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ピロリ菌対策-症状・検査・除菌・費用・注意点など

公開日: : 最終更新日:2015/09/02 胃・食道の病気

ピロリ菌とは

ピロリ菌はさまざまな悪影響を人間に及ぼすとされている細菌です。
ピロリ菌とはどういった特徴をもつのでしょうか。

ピロリ菌とは

ピロリ菌の正式名称は「ヘリコバクター・ピロリ」で、「ヘリコ」は螺旋や旋回、「バクター」はバクテリアという意味をそれぞれもちます。
「ピロリ」は胃の出口を意味する「幽門=ピロルス」から取られ、ピロリ菌が最初に発見されたのが幽門だったためにこの名称がつけられました。
大きさは0.5×2.5~4.0μmほどで、複数の鞭毛をもち、くるくると回転しながら胃のなかを移動します。
鞭毛を逆回転すればうしろに進むこともでき、自由度の高い動きをすることができます。

鞭毛は非常に早く動き、その回転数は1秒間に100回転と言われており、自身の大きさの10倍ほども移動することが可能です。
この鞭毛は動くためだけでなく、胃のなかで弱そうな場所を見つけるためのセンサーの働きもするという説もあります。
鞭毛の先には袋のような膜がありますが、これは胃酸から自身を保護する働きをすると推測されています。
ピロリ菌は胃のなかに生息する菌で、十二指腸や胃の病気との関連性が高いと言われています。

多くは子供のうちに感染し、除菌しなければそのまま胃に定着しつづけます。
ピロリ菌に感染すると炎症が生じますが、その段階では多くの人が無症状です。
しかし、大人になってから感染すると、強い胃の症状が見られます。
さまざまな胃の病気だけでなく、全身の病気の原因ともなると言われ、非常に危険な菌のひとつと考えられています。

ピロリ菌の特徴

胃は口から摂取した食べ物を消化させて腐敗を予防するために、胃液を分泌させています。
胃液はとても強力で金属でも溶かしてしまうような強い酸が含まれるため、胃のなかは強い酸性で保たれています。
そのため、一般的な菌は酸性に対抗することができず、多くは死滅してしまいます。
そういったことから、胃の内部では菌は生きてはいけないということが長い間定説となっていました。

ピロリ菌も強い酸性の環境では通常は生きていけませんが、「ウレアーゼ」という酵素を放出することで胃のなかでも生存することが可能となります。
この酵素は胃に含まれる尿素を分解してアンモニアを生成する働きをもちます。
アンモニアはアルカリ性の性質をもつため、ピロリ菌の周辺が中和されて胃のなかでも生存することができるのです。
つまり、ピロリ菌は自身が長期間にわたって胃に生息するために、周囲の環境を作り替えていると言えます。

ピロリ菌感染者の分布

ピロリ菌に感染した人は、通常は発展途上国に多く見られ、欧米先進国ではそれほど多くないと言われています。
日本では先進国のなかで感染者が特に多く、50歳以上ではおよそ70%が感染しているというデータもあるほどです。
東アジアで見られるピロリ菌は毒性が強く、胃がんを発症させる確率がほかと比べて高いと言われています。
世界の胃がん発症率を見ると上位の地域は東アジアに集中しており、その関連性の高さが指摘されています。

もちろん、胃がんになった人のなかにはピロリ菌に感染していない人もいますが、その割合はごくわずかだと言われています。
欧米先進国では東アジアなどに比べて菌陽性者は多くいませんが、菌株がちがうため、生じる疾患は東アジアのものとは異なります。
欧米先進国ではピロリ菌感染によって起こる胃炎が胃前庭部という十二指腸の近くで生じ、胃酸分泌が活発になりやすいのが特徴的です。
そのため、十二指腸潰瘍などとの関連性がより深いと言われています。

ピロリ菌は地域や民族によって性質が異なりますが、それだけでなく遺伝子そのものがちがうということがわかっています。
遺伝子は民族によってちがい、アジアや欧州、アフリカなど6種類に大きく分類できるとされています。
そういったことから、日本人の起源や人類の歴史などを知るための足がかりにもなると考えられています。

ピロリ菌感染による症状

ピロリ菌は人間の胃に生息する特殊な菌です。
ピロリ菌は人間の体にさまざまな問題を引き起こすことがわかっていますが、どういった症状があるのでしょうか。
ここではピロリ菌によってもたらされる症状について解説していきます。

慢性胃炎

ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると、その影響で胃は炎症状態となります。
感染が長期にわたると、胃粘膜の感染箇所は拡大していき、最終的には胃粘膜全体が慢性胃炎の状態となります。

このピロリ菌が原因で起こる慢性胃炎のことを「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」と言います。
内視鏡をつかって観察すると、感染部分が炎症状態となってふくらんでいることがわかります。
主な症状は腹上部のもたれや不快感で、激しい痛みは見られません。

ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎が悪化すると、萎縮性胃炎や十二指腸潰瘍、胃潰瘍などが起こるようになり、その一部が胃がんに進行すると言われています。
萎縮性胃炎は胃の粘膜や胃酸を分泌する組織が減ることで萎縮が進んだ状態を言い、胃液の分泌量が少なくなるために食べ物が消化されにくく、胃もたれや食欲不振などの症状があらわれやすくなります。
ピロリ菌に感染していなければ、70歳以上の高齢者でも萎縮などの問題がない胃粘膜を保つことができると言われています。

胃潰瘍と十二指腸潰瘍

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の患者を調べると、ピロリ菌に感染している人が多くいることがわかっています。
これらの病気を発症すると、これまでは薬をつかって胃酸の分泌を抑制することが治療の主体となっていました。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍は昔からある病気ですが、その原因に関しては胃酸が関わっているということのほか、よくわかっていなかったのでこういった治療法しかなかったのです。

しかし、治療をして治っても再発することが多く、再発を予防するために長期間にわたっての薬物療法が必要とされてきました。
ピロリ菌と病気の関係性が明らかになってからは、ピロリ菌を除菌することで再発を防止できるようになったのです。
ピロリ菌を除菌したからといって、完全に再発を防止できるとは言えませんが、かなりの確率で予防できることがわかっています。

そのほかの病気

ピロリ菌と関連性が深いとされている病気はいくつかありますが、そのひとつが胃ポリープです。
この病気は継続的な炎症によって胃粘膜が部分的に増殖し胃内腔に突出するというもので、良性隆起性疾患としてよく知られています。
胃ポリープは自覚症状に乏しく、ほとんどが無症状で、その多くはX線や内視鏡検査によって発見されます。
大きく変化したポリープのなかには、消化管出血の要因となるものがあります。

すべての胃ポリープがピロリ菌と関係しているわけではありませんが、一部の病変の関連性が高いことがわかっています。
機能性胃腸症も、ピロリ菌と関わる病気のひとつです。
機能性胃腸症は、胃腸炎や胃炎などの明確な病気が認められないにもかかわらず、嘔吐や吐き気、胸焼け、胃もたれなどの症状が3ヶ月以上継続するという病気です。
この病気の条件としては、排便の内容や状態と関わらないということです。
ピロリ菌を取り除くことで、症状が改善されるという報告があります。

胃MALTリンパ腫は胃の粘膜に存在するリンパ組織に生じる、時間をかけて育つ腫瘍のことを言います。
これもピロリ菌との関連性が指摘されており、除菌することで状態がよくなると言われています。
特発性血小板減少性紫斑病は血小板が少なくなって、出血が起こりやすくなるという病気です。

主な症状は紫斑で、ほかにも下血や口腔粘膜出血、鼻出血などの症状が見られる場合もあります。
自覚症状などがない時期に、検診で血小板の減少が判明して診断されるケースが増えています。
ピロリ菌の除菌による効果が認められていますが、18歳以上の人しか除菌することはできません。
鉄欠乏性貧血は、小児期にピロリ菌に感染することで起こる場合がある病気です。

除菌によって症状が改善し、再発が予防されることが多くの症例からわかっています。
特発性てんかんは、患者にピロリ菌感染者が多いことが明らかになっている病気です。
しかし、若い世代のピロリ菌感染者が減少傾向にあるため、てんかん患者自体も少なくなっているため、現代ではそれほど問題にならないとも言われています。

ピロリ菌と胃がんの関係性

胃がんとピロリ菌は、深い関係性があると指摘されており、1994年にWHO(世界保健機構)はピロリ菌は確実な発がん因子と発表しました。
この発がん因子にはタバコやアスベストなどが含まれ、ピロリ菌はこれらと同等以上の発がん因子と考えられます。
ピロリ菌の感染が長期間継続すると、胃の粘膜が薄い状態となる萎縮が進行し、それが部分的に腸上皮化生へと変化します。
それが胃がんを発生させやすい状態だと言われているのです。

ピロリ菌感染と胃がんの関係性を調べるための研究では、調査対象者のうち、ピロリ菌に感染していない人は10年経っても胃がんを発症する人はいなかったという結果が出ています。
一方のピロリ菌感染者の場合、年々発症者が増加し、10年を経過した時点で全体の5%ほどの人が胃がんを発症したと報告されています。
こういった研究によって、ピロリ菌と発がん性の関係が明らかになったのです。
日本では古くから胃がん検診を受ける人が多いとされていますが、そのデータによると胃がんが見つかるのは検診を受けた人の0.4%ほどと言われています。

衛生状態の問題から、昔は日本国民の多くがピロリ菌感染者だったと考えられ、感染者の0.4%が1年間に胃がんを発症すると考えられ、ほかの研究結果とも合致します。
1%にも満たない割合と考えるとそれほど大きなリスクではないと考えがちですが、この割合は1年間のものです。
毎年その割合で発症するということなので、その数字は決して小さくないと言えるでしょう。

感染率と年齢

ピロリ菌のことを理解するために、知っておきたいことのひとつがその感染率です。
ここでは感染率や発症しやすい年齢について解説していきます。

ピロリ菌の感染率

ピロリ菌は一般的に先進国よりも発展途上国に感染者が多いと言われていますが、日本をはじめとする韓国や中国などの東アジアの国はピロリ菌感染率が高いとされています。
その影響で胃がんの死亡率も高くなっていますが、フィリピンやタイなどはピロリ菌の感染率は高いものの胃がんでの死亡率はさほど高くありません。

アジアのなかでも南方へ進むほど胃がん発症率が低下するというデータもあり、インドネシアやタイでは日本のおよそ10分の1ほど、ベトナムはその中間ほどの割合とされています。
国や地域、民族によってピロリ菌による胃がん発生率が異なるのは、それぞれのピロリ菌がもつ病原性に差があるからと言われています。
アジアのなかでも胃がん発症率が高い日本におけるピロリ菌は、ほかの地域と比較して病原性が高いことが明らかになっています。

ピロリ菌は表面が棘のようになっていて、それが胃上皮細胞に刺さりcagAと呼ばれる遺伝子が生成するたんぱく質を注入されることで、がん化すると考えられています。
欧米人の胃に生息するピロリ菌にはこの遺伝子が含まれないものも多く、日本人の胃に見られるピロリ菌のほとんどはこの遺伝子をもつと言われています。
それが胃がんの発症率の高さに関係していることは想像に難くありません。
同じアジアでもタイは欧米の性質をもつため、胃がん発症率は高くないのだと言われています。

年齢とピロリ菌感染

日本のピロリ菌感染率は、年代によって大きく異なります。
戦後まもなく、衛生環境が十分に整備されていなかった時代に子供時代を過ごした60代以上の人は、ピロリ菌感染率がおよそ60~70%と高いことがわかっています。
衛生環境が整っていくにつれてピロリ菌感染率は低下し、10代では10%に満たないほどの感染率でとどまっています。
こういった衛生環境が継続すれば、ピロリ菌の感染者は少しずつ低下していくと言われています。

どこでピロリ菌に感染するか

ピロリ菌は人間の胃に定着し、さまざまな悪影響を及ぼします。
そのピロリ菌は、どうやって人間に感染するのでしょうか。

糞口感染

ピロリ菌は便や口内で検出されることがあります。
下水道などがきちんと整備されていない地域では、井戸水などを介してピロリ菌におかされた水を飲むことで感染することがあります。
現代の日本では上下水道などのライフラインが十分に整っており、水洗トイレが広く普及しています。

そのため、糞口感染はほとんど見られないといっていいでしょう。
しかし、戦前から戦後復興期にかけては上下水道が十分に整備していなかったため、ピロリ菌に感染する人が多くいたと考えられています。
日本で中高年以上の人のピロリ菌感染率が高いのは、こういったことが原因だと言われています。

施設内での感染

保育所や幼稚園など、乳幼児が集団で過ごす施設内でピロリ菌に感染することがあると言われています。
ピロリ菌に感染した子供が嘔吐したら、その内容物にピロリ菌は含まれます。
嘔吐物に触れた手でほかの子供やもの、衣服などに触れるとピロリ菌が付着することがあります。

それに触れたほかの子供が手を洗わずに自分の口を触ったり、食事をしたりすることで感染してしまうことがあるのです。
施設内感染は割合としてはそれほど多くないとも言われていますが、予防のために手洗い・うがいを徹底することは大切です。

家族間での感染

親が食べ物を咀嚼してから、子供にそれを与えるというのはよくあることです。
しかし、もしも親がピロリ菌に感染していたとしたら、口を介して子供がピロリ菌に感染する可能性があります。

口移しはピロリ菌だけでなく、虫歯菌に感染するリスクもあるので、控えたほうがいいでしょう。
日本国内では50代以上のピロリ菌感染率が高いので、高齢者の口移しも避けるべきです。
衛生管理が行き届いた日本国内では家族間の感染が主な感染経路と考えられているので、ひとりひとりが注意することが大切です。

ストレスがあっても、ピロリ菌に感染していなければ胃潰瘍になりにくい

胃潰瘍はなんらかの原因によって胃酸が胃粘膜まで溶かしてしまい、胃壁がダメージを受けてしまうことを言います。
代表的な症状としては、出血や過酸症状、痛みなどが挙げられます。

胃潰瘍はストレスとの関係性が指摘されてきましたが、実はピロリ菌とも関わっていることが研究によってわかってきました。
ここでは、ピロリ菌と胃潰瘍の関係性について解説します。

ピロリ菌と胃潰瘍

ピロリ菌がはじめて発見されたのは比較的最近で、30年ほど前のことです。
胃潰瘍は喫煙やストレスによって生じるという考え方が主流でしたが、ピロリ菌が発見以降は感染によって胃潰瘍や胃炎が起こるということが明らかになりました。

胃潰瘍は生涯にわたってつきあっていく病気とされていましたが、ピロリ菌を取り除けば再発のリスクを大きく減らせることもわかり、現在では完治が可能な病気と言われています。
胃潰瘍に関しては、その後の研究でピロリ菌感染以外の原因があることもわかっています。
ピロリ菌未感染で胃潰瘍を発症した人を調べると、その多くはアスピリンなどの非ステロイド抗炎症薬を飲用しているとされています。

非ステロイド性抗炎症薬による胃潰瘍は痛みなどの自覚症状が見られないまま悪化し、いきなり下血や吐血などが起こることがあります。
そのため、薬を服用している人はこまめに検診を受けるなどして、体調に注意しておくことが大切だと言われています。
胃潰瘍の原因は主にこのピロリ菌感染と非ステロイド抗炎症薬の2つで、まれにどちらでもない人が胃潰瘍を発症することもありますが、その割合はごくわずかです。

ピロリ菌によって胃潰瘍が起こる仕組み

通常、胃のなかは強い酸性の環境のため、細菌は生存することができません。
しかし、ピロリ菌は胃に含まれる尿素からアンモニアを製造して胃酸を中和してアルカリ性の環境にすることで、胃のなかでも生き続けることができます。
このピロリ菌が作り出すアンモニアは、胃粘膜に強いダメージを与えることがわかっています。
また、ピロリ菌に感染することで胃粘膜に害を及ぼす活性酸素が活発に生成されるようになって、粘膜は損傷を受けやすくなります。

ピロリ菌が生み出す毒素によっても、胃粘膜はダメージを受けます。
こうしたピロリ菌によるいろいろな害を受けて、胃粘膜には傷ができてしまいます。
その傷ついた場所が胃酸による刺激を受けて、さらに傷が重症化して胃潰瘍が引き起こされるのです。

ストレスと胃潰瘍

ストレスと胃潰瘍、そしてピロリ菌の関連性を示すのに興味深い研究があります。
1995年に発生した阪神大震災で、被災し胃潰瘍を発症した人たちのピロリ菌感染率を調査したところ、震災のストレス下で胃潰瘍を発症しなかった人たちと比較して、ピロリ菌感染率が高かったという結果でした。
この検証結果から、ストレスだけで潰瘍が生じるのではなく、ピロリ菌に感染しているかどうかという点が深く関わっていることが明らかになったのです。
つまり、ストレス環境下にあっても、ピロリ菌に感染していなければ胃潰瘍にはなりにくいということが言えます。
ピロリ菌は1度でも感染すると、取り除かない限り胃のなかで生存し続けます。

長期間ピロリ菌が胃のなかにいることで、胃はダメージを蓄積していくため、それだけ胃潰瘍を発症するリスクは高まります。
胃酸の分泌が活発な場合は、胃潰瘍だけでなく十二指腸潰瘍などのリスクも高まります。
ピロリ菌に感染しているからといって誰もが胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気を発症するとは限りません。
これといった自覚症状がないまま、過ごすという人もいます。

しかし、ピロリ菌によって起こったのが軽い胃炎であっても、その一部ががん化する可能性はあるので、そのリスクは頭に入れておく必要があります。
細菌ではピロリ菌を取り除く方法が確立されているので、治療を取り入れることで胃潰瘍をはじめとするさまざまな疾患を予防することが期待されています。

内視鏡(胃カメラ)を使用する検査方法

日本人はピロリ菌感染が多いと言われていますが、ピロリ菌に感染している人のほとんどは自覚症状がないと言われています。
人によっては胃の痛みなどを感じて病院で治療をしている人もいますが、そういった人は決して多くありません。

ピロリ菌は子供の頃に感染することが多いため、多少胃の調子が悪くてもそれが普通の状態だと思い込んでいる人が多いのも気づかない原因のひとつと言えます。
ピロリ菌感染を調べる検査のひとつに、内視鏡(胃カメラ)を用いる方法があります。
内視鏡を用いた検査方法は3種類あり、そのうちひとつ、あるいは複数の検査を行ってピロリ菌の有無を調べるのが一般的な方法です。

迅速ウレアーゼ試験

内視鏡をつかって採取した胃の組織を尿素とフェノールレッド入りの容器に入れるという方法です。
もしも組織にピロリ菌が含まれているのなら、ウレアーゼという酵素の力でアンモニアと重炭酸イオンが生じて色が黄色から赤に変わります。
判定にかかる時間が短時間で済むため、この方法がもっとも多く行われます。
しかし、採取した箇所にピロリ菌が含まれず、ほかの場所に含まれることもあるため、それに注意する必要があります。

鏡検法

採取した胃の切片を染色して、顕微鏡をつかって観察するのが鏡検法です。
胃の病変の詳しい内容や組織学的な評価をすることができますが、判定までに時間がかかることが難点です。
また、菌の数が少ない場合は陰性と判定されてしまうことがあるため、注意が必要です。

培養法

採取した胃の組織に含まれるピロリ菌を培養して、確かめるという方法です。
ピロリ菌の存在さえ確認できれば、除菌治療のときに用いる抗生物質の感受性があるかどうかを調査することも可能です。
1度除菌をしたものの、効果があまりあらわれなかった人が行うことが多い検査方法です。
こういった場合は別ですが、それ以外は結果が出るまでに時間がかかるため、通常は用いられることがない方法です。

内視鏡を使用しない検査方法

胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病歴がある人、再発を幾度も繰り返している人はピロリ菌に感染している可能性があるため、検査をすることが望ましいとされています。
ピロリ菌検査は健康診断や人間ドックなどで受けることができるため、気になる人は受けてみることをおすすめします。

ピロリ菌の検査方法はいろいろなものがありますが、内視鏡を用いない検査方法もあります。
検査を行ってピロリ菌の感染があった場合は除菌処置をすることで、ピロリ菌を取り除くことが可能です。
病気のリスクを軽減するためにも、まずは検査を行ってみてはいかがでしょうか。

尿素呼気試験法

診断薬を服用して、服用する前とあとの呼気をあつめて診断するという検査です。
ピロリ菌はウレアーゼという酵素をもち、その働きによって胃に含まれる尿素を分解してアンモニアと二酸化炭素をつくります。
この過程で生まれた二酸化炭素はすぐに吸収されて、血液から肺に入り込み、呼気と一緒に炭酸ガスとして排出されます。

尿素呼気試験法はこの原理を利用した方法で、ピロリ菌に感染している場合は尿素が分解されるので呼気に多量の13CO2が検出されます。
ピロリ菌に感染していない場合は、尿素が分解されることがないため、13CO2が検出されることはほとんどありません。

この検査は簡単に行えるうえに精度が高いとされている検査方法なので、よく行われる方法です。
感染診断前はもちろん、除菌療法が済んだあとの効果を判定するための方法としても用いられます。
最近は自分で検査することができるキットも販売されているので、より手軽に調べることができるようになりました。

抗体測定と糞便中抗原測定

人間はピロリ菌に感染すると、細菌に抵抗するために体内に抗体を生成します。
血液や尿などを調べることで、この抗体の有無を確認するのが抗体測定という検査方法です。
糞便中抗原測定は、その名の通り糞便に含まれるピロリ菌の抗原があるかどうかを確かめるための検査です。

ピロリ菌の除菌方法

ピロリ菌に感染していると、自覚症状がなくても胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気のリスクが高まります。
そのため、検査をして感染していることがわかったら、除菌の処置をすることが望ましいとされています。
除菌の方法はいくつかあり、その人に適したものが選ばれます。
ここでは代表的なピロリ菌の除菌方法について紹介します。

3剤併用療法

現在行われることが多いピロリ菌の除菌方法が、3剤併用療法というものです。
この方法では2種類の抗生物質と胃酸を抑制する作用のあるプロトンポンプ阻害薬を1日に2回、1週間にわたって服用します。

抗生物質で服用されることが多いのが、クラリスロマイシンやメトロニダゾールなどの薬です。
この除菌方法でおよそ70~80%は除菌することができますが、クラリスロマイシンの耐性菌が少しずつ増えていることで除菌率は昔と比べて落ちています。
そのため、最近では一定割合で除菌が失敗に終わることがあります。

除菌がうまくいかなかった場合は、同じ薬剤を用いた方法を行っても、あまり大きな効果は期待できません。
そのため、最近は耐性菌対策としてクラリスロマイシンの代わりにメトロニダゾールを用いる方法が推奨されています。
この方法での除菌成功率はおよそ90%で、ほとんどの人に効果があらわれるとされています。

除菌後の判定は必要

除菌のための処置を行っても、必ずピロリ菌を取り除くことができるわけではありません。
なんらかの胃の病気を抱えている場合、除菌がうまくいかないと再発を抑制することはむずかしくなります。
そのため、これまで飲んでいた薬をそのまま服用し続けるか、再び除菌を行うか決める必要があります。

除菌がうまくいくかどうかで、今後の治療方針も変わってくるので、ピロリ菌がなくなったかどうか判定することは非常に大切だと言えるでしょう。
また、除菌したとしても100%胃の病気を予防できるとは限らないので、定期的な検診は必要です。

ピロリ菌の除菌の費用

ピロリ菌の除菌は薬をつかえば、比較的容易に行うことができます。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍など胃の病気の予防や改善のために、ピロリ菌の除菌をする人は増えています。
ここでは、除菌に関わる費用についてまとめます。

ピロリ菌の除菌にかかる費用

ピロリ菌の除菌方法は、通常は3種類の飲み薬を1週間服用するだけの簡単なものです。
注射や入院は当然必要なく、費用も保険が適用されれば3000円ほどで済みます。

保険が適用されない場合でも10000~15000円とそれほど高くありません。
初回の除菌がうまくいかなかった場合、通常は再除菌をすることになり、そのための費用がさらにかかります。
以前はクラリスロマイシンという薬の量を増やして再除菌する方法が、1度限り保険診療として認められていました。

しかし、初回除菌が失敗する大きな原因がクラリスロマイシン耐性菌であることがほとんどなので、量を増やしたからといってうまくいくとは限らないという問題がありました。
そのため、クラリスロマイシンの代わりにメトロニダゾールという薬をつかう二次除菌法という方法が主流となり、2007年には保険適用がされるようになったのです。
その結果、除菌の効果が上がったとともに、より少ない出費で除菌を行うことができるようになりました。

保険適用の拡大

もともと、ピロリ菌除菌治療の保険適用は、早期胃がんを内視鏡を用いて切除した場合、特発性血小板減少性紫斑病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫の5種類に限られていました。
しかし、2013年2月にピロリ菌によって起こった胃炎に対する除菌治療も保険適応の対象に含まれるようになりました。
そのため、除菌をする人の割合は増加傾向あると言われています。

保険が適用されるには、通常の診療で内視鏡検査を受ける、あるいは自治体などで実施している胃がん検査を受ける必要があります。
どちらの方法でも、ピロリ菌感染が判明した場合は保険適用がなされます。

ピロリ菌除菌のメリットは

ピロリ菌に感染している人は、除菌が推奨されますが、除菌をすることでどういったメリットが得られるのでしょうか。
除菌によるメリットを紹介していきましょう。

ピロリ菌の除菌による再発の予防

胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症している人がピロリ菌の除菌を行うと、治療のための薬を服用しなくても再発のリスクが大きく低下すると言われています。
従来、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症すると、薬をつかって胃酸の分泌を抑制することが治療の主体となっていました。

しかし、治療をつづけても再発することが多く、生涯にわたってつきあっていかなければいけない病気だと捉えられていたのです。
ところが、研究によってピロリ菌を取り除くと、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性胃炎などの病気の再発リスクがかなり抑えられることが判明しました。

胃がんやディスペプシアの予防

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人が除菌を行うメリットははっきりしていますが、それ以外の人が除菌するメリットはあるのかよくわからないという人は多いようです。
しかし、注目すべきなのが、ピロリ菌を除菌することで慢性胃炎が改善するという点です。
胃がんは突然発症するというよりは、その前に胃が炎症を起こしていることが多いとされています。

つまり、慢性胃炎を抱えている人はそうでない人に比べて、胃がんのリスクが高いと考えられます。
除菌をすることで慢性胃炎の多くは改善するため、胃がんのリスクも同時に低下させることが可能です。
また、潰瘍などがないにもかかわらず、胃の症状があらわれるディスペプシアという病気がありますが、これも除菌によって改善するケースがあります。

しかし、除菌がうまくいっても状態がよくならないケースもあり、その効果は絶対というわけではありません。
除菌によって症状がどの程度改善するかは人によって差があるため、試してみなければよくはわからないというのが現状です。
ですが、人によっては症状が完全になくなるという人もいるので、試してみる価値はあると言えるでしょう。

ピロリ菌除菌の副作用や注意点

ピロリ菌の除菌はさまざまなメリットがありますが、医療的な治療のためリスクや注意しなければいけないこともあります。
ここではピロリ菌除菌を行ううえで気をつけるべきことや副作用などについて紹介します。

ピロリ菌除菌の副作用

ピロリ菌除菌では通常は、3種類の薬を同時に1週間飲むことになります。
服用する薬は古くから使用されている抗潰瘍剤や一般的な抗生物質ですが、3種類を同時に服用すること、服用する薬の総量が多いという難点があります。
そのため、通常よりも副作用が出やすくなってしまう可能性があります。

生じる可能性のある副作用としては、皮疹が2~5%、味覚異常・舌炎・口内炎5~15%、下痢・軟便10~30%ほどとされています。
そのほかにも掻痒感やめまい、肝機能障害、腹痛、放屁、腹鳴、便秘、頭痛、頭重感などの副作用が懸念されます。
薬の服用をして副作用が起こった場合も、重い場合でなければできるだけそのまま薬の服用をつづけることが推奨されます。

多くの副作用は薬の服用が終了すれば、自然に改善されるので、それほど体への影響は大きくないからというのがその理由です。
しかし、割合としてはごくわずかですが、治療をつづけられないほどの副作用が起こる人もいるので、異変が生じた場合はすぐに医師に相談する必要があります。
重篤な副作用としては、血が混入した下痢、呼吸困難、頻回の下痢、発熱、重症の発疹、咽頭浮腫といった症状です。
通常は副作用が早く出るほど重篤化しやすいと言われています。

服用開始から数分あるいは数時間以内にあらわれた副作用は危険なので、なんらかの異常が生じたら薬の服用はいったん中止して医師に診てもらうようにしましょう。
薬を服用し忘れる、あるいは勝手に中断すると除菌がうまくできないだけでなく、薬によって取り除けない菌に変化してしまうことがあります。
そうなるとますます除菌が困難となるので、指定された期限まで飲み続けることが大切です。

ピロリ菌除菌で気をつけるべきこと

除菌のための薬を服用する場合は、現在服用している薬があれば医師や薬剤師にあらかじめ伝えておく必要があります。
場合によっては併用することで副作用が起こることもあるので、必ず言っておくようにしましょう。
また、除菌中はほかの薬やアルコール類を飲むのは控える必要があります。

特にアルコール類は胃酸の分泌が活発になることがあるので、薬の効果が十分に発揮されないと言われています。
そのため、除菌が失敗しやすくなる恐れがあるため、期間中は控えるようにしましょう。
除菌薬服用中にほかの医師から処方を受ける場合は、その旨を伝えます。

喫煙に関しては、除菌中であっても特に影響がないか、あったとしてもそれほど大きくないと言われています。
除菌中に禁煙するのはもちろん問題ありませんが、してもしなくても除菌の成功率にはそれほど影響はないでしょう。
除菌の効果を確かめるためには、服用期間が終了したあとに判定を行う必要があります。

判定はすぐに行うことができず、薬を飲み終えてから4週間以上経過しないと正確な判定は不可能です。
判定の方法はいくつかありますが、よく行われるのがピロリ菌呼気検査です。
除菌がうまくいったかどうかは1度の除菌判定だけだと不確かなので、何度か行うかほかの検査と組み合わせることが推奨されています。
除菌薬を飲み終えたからと言って安心せずに、必ず判定のための検査を受けるようにしましょう。

また、ピロリ菌の除菌がうまくいった人のなかで、ごくわずかですが逆流性食道炎が起こることがわかっています。
症状の程度は軽度もしくは症状がまったくあらわれないことがほとんどで、治療をしなければいけないことはまずないでしょう。
この場合の逆流性食道炎は、ピロリ菌の除菌によって、これまで低下していた胃酸の分泌が正常な状態になったことに起因しています。
ほとんどの場合、症状は一時的なものなのでそれほど心配はいらないでしょう。

ヨーグルト(乳酸菌)とピロリ菌

ヨーグルトがお腹にいいということはよく言われます。
健康のために食生活に取り入れている人も多いですが、ピロリ菌へのなんらかの効果はあるのでしょうか。
ここでは、ヨーグルトとピロリ菌の関係やその効果について見ていきます。

ヨーグルトがもつ働き

ヨーグルトは牛の乳を原材料として、乳酸菌の力で発酵させた乳製品です。
乳酸菌によってつくられた食品のため、ヨーグルトにはさまざまな乳酸菌が含まれています。

私たちが生活を送る環境内には、人間にとっていい影響を及ぼす細菌もあれば、悪い影響を及ぼす細菌も多く存在します。
そのひとつが乳酸菌で、この細菌は炭水化物などの糖から乳酸などの酸を生成する菌の総称です。
乳酸菌は人間にとっては、欠かすことができない大切な菌のひとつと言われています。

乳酸菌はさまざまな種類があり、それぞれ異なる働きをもっています。
そもそも、この乳酸菌は人間の腸内にももとから存在しています。
そのため、ヨーグルトの乳酸菌を体に取り入れたとしても、そのまま腸内に定着することはありません。
しかし、腸内に生息する乳酸菌をサポートする働きがあるので、積極的に取り入れるといいと言われています。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きはいろいろありますが、そのひとつが腸内の悪玉菌を減少させて、すでに生息する善玉菌を増やすという、いわゆる整腸作用という働きです。
整腸作用によって、食べたものが腸内で善玉菌の栄養源となって、腸内腐敗菌であるウエルシュ菌や大腸菌を少なくすることができます。
その結果、下痢や便秘といったお腹のトラブルを軽減することができるのです。
便秘が改善されれば体がもつ代謝機能が高まって、脂肪燃焼がしやすくなるという利点もえられます。
皮膚の代謝も活性化するので、美肌効果も期待できるでしょう。

また、小腸がうまく働かないと摂取したものが排泄されるまでに時間がかかり、余分な栄養まで吸収されてしまって肥満の原因となります。
悪玉菌が増えると便秘になりやすくなって、有害物質が蓄積して血液が汚れます。
その結果、体の代謝が低下してしまうので、整腸作用によって体を内側から整えることは非常に重要だと言えるのです。

ヨーグルトでピロリ菌を撃退するには

ヨーグルトはすぐれた整腸作用をもつ食品ですが、すべてのヨーグルトがピロリ菌を抑制する効果があるかというとそうとも言えません。
ピロリ菌への抑制が確認されたヨーグルトは一部の商品なので、そういったものを選んで取り入れる必要があります。

ヨーグルトによってピロリ菌が抑制するわけではなく、ピロリ菌を抑制する効果のある乳酸菌が入ったヨーグルトを取り入れることが大切なのです。
とある検証では、ピロリ菌抑制作用のある乳酸菌入りのヨーグルトを1日2回食間に食べたところ、数週間後にほとんどの人の状態が改善したそうです。
なかにはピロリ菌の完全除菌が実現した人もいて、その効果の高さが実証された形となりました。

ピロリ菌抑制効果があるとされる乳酸菌は、栄養が少ない環境でも生きていけるため、胃のなかでも本来の力を発揮しやすいとされています。
また、生産性にも優れているため、ピロリ菌に働きかける乳酸菌を多く生成することができます。
胃の上皮細胞へ付着しやすい構造となっているため、短時間で消化されることなく、胃のなかに居続けることができるのもすぐれた点と言えるでしょう。
胃酸にも強い性質をもち、高い安全性が証明されているため、安心して食べることができます。

もちろん、人によって得られる効果には差がありますが、少しでもお腹の状態を改善したいという人は試してみる価値はあると言えるでしょう。
ヨーグルトは食品なので、副作用のリスクもありませんし、アレルギー抗体が生成される心配もほとんどありません。
ピロリ菌抑制効果が得られなかったとしても整腸作用は十分期待できるので、毎日の食事に取り入れてみることをおすすめします。

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