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肩こりの治療法や改善法をまとめてみました

公開日: : 最終更新日:2016/05/23 筋肉の病気 , ,

肩こりの治療法や改善法

理学療法

肩こりで病院にかかるとしたら、整形外科になります。

整形外科で行われる肩こりの治療法には、薬物療法と理学療法がありますが、理学療法とは、主にリハビリテーションで行なわれる、物理療法や運動療法などの治療法の総称です。

理学療法は、整形外科の専門医のもとで、理学療法士によって行なわれます。

物理療法には、首や腰を固定し器械で引っ張って、神経の圧迫や筋肉の緊張をとることにより患部の血行を良くし、肩こりや痛みを軽減させる牽引療法、熱カロリーの刺激で体力の向上や抵抗力の調整に役立てようとする温熱療法、患部に適した電流を流す電気療法などがあります。

運動療法には、障害の部位など筋力が落ちているような問題のある部位を自力で動かして治療する自動運動、おもりや機械を使って抵抗をかけ、運動量をより大きくして自力で運動する自動抵抗運動、マッサージ、テーピングなどがあります。

理学療法は、このように慢性的疾患をもつ体の機能を回復させる治療です。

薬物療法

整形外科では、肩こりの治療として塗ったり貼ったりして用いる鎮痛薬や飲み薬を処方したり、痛みを軽減させるために注射を用いることもあります。

こうした薬を用いて行う治療を薬物療法と呼びます。

痛みがひどいときに、痛みをすばやく抑える療法として、神経ブロック注射、ステロイド注射、ホルモン注射などが使われます。

しかし、これらはまれにショック反応を起こすこともあるため、よほど痛みが強い場合以外はあまり使われません。

飲み薬には、筋肉を弛緩させて血流を回復させることによって肩こりの痛みが軽減させる筋弛緩剤、関節などの炎症を抑え痛みを和らげる作用のある消炎鎮痛剤、筋肉の疲労を回復させ神経機能を調節するビタミンB群や、毛細血管を広げて血流をよくする働きがあるビタミンEのビタミン剤があります。

また、筋肉の緊張を和らげる目的で抗不安剤が処方されることもあります。

しかし、飲み薬にも副作用があり、筋弛緩剤は脱力感や眠気、消炎鎮痛剤は胃の不調が表れることがあります。

副作用という点でみれば、肩こりの治療には、塗り薬や湿布のほうが安全に使うことができるといえるでしょう。

有酸素運動

近年の肩こりの原因で一番多いのは、筋肉疲労です。

デスクワーク等で長時間同じ姿勢をとることは、全身を使わず、同じ筋肉を使い続けるので筋肉が疲労を起こし、肩こりの原因となります。

同じ筋肉ばかり使うことによる筋肉疲労や運動不足、姿勢の悪さは筋肉の血行不良を招き、肩こりの原因となっているので、運動によって全身の血流を良くすることは、肩こりの改善に効果的です。

中でも有酸素運動は、激しい運動ではなく、最大心拍数110~120くらいを保って行う軽度の運動です。

心拍数を上げることによって、血液循環が良くなり、全身にくまなく酸素や栄養分が行き渡らせ、血行不良による肩の筋肉緊張を改善させていきます。

有酸素運動の具体例をあげると、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などですが、なかでも水泳のクロールや背泳ぎは肩を回すので、肩の周りの筋肉をほぐす効果があります。

このように、全身の血液循環を促進する有酸素運動は、肩こりに大変効果的です。

無理をせず、長く続けることが大切です。

マッサージ

マッサージは、手で力を加えることにより血管を周期的に圧迫して、強ばった筋肉をもみほぐすことです。

筋肉や神経、血管の収縮を解消して、血行を良くすることが肩こりの緩和につながります。

ただし、正しい方法でマッサージを行わないと、逆に筋肉を傷めてしまうことがあります。

肩こりがひどいからといってマッサージをやり過ぎてしまい、後日、マッサージを受ける前より痛みや肩こりがひどい状態になってしまうことがあります。

これをマッサージの「揉み返し」といいます。

もみ返しは、こっている部分だけを強い力でマッサージしたときに、一時的に筋組織が炎症を起こしてあらわれます。

自分でマッサージを行うときは、こっている部分だけではなく、なるべく広い範囲をマッサージする、強すぎない力でマッサージするということを心がけましょう。

また、体の末端の方から心臓に向かって行うことがマッサージの基本なので、腕→背中→肩の順でマッサージしましょう。

基本的に手のひら全体を使ってもみほぐし、こりや痛みがひどくないときは、押したり叩いたりしても良いでしょう。

くれぐれも力をこめた無理なマッサージをしないように注意しましょう。

鍼灸

肩こりの治療として行われる鍼灸とは、はり(鍼)ときゅう(灸)を用いた刺激を与えることで、各種疾病を治療する東洋発症の医療技術です。

針治療は、金属製の鍼で経穴(エネルギーと体液が交わるところ、いわゆるツボ)を刺激することによって自律神経を調整し自然治癒力を促進させ、灸治療は、経穴にもぐさを置いて燃やすことによって温熱作用で体全体を温め自然治癒力を高めていきます。

東洋医学では、経絡(エネルギーと体液の通り道)が滞ってしまうと病に至ると考えられているため、経穴に鍼灸を施して病を改善しようとするのです。

鍼灸は、肩こりや腰痛、神経痛、関節炎など関節や筋肉、神経の痛みの緩和に効くと広く認知されていますが、WHO(世界保健機関)では、消化器系疾患、感覚器系疾患など様々な疾患について鍼灸治療の有効性を認めています。

もちろんこの中に肩こり、ムチウチ症(頚椎捻挫)、五十肩も含まれています。

また、鍼灸師は、厚生労働省認可の国家資格です。

国家資格保有者に施術を受けた場合には、医師の同意書があれば神経痛、五十肩などで健康保険の適用が受けられます。

整体

肩こりの治療として行われる整体とは、日本の柔術に、中国の手技療法、欧米のカイロプラクティックなどを取り入れた手技療法です。

体全体の骨格を形作る関節の歪み・ずれの矯正と、骨格筋のバランスの調整を、手足を使って行い、体幹から脈絡の流れを良くすることを目的としていますつまり、整体は、骨格の矯正、筋肉の調整、血流の改善を行います。

整体療法は、体の根本から治療を行うため、肩こりなど痛みのある部分だけでなく、広い範囲の症状に効果的だといわれています。

骨と筋肉のバランスが整えることで、関節や筋肉のこりや痛みなどの軽減も期待できるので肩こりの改善にも有効です。

しかし、整体にはカイロプラクティックのような理論的・科学的、医学的な裏付けがなく、明確に系統だった学問が存在しないため、さまざまな技術が混在し各流派がみられます。

国家資格のない、民間医療の位置づけのため整体院を見極めるのは大変難しいです。

評判を調べるなどして、治療を任せられる治療院を探すことが大切です。

理学療法

肩こりで病院にかかるとしたら、整形外科になります。

整形外科で行われる肩こりの治療法には、薬物療法と理学療法がありますが、理学療法とは、主にリハビリテーションで行なわれる、物理療法や運動療法などの治療法の総称です。

理学療法は、整形外科の専門医のもとで、理学療法士によって行なわれます。

物理療法には、首や腰を固定し器械で引っ張って、神経の圧迫や筋肉の緊張をとることにより患部の血行を良くし、肩こりや痛みを軽減させる牽引療法、熱カロリーの刺激で体力の向上や抵抗力の調整に役立てようとする温熱療法、患部に適した電流を流す電気療法などがあります。

運動療法には、障害の部位など筋力が落ちているような問題のある部位を自力で動かして治療する自動運動、おもりや機械を使って抵抗をかけ、運動量をより大きくして自力で運動する自動抵抗運動、マッサージ、テーピングなどがあります。

理学療法は、このように慢性的疾患をもつ体の機能を回復させる治療です。

カイロプラクティック

通常医療の代わりに用いられる医療という意味で、代替医療をいうものがありますが、肩こりの治療の代替医療としてカイロプラクティックがあります。

カイロプラクティックとは、世界的に最も用いられている治療法のひとつで、科学的事実に基づいた治療法です。

カイロプラクティックは、薬物や手術といった方法は一切使わずに、不調の原因となる脊柱の部分を手で治療していきます。

カイロプラクティックは、疾病の原因を背骨などの構造的、機能的な歪みにあるとします。

背骨にアプローチし、筋肉や神経を圧迫している身体の歪みを取り除き、肩や首の筋肉や神経の働きを正常に戻すカイロプラクティック治療は、良い姿勢を作り出すことで肩こりを改善していく治療法だといえます。

しかし日本では、カイロプラクティック治療が法制化されていないので、カイロプラクティックという看板を掲げている治療院には、良いものと悪いものがあるのが現実のようです。

肩こりの治療でカイロプラクティック治療院にかかる場合は、評判をよく調べて良い治療院を探す必要があります。

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