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海水療法の効果・魅力・やり方・注意点・口コミとは

公開日: : 最終更新日:2015/07/06 健康法


にわかには信じがたい健康法が、生理学者ルネ・カントンが行った海水療法です。
海水療法とは海水を血管に注入する療法のことで、これにより病気に苦しむ多くの命が救われたのだそうです。

海水療法とは?

フランスの生理学者が提唱したのが、輸血する代わりに海水を注入するという驚きの海水療法です。
海水には生命力を向上させる力があると考えた生理学者ルネ・カントンが、1907年から自身のクリニックでこの療法を行い、多くの患者の命を救ったのだといわれています。

この海水療法は自身の愛犬などを使って2つの実験をすることで証明した療法で、この実験は世界中で大きな反響を呼んだのだといいます。
その後も犬、ウサギ、カエル、トカゲ、ハト、テンチ(魚)、そして人をを使って実験を行い、海水には優れた性質があることを確信したのだそうです。

このルネ・カントンの考えは世間では賞賛された反面、学会からは激しい反発にあったのだといいます。
しかし、ルネ・カントンは自身のクリニックで海水療法を用いて治療を行い、さまざまな病に苦しむ多くの患者の命を救ったのだそうです。

海水療法の効果や魅力

ルネ・カントンは海水を血液の濃度に薄めたものを血管に注入する海水療法で、当時流行っていたコレラやチフスなどの病気を治療していたといいます。

海水療法で治療した病気はそれだけでなく、そのほか肝硬変や肺結核、婦人病や精神障害、老化、貧血、などのさまざまな病気に効果があったとされています。
さらに乳幼児中毒症などの小児疾患や、母親への出生前治療によって遺伝疾患を防ぐこともできたのだそうです。

また、病気ではなく服毒自殺を図った患者の命も海水療法によって救ったといいます。

海水療法の魅力は、自らの治癒力を高めることで病気を直すという考え方です。
海水が病気を治すわけでなく、海水の持つ力によって体の機能を正常に導き、それによってさまざまな病気に効果があったわけです。

海水療法のやりかた・注意点

実験の段階では、まずはじめに体重5キログラムの愛犬に、90分で3.5リットルの海水を注入しました。
注入中は体温が下がるなど、生命活動が低下していきましたが、注入が終了してすぐに体温は上がりはじめ、生命活動は少しずつ回復したのだそうです。
実験後、5日ほど経つと体重は元に戻り元気に回復したといいます。

この実験で手ごたえを感じたルネ・カントンは、次に体重10キログラム犬で実験を試みます。

2回目は血液を抜き取ってから同量の海水を注入する実験です。
この実験で、白血球の増加や赤血球のスピーディーな再生、感染に対する抵抗力の大きさ、素早い生気の回復を確認しました。

次に、海水の中でも白血球が生き残ることを確認する実験を、哺乳類、両生類、爬虫類、魚類、鳥類を使って行い、自身の仮説を証明しました。

これらの実験を経て海水療法が確立し、自身のクリニックにて治療を行ったのです。
やりかたは海水を血液の濃度に薄めたものを静脈に注射するという方法です。

ただし、現代の医療では不純物を多く含む海水を体内に注入することに疑問が残りますし、現在この治療法を実践しているところはありません。

海水療法の口コミ・評判

海水療法で、実際にどんな状態の海水を使用していたのか定かではないため、正直なところ安全性に疑いがあるというのが現在の見解です。

現在当たり前のように行われている輸血は、実はリスクが高いということもあり、100年ほど前に行われていたとされるこの海水療法に注目が集まっているのかもしれません。

薄めた海水を治療に用いるという考えは、現在点滴として使用されている生理食塩水と同じではないか、という意見も少なくありません。
そうならば現代では、安全性に疑いのある海水療法をわざわざ使う必要はないでしょう。

ただし、海水療法のように生理食塩水でいろいろな病気が治ったという話はありません。
正直なところ、本当に海水療法にそんな劇的な効果があったのかは大きな疑問といえるでしょう。

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