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インフルエンザ・風邪と肺炎の違いと関連はあるのか?

公開日: : 最終更新日:2015/04/07 肺・気管支の病気, 肺炎


症状が似ている風邪、インフルエンザ、肺炎ですが、どういった点が違うのでしょうか。
また、これらの病気にはどういう関わりがあるのでしょうか。
こうした疑問を持つ人のため、違いや関わりについて説明します。

風邪との違い

風邪と肺炎の異なる点としては、炎症が起こる部位を挙げることができます。
風邪は基本的に上気道の範囲内に炎症が生じ、肺に至ることはありません。
一方の肺炎は、肺に炎症を生じた状態です。
それから、風邪と肺炎は病気の原因に違いが見られます。
風邪はほとんどの場合、ウイルスが原因で起こります。
これに対し、肺炎は細菌をはじめ、ウイルス、放射線、薬剤など、さまざまな原因により引き起こされるのが特徴です。

風邪と肺炎の関わり

基本的に風邪で肺に炎症が起こることはないと記しましたが、風邪をこじらせてしまった場合は話が違ってきます。
風邪をこじらせたことで肺炎になるケースは少なくないからです。
ただ、必ずしも風邪から肺炎に移行するわけではなく、いきなり肺炎になることもおうおうにしてありますので注意が必要です。

インフルエンザとの違い

肺炎は肺に炎症を起こすものですが、インフルエンザは気道のインフルエンザウイルス感染により発症します。
発症する場所が異なるほか、原因も異なります。
肺炎の原因は前述したようにさまざまですが、インフルエンザはインフルエンザウイルスのみによって引き起こされます。

インフルエンザとの関わり

インフルエンザウイルスにより肺炎が引き起こされてしまうことは少ないのですが、インフルエンザの二次感染として細菌性肺炎にかかる可能性は高めです。
この二次感染による肺炎は悪化しやすいのが特徴で、インフルエンザで命を落としたケースはたいてい、二次感染による肺炎が原因であると考えられています。
二次感染が起こる原因としては、炎症が気道に生じることにより、表面の細胞が破壊されてしまうことが挙げられます。
これにより感染を防御する力が弱まり、細菌性の肺炎を引き起こしやすくなるのです。

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