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胃に良い事とは?胃を健康に保つ為に。

公開日: : 最終更新日:2015/08/26 胃・食道の病気

ストレス発散・解消

ストレスが絡むと人は体調を崩したり、心を傷めたりします。
ストレスはそれだけ身体に大きな負担をかけているのです。
とりわけ胃腸は体の中でもっとも活躍する臓器の割に、比較的ストレスなどに弱い部位です。
ここではストレスを発散、解消させることで胃や腸にどういった効果をもたらすのかについてまとめていきます。

ストレスとは、外部からのさまざまな刺激によって、身体や心に負担がかかる状態のことを言います。
ストレスを感じていても、休めるときにしっかりと休むことができればストレスは軽減されますが、ストレスがかかった状態が長引けば長引くほど、ダメージを解消させるのは難しくなっていきます。
このストレスがかかった状態がずっと続くと、体の中でも弱い臓器である胃や腸に負担がかかり、トラブルを起こしやすくなります。
ストレスから胃潰瘍などになったという人は、こういったメカニズムによって起きているのです。

ストレスを発散、解消させるためにまずすること

胃腸の調子を取り戻すため、また、そのほかの身体や心の不調を軽減させるためにも、ストレスは軽いうちに発散、解消させる必要があります。
しかし、その前に自分がストレスにやられているのかどうかを自覚することが大切です。

自分でできるストレスチェック

意外とストレスが溜まっているのに自覚していないという人は多いです。
感じないからといって放置しておくと、次第にストレスからくる心身の症状が重くなってしまうことがあります。
したがって、自分がどのくらいストレスを感じているのかを確かめることが大切です。

1.忙しい日が続いている
2.満足できる睡眠が得られない
3.食欲が急に出てきたり、急になくなったりする
4.憂鬱な気分になることが多い
5.人に会うことが嫌になる
6.今まで楽しめていたことが楽しいと感じない
7.緊張する場面が多い
8.最近人生の大きな出来事が起きた
9.悩みや胸の内を打ち明けられる人や場所がない
10.物事にこだわりを持ちやすい
11.周囲の評価が気になって仕方がない
12.ネガティブになりやすい
13.自分への不満が強い
14.他人や物事に対してイライラすることが多い
15.なんとなく気ばかりが焦り、落ち着かないときがある

このチェック項目に当てはまる部分が多い人ほどストレスを強く感じている人ということができます。

ストレスの発散、解消の仕方

色々な不調の原因となるくらいならなくなったほうがいいと思われるストレスですが、ストレスが全くなくなってしまうと人間は動こうとする意欲も失われてしまいます。
ただ、溜め込み過ぎるのも良くありませんので、上手に発散や解消をさせながら付き合っていくのが最善の方法です。

レスト

疲れが溜まってしまう前に、意識的に休憩を取るようにしましょう。
疲れが溜まってしまってからだとより強く疲れを感じてしまうので、疲れる前にというのがポイントです

レクリエーション

自分にとって楽しいと感じられる趣味を持ち、趣味に打ち込むことによってストレスを軽減させる方法です。
適度に身体を動かしたり、絵を描いたり、写真を撮ったりなど、ストレス発散のための趣味をつくってみましょう。

リラクゼーション

自律神経のバランスを整える「自律訓練法」。
腹式呼吸をすることで体内に酸素を十分に取り込む「呼吸法」。
一度筋肉の緊張を高めたあとに、緩めることによって精神的な緊張をほぐす「筋弛緩法」。

このほかに、自分で気軽にできる方法として、好きな音楽を聴いたり、好きな香りをかいだり、お風呂にゆったり浸かったり、ヨガやストレッチを行ったりといった方法もあります。
自分に合ったストレスの発散方法や解消方法を見つけ、余分なストレスを溜めないようにすることで胃腸のはたらきも良くなり、胃潰瘍や胸焼けなどのトラブルも少なくなってきます。

ツボ

胃や腸に不調を感じているのだけれど、何からどうしていいのかわからない。
不調があるといっても病院に行くほどではないし、何より病院に行くような時間もなかなか確保できない。
また、ストレスを発散させようとして休憩を取っていると、会社の上司や同僚などからサボっていると思われてしまう。

だれにも気が付かれずに、胃腸の症状を改善し、胃腸を健康にするためにはツボマッサージという方法があります。
ここでは胃を健康にしたり、症状を改善させたりするツボを紹介していきます。

六華の灸(ろっかのきゅう)

胃の特効ツボと呼ばれています。
肩甲骨の下のラインを背骨方向へ、背骨とぶつかる左右2箇所にある「膈兪(かくゆ)」。
膈兪(かくゆ)から背骨に沿って指2、3本分ほど下のにある「肝兪(かんゆ)」。
さらに肝兪(かんゆ)から指2、3本分くらい背骨に沿って下の部分にある「脾兪(ひゆ)」
こうしたツボをお灸で暖めると、非常に効果があるといわれています。

また、お灸がない場合にはマッサージでも効果があります。
とくにおなかの調子が良くないときは、この辺のつぼを押すと重苦しく感じられます。
ツボの周辺をもみほぐしたり、さすったりするだけでも効果があります。

巨けつ(こけつ)

おへそとみぞおちのライン上で、みぞおちにあるとがった骨の指2本分ほど下にあるツボです。
ストレスなどからくる食欲不振や暴飲暴食、胃腸の症状に効果を示すほか、気持ちを安定させたり、胸を大きくさせたりするツボとしても有名です。
親指以外の4本の指を使ってやさしく指圧しましょう。
お灸などがある場合はお灸も効果があります。

中院(ちゅういん)

体の中心ライン上で、へそとみぞおちの中間地点にあります。
胃腸が冷えるのを防ぎ、冷えから起こるトラブルを緩和させます。
中指と人差し指、薬指の3本で気持ちいいと感じる程度にやさしく指圧します。
吐き気などの症状があるときはむやみに刺激せず、さする程度でも効果があります。

天枢(てんすう)

おへそから指3本ほど外側にあるツボです。
内臓全般のはたらきをよくするツボといわれていて、便秘や下痢など、便通の正常化に効果をあらわします。
人差し指、中指、薬指の3本で、左右にあるツボを同時に刺激します。
おなかが軽くへこむくらいの力加減で十分効果が得られます。

関元(かんげん)

体の中心ライン上でへそから指4本分ほど下にあるツボです。
体が元気になるのに必要なエネルギーが集まるところで、下痢などの胃腸症状のほかに、息切れや倦怠感、体力低下や物忘れ、月経不順、更年期障害、冷えなどに効果があります。
ツボに中指が当たるように、人差し指と薬指の3本の指を使って軽く押しなが、らゆっくりまわすように刺激します。

そのほか

手の甲側、親指と人差し指の付け根の骨が接している部分にある合谷(ごうこく)、掌側で手をグーにしたときに中指が当たるところにある労宮(ろうきゅう)、耳の真ん中にある軟骨の付け根の部分にある胃点(いてん)、ひざのお皿の外側から指4本分くらい下にある足三里(あしさんり)、ひざのお皿の外側から指3本分くらい上側にある梁丘(りょうきゅう)、足の人差し指の爪の外側の際にあるれい兌(れいだ)など、胃や腸によく効くツボはたくさんあります。
ツボであれば人に知られずに刺激することもできるので、胃腸の調子が冴えないと感じることがある人は試してみましょう。

リラックス

カラダやココロがリラックスすると、また頑張ろうという元気がわいてきます。
リラックスすることによって、自律神経の中の副交感神経が活発化し、活動しているときにはたらかせていた交感神経を鎮め、修復させるはたらきがあるといわれています。

ここではこのリラックスが胃とどういう関係があるのか、なぜリラックスすることが胃にやさしいことと繋がるのかについて述べていきます。

リラックスとは

活動しているあいだ盛んにはたらいていた交感神経を休息させることによって、自律神経の中の副交感神経が活性化すると、心や体の疲労が取り除かれ、傷ついた部分などの修復が行われて、次の活動時の元気がチャージされます。
このリラックス状態がなければ、人間の身体は常に緊張状態にさらされることとなり、生きること自体がしんどくなってしまいます。
リラックスさせるためには、好きな音楽を聴いたり、好きな絵画を見たり、好きなアロマの芳香をかいだり、適度に身体を動かしたりする方法のほか、自己暗示をかけることによって意識的にリラックス状態に持っていく方法もあります。

リラックスと胃の関係

緊張しているとき食欲がなくなるという体験をしたことがある人は多いでしょう。
胃腸をはじめとする人間の臓器は、2種類ある自律神経のうちの、リラックスモードのときにはたらく副交感神経が管理しています。
そのため、リラックスして副交感神経が活発になっているときでないと、動きが悪くなってしまうのです。

そのため、緊張状態が続いているときは、食欲がなくなるだけでなく、消化吸収が悪くなる、胃痛や吐き気、嘔吐、下痢や便秘などといったさまざまなトラブルが引き起こされやすくなってしまいます。
そういった状態が長く続くと、胃潰瘍などといった病気を招いてしまうのです。

胃腸のはたらきを良くするためには

ストレスを溜めない

ストレス源の多い世の中でストレスを溜めないこと自体が難しいのですが、ストレスを感じたら自分なりの方法で早めに解消するようにしましょう。
どうしてもストレス発散ができないという人は、リラックス状態にする自己暗示法もあるので実践してみるといいでしょう。

過度な緊張を避ける

緊張は適度なうちは活動の源になるのでいいことなのですが、いき過ぎると体の筋肉が硬直するなど、身体にいい状態ではなくなってしまいます。
失敗して当たり前の気持ちを持って、失敗することに対して過度な不安を持たないようにしましょう。

カウンセリングを受ける

自分でどうしても上手くストレスや緊張を解消することができない、緊張やストレスから胃腸症状がひどいなどのトラブルがあれば、心療内科に行くなどしてカウンセリングを受けることをおすすめします。
考え方を少し変えることで、ストレスや緊張がほぐれリラックスできることがあります。
上手にリラックスすることで胃腸のはたらきを良くし、心身ともに健康的な生活を送りましょう。

決まった時間に食べる

人間には体内時計というものがあります。
その体内時計にしたがって一日の生活にリズム(生体リズム)を保ちながら生きています。
食事はそのリズムを整える上で非常に重要なポイント。
食事をいつも決まった時間に食べることで、胃や腸の健康を保つことができるのです。

生体リズムを整える

不規則な仕事をしている人でない限り、人間の多くは昼活動して夜寝ることが習慣になっています。
当たり前のように感じている人も多いでしょうが、実はこれを生体リズムといい、些細なことで崩れてしまいます。

生体リズムを整えるポイントに、起床と睡眠、そして食事があります。
このポイントが崩れてくると生体リズムが乱れ、身体に不調をきたしてしまうのです。
とりわけ食事は、人間が活動する上でエネルギー源となる大切なものです。
しっかり決まった時間に食べることで、生体リズムを整えましょう。

食事が生体リズムに与える影響

夜勤などが原因で昼夜が逆転したような生活を送っている人なら理解できるでしょうが、こうした不規則な生活は心身ともにダメージを受けやすいのです。
生活リズムが崩れると、当然のように食事の時間も不規則になりがちです。

食事の時間が不規則になってくると胃に負担がかかって消化能力がダウンしてしまいます。
また腸への負担も大きくなり、腸の機能が悪くなって便秘などの症状を引き起こすこともあります。
そのほか、不規則な食事は血糖の上昇を急激にすることから、糖尿病のリスクも増大するという指摘もあります。

決まった時間に食べるために

生きていると毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝て、同じ時間に食事をするというのはほとんど不可能です。
何かしらの用事があったり、体調を崩して食事も取れなくなってしまったりすることもあるでしょう。

食欲がないときに無理してまで食べる必要はありませんが、食事を摂ることが可能であれば、できるだけ決まった時間に食べるように心がけましょう。
ある程度の時間を決めて、その時間帯にはなるべく予定を入れないようにするなどの工夫をしましょう。
その時間帯にゆっくり食事を摂ることができなくても、スティック上のカロリー補助食品などを持ち歩いて軽食を摂るのも賢い対策です。

また、夕食後は就寝まで3時間ほど空けてください。
食べてすぐ眠りに就くと胃や腸の消化機能が低下するため、胸焼けや胃もたれを起こしやすくなります。
決まった時間に食事を食べるというだけで生体リズムは整い、胃や腸を健康にしてくれます。
多少忙しくても実行してみる価値はあります。

睡眠

人間の健康や生活リズムを正常に保つために非常に大切な睡眠。
この睡眠のリズムが崩れるとカラダのいろいろな部分に変調をきたしたり、トラブルを起こしたりしやすくなります。
睡眠をしっかりとることによって、副交感神経が刺激され、体がリラックス状態となり、翌日の活動のエネルギー源ともなるのです。
睡眠を十分にとるかとらないかが、胃腸のはたらきにも大きな影響を及ぼしているのです。

睡眠と胃腸の関係

睡眠をとることにより、人間の体から自律神経の副交感神経が優位となり、成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンが人間の心身の疲れを取ったり、活動で傷ついた部分を修復させたりして、翌日元気に活動できるようにしてくれるのです。
胃腸をはじめとする人間の内臓は、副交感神経の管理のもとで活動しています。
ストレスや過度の緊張などで交感神経がたかぶった状態が続くと、胃腸の機能が低下し、さまざまなトラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

また、寝不足が続くと胃からグレリンと呼ばれるホルモンが多量に分泌されます。
このグレリンは食欲を増進させるホルモンですが、多量に分泌されることによって暴飲暴食の原因となり、胃腸に負担をかけてしまいます。
胃を健康に保つためには睡眠は不可欠なのです。

睡眠の効果

睡眠をとることによって副交感神経が活性化すると、リラックスして心や身体を健康に保つことができるのですが、睡眠はそのほかにもさまざまな役割を果たします。
胃腸のはたらきを悪くする要因にストレスや過度の緊張などがありますが、睡眠をとることによってストレスを軽減したり、緊張をほぐしたりする効果が得られます。

また、睡眠を十分とることによって、寝不足によって引き起こされる暴飲暴食なども防ぐこともできるので、胃腸が弱い人はとくにしっかりと休むように心がけましょう。
睡眠は胃腸のはたらきだけでなく、肌の調子や健康、成長などいろいろなことに影響を及ぼしますので、健康を維持する上で必要不可欠なものといえるでしょう。

発酵食品

発酵食品はカビや酵母などの微生物のはたらきを利用してつくられた健康食品です。
有名なところではパン、ヨーグルト、チーズ、みそ、しょうゆ、納豆、キムチなどが挙げられます。

また、製造過程が多少異なりますが、日本酒、焼酎、ビール、ワインなどのアルコール類も発酵食品の仲間といわれています。
このような発酵食品が胃にどのような影響を与えているのでしょうか。

発酵食品の役割

発酵食品はもともとの食品の中に、カビや乳酸菌、酵母などの微生物を混ぜ合わせ、発酵させることによって製造されている食品です。
こういった微生物などを食べ物に取り入れることで、食べ物の美味しさを引き出したり、栄養価を高めたりするほか、栄養分の吸収をよくする、さらには長期保存が可能になるといったメリットがあります。
また、食べ物を発酵させることによって、カラダの健康を保つために必要だと話題になっている酵素も含まれるようになるため、積極的に摂ったほうがいい食品であるといわれているのです。

発酵食品が胃腸に良い良い理由

発酵食品は、微生物のはたらきによってある程度分解された食品です。
非常に消化吸収率がよいだけでなく、食べたものの消化吸収のために用いるエネルギーを少なくすることもできます。

また、発酵食品を製造する際に用いられる乳酸菌は、腸内環境を整えてくれて、便秘などのトラブルを解決してくれるはたらきを持つことで有名ですが、それ以外の発酵食品にも、体内の環境を改善させるための善玉菌が多く含まれています。
そのほか、近年の研究では、発酵食品に含まれる微生物は、体内に侵入しようとする病原体と戦う免疫細胞を活性化させるということがわかってきました。
国立がんセンターではみそを使用した料理で胃がんを予防するという研究も進んでおり、発酵食品と胃腸をはじめとしたさまざまな部位との健康増進の関係に注目が集まっています。

日常生活に上手に取り入れる

胃腸のはたらきだけでなく、健康の維持増進や美容の維持増進、ダイエットにもピッタリな発酵食品は、少量ずつでも毎日摂取するように心がけたいものです。
いつもの食事に味噌汁をプラスする、ぬか漬けやキムチなどを積極的に食べる、おやつや朝食でヨーグルトを食べる、お酒は適正飲酒を楽しむなど、上手に日常生活の中に発酵食品を取り入れて、健康や美容、ダイエットのために役立てましょう。

腹八分目

おなかいっぱい食べることによって、幸せを感じることはありませんか。
満腹は身体や心を潤してくれますが、実際には身体のためにはあまり良いことではありません。
ご存知の人は多いでしょうが、身体にいいのは腹八分目といわれています。

満腹まで食べるとどうなるのか

胃に入った食べ物を消化させるために、胃や腸は消化液を出して盛んに活動します。
満腹状態まで食べると、そのぶん胃や腸が活動し続けなくてはならないため、大きな負担となり、体のストレスの原因にもなります。

また、消化に時間がかかるとそのぶん消化器官が荒れて、胃もたれや胸焼けなどを引き起こすことにもなりかねません。
胃や腸に負担をかけないようにする食べ方として腹八分目が推奨されているというわけです。

腹八分目の効果

ダイエット

食べる量を減らすことで、摂取カロリーが減らせるほか、消化器官の負担が減り、消化能力がアップするためダイエット効果が期待できます。

胃や腸のトラブル解消

食べ過ぎによる胃酸の出すぎが抑制されるほか、消化器官全体の消化に対する負担が軽減されることによって、胃の荒れ、胃もたれ、胸焼け、吐き気などの症状を緩和させることが可能です。

美肌、美髪

満腹状態まで食べてしまうと、消化する際に必要以上に体内の酵素を使います。
酵素はたんぱく質からつくられているため、必要以上に使ってしまうと肌が荒れたり、髪の毛が傷んだりしてしまいます。
腹八分目を心がけるだけで美容にも効果が期待できるのです。

腹八分目にするコツ

おなかが空くとどうしても満腹になるまで食べてしまいがちですが、腹八分目で抑えるためにはどうしたら良いのでしょうか。

器を小さめのものにする

大きな器に少しだけ盛るとどうしてもほんの少ししか食べていないような感覚になってしまいます。
逆に小さな器に同じ量を盛った場合には、大盛りになっていると錯覚して、たくさん食べたような気分になれます。

食前に低カロリーで胃にやさしいものを食べておく

ごはんの前にサラダやスープなど低カロリーなものを食べて、空腹感を落ち着かせましょう。
そのあとでごはんを食べるようにすると、食べ過ぎを防ぐことが可能です。

よく噛んでゆっくり食べる

よく噛むことによって脳が刺激され、食事をしているという感覚を受け入れます。
ゆっくり食べることによって食べ過ぎてしまう前に満腹中枢が刺激され、腹八分目くらいでも満腹を感じることができます。

いかがでしたか?
腹八分目の食事をすることは胃や腸に優しいだけでなく、美容や健康にも役立ちますので、習慣化することをおすすめします。

咀嚼

咀嚼とは、口の中に入れた食べ物を歯で粉砕することをいいます。
この咀嚼運動によって、食べ物が飲み込みやすい大きさになりますし、食べ物の消化吸収がよくなったり、口腔内が刺激されることで別の臓器からの消化液の分泌が促されたりします。
そのほかにもさまざまな体のはたらきを助けるといわれている咀嚼ですが、ここでは胃の関係についてまとめていますので、興味のある人はチェックしてみてください。

咀嚼と胃の関係

食事の最中に親から「よく噛んでゆっくり食べなさい」と注意を受けた経験はありませんか。
分かってはいても大人になった今、なかなか忙しくて食事にゆっくり時間などかけていられないという人もいることでしょう。
しかし、よく噛まないで飲み込んでしまうということは、本来口の中で細かく噛み砕かれるはずの食べ物が、あまり噛み砕かれないまま胃に運ばれることになります。

飲み込みにくくなりますし、消化のために胃には大きな負担がかかり、身体にさまざまなトラブルを引き起こすといわれています。
また、咀嚼をすることによって、口の中では唾液と呼ばれる消化液が多量に分泌されます。
咀嚼をしなければこの唾液の量が減少してしまい、消化吸収率が低下し、胃をはじめとする消化器官に負担を与えてしまうのです。

咀嚼をしっかりしないことによって起きるトラブル

肥満や糖尿病

咀嚼をしっかりしていれば、血中のインスリンの濃度はじっくり上がっていき、血糖値を上手にコントロールしてくれるのですが、咀嚼を十分におこなわなければ、食後に血糖値が急上昇することになります。
このような生活が続くと糖尿病を発症しやすくなりますし、咀嚼をしないと食べ過ぎに繋がるため、太りやすくなってしまいます。

虫歯や歯周病

咀嚼することによって分泌される唾液は、口腔内をきれいにする役割を担っています。
咀嚼をたくさんして唾液をたくさん出すことで、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動が抑制されて、虫歯や歯周病の予防になるといわれています。

あごの骨や歯並びに影響

咀嚼することであごの筋肉が鍛えられてしっかりと発達し、歯を食いしばる力が出てきます。
咀嚼しなければあごの周辺の筋肉は衰え、顎関節症などの原因になります。

肩や背中のコリ

咀嚼をしないであごの筋肉が弱ってきたり、虫歯になったりすると、噛み合わせがおかしくなることがあります。
噛み合わせがおかしくなると首の筋肉や背中などが痛み出し、コリの原因になります。

老化現象

咀嚼をすることで、脳に刺激が与えられます。
これにより脳の血行が良くなり、脳細胞が活性化するといわれています。
よく噛まないと脳への刺激が少なく、はたらきが活発になりにくいため、老化に繋がってしまいます。

胃腸の調子が悪いときのおかゆ・うどんの食べ方

胃腸の調子が悪いときには、おかゆやうどんを摂る人が多いのですが、こうしたやわらかいものは噛まずに食べる人が多く、これでは消化液が十分に分泌されませんし、細かく噛み砕かれないため胃での消化が円滑に進みにくくなります。

おかゆやうどんも、ゆっくりよく噛んで食べたほうが体の栄養状態が良くなりますし、胃にかかる負担も軽くなります。

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