドレナリンの材料である「フェニルアラニン」にはもう1つの物質の材料になっています。
それは「フェニルエチルアミン」という物質です。
これは「恋愛物質」とも呼ばれ、恋愛中に自然と多く放出されているというちょっとロマンチックな物質でもあります。
ではこの「フェニルアラニン」はどのような食材に多く含まれているのでしょうか。
多くは肉類になりますが、大豆、アーモンド、ピーナッツなどからも多く摂取することができます。
その他の必須アミノ酸と酷似する食材もありますので、摂取するのは困難ではないでしょう。
しかし、これも過剰に摂取すれば血圧が高くなる恐れがありますので高血圧の方や妊婦、心臓病の方はより慎重に摂取してくださいね。
まれにこの成分が足りずにうつ病になってしまう方もいるそうですので、うまくお付き合いしたい成分ですよね。

メチオニン

バランスの良い食事を、とは言いつつ私たちの体は摂取するだけでは成り立ちません。
いわゆる老廃物や毒素を出すことで健康な体を維持しているわけです。
そんな働きを私たちの体の中で担ってくれているのが肝臓なんです。
よくお酒に結び付けて名前の出る臓器ですが、この肝臓が老廃物や毒素を体から出してくれているんですよ。
さて、アミノ酸にもこの肝臓を手助けしている成分があります。
それが「メチオニン」なのです。
メチオニンは体の代謝を促進してくれるだけではなく、血中のコレステロールを制御してくれています。
お酒が好きな人ほどお世話になっている成分というわけですね。
また、近年よく聞くようになったうつ病などにも効果があるとされ、血中のヒスタミン濃度を下げることが理由とされています。
なんとも私たちの聞きなれた事柄に直結している成分だとは思いませんか?
このメチオニンが不足することによって、もちろん肝機能は低下しますし、それにより抜け毛やむくみ、動脈硬化などになる可能性が高くなります。
メチオニンを多く含む食材は枝豆、のり、卵、カツオ、マグロ、しらす干しなど。
魚などに多い成分で、どうにもお酒に合う食材ばかりですが、味だけではなく成分に関してもお酒に合う食材と言えますね。
お酒を飲む方は肴に枝豆やカツオなども一緒に摂取すると、楽しく飲むことができるでしょう。
とは言え、量はほどほどに。
何事も過剰摂取は体調不良の原因になってしまうのです。

ラクトフェリン

これまでいくつかのタンパク質をご紹介してきましたが、今回は少し珍しいタンパク質のご紹介です。
「ラクトフェリン」は哺乳類の母乳に多く含まれる成分で、特に生まれて一週間までの初乳に多く含まれています。
鉄と結合しやすく、摂取すると感染を予防し、免疫が向上することが知られています。
初乳から多く摂取できることから乳児に必要不可欠なタンパク質だということもわかりますね。
ちなみに、人の初乳に含まれる「ラクトフェリン」は牛の初乳に比べ10倍程度も多いことから赤ちゃんには病気しないために初乳を飲ませなさいという教があるんですね。
これは乳児に限らず大人にも感染防御成分として活躍してくれるもので、サプリなどで摂取するのが良いでしょう。
また、近年の研究過程で偶然にも内臓脂肪減少にも効果があるとされ、ダイエットサプリとしても注目されています。
ただ、こちらの「ラクトフェリン」は熱に大変弱く、熱による滅菌加工された市販の牛乳などからは摂取することができません。
ですが、最近では成分を配合したヨーグルトやスキムミルクで摂取することもできます。
免疫力の部分では特にいえん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの原因になるピロリ菌が胃粘膜に付着するのを防ぎ、体外に排出する手伝いをしてくれます。
胃潰瘍の原因はストレスにもあるとされ、ストレス軽減の働きもしてくれる大変体に良いタンパク質なのです。
こちらも非常に体に優しいタンパク質ゆえ、過剰摂取による中毒性などは報告されていませんが、人によってはお腹がゆるくなってしまうそうですので、用法用量を守って正しく摂取してくださいね。

リジン

さて、これまでは体調を管理し、成長を促すアミン酸に関してお話してきましたが、今回は骨休めにカルシウムに関連するアミノ酸の話でも。
骨はカルシウムを主成分に形成されていますが、不足してしまえばたちまちボロボロになってしまいます。
そんな事態を防ぐために一役買っているアミノ酸が「リジン」です。
前述したように「リジン」には骨を保護する効果があり、ロイシンのように体調を整えてくれる効能もあります。
分岐鎖アミノ酸ではありませんが、不足しても過剰しても体調を崩してしまうのです。
このリジンにもタンパク質の吸収を促進してくれる効果があります。
また、ロイシンはインスリンを生成することで間接的に吸収を助けていますが、リジンは直接的に体へタンパク質を吸収しやすくしています。
また、弱まった肝機能を改善する効果もあり、ウイルスの免疫を高めてくれます。
これにより、ヘルペスや脳卒中を予防することもできるのです。
また、ホルモンを産出して受精率を高めることもでき、まるでスポーツのスーパープレイヤーのような働きをしてくれるのです。
このリジンを多く含む食材はサバ、大豆、高野豆腐など和食に通ずるものが多く、大豆などは分岐鎖アミノ酸も含まれていますので大変優秀な食材と言えるでしょう。
その他、牛乳やチーズ、りんご、ももなどにも含まれていますので、必須アミノ酸だけあって普段の私たちの食生活の中で不足がちになることはなさそうですね。
反面、お米や小麦粉系の食品には不足しがちなアミノ酸ですので、主食だけではなくおかずもバランスよく摂取することを心がけてくださいね。

レクチン

「レクチン」は人体で糖を含む脂質やタンパク質と結合するタンパク質です。
その効果としては細胞を活性化させ、有害な最近などが体内で増殖するのを防ぎ、免疫能力を向上してくれるものです。
主にじゃがいも、大豆、いんげん豆、レンズ豆、枝豆などの豆類に多く含まれており、過剰摂取をしてしまうと下痢や嘔吐の原因になりますので注意しましょう。
実際に以前にテレビ番組で「レクチン」の一部である「ファセオリン」がダイエットに効果があるとして紹介され、加熱不十分の白いんげん豆を摂取した視聴者の方がそのような症状を多発してしまったそうです。
「レクチン」はいくつか種類のあるなかでフィトヘマグルチンというものも存在するのですが、その際はそれが原因であったのではないかと言われています。
ただし、よく加熱した豆類であれば「レクチン」の活性効果も抑えることが可能ですので、上記の食材を摂る場合は十分に加熱したものにしましょう。
また、この「レクチン」は動物、植物に限らず多くのものから検出されており、人に限らず生物の進化にも多大な影響を与えているのではないかと注目されています。
その他、各血液型によってこの「レクチン」が作用し、赤血球を凝集してしまい血管が詰まってしまう場合もあります。
A型、B型、O型、AB型、それぞれでどの食材に含まれる「レクチン」がその作用を起こすかは変わってきます。
ですが、あくまでも中長期的に摂取し続けた場合ですので、やはり過剰な摂取を控えるべきでしょう。

ロイシン

さて、分岐鎖アミノ酸については前項でも触れましたが、今回はその中の1つである「ロイシン」についてお話します。
イソロイシンが様々なエネルギー源になり、ロイシンはその調整をつかさどっている成分になります。
具体的な例を挙げれば筋肉を作るにはタンパク質が必要です。
その成長途中にタンパク質をちゃんと体内に取り込ませるよう調整しているのがロイシンといった具合です。
では、どのように調整をしているのか。
それは、ロイシンの最大の効果であるインスリンの分泌促進作用によるものです。
インスリンが体内から減ると栄養素がうまく体内に取り込めない状態になってしまいます。
つまり、アミノ酸をうまく体に取り込むことができず、体調を崩す原因にもなってしまうのです。
ロイシンがあるからこそ、私たち重要な栄養をしっかりと体内に取り込むことができるというわけですね。
実は分岐鎖アミノ酸の中でも一番消費が大きいのはこのロイシンなのです。
理由は簡単で、栄養を取り込みやすいように体を調整しているわけですから、一日の中で働いている時間が非常に長いということです。
体調を整えてくれるということに関しては非常に大きなくくりで活躍してくれます。
肌や髪の悩みも大きくいってしまえばアミノ酸の摂取によって改善することができる可能性があります。
ですが、前項でも触れましたがあくまでもこの分岐鎖アミノ酸は3種類のバランスが大事なのです。
比率としては[イソロイシン:ロイシン:バリン=1:2:1]とも言われています。
このバランスが崩れてしまうと体調を崩す原因にもなりますので、サプリなどで補う場合は十分に注意してくださいね。

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