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癌細胞が生まれてもがんを発症しない理由とは?

公開日: : 最終更新日:2016/07/21 がん


がん細胞は日々、生み出されています。
1,000〜2,000個、3,000〜6,000個と複数の説はありますが、毎日たくさんのがん細胞が発生していることに変わりはありません。
なお、がんになる人の体内でのみがん細胞が生み出されているわけではなく、誰の体内であってもがん細胞は日々、発生しています。
誰の体内であってもがん細胞が生み出されているといわれると、全員ががんを発症しないのはいったいなぜなのか、疑問に感じる人もいることでしょう。

がん細胞が日々、発生しているにもかかわらずがんを発症しないで済んでいる理由は複数あります。
まず理由のひとつとしては、免疫器官が仕事をしているということです。
白血球の一種であるリンパ球が発生したがん細胞を撃退してくれているため、がん細胞ががん化せずに済んでいるというわけです。
次にもうひとつの理由ですが、私たち人間の体にある細胞というのは、一定数を維持するようになっています。
なくなる細胞の数に比べて生み出される細胞の数が多いと、バランスが悪くならないようにするためにがん細胞が自滅するのです。
このことをアポトーシスといいますが、これによってがん細胞ががん化する前に消滅しています。

がんを発症しない理由を把握したうえで、今度は免疫力やアポトーシスがあるのにどうしてがんになってしまうのかということではないでしょうか。
がん細胞は正常な細胞が細胞分裂する際の複製ミスにより発生するといわれていますが、免疫力が低下してしまうことによって、がん細胞を撃退しきることができずにがんを発症してしまうことになりかねません。
発生するがん細胞が多くなると余計に生き残ってしまう数を増やしてしまうことになるでしょう。

いまは日本人の2人に1人ががん患者といわれていますが、免疫力は40代や50代で不摂生をしていると低下していってしまいます。
がんは検査で発見されるサイズになるまで10年程度の期間を要するため、放っておくと60代にはがんを発症してしまうことになりかねません。
また、がんは中高年だけに起こるわけではありません。
若いうちに不摂生をせず、免疫力の低下を防ぐこと、定期的にがん検診を受けることが予防や早期発見・治療のためには大切といえるでしょう。

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