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脊柱管狭窄症を詳しく:原因,タイプ,症状,診断,治療,手術,リハビリ

公開日: : 最終更新日:2015/08/11 骨・関節の病気


椎骨の椎孔が上下に連なって構成されてできた管状の空洞のことを「脊柱管」と言います。
この脊柱管の内部には神経がおさめられている硬膜という袋があります。
脳から伸びる頚椎部と胸椎部の神経は脊髄と呼ばれ、腰椎部の神経は馬尾という繊維質の神経束や血管がかよっています。
脊柱管はそういった神経を保護する働きをもち、神経は脊柱管内部で枝分かれして体のさまざまな部位に走っています。

脊柱管は椎体や椎弓に囲まれていますが、それらが変形したり靱帯が肥厚することがあります。
また、椎間板が変性して飛び出してしまう障害が起こることがあります。
その影響を受けて、脊柱管は狭まってしまいます。
そして、脊柱管のなかを走っている神経や枝分かれした神経、神経と一緒に走る血管が圧迫されます。
その影響で腰痛や下肢のしびれをあらわれることを「脊柱管狭窄症」と呼びます。

脊柱管狭窄症による症状で特徴的なのが、「間欠性跛行」と呼ばれるものです。
これは足のこわばりやしびれ、痛みによって歩行が困難になる状態のことで、歩行開始時は問題なく歩けるもののしばらくすると歩けなくなります。
ですが、しばらくしゃがむなどして休息すると再び歩けるようになり、それを繰り返すようになります。
脊柱管は立った状態のほうが狭まって神経が圧迫されやすくなり、前屈みの状態だと脊柱管は少し広がります。
そのため、神経圧迫が緩和されて症状がいったんおさまるのです。

ただし、歩きつづけるにつれて、連続して歩ける距離や時間はどんどん短くなっていきます。
症状が悪化している人の場合は、50メートルほどで痛みやしびれがでてとまってしまうこともあります。
その影響で少しずつ足の筋肉が衰えて、歩行障害が慢性化してしまうケースもあるので注意が必要です。

症状が悪化すると、安静にしていても症状があらわれることもあります。
排便や膀胱の機能が低下して、男性の場合は歩行時に勃起してしまう間欠勃起という状態になることもあります。

脊柱管狭窄症の原因

脊柱管狭窄症は脊柱管が狭まり神経組織の馬尾や神経根が圧迫されることで、痛みやしびれといった症状があらわれます。
脊柱管が狭くなる原因は先天的なものと後天的なものに大別できます。
生まれつき脊柱管が狭いといった先天性の原因をもつ人もいますが、ほとんどが後天的な原因だと言われています。

後天的な原因で特に男性に多いのが、年齢を重ねるにつれて起こる「変形脊椎症」という疾患です。
変形脊椎症は骨の変形や脊柱管内部の靱帯が厚みを帯びることで脊柱管が狭まることを言います。

女性の場合は、「変形すべり症」の影響で脊柱管狭窄症が起こるケースが多く見られます。
これは腰椎が前方にずれることで起こる症状で、特に中年以降の女性に多い疾患とされています。

脊柱管狭窄症は老化の影響で発症することの多い症状と言われています。
特に仕事や家事で重労働をすることが多かった人、重いものをもつ機会が多かった人などが発症しやすいと考えられています。
また、長時間にわたって車の運転をすることが多い人、過去に腰を痛めた経験がある人なども脊柱管狭窄症になりやすいと言えるでしょう。
腰の手術の影響で、脊柱管狭窄症が発症することもあります。

脊柱管の狭窄は高齢者によく見られる状態ですが、狭窄があるからといって必ずしもなんらかの症状があらわれるというわけではありません。
また、なんらかの症状が確認できたとしても、本当に脊柱管狭窄症なのかどうかは検査などをしなければわかりません。
加齢にともなって発症する疾患はほかにもたくさんあるので、きちんと判別して原因を特定することが大切だと言えます。

脊柱管狭窄症では間欠性跛行という特徴的な症状が見られますが、ほかの疾患でもこの症状があらわれることはあります。
閉塞性動脈硬化症などがその代表ですが、この疾患は高齢者が発症しやすいという点も似ているので、きちんと見きわめる必要があるでしょう。
素人判断での決めつけは症状の悪化を招くこともあるので、医療機関で検査や診察を受けて原因を特定することが治療の第一歩と言えます。

脊柱管狭窄症のタイプ別症状

脊柱管狭窄症は「神経根型」「馬尾型」、そして2つを合わせた「混合型」に分けることができます。
タイプによって、それぞれ症状は異なります。

神経根型で見られる症状は、片側にあらわれる痛みやしびれです。
伸びた神経に沿って腰から脚にかけて症状があらわれます。
神経の圧迫はどちらか片方に起きることが多く、圧迫されている側に痛みやしびれを感じます。
腰を反らせた状態がもっとも症状が重く、前屈すると症状は軽減されます。

馬尾型はおしりの両側から脚にかけて症状があらわれます。
痛みやしびれのほか、陰部や肛門まわりに違和感を感じる、残尿感がある、尿が我慢できないといった症状が見られることもあります。
脊柱管には排尿に関連する神経も走っているので、狭窄によってそういった症状があらわれると考えられます。
また、足底に異物がくっついているような違和感やしびれを感じるという人もいます。

馬尾型は神経根型に比べて、症状が重い傾向にあります。
症状があらわれるのが広範囲であること、下肢の脱力感なども見られることなどつらい症状が確認されています。

脊柱管狭窄症では、間欠性跛行という歩行に関する障害が多く見られます。
この間欠性跛行はどちらのタイプでも見られますが、神経根型の場合はしびれよりも痛みのほうが強くあらわれることが多いようです。
逆に、馬尾型はしびれのほうが顕著にあらわれます。

神経根型、そして馬尾型で見られる症状が同時にあらわれる状態を混合型と呼びます。
痛みやしびれといった症状はどちらか片方にでることもあれば、両側にでることもあります。
混合型では神経根が圧迫される影響で起こる下肢の痛みやしびれ、馬尾が圧迫されることで感じる違和感や排泄障害の両方の症状があらわれる場合があるのです。
混合型でも間欠性跛行の症状は見られ、症状が深刻になると歩くこと自体が不可能になるケースもあるようです。
混合型の場合は症状のあらわれ方が人によって異なるので、早めに原因を特定してより注意深く観察する必要があります。

脊柱管狭窄症の診断1

脊柱管狭窄症における診断では、まずは問診が行われます。
どんな自覚症状があるのか、立っている状態、歩いているときに症状はどう変化するか、前屈によって症状は軽減するかといったことを医師に聞かれたり、実際に試してみたりするところからはじめます。

脊柱管狭窄症で見られる間欠性跛行は、動脈硬化症や血栓性静脈炎などの疾患でも同様に起こることがあるので注意が必要です。
しかし、これらの疾患の場合は、足先の動脈の拍動が触れなくなるという違いが見られます。
脊柱管狭窄症の場合は動脈の拍動を触れることができ、さらに体を反らす姿勢をとると下肢のしびれや腹痛などが見られます。
そういった点から、脊柱管狭窄症なのか、そのほかの疾患なのかは判断されます。

つづいて行われるのが画像による診断です。
単純X線写真は放射線被曝量がごくわずかで、費用もそれほどかかりません。
また、撮影はすぐにおわってその場で説明が受けられるため、多くの整形外科で実施されている方法です。

単純X線写真による検査では、骨に変形などが見られないかを確認していきます。
画像で確認すると、体の中央を走るように5つの腰椎があることがわかります。
頭側は胸椎と関節によって連結され、足方向では骨盤を構成する仙骨と連結しています。
5つの腰椎の間にあるのが椎間板で、これは加齢の影響を受けてつぶれたり厚みがなくなります。

このときに、腰椎と腰椎の間が狭まっているようなら、なんらかの異常が生じている可能性があります。
さらにひとつの腰椎が前方に移動している場合は、腰椎すべり症によって脊柱管狭窄症が起こっている恐れがあります。
この疾患は外傷などで起こることがあり、上下の腰椎の関節が離れた状態となります。

そのほか、椎間に変形が見られないか、不安定な点がないかといったことも確認されます。
さらに、変性によって腰椎側弯が見られないか、脊椎のバランスはどうなっているかといったことも調べられます。

脊柱管狭窄症の診断2

単純X線検査だけでは、脊柱管狭窄症なのかどうかはっきりしないことがあります。
その場合はMRIを用いて、よりくわしい検査が実施されます。

MRIを行うと、脊柱管狭窄症の詳細な状態や神経が圧迫を受けているかどうかも確認できます。
また、腫瘍など患部になんらかの病気が起きていないかということも調べることができます。
単純X線検査は骨の撮影に向いていますが、MRIは臓器や神経の撮影に最適だと言われています。
そのため、神経に生じた異常なども発見されやすいのです。

MRIはさまざまな検査で用いられますが、脊柱管狭窄症の診断では特に有用な検査だと言われています。
以前は診断するのに時間がかかっていた疾患でも、MRIを用いることで短時間での診断が可能となりました。
断面の状態を詳しく観察することができるので、より正確性の高い診断が可能となり、脊柱管狭窄症も見つかりやすくなったのです。
MRIによる検査は放射能被爆がないため、体への負担も小さく済みます。

ただし、心臓のペースメーカーを装着している人、脳外科の手術をして体内に金属がある人、閉所恐怖症の人などは、MRI検査を実施することはできません。
その場合は、CTなどほかの検査を行うことになります。

検査や問診によって脊柱管狭窄症と診断され、手術を行うことになると追加で脊髄腔造影検査が行われることがあります。
脊髄腔造影検査は骨髄腔内に造影剤を入れ込んで、X線によって造影剤がどう拡散していくかを調べるためのものです。
造影剤が入り込むと、脊髄神経は白い帯状に変化します。
神経が圧迫されている箇所は造影剤が入り込まないので白く変化することがなく、どこが圧迫されているかより明白にわかります。

脊髄腔造影検査が脊柱管狭窄症患者に適していると言われる理由のひとつが、前後屈の体勢で検査ができることです。
MRI検査では動きは大幅に制限されますが、脊髄腔造影検査の場合は体勢を変えつつ撮影することが可能です。
そのため、どういう姿勢でどこが狭くなるかということがわかりやすいのです。

脊柱管狭窄症と保存療法1

脊柱管狭窄症を発症すると手術しなければいけないと思っている人は多いですが、実際はそうとは限りません。
脊柱管狭窄症の治療法は、手術と保存療法の2つに大別することができます。

保存療法というのは、手術をせずに症状を改善させることを目的とした方法です。
治療が開始されてからすぐに手術が検討されるケースは少なく、ほとんどは保存療法が試されます。
保存療法は数ヶ月にわたって行われることが多く、その後経過を観察することになります。

保存療法のひとつに数えられるのが、薬物療法です。
血行を改善させる薬や痛み止めを服用することで、いたみやしびれといった症状を改善させていきます。
血流の改善に効果的だと言われているのが、プロスタグランディンE1製剤という薬です。
神経根や馬尾周辺の血流をよくすることで、症状を改善させる効果が期待されています。
塗り薬や湿布などを用いて、炎症状態を改善させることもあります。

脊柱管狭窄症では体を後ろに反らす姿勢をとると症状が悪化する傾向にあります。
そのため、治療のひとつとして腰椎が後方に反りすぎないように制限できるコルセットを装着することもあります。
このコルセットは一般的なものとは違い、後方と側方にある支柱で腰が動かないように固定し、下腹部は大型のストラップできつくしめてサポートするというものです。
このコルセットを装着すると後方に体を反る体勢は制限されますが、上腹部分はやわらかな素材となっているので症状が出にくい前屈の姿勢をとることは可能です。
コルセットは急性期の痛みの軽減に役立つものなので、脊柱管狭窄症やほかの腰痛で悩んでいる人は用意しておくと安心です。

効果が高いコルセットですが、正しく装着しないとかえって症状が悪化することもあります。
また、自分の体型に合ったものを選ぶことが大切なので、サイズが合わないものは避けたほうがいいでしょう。
そして、脊柱管狭窄症に対応したものを選ぶことも注意したいポイントと言えます。

脊柱管狭窄症と保存療法2

脊柱管狭窄症の治療のひとつとして、医師から動作や姿勢に関する注意を受けることがあります。
症状を悪化させないためには、神経を圧迫させるような姿勢や動作は極力避けなければいけません。
特に体を後方に反らせるような姿勢は、脊柱管を狭まりを増幅させて、より神経を圧迫してしまいます。
脊柱管を広く保つためには、できるだけ前屈みの姿勢をとることが大切です。
歩くときは杖や押し車を用いるなどして、少しでも負担を少なくするようにしましょう。
また、症状が悪化する前に休憩を取るなどして、体を休ませることも必要です。

脊柱管狭窄症にともなう痛みに関しては、通常は痛み止めなどの薬を用いて対処します。
しかし、痛みが強く薬だけでは症状を抑えきれないことがあります。
その場合に用いられるのが、神経ブロック注射です。

神経ブロック注射は狭まっている神経に、局所麻酔をするというものです。
局所麻酔は痛みを軽減させることはもとより、血管を広げて緊張状態にあった筋肉をほぐす作用があります。
さらに炎症も緩和するので、痛みの原因物質を血流によって押し流す効果も期待できます。
1度の局所麻酔の効果は数時間ほどですが、時間がたつにつれて少しずつ痛みが改善されて完治することもあります。

神経ブロック注射は有効な方法ではありますが、あくまでも対処療法です。
そのため、ほかの治療法や生活の改善などもあわせて行って、根本的な治療に取り組む必要があるでしょう。
また、副作用のリスクもあるので、実施する場合は医師ときちんと相談することが大切です。

脊柱管狭窄症が発症すると痛みやしびれによって、動くことが困難となります。
しかし、そのまま動かずにいると筋力の低下を招きます。
痛みがある程度おさまったら、適度に体を動かすようにしましょう。

間欠性跛行の症状があらわれている状態だと、長時間歩くのは大変かもしれません。
しかし、自転車を利用したり手押し車を用いたりして、できる範囲で歩くようにすることが大切です。
しっかり筋力を維持しておかないと、手術を行った場合などにも術後のリハビリが困難となります。
そのまま動くことができずに寝たきりになってしまうこともあるので、きちんと体力をつけておくようにしましょう。

脊柱管狭窄症の手術

さまざまな保存療法を試しても効果が見られない場合は、手術が検討されることになります。
脊柱管狭窄症の手術の目的は、狭まった脊柱管を拡張して神経への圧迫をなくすことにあります。
そのためには、狭まっている箇所にある骨を削る、もしくは靱帯を切除する必要があります。

脊柱管狭窄症の手術は大きく2つに分かれ、症状や患者の状態などによって適したほうが選ばれます。
そのひとつが「除圧術」という方法です。
これは背骨そのものが安定している患者に行う方法で、神経の圧迫を除去していきます。

もうひとつが「除圧固定術」という方法です。
こちらは背骨にゆがみが見られる、もしくは安定性に欠ける場合に選択されます。
手術によって神経の圧迫を除去したのち、骨を移植して金属のねじと棒を用いて固定していきます。

脊柱管狭窄症の手術は神経の圧迫を除去する目的で行うため、常に神経まわりに触れている状態となります。
そのため、患者への影響が大きく、医師には高い技術が求められると言えるでしょう。
病院によっては顕微鏡を使って神経の圧迫を観察しながら手術することもあります。
顕微鏡を用いると神経や狭まった状態をより詳細に確認することができます。
そのため状態が把握しやすく、神経を取り扱う繊細な手術に最適だと言われています。
手術は患部の状態などにもよりますが、1カ所あたり2時間ほどで終了します。

手術終了後にコルセットやギブスベッドが必要になることはあまりないようです。
手術が成功すれば痛みがなくなるので、その日から姿勢をまっすぐにしても症状は出なくなります。
手術の過程で関節突起を摘出した場合は別ですが、通常は術後数週間で問題なく歩行できるようになるはずです。
しかし、普段の生活を問題なく行えるようになるまではある程度時間が必要なので、ほとんどはしばらく入院することになります。
退院後は医師と相談しながらリハビリをしていき、状態を回復させることを目指します。

術後のリハビリテーション

脊柱管狭窄症はしびれや痛みなどが顕著にあらわれ、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
手術によって症状は改善されることが多いですが、術後のケアをきちんとしないと再発の危険性が高まります。
そのため、術後はしっかりリハビリテーションを行うことが大切となります。

リハビリテーションの目的は、自立した日常生活を送れるようにすること、そして健康的な社会生活を送れるようにすることだと言えます。
そのためには、手術をしてから間を開けずにリハビリテーションを開始して、体幹や下肢の筋力、持久力などを取り戻さなければいけないでしょう。

手術後は入院をすることになりますが、そのなかでリハビリテーションを取り入れることになります。
理学療法士や医師のサポートを受けながら、進めていきます。
はじめは、手術跡の痛みや体調などを観察しつつ、ベッドでの起き上がり練習や立ち上がる練習を行います。
問題なくできるようなら、歩行器や平行棒などを利用して歩くトレーニングを進めていきます。
起き上がるときには、腰をサポートするためにコルセットが用いられることもあります。

理学療法士や病院の方針によってリハビリテーションの内容は異なりますが、歩行練習のほかにストレッチや筋力トレーニング、動作練習などが行われます。
ストレッチは柔軟性を保つ効果はもちろん、疼痛の軽減や血流の活性化などの効果が期待されています。
体幹だけでなく、下肢も同時にストレッチをしていきましょう。
歩行練習は、はじめは平行棒を使って、次は歩行器、杖と段階を踏んでいき、最終的になにも用いなくても歩けるように訓練していきます。

入院中に体が回復して退院を迎えることができたら、日常生活の注意点や自分でできるトレーニング方法などが指導されることもあります。
退院してもストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリテーションは引きつづき行うことが大切です。
場合によっては外来で通院しながら、リハビリテーションを継続することもあります。

脊柱管狭窄症の予防

脊柱管狭窄症だけでなく、腰痛全般の予防にいいといわれているのが、ウォーキングです。
ウォーキングはお金もかからず、誰でも手軽にはじめることができる運動だということで世代を問わず人気を集めています。
脊柱管狭窄症を予防するためには、血行を促進したり凝り固まった筋肉をやわらかくほぐしたりすることが大切だと言われています。
それには、有酸素運動が最適と言われており、なかでも手軽で運動が苦手な人でも取り入れやすいのがウォーキングなのです。

ただ歩くだけでも脊柱管狭窄症の予防としては効果が期待できますが、歩き方を少し意識するだけでより効果的に運動することができます。
歩幅は大きくとるようにして、腕もなるべく大きく振るようにしましょう。
歩くスピードもなるべく早くして、テンポ良く歩いて行きます。
歩き方に意識を向けると、正しい姿勢を維持しやすくなります。
正しい姿勢の維持は脊柱管狭窄症の予防にもつながるので、運動するときはもちろん日頃から気をつけることが大切です。

また、脊柱管狭窄症を予防するには、腹筋を強化することが重要となります。
仰向けの状態からほんの少し頭を起こして、5秒ほど状態をキープしてみましょう。
うつぶせの状態であごを少しあげてから、状態を5秒キープする運動も効果的です。
これらの運動は、朝夕と時間を決めて10~20回ずつ行うといいでしょう。
腹筋を鍛えることで脊椎が安定して、腰痛が起きにくくなります。

ストレッチも腰回りの筋肉の柔軟性を保つために、有効とされています。
ストレッチをして体をほぐすことで、関節が硬くなるのを防止することができます。

脊柱管狭窄症の予防では、体重管理も大切となります。
体力が落ちるほどの極端なダイエットは厳禁ですが、日頃から肥満対策をすることは重要です。
体重が増えるとその分腰への負担も増加するので、太りすぎには注意しなければいけません。
日頃からバランスのとれた食生活を心がけて、適正体重を保つよう努力しましょう。

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