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ストレスが原因の軽度な症状をご紹介

公開日: : 最終更新日:2016/02/16 疲労・ストレス , , ,

ストレスが原因の軽度な症状

手足のシビレ

手足にしびれを感じるのは、主に血行不良や神経過敏が大きく影響していると考えられています。

このような症状が現れてくるのには、一つにはストレスが原因と言われています。

適度なストレスは心身の活性化には不可欠と言われていいますが、過度なストレスは、自律神経系の機能を乱し、血行や神経に影響を与えてしまいます。

そのため、ストレスが過剰に溜まった時に手足にしびれを感じたり、感覚がおかしくなったように感じるということがあるようです。

このような手足のしびれは、自律神経失調症からくる症状の一つだと言われています。

人間はストレスを感じると、興奮や苛立ちをコントロールする交感神経が副交感神経よりも優位になり、筋肉が緊張して強張ってしまいます。

そのため、血液の流れが悪くなって全身に酸素が運ばれにくくなってしまい、神経が酸素不足の状態になってしまうために手足にしびれが生じます。

ストレスは自律神経系のバランスを乱すとともに、ホルモンの分泌作用にまで影響を及ぼしてしまいます。

両者は相互にバランスを取り合いながら生体機能を保っているため、どちらか片方のが乱れればそのバランスが崩れて体に異常を来たすのです。

さらに、血行不良によって肩こりや腰痛の症状が現れた際も、手足にシビレを感じる場合があるようです。

手足のシビレを解消するには、リラックスした状態で、心身ともに温めることが大切です。

血行を良くしたり、日頃から正しい姿勢を心がける他、日々の生活を一度見直し、ストレスを溜めないように心がけましょう。

物事に集中できない

疲労や睡眠不足、空腹の時などは、どうしても集中力が低下してしまうのは当然ですが、集中力の欠如の原因が明確であれば対処しやすく、それらを取り除くことで解消される場合が多いです。

ただし、その原因がストレスの場合は注意が必要となってきます。

物事に集中するためにはある程度の緊張感は必要ですが、長時間にわたってこの緊張状態にさらされていると、血中のストレスホルモンのレベルが上昇し、心身が疲労し、イライラしやすくなって集中力が低下してしまいます。

このような状態の時に、集中力をアップさせようとしても上手くいかず、かえって苛立ちが増して逆効果になることもあります。

そのため、自分にあったストレス解消法を見つけ、気分転換を心がけるようにしましょう。

また、脳が疲れていると物事に集中するのは難しいいので、十分な睡眠をとって脳が活性化できる土台作りも重要です。

集中力を高めるには、まずリラックスし、気分を切り替え、そしてモチベーションを維持するために目標を設定することが必要です。

人間はいつまでも長く集中力を保っておくことは困難で、逆に言うと、こうした状態を作ることで集中力が発揮しやすくなるでしょう。

また、物事に集中できる、できないといった環境は、個人によって異なり、朝の方が仕事に集中できるという人もいれば、夜のほうがはかどるという人もいたり、あるいは、仕事中はBGMは欠かせない、コーヒーは必須など、自分がどんな環境でなら集中力が高まるのか、そうでないかをチェックしてみるのも良いでしょう。

胸の息苦しさ(過呼吸)

我々人間は、長期間過剰にストレスを受けると自律神経も乱れ、軽微ながらも息苦しさや動悸などの症状を発症することは珍しいことではないのです。

ストレスそのものが過呼吸の原因になるとは言えませんが、精神的プレッシャーがかかったり、長く緊張状態が続くと、何かしらの強いストレスがかかってしまった際、それがきっかけとなって過呼吸を誘発してしまうことがあります。

そもそも過呼吸は、血液中の酸素濃度が濃くなり、それと同時に二酸化炭素の分圧が低下するために呼吸する回数が増えてしまい、さらにそれが酸素濃度を高く上げてしまうという悪循環から生じるものなのです。

息苦しいなどの症状が起きた場合は、まず心臓や肺など専門の検査が必要になってきますが、検査で異常がみられない場合は、ストレスによる自律神経失調症の疑いがあります。

自律神経の乱れは、職場などでの社会的ストレス、人間関係、環境の変化など、過度のストレスが要因となっていることが大きいのです。

また、生まれつき自律神経が花瓶であったり、思春期や更年期、病気や疲労で体力が低下している時なども、自律神経が崩れやすく、息苦しさを感じることがあります。

過呼吸症候群には、大きく分けて過度な運動と精神的負担の二つの原因があるとされており、ストレスは精神的な負担に分類されます。

運動による過呼吸ですが、これは運動をストップした後、血液中の酸素濃度が低下せずに生じるものですが、精神的なものの場合、神経系が興奮状態となって慌しい呼吸を繰り返し、それが止まらない状態で発生します。

ただし、過呼吸の発症は神経系の異常が大きな原因と言われており、ストレスだけで過呼吸症状が現れることはなく、あくまでもきっかけに過ぎないと言えるでしょう。

耳鳴り

ストレスが原因となって体調不良になり、その危険サインとして現れる症状に耳鳴りがあります。

もちろん、ストレスだけが原因でなく、様々な病気によっても引き起こされる耳鳴りですが、検査によって原因を追究できる場合もあります。

しかし、ストレス性の耳鳴りでは、検査をしてもこれといった異常が見つからず、原因不明とされることも少なくないようです。

つまり、耳鳴りの原因は、鼓膜が傷ついたり、内耳や外耳に何か問題が生じることとされていますが、ストレスが要因となってる場合、このような器官的な特質に異常が無い、どこも傷ついたりしていないためです。

ストレスが原因となっている場合、耳鳴りの他にも食欲低下や不眠、生理不順、集中力の低下、便秘などといった症状も同時に発症することがあるようです。

このような症状に覚えがあれば、ストレスの原因について少し考えてみることが大切になりますし、その原因が疲労や過労から生じているものであれば、休養を取ることで改善されることもあるでしょう。

近年は、何かとストレスの多い社会のため、このような耳鳴りなどの症状を訴える人は年々増加してきています。

特に、夜の終就寝時や周囲が静かになった時などに、「キーン」という高音や「ゴォー」という低音の耳鳴りを感じやすく、ストレスから解放されていると自然と治っている場合が多いようです。

しかし、耳鳴りの音が気になるあまり、なかなか寝ることができずに不眠症などを引き起こしてしまうケースもあります。

たかが耳鳴りと放っておかず、早めに専門医に診てもらい、ストレスを感じている場合は、休養を取ったり、気分転換をするなどして心身ともにリラックスできるように心がけましょう。

便秘

便秘の原因は様々考えられますが、ストレスが原因で便秘になることもあるのはご存知でしょうか。

ストレスと便秘の症状が関係するのかは、過度に溜まったストレスが自律神経に影響を及ぼすためだとされています。

ストレスが原因となって起こる便秘の多くは「過敏性腸症候群」と呼ばれるものです。

この過敏性腸症候群は、大腸と小腸が過敏になり、腸の正常な機能が妨げられてしまう症状です。

強いストレスによって自律神経が乱れると、その自律神経によって支配されている胃や腸といった消化器官の機能が低下してしまいます。

それによって腸内環境が悪化し、便秘や下痢を繰り返すといった症状が現れるのです。

つまり、便秘の症状がある場合は、ストレスが溜まった生活をしていないか、一度自身の環境を見直してみることが大切です。

何か心当たりがある場合は、できるだけ避けるように生活することを心がけましょう。

ストレス自体が軽減されると、乱れた自律神経が改善され、正常な消化機能を取り戻すことができ、腸内環境も整えられるようになるでしょう。

さらに、ストレスに負けない体作りや自律神経の乱れを生じさせない生活を心がけるようにすると、ストレスによって便秘の症状が引き起こされることもないでしょう。

そのためには、夜更かししたり睡眠不足にならないよう規則正しい生活をし、栄養バランスのとれた食生活を心がけ、タバコやお酒、コーヒー、甘いものや辛いものなどの刺激物をできるだけ控えるようにしましょう。

また、過度に溜まったストレスや自律神経の乱れは、便秘だけでなく他の病気の原因にもなるので気をつけましょう。

低体温

低体温になってしまう原因にもストレスを疑うことができます。

ストレスが低体温の症状を誘発してしまうのは、長期間続いたストレス状態が、自律神経やホルモンバランスを崩してしまうからです。

人間の体は、常にベストな状態を維持できるように、これら自律神経やホルモンが正常に働くことで機能しています。

例えば、体が寒いと感じた時には熱を作り出したり、反対に暑いと感じた時には汗をかくことで体温を下げようとします。

つまり、外的ストレスから自分の体を守ろうとする機能が働いているためです。

しかし、長期間にわたってこのストレス状態が続いてしまうと、正常に働いていた機能も乱れてくるようになります。

そもそも、脳の視床下部がストレスだと認識すると、ダメージを受けた体を回復させるために副腎からコチゾールというホルモンを分泌させますが、長くこのストレス状態が続いてしまうと副腎も疲弊してしまい、脳は副腎を休ませるように指令を出すようになります。

そうすると、ストレスを感じているにも関わらず体を回復させるためのホルモンが分泌されないという状態になってしまいます。

その結果、体の血流が悪化したり、細胞のエネルギーが低下したりするなどの悪循環に陥り、低体温を発症してしまうことにもなるのです。

しかし、ストレスが全て悪いというわけではなく、適度なストレスは心身の活性化には必要なものとされています。

ストレスを感じ交感神経が緊張しても、副交感神経が正常に作用し、体のバランスが維持されていれば問題ないでしょう。

食欲の低下

何かとストレスの多い現代社会の中で生活していると、ちょっとしたことでもすぐに食欲低下につながってしまいます。

これもまた、精神的ストレスから生じる軽度な症状と言えます。

睡眠不足や運動不足、食べ過ぎなどがきっかけになったり、悩みや心配事で空腹でも食べる気が起こらないこともあります。

最近は、ダイエットが原因で摂食障害を引き起こすといった問題も注目されています。

食欲が自然と沸くのは、視覚や嗅覚、また、過去に食べた美味しいものの記憶が蘇ることなどが関係しており、食欲は脳や心と深く関わり合っているのです。

五感で感じる刺激と唾液が分泌され、食べ物を受け入れる用意ができるといった消化器官の運動とも関係しています。

脳には実に多くの神経細胞があり、これらの伝達作用によって脳内の情報が届けられるわけですが、ストレスによって神経伝達物質のバランスが乱れてしまうと、体が重い、食欲が出ないなどの症状が出るようになります。

まず、食欲が低下している原因を見つけ出し、できるだけその原因を取り除くようにすることが大切です。

十分な睡眠が取れ、朝起きた時にはお腹が空いてくるようになっていれば体が元気になった証拠になるでしょう。

ただし、食欲不振には胃潰瘍などの病気が背後に隠れている場合もあるので、何日も何も食べられない、あるいは体重が急激に減ったという症状が現れた場合は、専門医に診てもらうようにしましょう。

ちょっと食欲が無いだけとそのまま放置してしまうと、体力や抵抗力も徐々に低下し、様々な病気を引き起こすことにもなるので、十分注意しましょう。

生理不順

生理不順に悩まされている女性は実に多くいるようです。

生理周期の平均は28日とされており、正常な生理周期としてはおよそ25日~35日くらいで、毎月この範囲内で繰り返されています。

これよりも周期が短かったり、あるいは長過ぎたりすると、月に2度生理が来ることになったり、数ヶ月に1度しか来ないなど、周期が乱れた状態になってしまいます。

また、出血量が極端に多かったり、逆に少なかったり、あるいは通常は1週間前後の生理期間を超えても出血が続く過多月経、生理痛が通常よりひどい、また、数ヶ月生理が来ない無月経などといった症状が現れることがあります。

生理が周期的に訪れるには、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが密接に関係しており、これらが周期的に分泌され、その変化によっては生理周期も変わってきます。

このような生理不順に悩む女性は近年増加しており、その原因には無理なダイエット、仕事や人間関係における過度なストレス、疲労などが挙げられています。

特に、女性の社会進出の増加とともにストレスに悩まされる女性も多くなり、この生理不順の問題も急増したとも言われています。

過剰なストレスを受けた状態が続くと、自律神経が乱れ、女性ホルモンをコントロールできなくなり、十分分泌できなくなってしまいます。

毎日が忙しすぎたり、精神的に追い詰められた日々が続くとストレスが蓄積され、生理周期も次第に崩れてきます。

また、生理不順は子宮筋腫や子宮内膜症、性感染症などが原因で発症することがあったり、不妊症などの問題を引き起こしたりする場合もあるので、生理不順気味だと思われる人は、ストレスを感じていないか日々の生活を見直したり、必要があれば専門医に相談すると良いでしょう。

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