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MRI検査の費用・流れ・解る事など詳細説明

公開日: : 検査・健康診断・人間ドッグ


永久磁石や超伝導磁石などによって作られた強力な磁場に入り、電波と磁力に体内のイオンが共鳴する仕組みを利用して、身体の断面画像を得ることのできる検査です。
撮影の時は、大きなトンネル状のMRI装置の中に、寝台ごと入って検査をします。
オープンMRIと呼ばれる装置もあります。
装置の中では、「コンコン」という大きな音がしますので、ヘッドホンや耳栓を使用して検査をします。

費用は

MRI検査の種類や造影検査場合、薬剤の量や種類によっても料金は変動します。
診療総額としては26000円~50000円程度ですので、保険適応されて患者負担が3割の場合ですと、7000~20,000円程度になります。
人間ドッグなどでMRIを受診する場合はすべて自己負担になります。

所要時間は

検査部位によって異なりますが、20~40分程度で終了します。
検査中はただベッドに横になっているだけで、音がする以外は痛みやなどはありません。

検査の流れ

検査の日は、医師と相談して決めます。
MRI装置はある程度大きな規模の病院にしかないため、かかりつけ医に紹介状をもらってから撮影のためのクリニックに行く場合もあります。
検査室に入る前に鍵やアクセサリー、万年筆などの金属のものは預けます。
クレジットカードなどの磁気カードや携帯・スマホも、検査室は持ち込めません。
検査の前にお化粧を落とし、コンタクトレンズも取り外します。
下着に金属が使われている場合には脱いでください。
検査中は動かないようにし、検査技師の指示に従ってください。
検査中はマイクで技師と会話ができます。装置に入っている間に気分が悪くなった場合は、技師に伝えてください。
検査終了後は、着替えて終わりです。
診察室で医師に画像の説明をしてもらいます。

食事

腹部、乳房、骨盤部の検査を受ける人は、検査3時間前から食事は控えてください。
ただし、お茶や水などの水分は取っても構いません。

わかること

特に脳のMRIでは、急性期の脳梗塞を調べることができます。
頸椎や脊椎、骨盤の中にある内臓の異常も調べることができます。
初期のがんやリウマチの診断・検査にも用いられます。
初期の病気の診断に有効な画像を得ることができます。

調べる場所・得意な場所

頭部(脳)、乳房、前立腺、脊椎・腰椎などの骨のほか軟骨や靭帯を撮影することができます。
造影剤を用いることで血管を撮影することも可能です。
特にマンモグラフィーでも見つけられるにくい初期の乳がんを発見することから、乳がんの早期発見への有用性が期待されています。
心臓のMRIでは、心臓の動きを動画として撮影することができます。
非常に正確な心機能測定法として活用されています。

被爆量

MRIは放射線を用いないので被爆はありません

リスク(被爆以外)

人体にとって、強い磁場がどのような影響を及ぼすのかわかってない部分があります。
妊娠中の人や妊娠の可能性のある人はリスクを避けるために検査を受けないほうがよいと考えられています。

注意事項

撮影時間がCTやレントゲンに比べて長くなります。
撮影時間が長いため、検査中に痛みなどで動いてしまうと画像がぶれてしまいます。撮影中は動かないようにしてください。
一定の姿勢が保てない人は場合により検査を中止することがあります。
骨盤部(子宮・卵巣・膀胱・前立腺)の検査をうける人には、検査予定時間の30分前からは排尿しないでください。
検査室内には補聴器や携帯電話、腕時計を持ち込めません。持ち込むと故障したり、データが消えたりしますので、検査をうける前に預けてください。
入れ歯やエレキバンなどは、やけどや画像の乱れを引き起こすため取り外します。
また、湿布やニコチンパッチには電流が流れることがあるので外します。
アイメイク(アイライン・マスカラ・アイシャドウ)などに含まれている酸化鉄は、やけどを起こす場合がありますので、落としてから検査を受けます。
刺青やタトゥー、アートメイクがある人は、やけどを起こしたり、絵柄が変色したりする場合がありますので、検査を受けられない場合があります。

出来ない方

装置の中では大変強い磁場に体を置くことがあります。
このため、ペースメーカーや人工内耳などの金属でできた装置が体内に埋め込まれている人は検査をうけることができません。
脳動脈瘤手術を受けた人は、脳内にあるクリップやコイルなどの金属の種類によっては受けられないことがありますので、担当医に相談してください。
目などに外傷があって鉄粉や弾丸などが残っている場合、その材質を確認できない場合はMRIを受けることができません。
装置の中はせまいため、閉所恐怖症の人は担当医と相談してください。

造影剤

MRI検査には、造影剤を用いる検査と用いない検査があります。
造影剤を用いなくても血管の画像を撮影できますが、造影剤を用いるとより鮮明にわかる場合があります。
用いられる造影剤は、ガドリニウム化合物といい、全身の診断に使われます。
肝臓の造影には、超常磁性酸化鉄(SPIO)という造影剤が用いられます。
造影剤は撮影前に注射します。撮影後は約1日で尿として体外に排出されます。
アレルギーのある人や気管支ぜんそくのある人は、副作用が出る場合がありますので、造影剤を用いたMRI検査を行う前には医師に相談してください。

お化粧や制汗剤などは?

お化粧品の中には、酸化鉄などが使われている場合があります。
「ミネラル」と言われているものであり、要するに金属の微粉ですので、MRIの磁気と反応して熱を発生させ、やけどの原因となる場合があります。
検査の前には化粧落としでメイクを落としましょう。
カラーコンタクトをはじめとするコンタクトレンズも外すように言われることが多いですので、ケースやめがねなどを持って行ったほうがよいでしょう。
検査のあとはお化粧をして帰っても構いません。
制汗剤に含まれるAg(銀イオン)の含有量は多くはありませんが、銀の導電性は非常に高く、体に吹き付けられていると検査に影響を及ぼす場合があります。
また、肌が濡れている状態ですと、発熱の原因となりますので、可能な限り拭き取って検査されることをおすすめします。

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