*

腎臓の健康を表すクレアチンの数値

公開日: : 最終更新日:2015/05/15 腎臓の病気・人工透析


腎臓の健康とクレアチンには関係があると考えられています。

まず、腎臓の健康は何となくイメージできるものの、クレアチンが何なのかわからないという人は少なくないでしょう。

クレアチンはアミノ酸の一種であり、筋肉に存在している物質です。

このクレアチンが代謝されると、クレアチニンと呼ばれるアミノ酸に変わります。

筋肉運動のエネルギー源になるのが主なはたらきですが、腎臓から尿中に排泄されることになります。

しかしながら、腎臓の悪い人は排泄が上手くいかなくなり、血中の濃度が上昇します。

このことから、クレアチニンの濃度は腎臓機能を測定するために役立てられているのです。

クレアチニンの血中濃度が高ければ高いほど、腎機能はダウンしているということになります。

どのように測定するのかといいますと、血液検査を行うことで数値が明らかになります。

健康診断を受けた経験がある人の中には、ご存知だという人も多いでしょう。

診断を受けた結果には区分があり、腎機能のところにクレアチニンという項目があります。

ここの数値の良し悪しにより、自分の腎機能が低下しているか否かがわかるのです。

クレアチニンの数値には基準値があり、男女による違いがあります。

男性の場合は0.5~1.1mg/dl、女性の場合は0.4~0.8mg/dlに設定されています。

基準値をオーバーしている場合には、腎機能が低下していると判断されることになるでしょう。

検査を受けた結果、数値が悪い場合にはさまざまな腎臓病の可能性が考えられます。

場合によっては腎臓以外の病気が疑われますが、腎臓に関していいますと慢性腎炎、急性腎炎、腎不全や尿毒症などが挙げられます。

結果が悪かった場合には腎臓が悪いということになりますし、検査の結果次第ではすぐに治療を受けなければいけないことがあります。

いずれにせよクレアチニンの数値が高い状態を放置していて良いことはありませんので、医師の指示に従い適切な対処をしていく必要があるでしょう。

関連記事

薬物療法:腎機能の低下を遅らせる薬について

腎臓病と診断された場合、食事療法の他に薬物療法が行われます。 薬物療法の狙いの一つとして、

記事を読む

腎血管性高血圧症の原因・症状・検査・治療

腎血管性高血圧症(じんけっかんせいこうけつあつしょう)とは、病気などが原因となり発症する二次性高

記事を読む

IgA腎症の原因・症状・検査・治療

IgA腎症 どんな病気(概要) IgA腎症(あいじーえーじんしょう)とは、慢性腎炎の一種に含ま

記事を読む

腎臓病と運動には密接な関係が有ります

健康のためには適度な運動を日常生活の中に取り入れたほうが良いといわれています。 しかしなが

記事を読む

腎機能低下とは・・・皆さんは具体的にわかりますか?

腎機能低下とは、言葉通り人間の臓器の一つである腎臓がその役割を正常に果たすことができなくなった状

記事を読む

腎臓に良い食べ物と悪い食べ物

腎臓に良い食べ物 腎臓の健康に気遣いたい人が積極的に摂ると良いとされている食べ物を取り上げてい

記事を読む

萎縮腎の原因・症状・検査・治療

萎縮腎(いしゅくじん)とは、腎臓が硬くなり、縮小してしまった状態のことをいいます。 正常な状態

記事を読む

腎膿瘍を詳細に:原因,症状,検査,治療など

腎膿瘍(じんのうよう)は腎臓に膿(うみ)がたまる病気で、膿がたまる部位によって呼び方が異なり

記事を読む

辛い腰痛の症状に悩まされている方、原因は腎臓かも?

辛い腰痛の症状に悩まされている人は多いですが、ひょっとすると原因は腎臓にあるかもしれません。

記事を読む

人工透析の流れと問題点!メリットとデメリットを知ろう

人工透析とは 人工透析とは腎臓に疾患を抱える方への治療方法です。 人工的に肝臓の役割を担うと

記事を読む

no image
膀胱がんを詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

膀胱がんとは 膀胱がん(ぼうこうがん)とは、膀胱の粘膜に発生するがん、いわゆる悪性腫瘍(

乳幼児痔瘻を詳しく:原因・症状・検査・治療など

乳幼児痔瘻とは お尻の穴である肛門(こうもん)の周囲に膿がたまる病気のことを、肛門周

no image
膵臓がんを詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

膵臓がんとは 膵臓がん(すいぞうがん)とは、膵液(すいえき)という消化液を作り出す臓器で

鼻涙管閉塞を詳しく:原因・症状・検査・治療など

鼻涙管閉塞とは 上まぶたにある涙腺(るいせん)より、涙は分泌されています。 涙は眼

no image
自己免疫疾患について

『自己免疫疾患』とは、本来なら身体の外部から侵入してきた異物を排除するための免疫系

→もっと見る

PAGE TOP ↑