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すい臓に良い事とは?すい臓を健康に保つ為に!

公開日: : 最終更新日:2015/08/31 すい臓の病気

コーヒーを飲み過ぎない

コーヒーを毎日飲んでいるという人は、非常に多くいることでしょう。
1日のはじまりに飲む朝の1杯は気持ちがシャキッとしますし、ティータイムで飲むと、気持ちがリラックスして、最後のひと頑張りの気力がわいてきたりもします。

コーヒーの効果

コーヒーには精神的なリラックス効果や、カフェインによるスッキリ効果が期待できます。
しかし、飲み過ぎた場合に、すい臓へ負担をかけるともいわれているのです。
とはいっても、コーヒーによるすい臓への影響は、たしかな結果としてあらわれているわけではありません。
すい臓に悪影響があることと、逆にガンのリスクを抑える結果も出ており、因果関係は確かではないのです。

すい臓への影響は研究段階

とくに女性に関しては、コーヒーを飲んでいる人もそうでない人も、ガンリスクに変化はありませんでした。
また、1日に1杯でも、3杯以上飲んでいても、すい臓の状態には変化がなかったのです。
男性に関しては、コーヒーを1日に2~3杯飲んでいる人に関して、ガンリスクが軽減したという結果が出ています。
しかしこちらも微々たる差であったため、因果関係はまだまだ要研究の域なのです。

砂糖の入れすぎと飲み過ぎに注意

このように、コーヒーを飲んでいてもすい臓には何の影響もなく思えるかもしれません。
しかし、コーヒーを飲むときに、ミルクや砂糖を入れている場合は、飲み過ぎに注意しなければいけません。
すい臓は、血糖値を調節するホルモンを分泌する臓器です。
食事からとった糖分が、血液中に過剰に分布しないために、すい臓がはたらいてくれています。
しかしながら、糖分を多く摂れば摂るほど、すい臓は懸命にホルモンを分泌し、やがて疲労してしまうのです。
すい臓が疲れてしまえば、血糖値調節ホルモンが出なくなり、高血糖や低血糖などの状態を招いてしまいます。
すい臓は、トラブルが起こっているサインを出さない臓器なので、気付いたときには症状が進行しているというこわさもあります。
そうならないためにも、甘味のあるコーヒーを飲み過ぎないよう、気をつけていかなければならないのです。

ツボ押し

古来から病気の治療に効果的だとされているツボ押し。
自宅で手軽に行えますし、毎日続けることで健康増進効果が期待できます。
足の裏や手のひらには、すい臓に関係するツボ押しスポットが存在しています。
重大な症状を引き起こす前に、毎日の予防としてツボ押しを取り入れてみましょう。

足の裏のツボ

足にあるすい臓のツボは、土踏まずの近くにあります。
土踏まずの中心付近、少々横長のツボです。
強めに押してみて痛みを感じたとき、すい臓が疲れているサインです。
食生活で、糖分が多くなっていませんか?
過剰な飲酒量になっていませんか?
すい臓を働かせすぎていると、知らず知らずのうちにすい臓が疲れてしまいます。
痛みなどの症状が現れにくいため、見逃すと重症化することも。
痛いと感じたら、生活習慣を見直すきっかけにしてみてください。

手のひらと手の甲のツボ

手のひらにも、すい臓に対応したツボ押しスポットが存在しています。
まず、手のひらの中央部から、小指の下までの横ラインを引きます。
その中でちょうど薬指と小指の間にある点がすい臓のツボです。
また、手の甲でも同じ位置を押してみてください。
両側から押すことですい臓の健康状態を促進する効果が高まります。
手のひらの場合は、足の裏よりも軽い力で押します。
そして、押す前にツボの位置をかるく擦っておくことがポイントです。
こすることで皮膚とツボを慣らして、刺激を与えすぎないようにするのです。
気持ちいいなと感じる程度の力で構いません。
日常的にツボ押しを続けていくことで、根本的な治療にはならなくとも、すい臓のケアに繋がっていくのです。

ツボ押し効果を高めるために

ツボ押しをもっと効果的に行いたいときは、入浴後30分が経過したタイミングなどの、体が温かいときがいいでしょう。
肌もやわらかくなっていますし、筋肉もほぐれているため、ツボを探しやすく押しやすくなっているでしょう。
肌への刺激が気になってしまうときは、スキンケアクリームなどを塗っておいてもかまいません。
皮膚が弱い人は、クリームなどで保護してからツボ押しを行いましょう。
そして、ツボ押しをしたらできるだけ早く体を休めるために、睡眠に入りましょう。
ツボ押しの効果を高め、なおかつ体を休ませることで自律神経が整い、すい臓も適度な休養状態に入れるのです。
必要以上にすい臓をはたらかせないことも、健康増進に欠かせないポイントです。

禁煙

タバコの害は、あらゆる面であらわれてきます。
その中でも発がんリスクに関しては、とても深刻なものがあります。
肺ガンになるリスクが一番高まりますが、ほかにも、大腸がん、咽頭がん、食道がんなどの多くのガンのリスクを高めてしまうのです。
そして、すい臓への影響も同じように起こります。
すい臓がんに対しても、タバコとの因果関係が報告されているのです。

タバコとすい臓の関係

タバコを吸うと、血管が狭くなり、栄養素が行き届かなくなります。
同時に、体の調子を整えるためのホルモンの循環も悪くなります。
すい臓は、血糖値調節のホルモンを分泌しているため、循環が悪くなるほどに過剰分泌が起こったり、それによってすい臓が必要以上に疲労してしまったりといった影響が出るのです。

発ガンだけではない影響

タバコを吸うことでストレスが軽減されると感じる人もいます。
しかしながら、タバコを吸って一時的にストレスから解放された気持ちになっても、あとから倍以上になって重圧がのしかかってくることも。
これは、その場しのぎのストレス解消による弊害であり、根本からはストレスを取り除けていない証拠なのです。
ストレスがたまると自律神経を狂わせます。
すると、ホルモン分泌の命令が正しく行われなくなり、すい臓の分泌機能にも悪影響を与えます。
ガンのリスクだけでなく、日常的なすい臓のはたらきにも、タバコが悪影響を及ぼしてしまうのです。

禁煙でガンリスクも減少する

すい臓を守るためには禁煙が一番です。
長期間タバコを吸ってきたので、今更もう遅いのでは?と思うかもしれません。
しかしながら、行われた実験や研究から、禁煙をした場合には、いままで喫煙者であった人のガンリスクも低下したという結果が出ているのです。
禁煙はとても根気の必要な治療です。
しかし、今からでも遅くはありません。
タバコを吸うのと吸わないことを比べれば、後者がより良いことは一目瞭然なのです。
禁煙外来など、効率よく禁煙を進めていける病院もあります。
一人きりで頑張るのは大変なことですが、こういった施設を利用し、いち早くタバコなしの生活を送っていけるよう、努力するのが望ましいでしょう。

質の良い睡眠

すい臓は、血糖値の調節を行う重要な役割があります。
しかし、食生活の乱れやストレスによって、すい臓のはたらきは著しく低下してしまいます。
それらの要因と同じくらいに、「睡眠」もすい臓にとって重要な生活習慣なのです。

血糖値と睡眠

血糖値は、上がりすぎると意識障害にまで発展してしまいます。
また、血液中の糖分が多いと、血管を傷つけてもろい状態に変化させます。
すると、心筋梗塞や動脈硬化などの血管障害・血流障害を引き起こしてしまうのです。
この血糖値を下げるために必要なのが、すい臓が出すインスリンというホルモンと、それを手助けする質の良い睡眠です。
睡眠不足の人の場合、血糖値が平均以上という実験結果が出ており、睡眠が血糖値に及ぼす影響がたしかなものとなっています。
また、睡眠不足はすい臓にストレスを与え、インスリンの分泌のバランスを崩してしまいます。
すると、食事によって上がった血糖値を下げることができず、重大な病気を引き起こしてしまうのです。

質の良い睡眠とは

とはいえ、眠りすぎていてもいけません。
睡眠は量より質なのです。
寝る前2時間以内には食べたり飲んだりするのをやめ、寝ている間に内臓が休養できる環境をつくっておきます。
できれば、22時~夜中2時には熟睡したいもの。
だらだらと携帯電話などをながめるのも好ましくありません。
脳が休まらず、翌朝まで疲れを残してしまいます。
体を冷やしすぎないように、空調の調節もしましょう。
冷えは内臓にとってダメージが大きく、機能全体を低下させてしまいます。

眠れないときも体を休めましょう

眠りにつけないときは、温かいミルクをゆっくりと飲みましょう。
ミルクに含まれる成分がリラックス効果を与え、また体を温めることによって睡眠導入効果が期待できます。
布団の中では深呼吸をして、目を閉じましょう。
眠れなかったとしても、目を閉じているだけで同等の効果があります。
両手両足を大の字より少し小さめに開いて、布団全体に体を預ける様な姿勢になるとより効果的。
眠れない体質の人でも、これを続けることでいい睡眠に近づくことができます。
体を休めることですい臓を休め、血糖値上昇を抑える効果につながります。
毎日の睡眠を見直してみてください。

適量の飲酒

生活習慣の中で、飲酒は危険な行為であるとされています。
しかし、それは「過度な」場合であり、「適量の飲酒」は逆に体にいい影響を及ぼすという研究が進められてきました。

すい臓のはたらき

飲酒と聞いて一番影響を受けるように感じるのは肝臓です。
アルコールを代謝させて、無害なものに変えるのが肝臓の役目。
そのため、過度な飲酒は肝臓に負担を強いることとなり、将来的に肝機能の低下を招いてしまいます。
逆にあまり関係なく思えるのがすい臓です。
すい臓と聞いても、どのような役割があるのかを知る人は少ないのではないでしょうか。
しかし、すい臓と適量の飲酒にも、深い関係があるのです。
すい臓は、食事などから摂った糖分を分解して、血流の中にどれだけ送り込むかを調節する役割があります。
血糖値として血液中の糖分は示され、この血糖値を調節するホルモンが、すい臓から分泌されるのです。

自律神経と飲酒の関係

すい臓のホルモン分泌は自律神経によって調節されます。
自律神経はストレスの影響を受けやすく、それによってすい臓もホルモン分泌がうまくできなくなる事態を招きます。
しかし、その自律神経の働きをスムーズにするのが適量の飲酒です。
体と心をリラックスさせ、すい臓の括約筋を緩めてホルモン分泌を促します。
リラックス状態になれば、自律神経もリラックス状態になり、ストレスから解放されるのです。

おつまみにも気をつけて

このとき、急に血中アルコール濃度が上昇しないように、たんぱく質を含むおつまみを食べましょう。
ササミサラダやハム、冷奴などの豆腐料理がいいでしょう。
血中アルコール濃度が急激に上がると、すい臓が過剰反応してしまいます。
これはいい反応ではありません。
あくまでも適量の飲酒と、たんぱく質を摂りながら、ゆっくりとお酒を楽しむこと。
これが、すい臓にいい影響を及ぼします。
また、ほかの臓器にも負担をかけずに、体にとっていい影響のみを与えることができるのです。
過剰な飲酒は膵炎につながります。
もともとアルコールに耐性がない人などは、無理に飲もうとせず、楽しめる範囲を確認しながら、おいしくお酒を飲むようにしましょう。

腹八分目

すい臓の痛みはわからない?

すい臓の炎症のことを「膵炎」と言います。
膵炎は、すい臓から分泌される膵液がうまく消化管に届けられず、長い間すい臓の中に滞在してしまった状態です。
滞在した膵液によってすい臓の壁が消化されてしまい、痛みや不快感を与えるのです。
日ごろから、食べ過ぎ飲み過ぎの傾向がある人は、「胃が痛い」と感じる頻度が高いのではないでしょうか。
しかし、これが実は胃ではなく、すい臓の痛みであることも。
すい臓は胃の後ろ側あたりに存在しているので、胃痛なのかすい臓の痛みかは、素人では判断できません。
検査してはじめて、すい臓が危険な状態であるとわかることも少なくないのです。

すい臓は消化液を分泌する重要な臓器

そのような事態を防いで、すい臓を健康的に保つためには、食生活を見直すことが重要です。
とくに、「腹八分目」に量を抑えて、すい臓の負担を減らすことを心掛けましょう。
すい臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のすべてを消化する消化液を分泌しています。
食べる量が多ければ多いほど、消化液を大量につくらなくてはならず、すい臓は疲労してしまうのです。

すい臓の内分泌機能

また、血糖値を調節するはたらきもあります。
血液中の糖分を調節し、エネルギーにするなど、とても重要な役割を担っているのです。
しかしながら、糖分を摂り過ぎれば、血糖値を必死に下げようとしてインスリンを大量に分泌します。
すると、逆に血糖値が急激に低下してしまい、低血糖状態を招きます。
また、血糖値を下げるインスリンが分泌されなくなれば、血液中の糖分が尿などにも排出されて、糖尿病という診断が下されるのです。

腹八分目の実践

このことからも、大量に食べ物や飲み物を摂取することや、糖分を過剰に摂ることが、すい臓にとって負担をかけてしまうのが理解できます。
「満腹だ」と感じるまで食べたい気持ちはだれでも湧くものです。
しかし、ゆっくりと時間をかけて食べることにより、食べはじめから20分ほどで不思議と満腹感が出てきます。
これを利用すれば、「腹八分目」に抑えるのは簡単。
すい臓のことをいたわった食生活を、これからスタートしてみましょう。

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