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ポリフェノールの効果・効能・特徴・含まれる食品

公開日: : 最終更新日:2017/05/12 健康食品・サプリ, 抗酸化物質

ポリフェノールとは

ポリフェノールとは、植物が光合成をするときに産生される、苦味・渋味・色素成分のことです。
お茶の味が苦かったり渋かったりするのはお茶に苦味・渋味成分であるポリフェノールが含まれているためであり、赤ワインが赤紫色をしているのは色素成分であるポリフェノールが含まれているためです。
なお、ポリフェノールには全部で5,000以上の種類があるといわれています。

緑茶に含まれるカテキン、トマトに含まれるリコピン、そばに含まれるルチン、ウコンに含まれるクルクミン、唐辛子に含まれるカプサイシン、ほうれん草に含まれるルテイン、ブルーベリーに含まれるアントシアニン、りんごポリフェノール、カカオマスポリフェノール、海藻に含まれるフコイダン、大豆に含まれるイソフラボン。
これらは全て抗酸化作用を持つポリフェノールの一種ですが、非常に多くの種類が存在するポリフェノールです

活性酸素は私たちが生きている限り全身で発生し続け、日々私たちの体を錆びつかせているのです。
錆びつかせることを酸化と言い、酸化が老化に繋がっています。

見た目の老化以上に怖いとされるのが内蔵や血管などの老化であり、これらが老化することによって、ガンや心疾患、脳疾患、生活習慣病などの引き金にもなってしまいます。
生きている限り、この活性酸素を戦わなければならない運命なんですね。

本来ならば体内で合成される抗酸化物質だけでも活性酸素に対応することが出来るのですが、ストレス社会と言われる現代で感じるストレスや紫外線による刺激、喫煙やバランスの悪い食生活によって、体内の抗酸化物だけでは処理しきれないほどの活性酸素が発生してしまいます。

そこでこれらの増えすぎた活性酸素を無毒化する為にポリフェノールを多く含む食品や飲料を意識して取り入れることが必要になってくるのです。
ただし、個々のポリフェノールで期待することができる効果には多少の違いがあります。

種類別の主な効果をあげますが、アントシアニンは眼の健康維持、レスベラトロールは老化予防、ルチンは生活習慣病予防、イソフラボンは更年期障害症状緩和、カテキンは抗菌・殺菌、クロロゲン酸や重合ポリフェノールはダイエット、りんごポリフェノールは血流改善、口臭予防、美白、カカオマスポリフェノールはガン予防といった具合です。

実感したい効果に合った種類のポリフェノールが含まれているモノを摂取することでより効果を実感できる事でしょう。
普段の食生活に少しだけポリフェノールを含む食材をプラスするだけで随分改善されるので、試してみてはいかがでしょうか。

また、ポリフェノールは通常の食事でだけでなく、サプリメントなどの健康食品で補給することも可能です。
どの種類のポリフェノールがどの程度の量配合されているかは、各健康食品で違いがあるため、購入時には確認しましょう。

ポリフェノールの上手な摂り方

ポリフェノールはどのようにして摂取するのが効果的なのでしょうか?
このような疑問を抱いている人は少なくないはずです。
ポリフェノールで「実感」するには、以下のポイントを押さえておけばOKです。

1日でポリフェノールを補給する量

毎日どの程度の量を摂るとよいのか、この点を気にしている人は多いでしょう。
1日あたりの補給目安量は、1.5gがベストとされています。
日本人の平均摂取量の調査では、1日あたり1g程度しか補給することができていません。
食生活次第では、平均摂取量を下回っている人もいることでしょう。

ポリフェノールを補給する頻度

1日に何回、ポリフェノールを補給するのかということも、今後積極的に摂って実感したい人には大事な要素です。
ポリフェノールは水溶性で、体に貯蔵しておくことが不可能なため、何度かにわけて摂取したいところです。
具体的には、1.5gという1日目安補給量を120~180分ごとに分割して、こまめに補給するとよいでしょう。
なお、ポリフェノールは100mlあたり赤ワインに0.23g、緑茶に0.116g、コーヒーに0.2g含まれています。

一緒に補給したい成分

ポリフェノールには相性がいい成分が存在します。
まず、ビタミンCをあげることができます。
この栄養素は酸化した状態のポリフェノールの修復を行なってくれるという、嬉しい機能があります。
このほか、ポリフェノールの溶解性をよくし、腸管で取り込まれるのをサポートするアルコールも、ポリフェノールと好相性です。
ただし、アルコールは摂りすぎに注意しなければ肝臓に負担をかけるなどよくない影響もあるため注意が必要です。

一緒に摂るのを避けたいモノ

ポリフェノールと一緒に摂取することにより、ポリフェノールの量が減少してしまう食品が存在します。
その食品というのは牛乳のことです。
ポリフェノールが含まれているチョコレートや紅茶と、牛乳を同時に摂ることにより、ポリフェノールの量が減ってしまうことがわかっています。
効率よくポリフェノールを摂取したい人は、牛乳と一緒に摂ることは避けたほうがよいでしょう。

ポリフェノールの過剰摂取・副作用は?

ポリフェノールと一口にいっても数多くの種類が存在しており、なかには過剰摂取などにより副作用のような症状が出現するリスクがあるものもあります。
とくに注意が必要なポリフェノールの種類としては、以下のものがあげられます。

イソフラボン

食品では大豆に豊富に含まれており、大豆イソフラボンといいます。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンととソックリな作用があり、美肌やダイエット、血液サラサラ、骨粗しょう症予防、更年期障害の症状緩和などの効果が期待できますが、過剰摂取によって人体に悪影響がおよぶ可能性があります。
大豆イソフラボンを摂り過ぎてしまうことにより、ホルモンバランスに狂いが生じることになりかねません。
そしてこれにより、月経不順などの問題を招いてしまうリスクがあります。
過剰摂取による副作用の心配がない1日あたり摂取量は70~75mgであり、そのうちサプリメントでの補給は30mgが上限値と定められているため、通常の食事とサプリメントを併用する場合にはとくに、摂取量に注意が必要といえるでしょう。

カテキン

主に緑茶に豊富に含まれており、緑茶カテキンといいます。
生活習慣病の予防、血糖値の上昇抑制、肥満予防、感染症予防、むし歯予防、口臭予防が主な期待できる効果です。
このカテキンは濃度が高いものに注意が必要なポリフェノールの一つです。
海外での報告ではありますが、高濃度茶カテキンによるものと疑われる肝機能障害が起こっています。

クロロゲン酸

コーヒー豆などに含まれており、コーヒークロロゲン酸といわれることもある成分です。
ダイエット、脂肪肝予防、糖尿病予防の効果が見込める成分ですが、貧血症状を起こしている人は摂り過ぎないようにしなければいけません。
どうしてかといいますと、この成分の金属キレート作用により、鉄分などのミネラル類とくっついて、体内で吸収されないまま体外へと出ていってしまうリスクがあるためです。

カカオマス

カカオマスが豊富に含まれている主な食品として、チョコレートがあります。
カカオマスにはがんの予防効果があるということで注目を集めていますが、チョコレートには糖分が多く含まれており、ハイカロリーでもあります。
過剰摂取することによって、太ってしまうことになりかねません。

ポリフェノール不足が招く問題

過剰摂取・副作用に注意が必要なポリフェノールですが、不足するのもよくありません。
花粉症をはじめとするアレルギー性疾患の状態をひどくしたり、老化や病気の原因となる活性酸素を取り除くパワーが低下し、美容や健康を損ないやすくもなってしまいます。
ポリフェノール類の1日あたり目安摂取量は1~1.5gとされていますので、欠乏状態になることがないよう、意識して補給したいところです。

チョコレートのカカオマスポリフェノール

カカオマスというのはチョコレートの原材料です。
そしてこのカカオマスに含まれているポリフェノールのことを、カカオマスポリフェノールといいます。

ガン対策

悪性腫瘍は、特定の遺伝子が突然変異誘発物質によって突然変異を引き起こすことが原因で出現するといわれています。
カカオマスポリフェノールを突然変異誘発物質と一緒のタイミングで試験管のなかに入れると、遺伝子の突然変異の抑制効果が出たという報告があります。

ストレス緩和

チョコレートに含まれているポリフェノールには、ストレス緩和に効果的です。
ストレス状態の実験動物にポリフェノールを投与し、脳内神経伝達物質を調べたところ、ストレスに適応するという結果が出ています。
そのほか、カカオにはテオブロビンというカフェインが含まれていますが、この成分には神経を鎮める作用や精神をリラックスさせる作用があり、ストレスを緩和してくれます。

コレステロール値低下

ガン予防・抑制やストレス緩和のほか、チョコレートにはコレステロール値の低下作用があります。
チョコレートにはカカオバターが含まれており、このカカオバターには不飽和脂肪酸の一種であるステアリン酸が主成分として含まれています。
ステアリン酸にはコレステロールを値を改善してくれる作用があり、脂質異常症を未然に防ぐために活躍してくれます。
さらにステアリン酸は体のなかで取り込まれにくく、ローカロリーであるため、別の種類の脂肪を体内に入れた場合よりも肥満化しにくいとされています。
そのほか、チョコレートに含まれているポリフェノールには、動脈の繊維にコレステロールが蓄積される、LDL(悪玉)コレステロールが酸化することにり、動脈の弾力性や柔軟性が失われる動脈硬化を引き起こすのを抑える効果が望めます。

老化対策

ストレス、紫外線、たばこ、過度な飲酒、食品添加物、大気汚染、激しい運動などによって体内で過剰に発生する活性酸素。
老化やガンをはじめとする多くの病気を引き起こす原因になります。
チョコレートに含まれているポリフェノールには、抗酸化作用があります。

大豆のイソフラボン

大豆イソフラボンとは、豆腐や味噌などの大豆食品に含まれているポリフェノールのことです。
このポリフェノールには、女性に嬉しい効果が複数あることがわかっています。

更年期障害の症状緩和

閉経前後の40~50歳代にかけて、女性ホルモンの分泌量が急激に少なくなり、ホルモンバランスに狂いが生じると、更年期障害が起こります。
イソフラボンは更年期障害の諸症状の緩和に効果的です。
約120日間にわたり1日あたり30mgのイソフラボンを摂取した、85%程度の女性にほてりやめまいなどの緩和効果があったことが、実験によって確認されています。

美肌効果

肌のハリが消失し、シワの数が増加してしまう原因の一つとして、女性ホルモンが減少してしまうことがあげられます。
美肌効果も実験が行なわれており、目の下のたるみやシワに不安のある30~40代後半の健康な女性26人を2群にわけ、約90日間にわたり1日あたり40mgのイソフラボンを摂取する調査を行なったところ、イソフラボンを摂っていないグループと比較して摂っているグループの女性のほうが、肌の弾力やシワの面積の縮小を実感しています。
また、実験の参加者の実感などから、潤いの維持や肌のトーンにも一定の効果が望めるという見方がされています。

メタボリックシンドロームの予防

更年期以降の女性は女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減り、コレステロール値が高まるほか、脂質の代謝異常で中性脂肪が多くなり、メタボリックシンドロームを招くリスクが上昇します。
イソフラボンはこの問題の対策としても効果的であり、40~60歳の女性24人が、約半年間にわたり1日あたり40mgの大豆イソフラボンを摂取するという実験により、体脂肪率の低下、コレステロール値の低下が確認されています。

血流改善

血流が悪化していると、肌の乾燥、くすみ、肩こり、冷え性といったトラブルを招くことになりかねません。
イソフラボンは血行にもよいことが実験でわかっており、イソフラボンを摂った9人がすべて血行がよくなったという結果が示された事例があります。

骨粗しょう症予防

骨がもろくスカスカになり、骨折しやすくなる骨粗しょう症。
主な原因は女性ホルモンの現象です。
大豆のイソフラボンには、骨のカルシウムが流出してしまうのを抑えてくれる作用があり、骨密度を正常に保つ効果が期待できます。
なお、この効果は動物実験で示されたものです。

りんごポリフェノール

りんごポリフェノールとは、りんごに含まれているポリフェノールのことであり、なかでも未熟なりんごの皮に豊富に含まれています。
りんごポリフェノールの主成分は、カテキンが複数結合したプロシアニジンです。

抗酸化

りんごポリフェノールは抗酸化力に優れており、体のなかの活性酸素を取り除く作用があります。
過剰に発生した体内の活性酸素はガンをはじめとする病気、老化の原因になる物質です。
リンゴポリフェノールの抗酸化作用が、病気と老化の両方の予防に貢献してくれます。

血液の循環をよくする

りんごポリフェノールの抗酸化作用は、脂質の酸化を防止してくれます。
脂質の酸化はLDL(悪玉)コレステロール増加によるドロドロ血液、さらには動脈硬化を招くリスクを高めます。
りんごポリフェノールの抗酸化力で、サラサラ血液を維持し、動脈硬化など生活習慣病を防ぐ効果を期待することができるでしょう。

口臭を防ぐ

口臭の原因物質の増加を50%以下に抑制するパワーがりんごポリフェノールにはあります。
また、むし歯菌が産生する歯垢形成酵素の作用をさまたげることもわかっています。

美白

メラニン色素が過度に産生されることを防ぐ作用がりんごポリフェノールにはあります。
また、紫外線をカットする作用があることもわかっています。

アレルギーの抑制

免疫が特定の刺激に過剰反応することをアレルギーと呼びます。
りんごポリフェノールには、実験によって過剰反応を抑える作用があることがわかっています。

減量

脂肪分解酵素であるリパーゼの活性を抑える作用により、小腸で脂質が取り込まれるのを回避し、体外へと出す作用があります。
さらに、肝臓の脂肪の合成を行なう脂肪酸合成酵素の作用を抑え、脂肪をエネルギー源として燃焼させる酵素の働きを促進する作用もあります。

コレステロール値・中性脂肪値低下

りんごポリフェノールを600mg補給し、食事を摂った人の血液を調べた結果、血中コレステロール・中性脂肪値が2割程度落ちたという臨床試験の結果が出ています。

老化防止

長寿遺伝子を活性化させるパワーがりんごポリフェノールにはあるということがわかっています。
通常は30週で死亡するマウスにりんごポリフェノールを投与した結果、50週まで生きながらえたという結果が示されました。

赤ワインのアントシアニン

赤ワインには多くのポリフェノールが含まれています。
そのなかの一つが青紫色の天然色素であるアントシアニンです。
アントシアニンには主に、以下のような効果を期待することができます。

眼の疲労を感じたり、視界がぼやけたりするトラブルには、眼の網膜に存在しており、タンパク質の一種であるロドプシンが関係しています。
網膜に光があたると、ロドプシンが光の情報を受信し、その後分解されて電気信号が脳へと伝達されることによってものが見えます。
そしてロドプシンが再合成されて、再び光の情報を受信することが可能になります。
このサイクルが正常であるうちはよいのですが、長時間にわたり眼を酷使していることが原因で、ロドプシンの再合成に遅延が生じてしまうことがあります。
そしてこの遅延が前述したような眼のトラブルへと繋がってしまいます。
アントシアニンはロドプシンの再合成を促す作用があり、眼の機能改善のために力を発揮してくれます。
そのほか、アントシアニンは白内障の対策に効果的であるという実験結果が出ています。
眼の水晶体は紫外線による酸化が原因で濁りを生じさせてしまいますが、アントシアニンの抗酸化作用が紫外線の影響を防いでくれるため、白内障の予防に効果的です。
動物実験で、白内障の悪化が遅くなったという結果も示されています。

メタボリックシンドローム

動物実験の結果、アントシアニンには内臓脂肪がためこまれてしまうのを抑制する効果があることが示されています。
これにより、アントシアニンにはメタボリックシンドロームを防ぐ効果を期待することができます。
メタボリックシンドロームの予防は、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を防ぐことにも繋がるでしょう。

花粉症

体のなかに侵入した花粉を敵と判断して、排除しようとする際にはヒスタミンが酸性されます。
そしてこのヒスタミンが花粉症の眼、鼻などの諸症状を引き起こします。
アントシアニンはヒスタミンを減少させる作用があり、花粉症予防に効果的です。
動物実験の結果で、ヒスタミンを投与している動物としていない動物では、している動物のほうがヒスタミン量が6割違っていたという結果が示されています。

赤ワインのレスベラトロール

アントシアニン以外に、赤ワインに含まれているポリフェノールで要チェックなのがレスベラトロールです。
赤ワイン以外にはココア、アーモンド、ピーナッツの皮などの食品にも含まれていますが、赤ワインなど食品で摂取した場合、主に以下のような効果を期待することができます。

メタボリックシンドローム

動物を使用しての調査により、レスベラトロールがメタボリックシンドロームの対策に効果的であることが示されています。
たとえば、肝臓にためこまれるコレステロールの量が少なくなる、血糖コントロールや脂質異常症が改善される、しなやかな動脈を保つということが実験の結果わかっています。

血行不良

レスベラトロールには、一酸化窒素を多くする作用があります。
一酸化窒素は血管拡張物質NOともいい、血管拡張によって血流を改善する効果を期待することが可能です。

肌のくすみ・シミ

このような肌トラブルが起こるのは、色素細胞のメラノサイトで、酵素のチラシナーゼが生み出すメラニンのせいです。
レスベラトロールはこの酵素の活性をさまたげて、メラニンが生み出されてしまうのを抑制する効果が期待できます。

肌のハリ・潤い

肌のハリや潤いを保つ役割を担っている成分として、ヒアルロン酸をあげることができます。
ヒアルロン酸は分解酵素であるヒアルロニダーゼが活性化することにより分解が促されますが、レスベラトロールはこの分解酵素の活性を抑制する作用があります。

肌のシワ・たるみ

紫外線を浴びて炎症が生じることによって、コラーゲンやエラスチンの分解酵素(コラゲナーゼ、エラスターゼ、マトリックスメタロプロテアーゼ)が活性化し、しわやたるみのトラブルが引き起こされます。
レスベラトロールはほかのポリフェノール類と同じく抗酸化力に優れている成分であり、コラーゲンやエラスチンの分解酵素の活性化をさまたげる作用があり、しわやたるみのような老化現象を抑える効果を期待することができます。

お茶のカテキン

緑茶に豊富に含まれているポリフェノールのカテキン。
緑茶が苦い、渋いと感じるのは、このポリフェノールが含まれているためです。
カテキンには下記のような効果が見込めます。

むし歯・口臭

お茶のカテキンは抗菌力や殺菌力に優れている成分です。
こうしたパワーによってむし歯や不快な口臭の原因となる細菌の増殖を抑制し、口内をきれいな状態に維持してくれます。

ダイエット

カテキンを補給することにより、体のなかで脂肪が取り込まれてしまう現象が抑制されます。
これによって体脂肪低下の効果を期待することができます。

感染症

カテキンが豊富な緑茶の主要な生産地であり、緑茶の愛飲者が多い静岡県旧中川根(なかかわね)町では、胃がんで命を落とす人がほかのエリアに比べて極端に少ないという報告があります。
胃がんというとピロリ菌との関係がよく話題になっていますが、この菌による影響をカテキンの抗菌作用によって防御できることがわかりました。
これにより、ピロリ菌以外の細菌・ウイルスが原因となる感染症予防にもカテキンがいいと考えられています。
また、カテキンが含まれている緑茶の飲用やうがいにより、殺菌作用によって風邪症状を緩和してくれるともいわれています。

血糖値

生活習慣病の一種である糖尿病。
血糖値が上昇し、三大合併症である腎症・網膜症・神経障害のほか、動脈硬化を招いてしまう病気です。
カテキンは唾液や膵液中の消化酵素の作用を抑制し、消化をゆるやかにすることで、血糖値の高まりを抑制する効果を期待することができます。

コレステロール値

お茶のカテキンは肝臓で産生される胆汁酸の排泄を促し、血中コレステロール値の上昇を防止する作用があります。
これにより動脈硬化を防ぐことに繋がり、脂肪の恐れもある心筋梗塞や脳梗塞を回避することにも効果的です。

活性酸素

体内で細菌・ウイルスを撃退してくれる活性酸素。
ストレスや紫外線などにより体内で過剰発生すると、強い酸化力で自分の細胞にダメージを与えてしまいます。
活性酸素は数多くの病気や老化現象の原因ですが、カテキンは抗酸化力に優れており、活性酸素の過剰発生を抑制し、病気や老化予防のために貢献してくれます。

コーヒークロロゲン酸

コーヒーというと含まれている代表的な成分としてカフェインをイメージする人が多いでしょう。
クロロゲン酸はコーヒー豆に豊富に含まれているポリフェノールの一種であり、カフェインの眠れなくなるなどのネガティブなイメージとは異なり、健康上のよい効果を期待することが可能な成分です。

脂肪肝を防ぐ

脂肪肝は、肝臓に占める中性脂肪の割合が、全肝細胞の3割をオーバーして蓄積された状態です。
この状態になる主な原因としては、カロリー過多、運動不足、食べ過ぎや飲み過ぎをあげることができます。
メタボリックシンドロームのほか、脂肪肝をほうっておくことは肝炎、肝硬変、肝がんへと移行してしまうことにもなりかねません。
脂肪肝自体にこれといった自覚症状がなく、定期的に検査を受けに行っている人以外は気付きにくいのがやっかいなところですし、放置しておくと命に関わる病気へと発展していくというのも恐ろしいところです。
コーヒーに含まれているクロロゲン酸には、中性脂肪がためこまれることによって引き起こされる脂肪肝を未然に防ぐ効果があります。

糖尿病を防ぐ

肥満や運動不足をはじめとする生活習慣の乱れによって血糖値を正常な範囲内で維持することができなくなると、糖尿病を発症してしまいます。
糖尿病はひどくなると、三大合併症である糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症を引き起こす恐れがあるほか、動脈硬化を招いて脳梗塞や心筋梗塞によって命を落としてしまうことにもなりかねません。
食事で摂取した糖質が体のなかで取り込まれると、血糖値の急上昇を防ぐために血糖値を正常に維持するインスリンというホルモンが産生されます。
しかしながら、糖尿病ではインスリンの産生に遅延があり、血中のブドウ糖が適切に処理されず、食後に血糖値の急上昇を招くことがあります。
コーヒークロロゲン酸には体内で糖尿病の原因となる糖の合成を抑制し、この病気を未然に防ぐ効果があります。

ウーロン茶重合ポリフェノール

重合ポリフェノールというのは、カテキンなどのポリフェノールが結合したものです。
ウーロン茶に含まれている成分ですが、黒ウーロン茶のほうがより多く含まれています。
黒ウーロン茶が黒色をしているのは、重合ポリフェノールが多く含まれているためです。

ダイエット効果

重合ポリフェノールはダイエットをしたい人の強い味方です。
私たち人間の体内には脂肪の吸収を抑える作用がある酵素のリパーゼが存在しています。
重合ポリフェノールはこの酵素の作用を助けて、中性脂肪を体の外へと追い出すことができます。
どれだけ脂肪を摂ってもどんどんやせていくというものではありませんが、脂肪がためこまれにくくなるという点で、太りにくくなる効果を期待することができます。

病気の予防

適量の活性酸素は殺菌作用により体内に侵入した細菌類を撃退してくれたり、酵素の作用を促してくれたりします。
しかしながら、ストレス、紫外線、喫煙、食品添加物、大気汚染、激しい運動によって体内では活性酸素が過剰に発生すると、体には良くない影響が出はじめます。
具体的には、ガンをはじめとする数多くの生活習慣病や慢性疾患の原因になります。
ウーロン茶重合ポリフェノールは抗酸化力に優れており、余計な活性酸素を除去するために貢献してくれます。

老化の予防

活性酸素が過剰に発生すると、病気だけでなく老化を進めてしまう原因にもなります。
活性酸素によって起こる肌トラブルとしては、シミ、ハリ・潤いの消失とそれによるシワなどがあります。
ウーロン茶重合ポリフェノールの抗酸化作用は、老化を予防するための対策としても効果的です。

アレルギーの改善

ウーロン茶や黒ウーロン茶に含まれている重合ポリフェノールには、アトピー性皮膚炎に良いという調査研究の報告があります。
アレルギーでアトピー性皮膚炎を引き起こしている人に、4週間かけてウーロン茶を飲むという実験を行なった結果、60%以上の人が状態が良くなったということが確認されています。

蕎麦のルチン

蕎麦に豊富に含まれているルチンも、ポリフェノールの一種です。
なお、ルチンはまたの名をビタミンPといいます。
蕎麦とは別のものでは、アスパラガス、トマト、みかん、いちじく、レモン、あんずなどの食品にもルチンは含まれています。
また、蕎麦のなかでも韃靼(だったん)蕎麦は、普通の蕎麦の100倍以上のルチン含有量を誇っています。
主に蕎麦に含まれているルチンには以下のような効果が望めます。

認知症

蕎麦のルチンはほかのポリフェノールと同じく、抗酸化力に優れています。
脳の細胞が酸化してしまうことから守り、機能を活発に働くようにしてくれるため、認知症対策のために貢献してくれます。

糖尿病

インスリンという、すい臓で分泌されている血糖値の低下作用があるホルモンが存在します。
蕎麦のルチンはこのホルモンの分泌を促進してくれる作用があるため、糖尿病を未然に防ぐ効果を期待することができます。

心臓病

主に蕎麦に含まれているポリフェノールのルチンには、心臓の病気を防いだり改善したりするためにも力を発揮してくれます。
ルチンには血管の弾力を取り戻す作用があるというのが、心臓病の対策に効果的といわれている理由です。

変形性関節症

蕎麦のルチンとトリプシンやブロメラインという酵素を組み合わせることにより、膝痛が引き起こされる変形性間接症に効果があったという事例があります。

出血性疾患

ルチンはビタミンCと一緒に作用し、動脈と静脈を繋ぐ細い血管を強くしてくれるため、脳卒中や歯肉の出血といった出血性疾患を未然に防ぐ効果を期待することができます。

生活習慣病

ルチンは動脈と静脈を繋ぐ細い血管の弾力性を維持し、血液の循環をよくしてくれます。
また、血管収縮作用もルチンにはあります。
こうした特徴があることにより、動脈硬化、脳血管障害、高血圧、痔を未然に防ぐ効果が期待できるほか、肩こりや冷え性の対策にも役立ってくれます。

シミ、シワ、ソバカス

このような肌トラブルを予防し、いきいきとした肌へと導くコラーゲン。
この成分の産生に関わっているビタミンCの作用を、蕎麦のルチンはサポートしてくれます。

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