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神経症性障害の症状や原因

公開日: : 精神・心の病


神経症性障害は心の病といわれる精神障害の一つで、一般にはノイローゼといえば解りやすいかもしれません。
この病気は、以前は『神経症』といわれてましたが、現在では『神経症性障害』という病名がつかわれています。
神経症性障害は、一般的な正常な人が十分に理解できる悩みに因を発して、異常なほどの過敏な反応を心身にわたって訴えるものです。
一般的な正常な人と見られている方でも、潔癖症だったり、神経質だったりの程度は皆違いますから、誰でもこの病気の多少の傾向は持っていると言っても過言ではないかもしれません。
こちらでは、原因や症状・治療法などをご紹介しております。これらの情報で神経症性障害の症状が多少でも改善できれば幸いです。

神経症性障害とは

神経症性障害とは心因性の心身の機能障害です。
神経症の新しい呼び方です。
うつ病と違うのはうつ病は、脳の神経系の障害であるのに対し、神経症性障害は一種のマイナスの考えのくせから来るものです。
一種の器質的な病気であるといえます。
うつ病は必ず薬が必要ですが、この病気には必ずしも、薬は必要ないという点があります。
神経症性障害はストレスの多い環境や欲求不満が蓄積し発症します。
一つのことが原因でそのことに対する反応が習慣化しそれ以降、恐怖的な反応になってしまうというものです。
不安、恐怖、強迫観念、抑うつが主な症状です。
一般的に訴えが大げさなことが多いです。
身体症状としては、息切れ、動悸、自律神経の変調があります。
また、社会行動面で、孤立すること、多重人格、攻撃的行動、浪費などに出ることがあります。
神経症性障害では、人格が変わるわけでもなく、病識もあるので、一般的にカウンセリングによる治療がされます。
原因となっている強迫観念を突き止め、他の人の助けが必要です。

強迫性障害とは

強迫性障害とは特定の事柄に固執し、そうだからそうしないと、という意識が本人に強迫するほどになる状態です。
例えば、ある場合、手を洗うことを何度も繰り返すようになります。
汚れているから洗わなければならないという、強迫観念が生じるのです。
外出して家に帰ってきたら、上着を玄関で脱ぎ、ナイロン袋に入れ、他のものと区別して洗わなければ気がすまないということが生じたり、泥や菌に対して異常なほどの潔癖感が生じます。
ドアの取っ手を触れない、少しでも、地面に触れたものは汚い、他の人の使ったものは使えないといった症状が出ます。
また、整理整頓が異常なほど気になり、誰も自分の部屋に入らせなかったりします。
部屋が乱れるのが怖いからです。
置いているものが移動するということに対する強迫観念が生じます。
強迫性障害は人格の問題ではなく、脳の神経系の伝達物質であるセラトニンがうまく働いていないからであると考えられています。
投薬でかなり回復する場合が多いです。

心気障害とは

心気障害とは自分の健康状態や身体的状態に関して確かな証拠がないにもかかわらず訴えることです。
ある診断に満足せず様々な検査を要求し、病院施設を点々とする傾向があります。
また、自分の身体症状に関して過敏に反応し強迫的な症状を表します。
頭痛や肩こりなどもあれば、抑うつ状態、無気力なども症状としてあります。
医者から正確な診療結果が出ているにもかかわらず、それを受け入れず、自分の感覚を訴え続けますが、自分は重篤な病気にかかっているとの観念を述べ続けます。
6ヶ月間続く場合、心気障害と判断されます。
実際の生活では困難はさほどないものの、他の人を巻き込み自分の症状に関して決定を変えさせることや、自分の症状を理由に、ある決定をしなかったり変えたりします。
しかし、多くの場合そうすることのメリットについては考えていません。
心気障害の治療法は、抗うつ病薬、抗不安薬が処方されます。
同時にカウンセリングが勧められています。穏やかに回復していきます。

不安障害とは

不安障害とは生活の不安なことについて心配することですが、心配や不安が過剰なものとなり、何をしていても落ちつかない、緊張している状態です。
そのため症状として震え、冷や汗が出る、心臓がドキドキする、排尿が頻繁になる、頭痛、寝つきが悪い、胃腸の不具合、リラックスができない等が起こります。
不安なことは仕事、お金、生活のこと、将来のことなど様々ですが、不安が異常なほどのものとなります。
いてもたってもいられない、落ち着けない状態になります。
日常生活でストレスがたまり、多くのことを考えなければならない時におきるようです。
うまくストレスを吐き出すことができていない場合が多いです。
うつ病との線引きが難しいところで、不安障害の中にも強迫性不安障害、パニック障害など、幾つかの種類に分けられます。
不安障害の原因としては、脳内の神経物質や自立神経の異常が考えられます。
不安障害には抗うつ病薬と共にカウンセリングによる治療が一般的です。

恐怖症性不安障害とは

神経症性障害とは心因性の心身の機能障害です。
恐怖症性不安障害とは特定の外的状態に異常な恐怖を感じそれが維持されることです。
広場恐怖症もそうですし、社会恐怖症などがあります。
多くの場合その恐怖に耐えながら、生活している場合が多いですが、ひどい場合、抗うつ薬や、場合によっては暴露療法が効果的だということもあります。
広場恐怖症は、特定の場所にいくと、「そこから逃げ出せないならどうしょう」というような異常な恐れに満たされ、パニック発作が生じたりします。
パニック発作はそのときに生じる場合もあれば、後で起きる場合もあります。
起きない場合もあります。
一般に人がいっぱいでにぎやかな場所で起きます。
また、スーパーのレジに大勢が並んでいる場合、銀行の窓口で生じることもあります。
社会恐怖症は人前で何かをすることに対して、異常な緊張、恐怖を感じることです。
大勢の前で何かを読むこと、サインすること、電話に出ることなどが恐怖になります。
生活に支障が出るなら治療をする必要があります。

離人症性障害とは

離人症性障害とは自分の体や精神から遊離している感覚が、長期にわたり持続することです。
多くの場合再発を繰り返します。
離人症性障害は自分について離れたところから見ている自分がいるような感覚で、自分について醜い、消極的な感覚を抱く場合が多いです。
発症原因は多くの場合、重大な事故、病気、けがなどの後から生じます。
離人症性障害の程度は様々で軽い場合もあり、自分でそれに適応できる人もいれば、何もできなくなり、その自分の精神状態に絶えず苦しみ、苦悶を抱き、思い悩み自殺する場合もあります。
治療方法ですが、まだ研究が進んでおらず、原因がはっきりしていませんので、その離人症性障害が何から生じたのかを突き止めることから始めます。
症状が軽い場合、治療をしないでも直る場合もあります。
社会的に生活に支障をきたす場合に治療を行います。
ストレスなどの原因が分かった場合、それを取り除くことで回復します。
心理療法、また、薬物療法を共に用います。

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