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統合失調症の原因・症状について調べてみました

公開日: : 精神・心の病

統合失調症とは

統合失調症とは精神病の一種で、妄想幻想でどこからか声が聞こえてきたり、奇妙な行動を取ったりという病気です。
約100人に1人の割合で生じる病気です。
妄想幻想は自分としては、現実のことに感じますので、本人は気づかず、他の人が気づくケースが多いです。
原因として、おそらく遺伝、また、脳の神経伝達物質の量とも関係しています。
ストレスに対する対処力や、直面するストレスの程度も関係しているものと思われます。
統合失調症ですが、陰性と陽性と分けることができます。
陽性は妄想や実際あり得ない声が聞こえたりすること、思考が混乱すること、興奮症状を表すことです。
陰性は無気力で極度の意欲の低下が見られます。
統合失調症は他の体の病気と同じく、明らかに、「科学的かつ生化学的な欠陥があるからである」とされています。
その方の人格に問題があるというわけではなく、脳の病気であるということです。
統合失調症の治療法としては、薬物療法や精神科リハビリテーションがあります。
医療の進歩と共にかなり解明が進み、また、薬により陽性、陰性共に症状を抑えることが可能になっているのはうれしいことです。

統合失調症の原因とは

統合失調症の原因ですが、大いに考えられるのは遺伝の要素です。
双子で片方が統合失調症だった場合、育て方が異なった場合でも双方に統合失調症の症状が出ることが多いです。
ただ、統合失調の二人の間にできた子供が必ず統合失調を発症するかといえばそうではないです。
その確率は46%です。
もし遺伝するのであれば75%は発症するはずです。
このように、遺伝的な要素が関係していることが、決定的であるわけではありません。
しかしながら、多くの場合遺伝的な要素が考えられています。
統合失調症その病気が遺伝するのではないですが、その素因が発症しやすい要素が遺伝するのです。
原因としてさらに挙げられるのは、脳の異常ですが、脳の神経細胞の並び方に正常な人との違いがある場合があります。
脳の一部の海馬という場所の神経細胞の並び方が普通はまっすぐであるのに、症状が出ている人の場合ゆがんでいるのです。
すべてがそうとは言いがたいですが、そのような脳の欠陥が見られる場合が多いのです。
この点からしても、この病気は生化学的なものであるととらえることができます。
他に、慢性ストレス、ショックな出来事も関係します。

陽性症状と陰性症状

統合失調症の症状には陽性症状と陰性症状があります。
陽性症状は通常は見られないような、異常な反応が現れていることです。
具体的には、妄想、幻覚、幻聴などの症状があります。
一方陰性症状ですが、通常見られる反応がないことです。
引きこもり、人とのかかわりが持てない、意欲の欠如といった症状になります。
統合失調症の陽性症状ですが、誰からもはっきり分かるような印象的なもので、妄想と言っても、ただ、あの人が私のことを悪く思っているように感じるという穏やかなものではなく、あの人が悪口を言った。
いつも言っている。
私を陥れようとしている。
あの人はAさんにも私を攻撃するよう言っている。
というようなかなり程度の激しいものです。
また、幻覚幻聴はどこからか声が聞こえてきて、その声と会話することもあります。
多くの場合、悪口などよくない場合が多いです。
陰性反応ですが、意欲の低下、人と話をしない、思考の低下、異常な疲れやすさ、不眠、不安症状などが特徴です。
周りから見ると、ただ怠けているだけと感じられるので、つらい場合が多いです。
統合失調症の陰性症状は、慢性で陽性に比べ根治が容易でない場合が多いです。

幻覚と幻聴

統合失調症の症状の代表的なものとして幻覚と幻聴がありますが、幻覚はそこには実在しないものが見えることです。
また、幻聴とはそこに実際に存在しないものの声が聞こえてくることです。
幻聴は非常にはっきりしたもので、そばで会話しているような鮮明な状態で聞こえてきます。
実際にそばに実在の人がいて統合失調症の方と会話していても幻聴が聞こえているなら、実在の人との会話は困難になります。
それほど幻聴は鮮明なのです。
ある場合、幻聴はテレパシーのように脳に情報として響いて聞こえてくることがあります。
何かお告げを受けたかのように聞こえてきます。
幻覚、幻聴の内容はよくない内容が多いです。
悪口、果てには死ぬように命令されることすらあります。
統合失調症の症状の最盛期になると幻覚、幻聴がひどくなり、また、その支配力が強いです。
つまり、その会話が患者に及ぼす影響力は大変強いのです。
統合失調症の重度の状態になり、時として正常ではない行動を取ることがあります。
こうした行動は「心神喪失状態」といわれていて法律的に責任を問われることはありません。

妄想

統合失調症の症状には妄想がありますが、妄想は現実でないことをそうであると思い込むことです。
この妄想は大変強いもので、誰かが悪口を言っているかもしれないというものではなく、悪口を言ったという強い確信を伴うものです。
現実から逸脱している場合が多いです。
しかし、統合失調症の患者にとって大変強い現実味を伴うものといえます。
周りの人は大抵そのような場合、統合失調症の方が妄想していることを否定するかもしれませんが、悪い結果になりやすいです。
そのような場合、否定するのではなく、そうかもしれないが、気のせいではないかというように反応する方が良いです。
あなたは、そう感じるのですねというように、統合失調症患者の考えに、同意はできないものの受け止めることが必要です。
妄想の種類には多種ありますが、自分が迫害されているという妄想、自分のことを誇大する妄想、自分があることに関係しているという妄想、自分の体に関しての妄想、罪を犯したとか、嫉妬に関係した妄想があります。

意欲の低下・引きこもりなど

統合失調症の症状として意欲の低下や引きこもりがあります。
この意欲の低下や引きこもりは陰性症状ですが、統合失調症では軽いものではなく、症状は深刻なものとなります。
自閉症状のなかに引きこもりがありますが、自分の殻に閉じこもり外部との接触に困難を覚える状態です。
意欲の低下がありますが、何もしたくない、何にも関心がないという状態です。
社会で正常に生活するのに困難を覚えるようになります。
学校に毎日登校し授業を受けること、職場に毎日出かけて同僚と共に仕事をするのは難しくなります。
統合失調症の症状として意欲の低下、引きこもりに関連して、自発性がなくなること、表情が乏しくなること、感情の変化がなくなること、といった感情の鈍麻があります。
また、思考の貧困がみられるようになります。
会話が少なくなること、すぐに返答しないなどがそうです。
さらに、身だしなみや整理整頓に気を使わなくなること、また、注意力の障害が生じます。
ぼーっとして、集中できなくなります。

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