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睡眠障害の症状と原因について

公開日: : 最終更新日:2016/02/16 睡眠障害 , ,

睡眠障害の症状
こちらでは、睡眠障害の症状と原因について解説しています。
睡眠障害の原因は一つでは無く様々な原因が考えられます。
その原因の一つ一つを解説するとともに睡眠障害に関係性が考えられる病気や生活習慣についても考えて行きます。
また睡眠障害の症状も多岐に渡ります。
それらを説明していく中で睡眠障害の治療方法も解説しています。
こちらで睡眠障害についての知識を深めてくださいね。

睡眠とは

睡眠障害とは無縁の方にとって睡眠とはごく日常にあり、一日の大半を眠って過ごしていることになります。

睡眠とは眠ることを言い、大抵の場合眠っている時には意識を喪失していることになります。

睡眠は人間だけでなく哺乳類、魚類など多くの生き物が行う行為です。

睡眠は心身の疲れや脳の疲労を回復するだけでなく、成長ホルモンの分泌や記憶の整理など身体の機能を十分なものにするために行われています。

人間にとって必要な睡眠量は個人差がありますが平均して7時間程度の睡眠が必要になり、身体の成長が著しい乳幼児期にはより多くの睡眠が必要になります。

現在では、ネズミを用いた研究によって食事よりも睡眠は生命の維持に必要なことだと言われています。

これは食事を完全に与えない場合よりも睡眠を完全に与えない場合の方が早く死に至ることが分かった事から、栄養よりも睡眠が生命の維持に必要であることが分かったためです。

睡眠不足に陥ると記憶力や集中力に影響が出てきます。

睡眠とは生命の維持にとって最も大切なことであり、人間であっても強制的に眠ることの出来ない状態を続けると死に至ると言われています。

睡眠は生命維持にとって重要な要素ではあるが、長く眠れば眠るだけ良いというものではありません。

過眠症と呼ばれ、夜に寝ても朝に起きることが出来なく睡眠時間が通常の倍程度必要な睡眠障害もあるのです。

睡眠は生活の上で欠かすことの出来ない心身の休息、それから身体の機能を活性化させる時間なのです。

不眠症の症状と原因

不眠症に悩んでいる日本人は多く、日本は世界でも睡眠薬の消費量の多い国です。

不眠症とはどのようなもののことを指すのでしょうか。

不眠症とは、睡眠時間の長さに関係すると思われがちですが睡眠の長さよりも質に関係しています。

不眠症は眠ることが出来ないことや、眠ったとしても疲れが回復しない状態が続いたり、睡眠の継続が出来ない状態を指します。

日中の活動に支障が出来る睡眠の障害が1カ月以上続くことを不眠症と言います。

ですから心配事があるなどして緊張感により数日眠ることが出来ないものは不眠症とはいいません。

不眠症には身体的要因と心理的要因があると言われています。

ですから適切な治療を受けることは大切なことで、不眠の原因を知ることは不眠症を改善するために最も必要なことです。

身体的な問題では、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれる寝ている間に呼吸が一時的に停止してしまう危険な病気が潜んでいる事もあります。

また、熱やかゆみによって睡眠を阻害されている場合もありますし、寝返りが出来ないような状態も不眠に繋がります。

また、騒音や光によって知らず知らずの間に睡眠を妨害されている可能性も考えられます。

普段は気にならない音や光が睡眠に影響していたということは少なくありません。

心理的な問題で多いのはストレスです。

ストレスが過剰に続いてしまうことにより緊張感や不安感から睡眠が取れなくなります。

その他にも薬やアルコールの影響であったり、心の病気である可能性もあります。

不眠症が原因で、他の病気が起きやすい身体になってしまうこともありますから安易に考えるのは良くありません。

過眠症の症状と原因

過眠症とは、夜に十分な睡眠時間を取っているのにも関わらず日中の生活に支障をきたすような睡魔に襲われたり、実際に眠ってしまう病気です。

過眠症は前日に眠る時間が少なかったから日中眠いと言うものではなく、睡眠時間に関係なく眠たくなるものです。

極端な話を言えば、夜に10時間寝ても5時間しか寝ていなくても日中に眠ってしまうのです。

このような症状が1カ月続くような場合、過眠症の疑いがあります。

過眠症はナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群、概日リズム睡眠障害などによって引き起こされると考えられています。

過眠症の方は周囲から怠け者であったりやる気が無いなどと誤解を受けてしまうことが多く本人も病気とは気が付きにくいものです。

睡眠障害で苦しむ人の3割程度が過眠症だと言われていますが、原因がはっきりと分かっていない部分の多いのです。

そのため、過眠症の原因は詳しく分かっていないのです。

しかし過眠症の原因として考えられているのは睡眠時無呼吸症候群、概日リズム睡眠障害です。

睡眠時無呼吸症候群では、寝ている間呼吸が一時的に停止してしまうことから睡眠によって得られる休息が十分に得られていないと考えられています。

そのため寝ているのも関わらず身体は休息出来ていませんから日中にも睡魔が襲ってきてしまうのです。

概日リズム睡眠障害では体内時計の変化によって24時間を意識出来ないというものです。

これは人間が体内で感じる24時間のリズムを感じ取ることが出来ず、睡眠の時間がコントロール出来ないと言うものです。

このことから、過眠症は睡眠の質に問題がある睡眠障害であると考えられています。

レム睡眠行動障害の症状と原因

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠に分かれています。

レム睡眠は睡眠全体の10パーセントから20パーセントと短いですが、レム睡眠時の脳は活動しています。

レム睡眠行動障害とはレム催眠時に夢の中の行動が筋肉に伝わり、眠っているのに夢の内容の行動をしてしまうことです。

レム睡眠の間は脳は夢を見たり、脳は起きている状態ですが、通常は身体は眠っているため動くことが出来ません。

レム睡眠行動障害では、身体も起きているため、夢で動かしたように手や足が動いてしまいます。

また場合によっては立ち上がることもあります。

夢遊病との違いは、異常行動が夢の内容と一致しているのかどうかです。

ですから本人以外の誰かが行動を観察し、その行動が夢と一致した内容であるのか判断する必要があります。

夢遊病の場合、行動中の記憶が無く夢を見ていないと答えます。

また行動にもパターンが見られるのが夢中病です。

レム睡眠行動障害の原因は脳炎や骨髄炎など頭部の炎症性疾患だと言われていました。

またアルコールや抗うつ剤、睡眠不足も原因になることが分かっています。

しかし、原因が特定できないものが全体の半数以上であり、原因がはっきりしていない障害なのです。

レム睡眠行動障害は中年の男性に最も多くみられます。

レム睡眠行動障害では睡眠中、しっかりと身体を休めることが出来ないため十分な休息がとれないとも言われています。

レム睡眠行動障害では、抗てんかん剤を用いた治療を行います。

服用後の数週間でレム睡眠行動障害に悩んでいた約8割の方は、行動障害がみられなくなっています。

睡眠時遊行症の症状と原因

睡眠時遊行症とは夢遊病と呼ばれているもののことです。

無意識の状態で歩いたり飲食を行ったりした後に再び眠りに就きますが、その間の行動を覚えていないものです。

就寝後1時間から3時間までのノンレム睡眠時に起こる行動でレム睡眠行動障害と異なるのは夢を見ていてその夢の中の行動を行うか否かです。

睡眠時遊行症は大人よりも子供に多い症状です。

歩いたり、まるで起きているかのような行動を行うのが特徴的です。

睡眠時遊行症の原因は、緊張状態或いは興奮状態で眠ってしまうことや精神的なストレスによるものが多いと言われています。

特に子供の睡眠時遊行症が多いのは興奮状態が影響していると考えられています。

また睡眠導入剤による副作用として発症することもあり、この場合は大人も同様に無意識的な行動を起こします。

睡眠時遊行症はまだまだ解明されていない部分も多いのです。

そのため特に原因が無いのに睡眠時遊行症を繰り返す慢性的で治療困難な場合があります。

睡眠時遊行症では、ころんで怪我をするなど危険性が高いため早期の治療が必要になりますが、突発的なものに関しては様子を見ることが大切です。

治療方法としては薬物療法になります。

睡眠時遊行症で行動を起こしている場合、本人に意識はないので無理に起こしたりすることは危険です。

危険性がないか見守ってあげ、本人が起きている時に相談しましょう。

行動している時間の長さや行動内容を記録することでレム睡眠行動障害であるのか睡眠時遊行症なのか判断出来る材料になります。

概日リズム睡眠障害の症状と原因

概日リズム睡眠障害とはその名の通り概日リズムによる睡眠障害のことを指します。

概日リズム睡眠障害ではリズムに問題があるため通学や通勤のために目を覚ますことが出来ないと言われています。

概日リズム睡眠障害では体内のリズムが乱れてしまったことによって睡眠に対する体内時間も変化してしまっているのです。

そのため朝と夜が逆転した生活から抜け出すことが出来なくなってしまうのです。

概日リズム睡眠時間は体内の時計、つまり概日リズムが生活とずれてしまっているものですから治療を行うことによって改善されていきます。

概日リズム睡眠障害では、概日リズム睡眠障害であると気が付くことが何よりも大切です。

概日リズム睡眠障害では、7時に起床し通学通勤を行わなくてはならないのに朝の10時になるまでそうしても起きられないといったものです。

これも多くの睡眠障害と同様、前日の睡眠時間が足りなかったためのものではなく何時に寝ても目が覚めるのが10時という場合です。

概日リズム睡眠障害では不規則な生活習慣や夜型の生活を行っている人に多くみられ、日光が関係していると言われています。

これは光が体内リズムを調整するためで、朝に光を浴びる夜は早めに消灯するという生活のリズムを正していくことで改善していきます。

概日リズム睡眠障害では早寝早起きを光によって治療する事で10日前後で完治すると言われています。

また併用して薬物治療を行うこともあります。

日光を浴びる時間などを考え、しっかりと適切な治療を行えば完治出来る睡眠障害です。

短時間睡眠者について

人間の理想的な睡眠時間は個人的要素が強いものの平均して7時間だと言われています。

しかし中には6時間未満の睡眠が理想的な睡眠時間の方もいて、これを短時間睡眠者と言います。

一日に必要とする睡眠時間が6時間未満の方を指すので一日の頭移民時間が6時間未満でもそのために疲労感や睡魔に襲われる方は短時間睡眠者とは言いません。

6時間未満の睡眠でも目覚めがいつも爽快で、睡眠時間に不満が無くすっきりとしている方を短時間睡眠者と言うためです。

短時間睡眠者は少ないものの存在し、その多くが女性であると言われています。

短時間睡眠者は4時間の睡眠でも一般的で理想的な睡眠時間である7時間睡眠したのと同じように休息が取れ頭が働きます。

世界では驚くことに一日の睡眠時間が1時間というとても短い睡眠時間の短時間睡眠者がいます。

短時間睡眠者の睡眠時間はとても深いものだと言われ、通常の場合よりも短時間で眠りに就きます。

またレム睡眠に大きな変化はないもののノンレム睡眠では通常より深い眠りについていることが研究によって分かっています。

短時間睡眠者は非常に効率的な睡眠を行っているのです。

このように短時間睡眠者は通常の人々とは異なった睡眠を行っていることからも分かっています。

短時間睡眠の方法がどうやって身に就くのかは分かっておらず、後天的な要素があるのかも疑問です。

つまり今の段階では訓練によって短時間睡眠者になることは出来ないと言え、努力によって得られるものではありません。

長時間睡眠者について

短時間睡眠者が6時間以内の睡眠で理想的な睡眠が行えるのとは反対に長時間睡眠者では9時間以上の睡眠を必要とします。

一般的には短時間睡眠者は女性に多いと言われていますが、長時間睡眠者も女性に多いと言われています。

一日の睡眠時間が9時間以上の人を長時間睡眠者と言います。

また長時間睡眠者はたとえ9時間以上の睡眠をとっても目覚めが良い事は少ないと言われています。

長時間睡眠者の中には一日の睡眠時間が10時間以上必要な事もあります。

通学や通勤、一日のが学習内容や仕事量を考えると10時間以上の睡眠を確保するのは難しくその多くが、休みの日に腸時間寝ると言うライフスタイルを取っています。

長時間睡眠者は睡眠の質が悪いと言われていますが、非効率的だと言う理由からで具体的に要因があるわけではありません。

また、短時間睡眠者と同じように長期間睡眠者はどうして睡眠時間が長く必要なのかは分かっていません。

遺伝的な要素があるのではないかと研究が進められていますが、現在ではまだ解明されていません。

しかし長時間睡眠者は短時間睡眠者とは違い後天的な理由も考えられています。

それは睡眠時無呼吸症候群です。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に何らかの原因で一定時間呼吸が止まってしまいます。

そのため睡眠時にしっかりとした休息がとれず、長い時間の睡眠を必要とするのです。

睡眠時無呼吸症候群は自分で気が付くことは出来ませんから家族、或いは医師のもとでしっかり確認しましょう。

もし呼吸が止まっているのを発見した場合は、医師に相談してください。

睡眠障害とうつ病の関係

うつ病の多くの患者は睡眠障害を訴えています。

睡眠障害とうつ病は大きな関係性があるのでしょうか。

結論から言えば、うつ病患者において睡眠障害は必ずと言っていいほど現われる障害です。

うつ病に悩んでいる患者の多くは睡眠障害を抱えています。

睡眠障害はうつ病を悪化させる可能性が高く、うつ病患者の診察時には睡眠障害の有無を問われる事があります。

また近年の研究では睡眠障害からうつ病を発症する可能性が高い事が分かってきました。

睡眠障害によってうつ病を発症すると言うことは睡眠障害とうつ病の関係性の高さを表現しています。

早い段階で睡眠障害の治療を行うことによってうつ病を未然に防げる可能性が大きいのです。

睡眠障害は初期の段階では疲れているから又は正反対で疲れていないためだと感じている方が多いです。

しかしながら眠れない眠りが浅いという状態が1カ月続くのであれば睡眠障害であると判断し医師に相談することが大切なのです。

また睡眠障害に悩む場合、自覚が無くともうつ病を疑うことが大切です。

これは本人も周りの人間も注意しなくてはならない事ですが、うつ病はなかなか本人には気が付かないことが多く進行してから振り返ると早めに兆候があったケースが多いためです。

うつ病が睡眠障害を引き起こす理由は解明されており、脳内物質のセロトニンが関係していると言われています。

神経の伝達物質の働きを鈍くする作用があり、それにより睡眠障害が起こるのです。

またセロトニンの不足によって睡眠ホルモンの分泌が遅れ睡眠障害になりますが、この関係性がうつ病との関連性を示していると言われています。

睡眠障害の方が必ずうつ病になることはありませんし、うつ病患者が必ず睡眠障害になるわけはありまえん。

しかし、このように両者は関係性が非常に高いのです。

睡眠障害とアルコールの関係

アルコールを飲むと眠くなるという経験がある人は少なくないでしょう。

ですから睡眠障害とアルコールの関係と聞いてもピンと来ない人は多いでしょう。

しかし、睡眠障害とアルコールには関係があることが分かっています。

アルコールを飲むと眠くなるというのは、アルコールが脳に影響し脳幹網様体賦活系を抑制するためです。

この脳幹網様体賦活系とは、人が活動するのに大切な器官ですが、これが抑制されることにより眠たくなるのです。

そのため深い眠りにも入りやすくよく眠れたと感じるのです。

しかし、アルコールは定期的な摂取を続けることによって量を増やさなくては脳を抑制出来なくなります。

これはお酒が強くなったという表現もされますが、身体がアルコールに対してマヒしてきたということなのです。

ですからアルコールに耐性ができてしまい、アルコールを飲んでも眠くなくなるのです。

このように量を増やしては耐性が出来てしまし、不眠の症状になります。

そのためさらに摂取量を増やすのですが一時的に改善されてもまた耐性が出来てしまいます。

これではアルコール依存症を引き起こしてしまい、アルコールを飲まないと眠れないと感じるようになってしまいます。

アルコールを日常的に飲んでいるとアルコールを飲むのを辞めた時に睡眠障害になることがあります。

これは今までアルコールにある抑制で眠っていたために起こるものです。

睡眠障害とアルコールにはこのような関係があるのです。

睡眠障害とストレスの関係

睡眠障害とストレスには深い関係があります。

睡眠とストレスは密接関係にあるのでストレスが続くことによって睡眠に障害を抱えてしまうことになります。

強いストレスは自律神経に影響を与えてしまうことになります。

この自律神経の乱れが睡眠障害と大きな関係があり、自律神経は自分自身ではコントロール出来ませんから睡眠もコントロール出来なくなるのです。

睡眠は緊張状態からリラックスした状態になることが出来るのですが、自律神経の乱れによりこのリラックスした状況が作れないのです。

睡眠障害によってストレスを感じたりストレスによって睡眠障害を感じるのです。

ストレスはレム睡眠に影響を及ぼすことが分かっています。

レム睡眠は睡眠全体の10パーセントから20パーセントのものですが、睡眠の質に大きく影響します。

レム睡眠が阻害されてしまうと疲労を完全に回復出来ないばかりが、記憶などの整理もしっかり行うことが出来なくなります。

そのため眠りが非常に浅くなってしまい、ストレスを抱えると言う悪循環になってしまうのです。

ストレスは睡眠の質を落とし、睡眠障害を引き起こしてしまうのです。

ストレスによる睡眠障害はストレスの緊張状態で眠ることが出来ないものと睡眠が浅いために休息がとれない事によって起こる過眠症があります。

若い世代ではストレスにより過眠症になるケースが多く30代以降では眠ることが出来ない不眠症になることが多いです。

ストレスによる睡眠障害はストレスを取り除くことが効果的ですが、ストレスを取り除くことは難しいです。

そのため睡眠導入剤などで睡眠の時間を作成しストレスを睡眠でカバーしていくという方法がとられます。

睡眠障害と生活習慣の関係

睡眠障害は生活習慣によって引き起こされる場合があります。

ですから睡眠障害と生活習慣は関係性があると言えます。

生活習慣によって引き起こされる睡眠障害の代表的なものは概日リズム睡眠障害です。

これは生活習慣によって体内のリズムが乱れることが大きな原因だと言われています。

また生活習慣によって引き起こされる睡眠障害は生活習慣病との関係性もあると言われています。

これは質の悪い睡眠で過ごすことによって規則正しい生活を送ることが出来ないのも原因の一つですが、質の悪い睡眠では食欲をコントロールすることが難しいと言われています。

これは質の悪い睡眠によって食欲を促すホルモンが多く排出されることから分かっていることです。

不規則な生活習慣は体内の時計を乱します。

学生時代など長期休みが続き不規則な生活をしていた場合、学校が始まっても朝起きられないという経験が誰にでもあると思います。

これは体内の時計が乱れてしまった事によるものです。

生活のリズムが不規則でも同じ時間に起き、日光を浴びることで体内のリズムは正確さを取り戻ります。

日光を浴びること言うことは身体にとって非常に重要なことなのです。

生活習慣によって引き起こされると言われている概日リズム睡眠障害では毎朝同じ時間に起きて日光を浴びるという治療法があります。

これは効果が大きく8割程度の方が10日程度で体内のリズムを元に戻せています。

このように生活習慣と睡眠障害には関係性があるのです。

睡眠障害と糖尿病の関係

睡眠障害と糖尿病は一見何の関係も無いように感じます。

しかし糖尿病と睡眠障害は関係があり、睡眠時間の不足が糖尿病を引き起こす一つの要因であると考えられています。

この睡眠障害と糖尿病の関係は日本よりも海外で注目が集まり研究が進められていますが、医学的な根拠も発見されつつあります。

糖尿病にはⅠ型とⅡ型がありますが、生活習慣によって引き起こされるⅡ型と大きく関係しているようです。

ここではⅡ型糖尿病を指して糖尿病と呼びます。

睡眠障害と糖尿病の関係ですが、これは睡眠時間に影響を受けていると考えられ、睡眠不足が主に関係しています。

平均的な理想的な睡眠時間は7時間で7時間の睡眠が必要な人の例で考えてみましょう。

7時間の睡眠時間が必要な人が3時間しか睡眠出来ない場合、糖尿病に関係する血糖値が上がっていると言うことが分かりました。

血糖値が上がり、さらにインシュリンの抵抗性が高まっているというデータがあるのです。

つまり、糖尿病の危険性が上がります。

糖尿病の人が必ず不眠症であるわけではありませんが、糖尿病の約3割は睡眠障害を抱えていることも分かっています。

海外では長期的に睡眠障害と糖尿病の研究がすすめられており、20年に渡るデータでこのような結果になったのですから、睡眠障害と糖尿病は関係があると考えることは間違いではないでしょう。

睡眠障害は糖尿病の直接的な要因ではありません。

しかし、このように二次的に関係していると言うことが出来ます。

眠気を誘う方法

睡眠障害の中でも眠れないという症状に悩んでいる人にとって眠気を誘う方法を知っておくことは大切です。

もちろん薬物療法も大切な治療方法ですが、それだけでなく眠気を誘う方法を考えるのも大切なことなのです。

眠ることが出来ない場合、昔から単調な音楽を聴くことが好ましいと言われています。

しかし音楽を聴くことが逆効果な人もいます。

これはどんな方法にも言えますが、自分に合った方法を見つけることが必要です。

眠気を誘う方法は色々あり読書やホットミルクなどを飲むことも良いとされています。

しかし読書によって脳が興奮したり、ホットミルクで尿意を感じたりすることもあるでしょう。

だからと言ってこれらの方法が眠りを誘う方法として間違っているかと言えばそうではありません。

ですから、自分に合った方法を色々試して見ることが重要です。

眠気を誘う方法は多いですが、眠気を誘うのに良くないのが携帯電話やパソコンの利用です。

これらは脳が覚醒してしまいますから、眠気を誘うどころが反対に眠れなくなってしまいます。

眠気は退屈でも感じることから自分の趣味では無いものをやってみるのもいいでしょう。

新しい趣味を発見する事が出来るかもしれませんし、眠りにつくことが出来るかもしれません。

不眠症の方が実際に眠りに就く前に行っていることで多いのがストレッチです。

身体が暖まり、眠りに落ちる時に一旦体温が下がりますが、ストレッチで身体が暖まっているので落差があり眠りに就くことが出来ると言われています。

睡眠ホルモンのメラトニン

睡眠には睡眠ホルモンと言うものが存在しています。

メラトニンはその睡眠ホルモンの名前でメラトニンが発見された1950年代からメラトニンと睡眠の関係について多く研究されています。

このメラトニンは睡眠にとって重要な役割を果たしているのです。

メラトニンには眠りを誘う要素があります。

メラトニンは睡眠に欠かすことの出来ないホルモンなのです。

このホルモンが活発に働くのには日光が関係していて日光を浴びて15時間で分泌され始めると言われています。

つまり太陽の光を浴びて15時間後に人は自然な眠りを感じるのです。

またメラトニンは暗くなることによって分泌されることもわかっており、外が明るい間は分泌されません。

ですから朝起きて日光を浴びることは睡眠にとって非常に大切なものであるのです。

部屋を暗くすることで眠りにつくのはこのメラトニンが大きく関係していると言われています。

これは夜間に勤務し朝に眠りに就く場合にも同じことが言えます。

メラトニンが分泌され活性することによって人は眠くなるのです。

実はこのメラトニンは年齢が進むにつれて分泌量が減ることも分かっています。

お年寄りの方が早寝早起きになるのはこのメラトニンの影響が大きいと言われています。

ですから老人性の不眠の場合、メラトニンを摂取する事で睡眠を行うことが出来るようになります。

メラトニンは日光によって左右しますから起床時間を整え日光を浴びることによって自然な眠りを感じやすくなるのです。

睡眠障害の光療法

睡眠障害の場合、しばしば光療法を用いられることがあります。

これは睡眠ホルモンであるメラトニンを整える方法と考えていいでしょう。

睡眠障害である眠れない、朝起きることが出来ないという症状に効果があるといわれています。

睡眠を促す睡眠ホルモンのメラトニンは日光によって作用します。

この光を人工的に浴びることで睡眠障害を治療していこうと言うのが光療法です。

身体のリズムを取り戻すことが目的ですので生活習慣病の患者に用いられることもあります。

睡眠障害の治療としては1980年代に始まって以来、効果のある療法の一つで健康法として用いられた時期もあります。

また最近も健康療法の一つとして人気が高まっています。

睡眠障害の中でも生活のリズムから来る睡眠障害に悩んでいる方にとって効果が大きいでしょう。

光療法は30分から1時間程度、光を浴びることが治療になります。

体内のリズムによる睡眠障害の方では10日前後で効果を感じる事が多いです。

しかし体内のリズムを整えて睡眠を促すのが目的ですから、習慣化することが大切になります。

そのため治療は症状が改善した後も定期的に行われることが多く3カ月から半年程度と長く行うことになります。

また定期的な治療に移った場合も同じ時間に起き、日光を浴びることを習慣化すると良いと言われています。

日本では睡眠障害に悩む患者も多く、光療法を行っている病院は少なくありません。

光療法は体内のリズムを整えるのに最適な治療です。

睡眠障害と睡眠薬の注意点

睡眠障害に悩んでいる人は睡眠薬を服用することがあるでしょう。

睡眠薬を使用して眠ることが出来ることは悪い事ではありません。

しかし、睡眠障害の方は睡眠薬を正しく利用するように注意しておかなくてはなりません。

睡眠障害で悩んでいる方の多くは睡眠薬の使用上の注意を安易に破ってしまうことが多いのです。

まず他の薬を併用している場合は市販の睡眠薬であっても医師に相談することが必要です。

睡眠薬は他の薬との飲み合わせが良くないものが多く、その効果を実感できないばかりが重大な症状に悩まされることもあるのです。

ですから睡眠薬を使用する場合、他に飲んでいる薬はないか、飲み合わせは大丈夫なのかしっかり確認して置きましょう。

また睡眠薬は決められた量のみを服用するようにしてください。

自分の勝手な判断で使用量を減らしたり増やしたりしてはいけません。

これにより睡眠薬が効きにくい体質になってしまい、さらに量を増やしてしまうと言うケースが後を絶ちません。

しっかり医師の定めた使用量を守り、それでも効果が見られない場合は医師に再度相談しましょう。

また副作用を感じる事があれば薬の効果に関わらず医師に相談しましょう。

副作用を感じても眠ることが出来るからといって独自の判断で使用を継続すると薬の効果を感じなくなるばかりではなく、体に異変が起きてしまいます。

これらの判断を誤るとかえって睡眠障害の症状が強く現れたりします。

睡眠薬は医師の適切な判断の元服用するように心がけましょう。

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