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腱板損傷を詳しく:症状,原因,診断,治療,手術,予防

公開日: : 最終更新日:2015/08/07 骨・関節の病気


肩の表面は、三角筋と呼ばれる広い筋肉によって覆われています。
その下には体幹から上腕骨頭を包むようにある腱の複合体があり、これを「腱板」と言います。
この複合体は、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋などによって構成されています。
このなかでもっとも傷害が起こりやすいのが、棘上筋腱だと言われています。
腱板と三角筋がともに働くことで、人間は両手を上に上げる動作を行っています。
また、腱板は上腕骨と肩甲骨の均衡を保って、スムーズな肩の動きを維持するという大切な役割もあります。

この腱板がなんらかの原因によって切れる、あるいは炎症状態となることがあり、これを「腱板損傷」と呼びます。
怪我など原因がはっきりしていることもあれば、これといった原因がないのに時間をかけて少しずつ発生することもあります。
鍵盤損傷の痛みは強く、就寝時にも痛みが出て眠れなくなることもしばしばあります。
また、自分の力で腕をあげることができなくなることもあります。
人に手助けしてもらっても、手を離されると体制を維持することができず、手がだらんと下に落ちてしまいます。

肩が痛む原因はいろいろありますが、腱板損傷は特に多いと言われています。
腱板損傷は炎症に代表されるような軽いものから、断裂に至るような重い症状まで、いろいろなものがあります。

腱板損傷40代以上の男性に多く見られ、もっとも多いのが60代だと言われています。
腱板そのものが加齢の影響で劣化している状態で、そこに無理な力が加えられて損傷が起こることが主な原因と考えられます。
四十肩や五十肩といった症状が見られる人は特に気をつける必要があると言えます。
腱板損傷はレントゲンに写らないため、五十肩と誤診されてしまうことがしばしばありました。
最近ではこういったことは少なく、専門医が診察を行えば正しく診断されます。
また、さまざまな検査方法によって、損傷している箇所や大きさをかなり正確に把握できるようになりました。

腱板損傷の症状

腱板損傷の主な症状として、夜間痛や運動痛、肩の運動障害などが挙げられます。
肩周辺からジャリジャリというような軋轢音がする、腕をあげたときに引っかかりがあって滞りなく動かせない、ドライヤーで頭を乾かすときに肩が重だるいといった場合は、腱板損傷の疑いがあると言えるでしょう。

腱板損傷による痛みのなかでも、とくに強い痛みだと言われているのが夜間痛です。
痛みによって寝付くことができず、深刻な睡眠障害にまで発展することも珍しくありません。

運動痛の場合は、痛みはあるものの腕を上にあげる動作などは問題なく行えることがほとんどです。
力を入れて手を上に伸ばすと痛みを感じる場合でも、力を抜いて反対の手をつかって支えると痛みを感じなくなります。
しかし、症状が悪化して断裂部が少しずつ広がっていくと、ひどい痛みを感じるようになります。
人によっては鎮痛剤が効かないほどの痛みを感じることもあると言われるほど、強い痛みがあらわれます。
また、悪化すると茶碗のような軽いものであっても、持ち上げるのがむずかしくなります。

腱板損傷は肩関節周囲炎と似ていますが、異なる点もあります。
肩関節周囲炎は拘縮と呼ばれる関節の動きの悪化が見られますが、腱板損傷の場合はそういったことはめったにありません。

損傷部分が拡大する、あるいは断裂した状態で肉体労働や激しい運動を繰り返すと、当然のことながら症状は悪化していきます。
腱の破損部分を通して骨と骨が衝突を繰り返し、骨そのものが変形してしまうこともあります。
症状の悪化や骨の変形を防ぐためには、損傷の程度や状態をしっかり把握することが大切だと言えます。
そして、それぞれの症状や状態に適した方法によって治療を進めていく必要があるのです。
また、腱板損傷は自然治癒することはほとんどなく、放っておくと悪化する恐れがあります。
そのため、できるだけ早い段階で医療機関を受診して、適切な治療を開始する必要があるのです。

腱板損傷の原因

腱板のなかでも特に損傷を受けやすいのが、肩峰の下に位置する肩峰下腔という狭い場所を通過している棘上筋腱です。
肩峰下腔が狭まって、腱板損傷が発生する原因はいくつかあります。
主な原因としては、肩峰の形状異常、肩峰もしくは鎖骨から下に伸びる骨棘、滑液包炎、腱板炎などが挙げられます。

肩峰下腔の狭窄が進むと、腱板が挟まれるようになるインピンジメント症状という状態に陥ります。
そして腱板が骨に挟まれて摩擦が生じると、腱板は刺激を受けて腫れてしまいます。
この悪循環が繰り返されることで、腱板損傷が引き起こされます。
このような過程が何度も起こることで腱板のもろい状態となって、そこになんらかの力が加わると完全断裂が生じてしまいます。

はじめは小さな断裂であっても、周囲の筋に引っ張られ、断裂は少しずつ拡大していってしまいます。
特に高齢者は腱の治癒能力が弱まっているので、たいしたことがない断裂であっても治るまでに時間がかかります。
若年層の場合は強度に問題はありませんが、加齢の影響を受けて治癒能力は少しずつ落ちていきます。
そのため、弱い力であっても、その影響を大きく受けてしまうのです。

加齢の影響を受けて悪化する、もしくは外傷によって起こる腱板損傷のほかに、激しい運動によって起こる腱板損傷もあります。
このタイプの損傷は野球選手などに起こりやすく、激しい運動によって肩関節を構成する靱帯が伸びきって、緩い状態となることで生じます。
こういった状態は、「肩関節不安定症」と呼ばれ、区別されています。

損傷、つまり断裂は完全に切れてしまう完全断裂、そして部分的に切れてしまう不全断裂の2つがあります。
断裂がどの程度かによって、小断裂・中断裂・大断裂かに分類することができ、原因がちがえばそこから生じる痛みの程度も変わってきます。
痛みの程度や断裂の状態によって選択される治療法も異なるので、適切な診断を受けることが大切だと言えます。

腱板損傷の診断

腱板損傷の診断では、まずは問診によって痛みの箇所や程度が確認されます。
また、過去にどんな病気にかかったことがあるか、聞き取りをされることもあります。
そして、身体や動作に問題が見られないか、患部を中心に調べられます。
関節の可動域が十分確保できているかといったことも確かめられます。

問診や触診、視診などによってある程度可能性がしぼれたら、次にさまざまな画像検査が行われます。
超音波検査やMRI検査、関節造影検査、X線検査などによって、患部の状態を把握して病気を特定していきます。
腱板損傷の場合、MRI検査や超音波検査では骨頭の上部にある腱板部分が断裂していることを確認できます。
断裂の程度や腱板の厚みなどから、症状がどの程度進行しているかを把握することができます。
また、X線検査では肩峰と骨頭の間が狭くなっていることがわかります。

腱板損傷と似た症状に、肩関節周囲炎というものがあります。
関節周周囲炎はいわゆる50肩と呼ばれる疾患で、腱板損傷と同様に関節に伴う痛みが見られます。
50肩という名称から明らかなように、中年以降、特に50代で発症する人が多いとされています。
肩関節とそのまわりの組織が炎症状態となり、炎症の程度や炎症が生じた箇所によって、いろいろな症状が見られます。
炎症状態となるのは腕の筋肉と肩甲骨が接触する箇所、肩の筋肉が上腕骨頭に接触する箇所、関節包、肩関節の動きを高める役割をもつ肩峰下滑液包などです。
肩峰下滑液包や関節包の癒着を引き起こされると、ますます肩の動きは悪化すると言われています。

以前は腱板損傷と肩関節周囲炎の鑑別はむずかしいとされてきました。
しかし、現在では技術の進歩によってMRI検査や超音波検査などで状態を詳細に観察することができるようになったため、かなり正確な診断が可能となりました。
そして、正確な診断ができるようになったことで、的確な治療を施すことができるようになったのです。

腱板損傷の薬物治療1

腱板損傷では症状が重度でなければ、保存療法をつづけて様子を見ることがほとんどです。
そのため、運動やリハビリテーションの重要度が高いですが、痛みによって体を動かすのがつらい場合があります。
その場合は、薬を用いて痛みをやわらげる薬物治療が優先され、痛みをやわらげてからいろいろな治療を試すことになります。

腱板損傷の痛みを軽減させるために用いられることが多いのが、非ステロイド性抗炎症薬です。
炎症が生じている箇所を改善させることで、痛みや腫れを緩和させる作用があります。
断裂された箇所が修復されるわけではないので根本治療とは言えませんが、炎症による痛みをやわらげる効果は期待できます。
座薬や外用薬、経口剤などいろいろなタイプがあり、症状や状態に合わせて適したものが選択されます。

非ステロイド性抗炎症薬は優れた効果を発揮しますが、副作用があることも頭に入れておく必要があります。
顕著にあらわれる副作用は消化管症状で、胃炎による食欲不振や胸焼けなどの症状が見られます。
消化管症状に比べると少ないですが、皮膚障害や呼吸器障害、循環器障害、肝機能障害、腎機能障害などが起こることもあります。
副作用のほとんどは重症度が低いですが、人によっては悪化することもあります。

非ステロイド性抗炎症薬を用いたあとになんらかの異変を感じたら、使用を停止して医師に相談することが大切です。
副作用が確認された場合でも、適切な処置や検査を行えば症状がすぐにおさまることもあります。
必要な処置をおえて副作用がおさまっても、治療に薬が必要な場合があります。
そういった場合は、薬の種類を変更したり、服用量を減らしたりして対応することになります。
また、アレルギーをもっている人は、使用の前に医師にその旨を伝えておくようにしましょう。
腱板損傷のつらい痛みをコントロールするためにも、薬を飲むメリットやデメリットをよく理解したうえで服用することが大切だと言えます。

腱板損傷の薬物治療2

腱板損傷の痛みが強い場合は、痛みをやわらげるために薬物療法が行われるのが一般的です。
使用されることが多い薬のひとつに、ステロイド製剤があります。

ステロイド剤は抗炎症作用の高い薬で、非ステロイド性抗炎症薬などを服用しても効果がなかった場合などに用いられます。
炎症状態がひどい場合、あるいは痛みが強くあらわれている場合などに効果を発揮します。
投与量は1日2~3mgから10~20mgの範囲で、症状などによって調整されます。

ステロイド剤は痛みや炎症への改善効果は高いですが、その分、体への負担も小さくないとされています。
健康上問題のない体では副腎と呼ばれる臓器で、プレドニゾロン量として1日に5mgほどのステロイドを分泌しています。
それに加えて薬としてステロイド剤を服用すると、副腎の働きは弱まって分泌が滞るようになります。
こういった状態は、副腎機能不全と呼ばれます。
副腎機能不全に陥ると外部からのショックに対して体の反応が悪くなります。
そのため、低血圧になってしまったり、頻繁にめまいをおこしたりとさまざまな症状があらわれるようになります。
細菌への抵抗力も弱まってしまうため、感染症へのリスクも高まります。

また、ステロイド剤を長期間服用することで糖尿病や骨粗しょう症、胃・十二指腸潰瘍などを発症しやすくなるということもわかっています。
頻繁に起こることはありませんが、なんらかの精神症状が起こることもあります。
こういった重い副作用が見られることから、ステロイド剤の使用には慎重さが求められます。

そういった副作用は、ステロイド剤を服用する期間が長ければ長いほどあらわれやすくなると言われています。
あくまでも腱板損傷による痛みが強い場合と期限を区切って、長期間の使用は避けるべきでしょう。
服用によってなんらかの副作用があらわれた場合はすみやかに医師に伝えるようにして、慎重に服用するようにすることが大切だと言えます。

腱板損傷の注射療法

腱板損傷によって肩関節周囲炎が併発した場合、あるいは夜間痛が強い場合などは注射によって痛みを改善していきます。
夜間痛が強くあらわれている間は、水溶性副腎皮質ホルモンと局所麻酔剤を肩峰下滑液包内に注射します。

水溶性副腎皮質ホルモンは痛み止めの効果にすぐれた薬剤です。
成分が水に溶けた状態のため、体に吸収されやすいと言われています。
体に取り込まれやすいですが、排泄されやすいという特徴があるため、効果は比較的短時間だとされています。
しかし、繰り返し行うと体への負担が大きくなるため、使用には慎重さが求められます。

局所麻酔剤の注射は、痛みの原因となっている場所に行うことですみやかに痛みをやわらげることができる方法です。
痛みが取り除かれるとともに、周辺の血行もよくなるため、痛みの原因物質が流れやすくなります。
また、血行がよくなることで、さまざまな神経周辺に栄養が供給されやすくなるという効果もあると言われています。
腱板損傷だけでなく、神経痛の改善のためなどに用いられる方法です。

これらの注射は主に夜間痛が見られるときに限って用いられる方法です。
夜間痛がおさまってからはヒアルロン酸注射に切り替えるのが一般的です。

ヒアルロン酸は人体にもともと含まれる物質で、関節内にある関節液に多く含まれています。
関節液内のヒアルロン酸は、関節の動きをスムーズにしたり、クッションの働きをもつ軟骨に影響をおよぼしたりする大切な成分です。
ヒアルロン酸注射では、患部周辺にヒアルロン酸を注入していきます。
ヒアルロン酸を体内に注入することで、腱板まわりの動きをよくして痛みや炎症などの症状を改善していきます。
ヒアルロン酸注射は運動療法やリハビリテーションなどと並行して行うことで、さらに効果が発揮されると言われています。
一定期間継続することで病状の進行を防いで、症状を改善させる効果が期待できます。
また、症状が再発した場合でも、ヒアルロン酸注射を受けることで改善することもあります。

腱板損傷の運動療法

腱板損傷の治療の多くは、リハビリテーションを行って症状を改善するよう指導されます。
ごく小さな損傷で症状があまり出ていない場合、損傷が不完全な場合などは、猫背などの姿勢を正すトレーニングをするだけでも症状を抑えることができます。
姿勢を正すためには、こわばった筋肉をほぐして緩んで弱体化した筋肉を強化することが必要です。
どんなトレーニングが適しているのかは人によって異なるので、理学療法士の指導を受けたうえでトレーニングやストレッチの方法を選択するようにしましょう。
正しい姿勢を維持するためには日頃から意識することも大切なので、日常生活でも気をつけることが大切です。
また、筋力トレーニングや肩甲骨周辺のストレッチなども腱板損傷の改善や予防に有効だと言われているので、こういったことも取り入れていきます。

運動療法のなかでも肩甲骨周辺のストレッチは手軽に実践できるため、取り入れやすいと言われています。
自宅でも手軽にできるので、空いた時間などに実践してみるといいでしょう。
肩甲骨は人間の動作に欠かせない部位で、肩甲骨が機能的に動くことでさまざまな動作をスムーズに行うことができるようになります。
腱板損傷の改善だけでなく、運動効率も高めることができるためメリットは多いと言えます。

肩甲骨まわりのストレッチを行うことは、関節の安定した可動域の確保にもつながります。
関節の可動域が十分確保できれば、怪我の予防にも結びつきます。
たとえば、デスクワークなどを続けていると肩がこりますが、これは上腕から上ばかりが動いて肩の位置は固定されてしまっているからです。
肩に負担がかかりすぎてしまって、筋肉がかたくこわばってしまうのです。
こういった状態が長時間つづくと、肩周辺のこわばりが慢性化してしまいます。
そして、上半身の運動をしたときなどに肩にかかるはずの力が首や背中にもかかって、怪我をしやすくなってしまうのです。
こういった怪我や腱板損傷の痛みを改善するには、肩甲骨まわりをしっかりほぐしておくことが大切です。

腱板損傷の関節鏡視下手術

さまざまな保存療法を試しても改善が見られない人、もしくは腕をつかう運動や仕事をしている人は、手術を検討することになります。
腱板損傷の手術にはいくつか種類があり、その人に適した方法が選ばれます。

「関節鏡視下手術」は腱板損傷の治療のために行われる手術のひとつです。
局所麻酔を注射したあとに腱板の付着した部分である上腕骨にアンカーを入れて、そこに腱板断端を縫合固定します。
肩周辺におよそ1㎝の創を4~5カ所つくるだけで済むので、大規模な切開も必要ありません。
関節鏡によって細部まで確認しながら手術ができるため、こまかい損傷も処置することができます。
以前からの方法と比べて、関節鏡視下手術は健康な組織への影響がほとんどなく、回復が早いというメリットがあります。
体への負担が小さいことから、術後の腫れもほとんど見られません。
そのため、術後のリハビリテーションもスムーズに進めることができます。
従来の手術と比べて、感染症のリスクが低いという利点もあります。

また、正確な修復ができるため、精度の高い手術と言えます。
入院期間は1~2週間と比較的短く、術後は患部の動きを制限するために3週間ほど装具を装着することになります。
術後の経過は人によってちがいますが、術後3ヶ月ほどで日常生活に必要な動作や軽作業などは問題なくできるようになります。
半年程度で、重労働などもできるようになります。

症状の程度が軽度の場合は、関節鏡視下でデブリドマンと呼ばれる創面清掃のみが行われることもあります。
この処置を行うことで炎症状態となった滑膜を切除するとともに、関節内部の骨棘を除去することができます。
痛みのもととなる滑膜や骨棘がなくなることで、腱板損傷による痛みの多くはなくなります。

断裂した箇所は時間の経過にともなって変性していることもあり、その場合は該当箇所を切除して健常部を引き寄せるようにして縫合します。
腱板への傷害が広い範囲に見られる場合は、もっと大がかりな手術でなければ改善が見込めないこともあります。

腱板損傷の手術、予防

腱板損傷の治療として手術が行われることがありますが、その多くは関節鏡視下手術です。
関節鏡視下手術は切開部分が小さく、健康な組織を傷つけることがないため、体への負担が少なく回復が早いというのが主な理由です。
ただし、腱の断裂が大きい場合などは従来の切開手術が行われることはあります。

また、4本ある腱板のなかで複数断裂している、あるいは断裂箇所が広範囲に広がっている場合は、切れた箇所を引っ張っても修復できないケースもあります。
そういった場合は、修復を断念して骨膜の切除や変性がある箇所だけを処置するのが一般的でした。
しかし、腱板再建手術が行われることが増えてきました。
これは太ももの筋膜を代用する、もしくは肩まわりの筋肉を移行して断裂した箇所を覆うなどの処置を行う方法です。
技術の進歩によってこの方法が確立されたことで、本来は改善がむずかしかった人でも肩機能を取り戻すことができるようになったのです。

腱板損傷の多くは、さまざまな保存療法や手術などによって改善することができます。
しかし、どの病気や怪我でもそうであるように、再発のリスクは存在します。
そのため、日頃から対策をして腱板損傷の予防につとめることが大切となります。

腱板損傷は肩を過度につかうことで発症することが多いとされています。
そのため、激しい運動を控える、痛みがある場合にはしっかり休息をとることが重要となります。

また、日常的に肩を動かしたり、ストレッチをしたりして肩周辺の筋肉や関節をやわらかくほぐしておくのも大切な予防です。
肩をしっかり動かさないと筋肉の柔軟性が失われて、怪我をする危険性が高まります。
使いすぎには気をつけたうえで、肩を適度に動かすようにすることで腱板損傷は予防可能です。
運動する場合は、準備運動をしっかりして体への負担を軽減するようにしましょう。

また、肩に限ったことではありませんが、睡眠不足による体の疲労は怪我の危険性を高めます。
日頃から十分な睡眠時間を確保しておくこと、特に運動前はきちんと眠っておくことが大切です。

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