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上皮内新生物と悪性新生物とは

公開日: : 最終更新日:2016/10/05 がん


がんに関する情報をチェックしていて、上皮内新生物(じょうひないしんせいぶつ)と悪性新生物(あくせいしんせいぶつ)という言葉が出てきて、いったい何なのかと疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
まず、上皮内新生物と悪性新生物の共通点ですが、上皮内新生物も悪性新生物もがんであることに変わりはありません。
よく悪性新生物は悪性腫瘍=がんで、上皮内新生物は良性腫瘍=がんではないと思っている人がいますが、上皮内新生物も悪性新生物と同じがんであるため、これは間違いです。
上皮内新生物と悪性新生物の違いは、がんがどこまで達しているのかという点です。

まずは上皮内新生物の解説をしますが、上皮内新生物は基底膜以降の組織までがんが達していない、上皮内にとどまっている状態です。
この段階で適切な治療を受けたことによりがんが取り除かれると、転移や再発が起こる確率はほぼないといわれています。
なお、転移しない理由ですが、上皮内には血管やリンパ管が通っていません。
そのため、上皮内にがんが発生したとしても、血液やリンパ液にのって別の臓器に移動し、がん細胞が増殖するという現象=転移が起こらないのです。
また、がんの進行度はがんの大きさ、広がり具合、転移が起こっているか起こっていないかなどにより、0〜Ⅳ期までの病期(ステージ)があります。
上皮内新生物は進行度がもっとも低い0期のがんです。

次に悪性新生物ですが、がんが基底膜を超えて別の組織にまで達してしまっている状態です。
血管やリンパ管の血液やリンパ液にのってがん細胞が移動し、別の臓器で増殖する転移を起こしてしまっている疑いがあります。
なお、がんはステージがあるということを前述しましたが、悪性新生物はⅠ期以上のがんです。

そのほか、上皮内新生物と悪性新生物は、保険での保障に違いがあります。
上皮内新生物は悪性新生物に比べ保障が薄いことが多く、保障の範囲に含まれていないこともあるため、がんのための保険に加入する際には必ずチェックしたいポイントです。

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