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マールブルグ病の原因・症状・感染経路・治療・予防・検査など

公開日: : 最終更新日:2016/05/24 感染症, 人獣共通感染症


1967年、アフリカから実験のために、ドイツに輸入されたサルを解剖したり、臓器に触れた人が発症したりしたことで知られるようになった感染症です。
最初の発生地にちなみ、マールブルグ病と呼ばれるウイルス性の出血熱です。
ミドリザル出血熱とも言われます。
その後、アフリカのケニア、ジンバブエ、ザイール(現コンゴ民主共和国)で発生し、いずれも1~2名の死者を出していますが、エボラ出血熱のように、一度に多数の感染者や死者を出した例はありません。

マールブルグ病の原因

マールブルグウイルスという、エボラウイルスと同じ科のウイルスが原因で起こります。
サル、モルモット、ハムスター、マウスなどでは確実に感染が起こりますが、このウイルスが自然界で何の宿主にいるのかは不明です。

マールブルグ病の症状

潜伏期間は3~10日で、発熱、頭痛、筋肉痛、発疹、喉の痛みが初期症状としてみられます。
激しい嘔吐が繰り返され、1~2日すると水様性の下痢がみられます。
暗赤色の発疹が特徴的で、からだや尻、腕の外側などに見られます。

マールブルグ病の感染経路

なんらかの動物に住み着いているウイルスが、ヒトに感染して症状がでます。
ヒトからヒトへの感染は、血液、体液、分泌物、排泄物などに接触すれば感染しますが、空気感染はないとされています。

マールブルグ病の予防

患者や検体に接触した医療関係者や家族は、一定の期間注意して監視される必要があります。
通常の接触では、感染することはありませんが、患者と同居していたり、介護や看護にあたったひと、握手やハグなどをした人は、患者の診断が確定した時点で、監視下に置かれます。
もちろん、患者とキスやセックスをしたり、体液や排泄物に触れたりした人は、マールブルグ病の診断がつきそうな場合、すぐに監視下に置かれます。

マールブルグ病の治療

対症療法のみで特別な治療法はありません。また、ワクチンもありません。

マールブルグ病の検査

血液、血清、尿、咽頭ぬぐい液から病原体が検出されたり、抗原やウイルスの遺伝子が検出されたりした場合は、マールブルグ病と診断されます。

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