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歯周病の原因になるものをまとめてみました

公開日: : 最終更新日:2016/02/16 歯・口・のどの病気 ,

歯周病の原因になるもの

歯垢(プラーク)

ここからは、歯周病の原因となるものを紹介していきたいと思います。

歯周病菌というのは、テレビCMなどでよく利用されている言葉ですが、この歯周病菌の正体というのは一体何なのでしょうか?それは、数十種類の細菌の塊である、歯垢(プラーク)なんです。

口の中にはもともと、数百種類以上・数億個以上の細菌が棲息していて、細菌の数は大便が出るので汚いと思われている肛門よりも多く、口の中というのは人間の体の中において最も多くの細菌が棲息している場所なんです。

これらの細菌が口の中に棲息していることは何の問題でもなくて、それは健康な人でも当たり前のことなのですが、これらの細菌が何らかの原因によって増えてしまったり、細菌に食べかすなどが付着することによって歯垢(プラーク)が出来上がり、歯だけではなくて歯の周りに強力に付着していってしまい、この歯垢が歯茎を炎症させたり、歯槽骨・歯根膜を溶かしていくという、歯周病の原因菌となってしまうのです。

歯垢というのは黄白色をしているので、歯をぱっと見ただけでは歯垢が付着しているかどうかというのはなかなか分かりにくいのですが、歯を触ってみて少しネバネバとしたり、何か物質がつくようなことがあれば、それは歯垢の可能性が高いので、歯磨きをしたり、一度歯医者さんに行ってどれだけの歯垢が歯に付着しているのかどうかを診察してもらいましょう。

歯垢が付着している段階であれば、丁寧にそして正しい歯磨きをすれば除去することが可能なのですが、歯垢が放置すると歯磨きでは取り除くことが出来ない歯石となってしまい、どんどん歯周病の症状が進行していってしまうことになるのです。

歯石

歯石というのは、歯周病の原因となる歯垢と唾液に含まれているカルシウムとが混ざり合って出来た物質のことで、歯磨きで除去することは可能なのですが、歯石じゃとにかく頑固で歯または歯の周りに付着するものですから、歯磨きだけでは除去することが困難な場合があり、その際は歯医者でスケーラーと呼ばれる専用の器具を使って除去してもらうしかありません。

では歯垢が歯石になるのは、一体どのくらいの期間が必要なのでしょうか?個人差がありますから一概には言えないのですが、2日もあれば歯垢が歯石になるといわれており、毎日の歯磨きをすることで歯垢を確実に除去し、歯石にならないようにすることが大切なのです。

実は歯垢は歯周病の最も大きな原因なのですが、歯石自体は歯周病の原因ではなくて、歯石自体は唾液中に含まれているカルシウムが歯垢と混ざることによって細菌が死滅し、石灰化した物質ですから、直接的な原因にはならないんです。

しかし歯石の表面というのは非常にデコボコしているために、歯垢が付着しやすくなっていて、付着した歯垢が除去しにくいという特徴があるので、歯石を除去せずに放置してしまっていると、どんどん歯石のまわりに歯周病の原因菌がある歯垢が付着してしまいますから、歯周病の原因にはなりませんが、間接的に歯周病と大きく関わっているのです!

ですから、最低でも半年に1回・できれば2~3ヶ月に1度くらいは歯医者さんで定期健診を受けることを推奨します。そうすることによって、歯石が付着していないかどうか、付着している場合は歯石を除去してもらうことが出来るので、是非歯医者さんに行きましょう!

たばこ(喫煙)

歯周病というのが、歯垢が原因で発症してどんどん悪化していくものだということは分かって頂けたかと思うのですが、たばこが歯周病の症状をさらに悪化させ、さらに歯周病の治療を行っても治りにくくしてしまうことをご存知でしょうか?

人間の身体というのは、怪我や病気をしたとしても、自然治癒力というものがありますから、ある程度の病気や怪我であれば勝手に治っていくものなのですが、たばこに大量に含まれているニコチンという物質は、血流を悪くするだけでなく、身体の抵抗力を下げるといわれているので、病気にかかりやすくなってしまうんですね。

つまり、病気にかかりやすい=歯周病になりやすいということとなり、さらに歯周病にかかっているのにも関わらずに、そのままたばこを続けるということは、病気が治りにくくなって歯周病も治りにくくなってしまうということなんです。

またたばこには、ニコチンだけでなく、多くの有害物質が含まれているので、それらの有害物質が唾液の分泌量を減少させてしまったり、歯垢を付着させやすくしてしまいますから、たばこというのは吸うだけで歯周病になりやすくするだけでなく、治りづらく、例え治療を受けて完治したとしても、再発しやすいということになるのです。

たばこを止めない限りは、歯周病は完治することがない!とさえいわれているほどですから、歯周病を完治させて再発を防ぎたいと考えられているのなら、たばこを止めることがまず近道になるということは間違っていないのです。

歯並びの悪さ

歯周病というのは、歯垢が歯の周りに付着して歯茎が炎症を起こすというものなので、毎日の歯磨きなどによって付着している歯垢を除去していかなければ、歯周病になるリスクはどんどん増えていってしまいます。

歯並びが悪いからといって、直接的に歯周病になるというわけではありませんが、歯並びが悪い人は磨き残しが多くなる可能性が高くなるので、その分付着してしまっている歯垢を除去することができないということとなり、歯周病になるリスクが歯並びが良い人に比べると高くなっているということになるかと思います。

歯並びが良い人というのは、それほど神経質に歯磨きをすることがなかったとしても、磨きの残しが少ないですし、付着していた歯垢も除去出来ていることが多いのですが、歯並びが悪く特に歯と歯が重なり合っているような場合になりますと、磨きの腰が多くなり歯垢も付着しやすくなり、さらに付着した歯垢を除去しにくい、ということになりますから、歯周病へのリスクが高まってしまうのです。

歯並びが悪いということは、歯周病にかかりやすくなるだけではなくて、虫歯へのリスクも高くなり、見た目が悪く見えたり噛み合わせが悪くなってくると一部の歯への負担が大きくなってしまって、歯が欠けてしまったり、頭痛や肩こり・めまい・食欲不振など、全身の疾患へと繋がってしまうこともありますので、可能でしたら歯列矯正なども検討してみてはいかがでしょうか。

また歯医者さんへ行って、磨きの残しがなくなるように丁寧で正しい磨き方を教えてもらうのも良いでしょう。

詰め物、被せ物の不適合の

虫歯になると、歯医者さんで治療を受けたらその歯に詰め物や被せ物をされますよね。

実はこの詰め物や被せ物が自分の歯に合っていないと、隣の歯との間に段差が出来てしまい、その段差の部分に歯垢が付着しやすくなり、歯周病にかかりやすくなってしまうというリスクがあるのをご存知でしょうか?

被せ物(銀歯)お大きさが自分の歯と合っていなかった場合ですと、特に被せ物が大きかった場合では、被せ物の間にどんどん食べかすや歯垢が付着してしまうこととなり、歯磨きだけでは付着した歯垢を除去することが困難なため、歯周病へのリスクがかなり高まってしまうんです。

ですから、虫歯の治療を終えてはいお終い!というわけではなくって、詰め物や被せ物をしている歯はもちろんのこと、詰め物や被せ物の付近にある虫歯も虫歯になりやすかったり、歯周病になってしまっている場合は詰め物や被せ物が適合していない、もしくは時間の経過と共にあわなくなってしまった可能性がありますので、詰め物や被せ物を適合するように治療していくようにしなければなりません。

日本には、現在沢山の歯医者があって歯科医がおりますが、残念ですがすべての歯科医の施術が同じというわけではなくって、中には技術に乏しい歯科医がいるんだということも確かなんです。

虫歯や歯周病の治療をするのなら、歯科医の技術に左右されてしまうこともありますから、できる限り信頼出来るような歯科医・歯医者を探すようにしたいですね。

糖尿病

歯周病になってしまう根本的な原因というのは、歯垢ですから歯磨きなどを丁寧に行うことによって磨き残しを少なくしていき、口の中を清潔に保つようにしていれば、歯周病になるようなリスクはかなり低くなります。

しかし、口の中だけではなくって、体に病気がある場合それが原因となって歯周病になりやすくなったり、歯周病が治りづらくなる可能性もあるようなんです。

例えば風邪をひいてしまったり、疲労が蓄積されていたり、ストレスが溜まってしまっていると抵抗力が落ちていきますから、口の中も細菌に対する抵抗力が落ちていくために、歯周病菌に侵されやすくなってしまうのです。

そういった身体の病気の中で歯周病に最も関わりのある病気の一つが糖尿病で、歯医者さんで歯周病と診断されたのをきっかけに自分が糖尿病であることを知ったという人も少なくないのです。

糖尿病になると、身体の抵抗力が下がってしまうので、さまざまな合併症が起ることとなり、糖尿病は合併症が怖い病気であると言われていますが、抵抗力が下がってしまうということは、細菌に感染しやすくなるということなので、歯周病菌に侵されやすくなるということになるのです。

さらに糖尿病になってしまうと、唾液の分泌量が減少してしまうので、唾液が少なくなるということは口の中の細菌を洗い流す作用が弱くなってしまい、細菌の数が増加することとなり、歯周病になりやすく、治りづらくなってしまうのです。

糖尿病の人は、糖尿病と歯周病の両方を治療していかなければならないのです。

歯ぎしり

歯ぎしりと歯周病とは全く関係がないように思えますが、実は歯ぎしりは直接的な原因にはなりませんが、歯ぎしりをしない人と比べると歯周病の進行が早くなっていき、より症状が重症化してしまうといわれているんです。

歯ぎしりをするということは、歯だけではなくって、歯茎などにも強い力が加わることとなるので、歯周病で炎症を起こしている歯茎に強い力が加わるとより炎症が激しくなってしまい、歯茎だけでなく歯槽骨へ強い力が加わることによって、それが破壊されて歯を失う原因となってしまうのです。

歯ぎしりが歯周病の進行を早めたり、歯を失ってしまう原因となるというのが分かっているならば、歯ぎしりを止めてしまえば良いのですが、歯ぎしりというのは睡眠中だったり無意識のうちにやることが多いので、歯ぎしりを辞めたいと思っていてもなかなか簡単に辞めることが出来ず、自分が歯ぎしりをしていることに気付いていないという人が多いのが現実なのです。

まず、歯ぎしりというのはストレスを強く感じているときや疲れがたまっているときなどにすることが多いので、難しいかもしれませんが、疲れているときはしっかりと休むことや、ストレスがたまっているなぁと感じたら、ストレスを発散することが非常に大切なことなのです。

それでも歯ぎしりが改善されない場合は、マウスピースなどの器具を使用することによって、物理的に歯ぎしりが行えないような治療を行うことが大切です。

いずれにしても、歯ぎしりをしている方は、歯ぎしりさえしなくなれば歯周病の進行を抑えることが出来ますから、指摘された方はすぐに歯医者へ行って治療を受けるようにしましょう!

睡眠不足

睡眠不足と歯周病とは全く関係がないのではないか?と思われる方がとても多いかと思いますが、睡眠不足が続くことになってしまうと、人間の体は抵抗力がどんどん落ちていってしまうことになるんです。

抵抗力が落ちてしまうということは・・細菌に体が感染しやすくなることとなり、つまり歯周病菌に感染しやすくなってしまうということになり、歯周病へのリスクがどんどん高まっていくんですね。

また睡眠不足となってしまうと、どんどん身体だけではなくって精神的にも知らないうちにストレスがたまっていくこととなってしまい、ストレスは人間の身体に実にさまざまな悪影響を与えてしまうこととなりますので、歯周病にも大きく関係することとなるのです。

まずはじめに、ストレスによって身体の抵抗力が低下していくために、歯周病菌に侵されやすくなることとなり、さらにストレスが溜まっていると睡眠時などに気付かないうちに歯ぎしりをすることになったり、歯を知らないうちに強く噛んでしまうことがだんだん多くなっていくために、歯周病の進行を早めてしまうこととなるのです。

毎日、お仕事や家事・育児などで忙しく過ごしている方が大半だと思うのですが、現代人は睡眠不足におちいりやすく、ストレスも大変たまりやすくなっているので、歯周病に限らず健康な身体を保つためにも、十分な睡眠をとるということはかなり大切なことなのです。

睡眠をとる・ストレスをためない・たまったストレスは早めに解消する!これを心がけておくだけで、ずいぶんと違ってくるでしょう。

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