*

笑いとがんの関係

公開日: : 最終更新日:2016/06/29 がん


笑うことはがんを防ぐことに効果的。
このような情報を見聞きしたけれど、どうしてがん予防に良いのか理由を知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

笑いががん予防に良いとされているワケですが、笑うという行為にはNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる効果があります。
NK細胞はがん細胞を撃退し、免疫力を高めてくれる細胞です。
なお、笑いは面白いことがあって大笑いするようなものでなくてもかまいません。
実験の結果、作り笑顔を続けるだけでもNK細胞のはたらきが活発になることがわかっているためです。
面白いことがなくても、毎日笑顔で過ごすことを習慣化するだけでも、がんの効果的な対策にはなります。
もちろん、面白いことがあって笑うのも、NK細胞の活性化という効果は得られます。
過去に行なわれた実験で、漫才や落語などを見たあと検査を受けた人の多くにNK細胞の活性値に良い変化が起こったという結果が出ています。

笑うことで自律神経の交感神経&副交感神経のバランスが整うほか、楽しいことがあって笑うとストレス解消になる、ぐっすり眠れるようになる、便秘が改善するといった健康効果が得られるといわれています。
ストレスは睡眠不足によって免疫力の低下を招いたり、交感神経の過度な緊張による活性酸素増加を招いたりします。
そして、活性酸素が増加すると細胞のコピーミスを招いてがん細胞を増やすことにつながってしまいます。
また、睡眠不足により免疫力が低下してしまうと、がん細胞に対する攻撃力が低下してしまいます。
結果、がん細胞を駆逐することができずにがんを発症してしまうということになりかねません。
そのほか、いまは関係ないという研究結果も出ていますが、便秘は便中に含まれている発がん性物質が長く体内にとどまることになり、大腸がんを発症するリスクを上昇させるといわれています。
以上のような問題で起こるがんを防ぐことに、笑いは貢献してくれます。

関連記事

がんの種類 上皮がん・肉腫・血液のがん・小児がん

ひとくちにがんといっても、多くの種類があることはご存知の方が多いでしょう。 このがんの種類に関

記事を読む

アスベストって・アスベストのがんへの影響は?

アスベストは石綿(せきめん、いしわた)ともいい、天然鉱石の一種です。 現代人には天然という文字

記事を読む

がん細胞と正常細胞の違い

日本人の死因トップであり、2人に1人が発症している国民病のがん。 この病気はがん細胞が増殖する

記事を読む

多段階発がんとは?

がんはある日突然発症する病気ではなく段階的に起こるものですが、このことを多段階発がんといいます。

記事を読む

がん治療の詳細についてのまとめ

標準治療と先進医療の違い がんの治療において「標準治療」と「先進医療」というものがあります。

記事を読む

咽頭がんを詳細に:原因,症状,治療,予防,術後など

私たち人間が声を出したり、ものを飲み込んだりすることを司っている器官には「喉頭(こうとう)」

記事を読む

遺伝子突然変異とは?

がんの遺伝子突然変異とは、いったいどのような現象のことをいうのでしょうか? 自分なりに調べては

記事を読む

腎臓がんを詳細に:原因,症状,治療,予防,術後など

腎臓は腰の高さ、背骨の近くの深さにあり、左右に1個ずつある、ソラマメに似た形をしたにぎりこぶし大

記事を読む

皮膚がんを詳細に:原因,症状,治療,予防,術後など

人体の表面を覆う皮膚は、物理的に体の内部を外部刺激から保護する外皮としての役割のほかに、体温

記事を読む

内臓脂肪とがんの関係

内臓脂肪というのは、体脂肪のうち内臓の周囲につくもののことをいいます。 この内臓脂肪が多くなる

記事を読む

肝のう胞を詳細に:原因,症状,検査,治療など

肝臓は、右の肋骨(ろっこつ)の下に位置する人間の臓器では最大の臓器であり、体重の約

習慣流産を詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

習慣流産とは(概要) 妊娠中に何らかの原因によって胎児が死亡し、妊娠が継続できな

ギランバレー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

ギランバレー症候群(ぎらんばれーしょうこうぐん)とは、進行性の筋力低下や感覚異常が

ジアノッティ症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

ジアノッティ症候群とは ジアノッティ症候群(じあのってぃしょうこうぐん)とは

食道がんを詳細に:原因,症状,検査,治療,予防など

食道がん(しょくどうがん)とは、消化器官の一種である食道に形成される悪性腫瘍のこと

→もっと見る

PAGE TOP ↑