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睡眠とがんの関係

公開日: : 最終更新日:2016/07/18 がん


眠っているあいだは、自律神経の交感神経が副交感神経に切り替わり、免疫細胞のNK細胞やヘルパーT細胞が活性化します。
免疫細胞はがんの原因になるコピーミスの細胞を見逃すことなく駆逐してくれます。
がんを防ぐうえで睡眠は非常に重要な行為であり、適切な睡眠の質と量を維持していきたいところです。

眠りの質や量が不十分な状態では、交感神経が過度に緊張した状態が続いてしまいます。
そしてこのような状態では、老化や遺伝子の損傷を引き起こす活性酸素を生み出されやすくなっており、細胞のコピーミスを招きやすくなっているのです。
質の悪い睡眠が続いていること、睡眠時間が不足していることは、がんになりやすいということができます。

極力がんになりやすい状態におちいるのは避けたいところですが、良質な睡眠とはいったいどういう眠りのことをいうのでしょうか。
また、どの程度の睡眠時間を確保すればよいのでしょうか。
この疑問に対する答えですが、良質な睡眠というのは簡単にいうと寝つきがよく、途中で目が覚めてしまわず朝までぐっすり寝ていられることです。
睡眠時間に関しては、成人の場合は毎晩7〜8時間が理想的といえるでしょう。

また、何時までに寝たほうがいいのか、この点が気になっている人もいるのではないでしょうか。
難しいという人もいるでしょうが、午前(夜中)0時までには眠ったほうがいいです。
なぜ0時までに寝たほうがいいのか、このことにも理由はしっかりとあり、がん細胞が一番生み出されやすい時間帯が午前0〜5時までとされているためです。

なお、睡眠不足はがんになりやすいということを前述しましたが、できる限り長く眠ったほうがいいということではありません。
海外で行なわれた研究では、1日の睡眠時間が9時間以上の人は、7時間前後の人と比較すると、大腸がんを引き起こすリスクが1.4〜2倍にまでふくれあがるということが調査によりわかりました。
したがって睡眠時間は短すぎてもよくありませんし、長すぎてもよくありません。
毎晩7〜8時間の確保にとどめておけるように、寝すぎてしまう人は目覚まし時計を使用するなどの対策を行ないましょう。

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