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腎臓に良い食べ物と悪い食べ物

公開日: : 最終更新日:2015/05/16 腎臓の病気・人工透析

腎臓に良い食べ物

腎臓の健康に気遣いたい人が積極的に摂ると良いとされている食べ物を取り上げていきます。

なお、ここで紹介するものだけを食べていればそれでいいというわけではありませんので、栄養バランスの取れた食事が基本になるということは忘れないでください。

また、既に腎臓が悪く治療を受けているという人は、医師の指示に従い食事療法に取り組みましょう。

さて、腎臓に良い食べ物を順に挙げていきますが、まずはシジミを挙げることができます。

シジミというと二日酔いに良いなどさまざまな効能が期待されていますが、腎臓障害の改善や腎機能アップに良いといわれているのです。

他にはイモ類、ゴマ、キャベツなどの食材も腎機能をアップする効能が期待できると考えられています。

それから、豆類、スイカ、ほうれん草、ハト麦も腎臓に良い食べ物として紹介されていることがあります。

これらが腎臓に良いといわれている理由は、利尿作用がもたらされるという点にあるでしょう。

利尿作用をもたらす食べ物の特徴としては、カリウムを豊富に含んでいます。

このカリウムには塩分の摂取量を抑制する作用があるとされていますので、腎臓に負担をかける塩分の過剰摂取を防止するのに役立つことでしょう。

その他、昆布やヒジキも腎臓に良い食べ物といわれています。

尿酸を体外へと排泄させるのを促してくれる食べ物ということで、肝臓に良い影響が望めると考えられているのです。

食事で腎臓を労わりたいという人は、これらのことを参考にメニュー作りをしてみると良いでしょう。

ただし、どれだけ腎臓に良い食べ物を摂っていても、腎臓に悪い食べ物を摂っていては元も子もありません。

塩分、タンパク質、カリウムを過剰に摂ってしまうような食事を続けていると腎臓に多大な負担がかかるため、良くありません。

しかしながら、これらの栄養成分は私たちの体にとって必要不可欠なものでもあります。

そのため、栄養バランスを考えながら適量の摂取を習慣化しましょう。

腎臓に悪い食べ物

腎臓を労わりたい人は塩分(ナトリウム)の摂取量を控えめにすると良いといわれていますが、他にも控えめにしたほうが良い成分があります。

糖分の摂取量にも気を付けたほうが良いと考えられているのです。

塩分同様、糖分を摂り過ぎることによっても、腎臓に悪影響を及ぼすといわれています。

腎臓は糖分を処理する役割も担っていますが、過剰に摂取すると処理するために腎臓がたくさん仕事をしなければならず、多大な負担をかけることになるでしょう。

そうなると腎臓のろ過機能が正常に作用しなくなります。

この状態になると糖尿病性腎症と診断されてしまうかもしれません。

糖尿病性腎症となり、ろ過機能がより悪くなった場合、さらに深刻な腎不全を患うことになるリスクが増大します。

こうなると人工透析の治療が必要になったり、腎臓の移植手術を受けなくてはいけなくなります。

糖尿病患者だという人はとりわけ警戒しなくてはいけませんが、食生活が乱れがちな人で糖尿病予備軍に当てはまるような人も同様に注意しなくてはいけないでしょう。

このように、糖分の摂り過ぎは腎臓に悪いのですが、1日摂取量は総エネルギー摂取量の5%未満、これをオーバーすると過剰摂取になります。

BMIが平均的な数値の人だとおよそ25グラムになりますが、くれぐれも摂り過ぎないようにしたいところです。

砂糖はもちろんのこと、ごはんやビールなど、私たち日本人がよく摂るものにも糖分が多く含まれています。

糖分を摂り過ぎていると感じる人は、1食1膳のごはんを食べるところを半分にし、そのぶん野菜を多く摂るなど、無理のない範囲で食事管理をすると良いでしょう。

腎臓病を引き起こしてからではより厳しい食事制限をしなくてはいけなくなりますので、お酒を飲む際にも糖質の少ないものを選ぶなど、日々のいろいろな場面で糖分のことを意識すると、摂取量にも違いが出てくることでしょう。

また、砂糖だけでなくケチャップやみりん、ソース、白味噌のように調味料、甘いジュースなどの飲料、アボカドなどのフルーツにも糖分は多く含まれていますので注意しましょう。

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