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爪甲下出血の症状・原因・治療について

公開日: : 最終更新日:2015/12/01 皮膚


爪甲下出血は、その名が示すように爪の下に生じた出血のことを言います。
ここではその症状や原因について見ていきましょう。

爪甲下出血(爪下血腫)の症状と原因

爪甲下出血は、なんらかの外的な衝撃によって爪のしたの皮膚が出血した状態となります。

押される、あるいはぶつけるなどすると起こる症状で、血豆に近い状態です。

運動などで足の爪に負担がかかることでも生じることがあり、自覚がないままできてしまうことも珍しくありません。

黒い斑点が広がらなければほかの病気ではないため、それほど心配はありません。

爪が伸びるとともに自然に消失するので、治療しないケースも多々あります。

どの爪にできるかなど状況によって変わりますが、1ヶ月ほどで改善されるのがほとんどです。

爪甲下出血では爪の色が変わりますが、それは爪の奥で内出血が生じて爪と肌の間で血栓が形成されるからです。

打撲などによって生じる青あざに近いものだととらえるとわかりやすいでしょう。

黒色に変化した箇所が少しずつ広がっていく、あるいは爪周辺にも色素斑ができている場合は、爪の悪性黒色腫の疑いがあるため、早めに医師に相談することをおすすめします。

爪甲下出血(爪下血腫)の治療

出血が軽いものであれば特に治療の必要はなく、爪の生え替わりによって消失するのをまつだけで問題ないでしょう。

爪にもよりますが、生え替わりには半年~1年ほどかかります。

たくさんの血が溜まっている場合は、痛みが生じることもあります。

痛みをなくす、もしくは緩和させるには血を抜く必要があります。

よく行われる方法が、消毒処理した針で爪に穴をあけて、血を抜くというものです。

爪自体には神経が通っていないため、穴を空けても痛みなどはありません。

熱したクリップなどをつかって自分で行う人もいますが、痛みをともなううえに出血することもあって危険なので、皮膚科で処置をしてもらうことが大切です。

痛みがひどい場合は、麻酔が用いられることもあります。

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