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肝臓に良い事とは?肝臓を健康に保つ為に!

公開日: : 肝臓の病気

アルコールを摂りすぎない

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、どんなに負担がかかっても黙々と仕事を続けるのが特徴です。
肝臓は機能障害に陥っても重症化しない限りは症状があらわれないため、気づいた時には手遅れになることも。
暴飲暴食をしているなど、肝臓に負担をかけすぎていると、知らず知らずのうちに肝臓を壊してしまうことがあります。
そうならないようにするためにも、普段から気をつけたいことのひとつにアルコールの摂りすぎがあります。

アルコールと肝臓の関係

アルコールは肝臓で身体に無害なものに分解されて対外へと排出されます。
ただ、人間の肝臓でのアルコール分解の能力は個人差があるといわれています。
この個人の能力を超えた量のアルコールが体内へ入り込むと、分解されなかったアルコールは体内へ残ることになります。
こういった状態が続くと、アルコール性の肝障害を引き起こすリスクが増大してしまいます。
また、アルコールに含まれる脂肪酸から大量の中性脂肪がつくられると、内臓に脂肪が溜まり、脂肪肝が起きる可能性があります。
そういった意味でもアルコールの摂りすぎには十分注意したいものです。

肝臓に負担をかけないアルコールの摂り方

飲みすぎに注意

自分の適量をまず知りましょう。
アルコールに弱いのに、飲み会などの席だからといって無理するのは大変危険です。
早めにウーロン茶などに切り替えるようにしましょう。
ただ、強いからといって飲みすぎると、肝臓に多大なダメージを与えることになりますので要注意です。
なお、女性はとくにホルモンのバランスの影響で生理前は酔いやすくなるので、お酒は控えめにしてください。

時間をかける

飲むペースが速いとそれだけ肝臓にかかる負担も増加してしまいますし、楽しい席であれば量も増えます。
肝臓がアルコールを分解する速度は日本酒1合で3~4時間と比較的ゆっくりです。
そこに大量のアルコールがどっと入ってくると肝臓は処理しきれなくなるので、ゆっくり時間をかけてお酒を楽しむようにしましょう。

おつまみの有効活用

たまに、お酒を飲むときは何もいらないという人もいますが、お酒を飲むときのおつまみは肝臓にいいものです。
空腹状態でアルコールを体内に入れると吸収が早くなり肝臓に負担をかけてしまうので、何か食べてからか、何かを食べながら飲むのがいいでしょう。
また、アルコールが肝臓で分解されるときにタンパク質やビタミン、ミネラルなどが消費されるため、こういった成分の入った大豆製品やナッツ類などのおつまみは肝臓にとって非常に良い食べ物といえます。

休肝日を設ける

健康な肝臓であれば、週に2日休肝日をつくることによって機能が改善するといわれています。
機能低下が心配な人や脂肪肝の疑いがある人などは、積極的に休肝日をつくるようにしましょう。

タウリンが豊富なものを食べる

CMなどで宣伝されている滋養強壮のドリンクに含まれているタウリン。
このタウリンを体内に取り入れることでどのような効果があるのか、またどのようなものに多く含まれているのかなどについて解説していきます。

タウリンの効果

タウリンには機能が低下してきた肝臓の働きを助けて、体内の毒素を排出させる作用があります。
肝機能には、身体の毒素を排泄させる働きがありますが、これが何らかの原因で衰えると体内の毒素を排出できず、体内に溜め込んでしまうことになります。
そういったことによって体が疲れやすくなったり、疲れがなかなか抜けなくなったりしてしまうのです。
そのほかにも血圧やコレステロール、血糖が高い人が摂った場合、これらの数値を下げる働きがタウリンにはあります。
タウリンには血液をサラサラにする効果もあり、結果的に新陳代謝がアップし、ダイエット効果が得られるなどします。

タウリンが多い食品

タウリンはサプリメントやドリンクなどで摂取することができますが、できればそういったものに頼らずに、日常の食生活の中で取り入れたいという人のために、タウリンが多く含まれている食品を紹介します。
タウリンはおもに魚介類に多く含まれています。
具体的には真たこ、やりいか、ホタテ、牡蠣(かき)、サザエ、カツオ、ブリなどが挙げられます。
普段の食生活に取り入れるなら、いつでも店頭に出ている真たこややりいかなどがおすすめです。
熱に強いため、炒めても、煮ても、揚げても、生でもタウリンの量は変わりません。

タウリンの効果的な摂取方法

1日1回、とくに夕飯が効果的です。
タウリンを意識した魚介類の料理を取り入れてみてください。
タウリンを多く含む食品で述べた魚介類以外でも、アサリやシジミなどにも少量ではありますがタウリンは含まれているので、そういったもので味噌汁をつくるのも悪くありません。
また、過剰に摂取しても尿と一緒に排泄されてしまうため、とくに問題はありません。
安心して、積極的にたっぷり摂取するようにしましょう。
また、サプリメントや滋養強壮ドリンクなどには頼らないほうがいいと述べましたが、食事だけではなんとなく物足りないという人はこうしたもので不足をカバーすると良いでしょう。

薬を常用しない

病気になった場合など、体の調子が悪い場合に使用する薬。
薬を飲むことでツライ症状が改善されるため、ちょっと調子が悪くなるとついつい頼りたくなってしまいます。
しかし、この薬が人間の肝臓に影響を与えていることは意外と知られていません。
今回は薬の常用と肝臓の関係について取り上げていきますので、興味がある人はチェックしてみてください。

薬は毒

調子が悪いとき、どこかが痛いとき、薬を服用することによって症状が改善されます。
しかし、薬は体の調子の悪い部分に働くだけでなく、健康な部分にも作用します。
このとき調子の悪い部分を改善させるために働いていた有効成分は身体の毒素として作用し、副作用の症状が引き起こされます。
この薬の毒素を解毒し、副作用を軽減させるのが肝臓の役割なのです。

薬の常用と肝臓

薬を常用することによって、薬の中の成分が身体に蓄積し、肝臓に負担をかけたり、肝臓の働きを鈍らせたりしてしまいます。
そのため、肝機能が低下することで身体の疲労が取れなくなってしまったり、薬の副作用がまともに引き起こされたりします。
また、薬を常用していることにより、薬剤性肝障害を起こす恐れもあるのです。
どうしても調子が悪く、日常生活に支障が出るような場合は、薬の使用を我慢する必要はありませんが、少し調子が悪い程度で過度に薬の力に頼ることはやめましょう。
薬の力ではなく食生活を見直したり、適度な運動を習慣化したり、質が良く十分な時間の睡眠を確保したりして、病気になりにくい身体をつくることが大切です。

薬と上手に付き合うには

症状が重いときは無理をしない

症状が重いにもかかわらず、薬は身体に害があるといって飲まない人もいますが、その症状を我慢することによって違う症状を引き起こすこともあります。
どうしてもツライときには薬を飲みましょう。

薬だけではなく、ほかの方法も試す

症状が比較的軽いときには薬だけに頼るのではなく、改善するまで安静にするなど、ほかの方法も試してみるといいでしょう。

医師から指示された以外の薬は常用は避ける

医師から病気の治療などを目的に、特別に常用を指示されている薬以外には手を出さないようにしましょう。
下手に指示されてもいない薬を常用すると、体が薬に慣れてしまって効果が薄く感じられるようになり、自己判断で増量してしまった結果、肝臓に多大な悪影響を及ぼしてしまうことになりかねません。

医師から指示されている場合は血液検査を

病気の治療のため薬の服用が長引くことがありますが、医師から指示を受けた場合には、定期的に血液検査を受けて薬による肝障害などがないかチェックしてもらいましょう。

ツボマッサージをしよう

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、よほど症状が深刻にならない限り自覚症状が出にくい臓器です。
また、肝腎要というぐらい、人間の身体にはなくてはならない臓器です。
そのため、自覚症状があらわれなくても常に肝臓をいたわる生活をすることが大切なのですが、それがなかなかできないという人のため、ツボで肝機能を改善させる方法をご紹介します。

老宮(ろうきゅう)

気持ちをリラックスさせることによって肝機能を改善させるツボです。
手を握り締めたときにちょうど中指が当たる部分にある、手のひらの真ん中にあります。
余裕があれば反対の手の指などを使って刺激する方法もありますが、余裕がなければ手をぎゅっと握り締めるだけで効果があります。
手をぎゅっと握りゆっくり開くことを繰り返すだけで効果があります。

陽池(ようち)

血流を改善させ、身体にエネルギーをめぐらせてくれるツボです。
手の甲側の手首の横しわの中央、やや小指寄りのくぼみにあるツボです。
反対側の中指でゆっくり回すように3分くらいマッサージします。

太衝(たいしょう)

血の巡りをよくしたり、血を補ってくれたりと、血に関係するツボです。
左右の足の甲側の親指と人差し指の間の骨にある部分です。
親湯部でもむように両方のツボをマッサージしましょう。
肝機能が低下すると痛みを伴うため、定期的にマッサージするようにすると自分で肝機能のチェックができます。

曲泉(きょくせん)

体のさまざまな不調を整えてくれるツボです。
血行を良くし、むくみ改善、慢性肝炎の症状緩和などに効果があります。
ひざを深く曲げたときにできるしわの内側の端あたりにあるくぼみに曲泉は位置しています。
お灸効果が高いのでお灸をするのもいいですが、肝機能が弱まっていると痛みを感じる部分でもあるため、直接指でマッサージするのもおすすめです。
3秒くらいゆっくり押し込んだら離す動作を繰り返します。
ツボなら時間や場所を選ばず、電車での移動中や仕事中などでも他人に気付かれずに行うことができますし、別の健康法と組み合わせることで相乗効果も見込めます。

運動をする

昔は肝臓が悪いときは安静にしていなさいといわれたものでした。
たしかに重症の場合は安静が必要ですが、今では軽症のときは逆に身体を動かしなさいといわれます。
運動がなぜ肝臓に良いのでしょうか。
今回はこのあたりのことについて解説していきます。

肝臓と運動の関係

肝臓と運動は何も関係性がないように見えますが、実は密接なつながりがあります。
肝臓には、糖やアミノ酸の代謝を行ったり、血液中のアンモニアを無毒化させたりという働きがありますが、肝臓の機能が衰えてこの機能が果たせなくなると、体の筋肉がこれらの機能を代行してくれるのです。
そのため、筋肉が少ない人より多い人のほうが肝機能障害で起こる症状を少なくできるというわけです。
また、すでに脂肪肝などになっている場合でも、蓄積した脂肪などを取り除き、合併症を防ぐためにも運動は大切です。

どのような運動がいいのか

では肝臓に良い運動とはいったいどのような運動なのでしょうか。
この点に関し、筋肉をつけながら肝臓に溜め込まれる脂肪を燃焼させるという観点からおすすめなのは、ズバリ有酸素運動です。
瞬間的に息をとめて行う筋トレや、短距離走などの無酸素運動では疲労物質である乳酸が発生して肝臓に負担をかけてしまうことになるので、肝臓が心配な人はなるべく行わないようにしてください。
ウォーキングやジョギング、水泳、自転車など、呼吸をしながら長く続けられる有酸素運動を行うことによって、体内の脂肪が燃焼され、筋肉も徐々についていきます。

効果的な運動の仕方

有酸素運動がいいからと身体を酷使してまで実践してしまうことは、長続きしない上に、かえって身体に負担がかかってしまいます。
有酸素運動は10分以上行なうと効果があらわれ始めるといいます。
健康増進や肝機能増進、ダイエットなど目的があって有酸素運動を行なう場合は1日30分程度、軽く汗が流れる程度行うといいです。
1回に30分が難しい場合には1回10分を3回に分けて行ってもいいです。
できれば毎日行うのが理想的ですが、忙しくて運動に時間をとっている暇がないという人でも、週に3回は行うようにしてください。

高タンパク、高脂肪な食べ物を控える

人間の身体や筋肉の原料となるタンパク質、そしてエネルギー源や身体のクッション、保温的な役割を果たす脂肪。
これら、タンパク質や脂肪は人間の身体になくてはならない三大栄養素の中に含まれています。
ただ、肝臓のことを考えると摂り方には注意しなければいけません。

消化器官や内臓に負担がかかる

食事をすることで消化器官が活発に働きます。
バランスの良い食事を腹八分目で食べているぶんには問題はないのですが、必要以上にタンパク質や脂質を摂取すると、体内で消化吸収されずに残ってしまった栄養分が脂肪として内臓などに付着してしまいます。
肥満の原因や脂肪肝などの原因になることがあるので摂りすぎには十分注意しましょう。
また、高タンパク、高脂質の食事というのはカロリーも高いことが多いです。
そのため、摂りすぎはダイエットをしたい人にも良くありません。

肝臓の働き

肝臓は糖質やタンパク質、脂質を分解する臓器です。
そのため、高タンパク高脂質の食事は直接肝臓の機能にダメージを与えてしまいます。
肝臓がダメージを受け続けることによって、排泄されるはずの毒素が体内に残り、疲労や倦怠感などを引き起こすほか、放置しておくと脂肪肝や肝炎、最終的には肝臓ガンを引き起こしてしまうことにもなりかねません。

高タンパク、高脂質の食事を避ける意味

消化器官や肝臓に負担がかかることで、肝臓の機能を低下させ、肝機能障害を引き起こす原因ともなってしまうため、高タンパク、高脂質な食事はできるだけ控えてください。
しかし、タンパク質は身体の組織をつくるうえでも、肝臓の代謝を維持、促進するためにも非常に重要な栄養素なので、極端に控えるわけにはいきません。
そこで、カロリーも高い動物性タンパク質を控え、植物性タンパク質を積極的に摂るように心がけましょう。
脂質でもタンパク質でも身体にいいからといって、食事のバランスを崩してまで摂取しようとすると、肝臓をはじめとするさまざまな臓器に負担をかけてしまうので、体の中で処理できる範囲の栄養素を補給するように心がけましょう。

食品添加物、農薬などの有害物質を避ける

食品添加物や農薬などが人体に有害であることは、周知の事実です。
にもかかわらず、日本人の食品添加物摂取量は、一人あたり年間4キログラムにのぼるといわれています。
食品添加物は商品の見た目や風味は良くしますが、毒性があることが問題視されており、遺伝子が傷つけられたり突然変異を起こしてしまったりする恐れがあるほか、発がん性があることもわかっているのです。
なお、上記のように危険な食品添加物や農薬などの有害物資を避けることは、肝臓を守ることにもつながります。

農薬や食品添加物と肝臓

農薬や食品添加物は、食品にとっては大切な物質かもしれませんが、人間の身体にとってはとくに必要がないばかりか有害な物質です。
人間の体から有害な物質を排出する働きのある肝臓や腎臓は、食品添加物や農薬が体内に入るたびにこれを排除しようとしてフル活動することになります。
肝臓に負担がかかることによって肝臓の機能が衰えてしまうので、できることなら無農薬や有機栽培でつくられている、食品添加物を加えずに製造された食品を摂取するようにしましょう。

農薬や食品添加物を避けるにはどうしたらいいのか

食品を買う際には次のようなことに注意しましょう。

添加物が表示されているか

身体に有害な食品添加物に関しては、表示が義務付けられています。
一方、健康増進目的などで添加されているものについては表示が免除されています。
そのため、食品を購入するときにはラベルをしっかり確認してください。
添加物表示が多い食品ほど、身体に有害な添加物が多く用いられていると判断することが可能です。

野菜の場合は農薬に注意

野菜には食品添加物は含まれていませんが、農薬が心配です。
食品添加物と同様に、表示をしっかりとチェックして野菜を選ぶのがベストです。
具体的には、国が有機野菜と認めた野菜には「有機JASマーク」という印がありますので、それが付いているか確認してください。
減農薬野菜も表示が定められていますので、忘れずに目を通すようにしましょう。

旬のものを買う

食べ物には旬の時期があり、その時期に生産されたものは生育は早いので農薬などを減らすことができます。

加工食品

加工食品にはほとんどといっていいほど添加物が入っています。
表示を見てなるべく添加物の種類が少ないものを選びましょう。
また、その製品がつくられる際に、通常であればとくに使用しなくても良さそうな添加物が使用されている場合は、品質が悪いものをカバーするための素材が混入している場合があるので避けるようにしましょう。

不自然に色艶がいいものは避ける

食品を美味しく見せて購買意欲をそそるために着色料が使用されている場合があります。
また、不自然な形の野菜には農薬がたくさん使用されている可能性があり、これが原因となって変形している疑いがあるため、購入するのは避けておくのが無難といえるかもしれません。

睡眠は時間と質が重要

人間が生命活動を維持するのになくてはならない機能として睡眠があります。
眠ることによって交感神経が沈静化し、副交感神経が活性化することによって、活動して受けたダメージを修復させ、次の日また頑張ろうという気持ちになることができるのです。
この睡眠は人間の健康や美容にいいといわれていますが肝臓の機能にも影響を与えます。
今回は睡眠と肝臓の関係について解説していきますので、参考情報としてお役立ていただけると幸いです。

肝臓が疲れていると眠くなる

肝臓は人間の体内で疲労物質などの毒性のある物質を排出させる働きがあります。
この肝臓が衰えると、毒性の物質をうまく排出できなくなり、体内に溜め込んでしまいます。
そのため体がとても疲れたような状態になり、寝ても寝てもまだ眠いというような状態になることがあります。

睡眠不足は肝臓によくない

睡眠不足の状態が続くと、身体は常に緊張にさらされるほか、休まることがないので常にエネルギーを使います。
そのため肝臓も休む暇なく働き続けることになります。
肝臓も働き続ければ疲れてきます。
肝臓の疲労を回復させ、機能を高めるためにも睡眠をしっかりとって、身体も肝臓もゆっくり休めることが大切です。

どのくらいの睡眠をとればいいのか

では、肝臓をしっかり休ませるためには、具体的にどのくらいの睡眠時間が必要なのでしょうか。
この点に関し、肝臓に良い睡眠時間は6~9時間といわれています。
6時間以下だと、起きている時間が長くなるぶんエネルギーが余計に必要になり、肝臓も仕事を余計にしなければいけなくなりますし、食欲に負けて食事を摂ってしまうと、寝ているあいだに食べたものが脂肪となって肝臓などに付着し、脂肪肝の原因にもなりかねません。
ではたくさん眠れば良いのかと思うかもしれませんが、そうではありません。
9時間以上寝る人の多くが睡眠時無呼吸症候群といわれています。
睡眠時無呼吸症候群だと、肝臓での脂肪分解が不十分になり、その結果脂肪肝を引き起こすと考えられています。
脂肪肝が進行すると肝硬変や肝臓ガンなどになるリスクが増大してしまいます。
肝臓は沈黙の臓器ゆえに睡眠を適切にとって、健やかな状態を保ちたいものです。

睡眠の質を向上しましょう

睡眠の質を向上するとはどういうことでしょうか。
布団やベットの質や枕の高さや固さなど環境の問題も有りますが、それ以前の問題として、提案したいのは、
まず、寝る時間帯です。
人間の健康維持に重要な働きをしている、成長ホルモンの分泌は、夜の22:00~02:00が最も盛んに行われるといわれます。
22:00から就寝は難しいとしても出来れば、24:00くらいには、就寝するような生活パターンにもっていきたいものです。
そして、もう一つがアルコールを摂っての就寝です。
晩酌でお酒を飲んでそのまま眠りに就いたり、寝酒を飲んで床に入る習慣のある方は要注意です。
アルコールを摂っての眠りは、中枢神経のバランスの乱れを起こし、睡眠の質を左右するレム睡眠とノンレム睡眠のバランスを崩します。
その為、前日の疲れを解消して翌朝スッキリという睡眠にはなりません。
また、神経のアルコール耐性により、酒量を増やさないと眠れないようになります。
より良い眠りを求めるには是非、質を考えた睡眠を心掛けて下さい。

大豆製品(植物性タンパク質)を食べる

仕事で健康診断を受けている人は、健康診断の血液検査に肝臓機能の状態を数値化した項目があるのをご存知でしょうか。
その数値に一喜一憂する人も多いのでしょうが、肝臓の数値が悪い状態が続けば、脂肪肝や肝炎、肝硬変、そして肝臓ガンへと進んでいくこともあります。
そのため、早いうちに食事療法などで治すようにといわれますが、何をどのように摂ったらいいのかわからない人も多いです。
肝臓の機能を高めるためには大豆製品(植物性タンパク質)を積極的に摂ることが推奨されています。

肝臓の代謝にはタンパク質が必要

肝臓の働きを正常に保つためにはタンパク質が必要不可欠です。
しかしながら、動物性タンパク質ではカロリーが高い食品が非常に多く、摂取することでカロリーオーバーしてしまうことにもなりかねません。
そこで注目を浴びているのが植物性のタンパク質です。
大豆をはじめとしたさまざまな大豆製品には良質なタンパク質が豊富に含まれています。
比較的低カロリーであるほか、肝臓に脂肪が蓄積されるのを防ぐコリン、余分な肝臓の脂肪を分解するレシチンなどの有用成分も含まれているため、肝機能を改善させるだけでなく脂肪肝の防止にも役立ちます。

大豆製品(植物性タンパク質)を食べる意味

カロリーを摂りすぎず、その上良質なタンパク質を摂るためには植物性タンパクのうちでも大豆製品が一番いいとされています。
肝臓の機能を向上させるために働くタンパク質のほかに、脂肪の分解や燃焼を助けるコリンやレシチン、さらに過酸化脂質を抑え、肝機能を正常化させるサポニンなど、たくさんの肝臓に良い成分が含まれているからです。
枝豆や湯葉、豆腐、油揚げ、しょうゆや味噌、納豆などに主に含まれていますが、とくに発酵食品である納豆には、ほかの大豆製品にはない、アルコールの分解で多量に消費されるビタミンB12、肝機能を高めてくれるムチンといった成分も含まれているため、積極的に食べたい食品です。

過剰摂取は控える

近年、大豆製品に含まれているポリフェノールの一種であるイソフラボンが非常に注目されています。
女性ホルモンに似た構造をしているため、植物性エストロゲンとも呼ばれ、女性ホルモンを補う食材としても注目を浴びています。
ただ、イソフラボンは過剰摂取することにより乳がんのリスクが低減するとはいわれているものの、肝臓ガンのリスクは増大してしまうという報告もあります。
身体にも肝臓にもいいといわれる大豆製品ですが、過剰摂取には十分注意してください。

腹八分目の習慣をつけたいものです

「腹八分目に医者要らず」という言葉があります。
満腹になるまで食べず、お腹に少しゆとりを持たせた状態で食事を終わらせることが健康にいいという言葉です。
この腹八分目ですが、肝臓とも深い関わりがあります。

満腹状態は脂肪肝の原因になる

人間は食事から摂った栄養をエネルギーに変換させて活動を行っています。
その栄養を身体に吸収させるのは消化の働き。
食事を栄養に変えるために消化器官が動き出しますが、人間が活動に使用するエネルギーは満腹状態まで食事を摂ったときの約8割。
つまり、満腹状態まで食事を摂るとエネルギーに変換されなかった栄養分が脂肪として各臓器に蓄積されて、肝臓に溜まると脂肪肝につながりますし、消化器官をはじめとするさまざまな臓器に負担がかかります。

脂肪肝とはどんな状態?

暴飲暴食などが原因となり、肝臓にコレステロールや中性脂肪などが蓄積した状態をいいます。
脂肪やコレステロールなどといった言葉が出てくるため、肥満体の人に多い病気かと思われがちですが、意外と体がやせている人にも多い病気です。
また、見た目では気がつきにくいだけでなく、自覚症状もほとんどないのが厄介なところで、改善策をとることなく放置していると肝硬変に発展してしまったり、さらには肝ガンへと進行していったりすることもあるコワイ病気です。

自覚症状がないからこそ

前述したように、脂肪肝にはほとんど自覚症状はありません。
肥満などの場合はほかの病気の心配もあって検査したときに見つかることがあります。
しかし、やせている人はほかの病気の心配をする必要がないため、なかなか検査を受ける機会もなく放置されてしまいがちです。
本来であればやせ型の体型の人でも、1年に1回くらいは血液検査などを受けたほうがいいのですが、それが無理であればバランスの良い食事を腹八分目で抑える食事法に切り替えましょう。
腹八分目の食事をすることで肝臓にコレステロールや脂肪が溜め込まれるのを防ぐことができ、脂肪肝などの病気を予防することができます。

未精製の穀物を摂る

未精製の穀物のことを全粒穀物(ホールグレイン)と呼びます。
米や小麦、とうもろこし、きび、アワ、ヒエ、蕎麦などの加工度の低い、自然のままに近い状態の穀物のことをいいます。
こういった未精製の全粒穀物を摂ることによって、どのようなことが身体に起こるのでしょうか。

未精製の穀物を摂ることの意味

通常、私たちが口にする白米などは、白米に加工する段階で身体に必要なさまざまな物質を失っているといいます。
つまり、加工されて口に入るときには、未加工のときよりもかなり栄養価が下がった状態になってしまっているのです。
そうした穀物を加工する際に最初に落とされてしまうのが穀物の皮の部分。
この皮の部分に多くの食物繊維やビタミン、鉄やマグネシウムなどのミネラル分が多く含まれているのです。
白米など加工された穀物をやめ、未精製の穀物を積極的に摂ることによって食物繊維やビタミン、ミネラルなど多くの栄養素を体の中に取り入れることができます。

未精製穀物が肝臓に与える効果

未精製穀物の中には多くのポリフェノールや、食物繊維、ミネラルなどが豊富に含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用によって、衰えた肝機能を正常に戻す働きをし、食物繊維は腸内細菌のバランスを調整し、腸内の環境を整えることで肝臓に負担がかからないようにします。
また、多くのビタミンやミネラルなどの働きで血糖の急激な上昇などを防ぎ、肝機能の手助けをする役割を果たします。

未精製穀物の効果的な摂取方法

未精製穀物というと真っ先に思い浮かべるのは玄米ですが、最初から玄米ばかり食べなさいというのは慣れていない人には難しいです。
そこでご飯を食べる習慣の人は、最初は白米に少し玄米を混ぜてみるところからスタートして、徐々に玄米の量を増やしていく方法があります。
また、近年では健康食品として雑穀米などといった未精製の穀物をふんだんに取り入れたものが売られているので、そういったものを試してみるという方法もあります。
それから、パンなど小麦を使った商品は全粒分使用と書かれたものを食べるといいでしょう。
なお、そばにも挽きぐるみのタイプのものがありますが、店頭で見かけないという人はネット通販で購入してみてはいかがでしょうか。
肝臓にいいばかりではなく、美容や糖尿病、心臓病などにも効果のある未精製穀物を積極的に摂るようにしてみてください。

野菜や果物、海藻、キノコ類を積極的に摂る

腸内環境が悪化して便秘などを起こすと、腸内で働く善玉菌と悪玉菌のバランスが崩壊し、悪玉菌が増殖してしまう傾向があります。
悪玉菌が増殖し腸内環境が悪化すると、腸の中で消化しきれなかった栄養素が、アンモニアやアミンなどの腐敗物質となり蓄積されていきます。
健康な人であれば、そういった腐敗物質は腸管から吸収されて肝臓で分解されるのですが、肝臓の機能が衰えると分解が正常に行われなくなり、脳に障害をきたし、ひどい場合には昏睡状態に陥ることもあるといわれています。
肝臓を健康に保つには腸内環境を良くし、善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることが大切と考えられているのです。

低カロリー

野菜や海草、きのこ類は非常に低カロリーな食材としても知られています。
そのため、食事前にこういった食材を豊富にお腹に入れることによって、カロリーの摂りすぎを抑え、消化器官や肝臓に負担をかけることが少なくなります。
そのほか、ビタミンやミネラルを豊富に含んだ食材が多いため、食事のバランスを良くするのに役立つ食材といえます。

食物繊維

また、このような食材に共通して多く含まれている成分といえば、なんといっても食物繊維でしょう。
食物繊維には便通を良くし、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整える働きがあります。
こういった食材を積極的に摂取することで、腸内環境を改善させて便秘を解消させる効果が得られます。
こうした恩恵を受けることで、腸内からのアンモニアの吸収が抑制されて、肝臓がアンモニアなどの腐敗物質を分解する負担を軽減させることが可能になります。
また、食物繊維には食後の血糖の上昇を緩やかにする働きがあります。
そのため糖質の吸収が穏やかになり、肝臓に余分な糖質が取り込まれるのを防ぐことができます。
野菜や果物、海藻、キノコ類を積極的に摂ることは、肝臓の機能低下防止のみならず、腸内環境の改善や糖尿病、ダイエットにも非常に効果があります。
体が最近なんとなく調子が悪いと感じたら、野菜や果物、海藻、キノコ類を積極的に摂るようにしてみてください。

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