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単純性顔面粃糠疹の症状・原因・治療について

公開日: : 最終更新日:2015/12/09 皮膚


単純性顔面粃糠疹は通称はたけとも言われる、小児もしくは10代に多く見られる皮膚病です。
子供には珍しくない皮膚病で、小学校児童のおよそ20%がかかるとも言われています。

それでは単純性顔面粃糠疹について、くわしく見ていきましょう。

単純性顔面粃糠疹(はたけ)の症状

単純性顔面粃糠疹は顔にあらわれ、特に口周辺、頬などに直径数cmほどの白色あるいは桃色の円形や楕円形の病変が生じる病気です。

生じる白色や桃色の病変は境界線があいまいで、はっきりとしていない脱色斑です。

できる脱色斑は複数であることが多く、表面は鱗屑という剥がれ落ちる角質が目立ちます。

ほかの皮膚より盛り上がっていることもあります。

かゆみなどの症状はあらわれにくいですが、人によってはかゆみを感じる場合もあります。

日差しの強い夏はほかの場所が日焼けしやすいため、患部がめだつようになります。

空気が乾燥しやすい冬は皮膚が乾燥するため、症状が悪化することがあります。

当初は少し赤みを帯びていることも多く、冬に発症しやすいとされています。

少し赤みを帯びていることもあります。比較的冬場に発症することが多いです。

単純性顔面粃糠疹(はたけ)の原因

単純性顔面粃糠疹は皮膚の乾燥との関連性が大きいと言われ、小児の場合はアトピー性皮膚炎を発症している人がかかりやすいとされています。

皮膚の表面に十分な水分が保てないと、肌は乾燥状態となります。

それがきっかけとなって、単純性顔面粃糠疹は発症すると考えられています。

症状が出ると気になって洗顔の回数を増やす人がいますが、洗顔をし過ぎると皮脂がうばわれてしまいます。

その結果、症状がより悪化してしまうこともあります。

冬に発症しやすいのは、空気の乾燥に加えて、血行が滞りやすいからです。

アトピー性皮膚炎や小児乾燥性湿疹の前駆症状とも考えられているため、悪化する前に対処することが大切です。

単純性顔面粃糠疹(はたけ)の診断

単純性顔面粃糠疹は発症しやすい年齢や症状が特徴的なので、基本的には視診によって診断されます。

ただし、アトピー性皮膚炎が原因となっている場合もあるので、血液検査なども行って原因をはっきり特定することもあります。

鱗屑といった症状があらわれていない場合は、尋常性白斑の疑い、かゆみが顕著な場合はアトピー性皮膚炎の疑いがあります。

それらと区別するためにも、検査は必要です。

徐々におおきくなってかゆみが生じている場合は、白癬菌感染の可能性もあります。

いずれにしても、はっきりとした診断は皮膚科で行う必要があるので、症状があらわれたら医療機関を訪れたほうがいいでしょう。

単純性顔面粃糠疹(はたけ)の治療

単純性顔面粃糠疹のほとんどは数ヶ月~数年で自然に消失すると言われています。

そのため、色素沈着や肌荒れなどの症状が見られず、見た目が気にならなければ放って置いても問題はありません。

しかし、鱗屑を除去しようとして過剰に洗顔することで症状が悪化することがあります。

ワセリンなどの保湿剤をこまめに塗るようにすると、少しずつ目立たなくなります。

洗顔後は特に肌が乾燥しやすくなるため、保湿剤をていねいに塗るようにしましょう。

洗顔をするときはできるだけ刺激を与えずに、やさしく丁寧に洗うことが大切です。

単純性顔面粃糠疹を予防するには、肌の水分量に注意を向けて、乾燥を防ぐことが重要となります。

特に空気が乾燥しやすい冬はこまめな保湿を心がけ、肌に潤いを与えるようにします。

かゆみがある場合は無意識に掻きむしって症状が悪化することがあるので、注意が必要です。

特に子供はかゆみへの自制が効きづらいので、保護者が注意を向けておく必要があります。

皮膚に触れにくい長袖の洋服を着用する、爪を切っておくなどして、皮膚が傷つかないような工夫をすることも大切です。

アトピー性皮膚炎が併発している場合は、その治療が優先して行われるのが一般的です。

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